マリエ
こんにちは、JobTier編集長のマリエです。
皆さんはベンチャー企業に対してどのようなイメージを持っていますか?
最近は大手よりもベンチャー企業に憧れを持ち、入社したいと思っている方も多いと思いますが・・・
マリエ
ベンチャー企業で働いていた私が断言します!
実態はちゃんと知ってから転職/就職した方が良い!!
私はベンチャー企業推奨派ですが、そうは言っても合う人と合わない人とハッキリ分かれるのがベンチャー企業だなと思います。
合う方には自信を持ってオススメしたいですが、合わない人に無理にベンチャー企業は勧められない・・・!
マリエ
そこで今回は、Video BRAINのCMで話題のベンチャー企業「株式会社オープンエイト」の人事責任者 小寺さんにベンチャー企業の実態について聞いてきました!
小寺さんは元々ソフトバンクで働いていた経験もあり、大手企業の良さもベンチャーの良さもどちらも体感している方。
マリエ
せっかくなので、かなり突っ込んだ質問を用意しました!!
マリエ
今のキャリアにモヤモヤしている若手の方には、ぜひ読んでいただけたらなと思います!
このページの目次
マリエ
小寺さん、本日はお話しできること楽しみにしてました!
よろしくお願いいたします!
小寺さん
よろしくお願いします!
zoomで取材させていただきました!(取材日:2021年8月5日)
マリエ
今回はベンチャー企業の実態を知るということなので、色々と突っ込んで聞かせていただければと思います!
早速ですが、小寺さんが思うベンチャー企業に向いている人について教えていただけますか?
小寺さん
ベンチャー企業に向いている人の特徴はシンプルに2つです。
1つは、圧倒的な成長を目指す人。もう1つが変化に柔軟に対応できる人ですね。
マリエ
圧倒的な成長ですか?
小寺さん
はい、ほとんどの方が成長したいとは思いますが、その尺度は人によって違うと思っています。
標準レベルではない、いわゆる圧倒的に成長したい人にはそれを実現できる環境で働く必要があり、その働く環境こそがベンチャー企業だと思っています。
小寺さん:圧倒的な成長を目指す人であれば、与えられた責任や裁量権に対してもポジティブに捉えられますし、困難な状況においても、やり抜く力や絶対に諦めない強い気持ちがあると思っています。
マリエ
確かに・・・。
もう1つの特徴は、変化に柔軟に対応できるでしたっけ?
小寺さん
そうです!変化に柔軟に対応するって結構大変なんですよね。
せっかく慣れて、やっと一つの仕事に一人前になれたと思ったら違うことを任され、またゼロから始めて・・・
ベンチャー企業はこの繰り返しです。
マリエ
すごく分かります。。
私は毎年部署が変わってましたし(笑)
小寺さん
この変化に対してポジティブに捉えられる人はベンチャー向きです。
私自身、変化は大好きでベンチャーに転職しましたが、その変化の振り幅とスピードは想像をはるかに超えるレベルでした。大手企業では、真似したくてもできないと思います。
マリエ
大手企業からベンチャー企業に転職して、違いにびっくりする方が多いのはこの理由ですよね!
小寺さん
逆に言えば、大手企業で物足りなさを感じている方はチャレンジしてみる価値はありますよ!
マリエ
ちなみにベンチャー企業への転職を考える上で、潰れる可能性がないかは心配です・・・。
小寺さん
正直、入社したベンチャー企業が倒産する可能性はあります。大手企業も倒産しないわけではないですが、キャッシュが潤沢である大手企業に比べて、自転車操業が多いベンチャーは倒産する可能性はとても高いです。
創業5年で15%しか生存しないというデータもあります。
小寺さん:なので、入社を決める時はやはりご自身で、
を転職活動の中でちゃんと調べる必要があります。
その上で最終的には、「リスクを理解した上でこの会社にチャレンジしたい!」と決めて入った方が良いですね。
マリエ
やっぱり潰れる危険性はあるんですね。
ちなみに、ベンチャー企業でもステージが色々あると思うんですが、小寺さんのオススメのベンチャー企業はありますか?
小寺さん
その人がベンチャー企業にチャレンジして何がしたいのか、どういう経験を得たいのかによって、オススメは変わってしまうんですよね。
小寺さん:何もないところから自分で事業を作っていきたい人、いわゆる0→1をやりたい人は、従業員が10人もいないような創業初期のアーリーフェーズのベンチャー企業がオススメです。
一方で、プロダクトを改善しながらサービスを急拡大させる1→10を経験したい人は、オープンエイトのような従業員数100名程度で、上場を目指しているベンチャー企業がオススメです。
10→100でしたら、ある程度仕組みもプロダクトも決まりきった上場後のメガベンチャーですかね。
マリエ
なるほど、ちなみに0→1や1→100などの言葉が飛び交うと、大変そうだなと尻込みしちゃう人もいそうですが・・・
小寺さん
そうですね。
自由で楽しそうだからベンチャー企業に行きたい、という理由であれば、尻込みしてしまうかもしれません。
小寺さん:面接をしていても、そういった志望動機を感じさせる方はとても多いです。
ベンチャー企業は、楽な会社ではないですからね(笑)
企業も自分も圧倒的な成長を生む環境だからこそ、自分はベンチャーでどうなりたいのか、何をしたいのかが明確である必要があります。
ベンチャー企業の実態について笑顔で話してくれる小寺さん
小寺さん
私はまだまだベンチャー歴3年ですが、毎日ジェットコースターに乗っているような感覚です。
小寺さん:大きな壁に直面することも何度もありますが、それ以上に乗り越えた時の成長実感や達成感、やりがいはとてつもないレベルで、この感覚がやめられないのが正直なところですね(笑)
あと、変化について話しましたが、1年後、部署も職務も全部違う可能性もあれば、会社のプロダクトが変わってるかもしれない。
ありとあらゆることが、すごいスピードで変化し続けているのがベンチャー企業です。
マリエ
分かります。渦中にいると結構大変だったり・・・。
でも、ベンチャー企業で働いている人の方がなんだか楽しそうですよね。
小寺さん
そうなんですよね!
ベンチャーで働く人をビジネスアスリートと勝手に呼んでますが、大きな目標に対して自分一人ではなくチーム一丸で、努力し達成した時に得られる喜びはめちゃくちゃ大きいです。
これはスポーツに近いのではと思います。
小寺さん:あとは、上下関係なく実力主義で評価してもらえるのもポイントですね。
組織のヒエラルキーに縛られた過剰な礼儀とか接待が一切ないのが、ベンチャー企業の良さ!
よく大手企業でありますが、他部署の協力を得るために、そこの重役に対して1日かけて資料を作成するなんてまずないです(笑)
「○○さん、手伝ってほしいです!」で済みますね(笑)
マリエ
上下関係がほぼないというベンチャー企業は確かに多いですが・・・
オープンエイトさんでは実際、若手社員へのチャンスや裁量権は多いんですか?
小寺さん
多いですよ。
実際に、新卒2年目でリーダーに抜擢されメンバーをマネジメントしたり、経営に近いポジションで事業戦略の一役を担うチャンスがあります!
小寺さん:ただ、誤解なきようにお伝えすると、チャンスや裁量権を与えられる若手社員というのは、与えられた仕事で成果や信頼を得たメンバーだということです。
大手企業だと3~5年くらいの成果で判断されるところをベンチャーだと短い期間、例えば6か月とか1年で、チャンスや裁量の大きな仕事を任せられるというものです。
マリエ
なるほど。でも、短時間で実績を出せば、自分にもチャンスがあると考えるとわくわくしますね!
あと、研修制度とかってどうなんでしょうか?
入社して翌日には「現場に行ってきて!」と放置されないかは少し不安です。。
小寺さん
最近は、研修制度が整っているベンチャー企業が多いですよ!
小寺さん:オープンエイトの場合も、新卒研修は代表や役員総出で、4月に合宿研修もやりますし、現場に出てもトレーナー(メンター)もつきます。
中途入社の方に関しても、安心して入社後活躍いただけるように、入社オリエンテーションから入社後面談まで、 オンボーディングのプロセスは整えていますね。
小寺さん
ただ、ベンチャー企業に入社したからには受け身はNG!自分で取りにいくスタンスが一番大事です!
その意識は忘れないで欲しいですね!
マリエ
段々、ベンチャー企業の実態が解き明かされてきましたね!
あとは・・・ベンチャー企業に入ると休みなしで働かされるイメージなんですが、その辺りはどうでしょうか?
小寺さん
それは完全にブラック企業ですね(笑)当社はそんなことはないです。
確かに、好きで休みの日も仕事をする人もいますが、効率良く仕事をするほうが重要ですね!
小寺さん:今の時代は、深夜までダラダラと働くよりも、いかに効率良く高いパフォーマンスが出せるかが問われています。
そういった意味で、オープンエイトも土日祝日はお休みですし、毎日深夜残業といった過度な残業もありません。
あと今は在宅勤務をフレキシブルに取り入れながら社員満足度の高い働き方になっています。
マリエ
それを聞いて安心しました!
仕事は好きですが、時々は切り替えの時間も欲しいですもんね!
小寺さん
今は昔に比べて法律が厳しくなって、ブラック企業を許さない風潮になっています。
そもそも、過重労働はさせにくい仕組みになっているので安心してください!
マリエ
ちなみに、オープンエイトさんは最近CMもよく見かけてノリに乗ってるベンチャー企業だと思いますが、どんな志向の方が働いているのですか?
小寺さん
オープンエイトで働く目的が、明確な人が多いですね!
小寺さん:例えば急成長中のベンチャーで、事業責任者になりたい。 20代のうちに経営メンバーになりたい。会社の様々な業務を経験していきたい。新規プロダクトを生み出したい、などなど。
オープンエイトで何を成し遂げたいのか、目的がハッキリしている人ばかりです。
だからこそ、会社も自分も急成長させるためにみんな前向きに努力できるのかなと思います。
マリエ
素敵ですね・・・!
最後に、オープンエイトさんの今後の展望について教えていただきたいです!
小寺さん
まずは、メインプロダクトであるVideo BRAINというサービスを日本中のお客様に使っていただきたいなと思っています。
小寺さん
その後は、当社のVISIONでもあるコンテンツテクノロジーカンパニーとして、Video BRAINに限らずあらゆるリッチコンテンツのサービスを生み出して、グローバルでもオープンエイトの価値を発揮していきたいです。
小寺さん:今日の記事を読んで、ベンチャーにチャレンジしたいな!と思っていただける方が増えれば嬉しいですね!
そして一緒に、ユーザーのためになるような仕事、そして自分自身の成長に直結する仕事をどんどん任されて、素敵なビジネスライフにして頂きたいなと思っています。
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今回は、株式会社オープンエイト 人事責任者の小寺さんに、ベンチャー企業の実態とオープンエイトの魅力について語っていただきました。
マリエ
株式会社オープンエイトでは、現在一緒に事業を拡大していくメンバーを募集しているとのこと!
この記事を読んで少しでも気になった方は、オープンエイトの採用情報もチェックしてみてくださいね。