るてぃ
エンエージェントって実際どうなの?
利用する価値はある?
この記事ではこのような疑問にお答えします。
利用者数No,2の「エン転職」を運営しているエン・ジャパン株式会社が行なっている転職支援サービスが「エンエージェント」
2020年オリコン顧客満足度調査では紹介案件の満足度1位をとったエージェントですが・・・
参照:エン・ジャパン公式HP
まつぱち
本サイトでは、エンエージェントに率先して登録するのはオススメしていません!!
理由は、エンエージェントは大手企業と同じ戦略をとっているものの、2013年からサービススタートと後発でノウハウが少ないので、求人数も転職サポートも中途半端で使いづらいからです。
転職エージェントが2万社以上も乱立するこの時代に、エージェント選びを間違えることは致命的。
この記事が少しでもあなたの選択の参考になれば幸いです。
このページの目次
まつぱち
まずはサービスの特徴をまとめてみました。
まつぱち
エンエージェントの登録方法は2パターンあります。
1つは、エンエージェントの公式HPから直接登録する方法です。
もう一つはエン転職に登録すると、メールで「エンエージェントも登録しませんか?」と案内が来るパターンです。
まつぱち
どちらのパターンもその後の流れは一緒なので解説します!
続いて、面談可能な日程を選びましょう。
面談は1時間程度、今はコロナ禍の影響もあり全面オンラインでの面談です。
まつぱち
エンエージェントは転職エージェントなので、登録をするとあなた専任の担当者をつけてくれます。
るてぃ
専任の担当者に相談出来るのは安心ですね!
まつぱち
はい。面談の時間をより良い時間にするためにも、事前に履歴書と職務経歴書は送ってあげてくださいね。
面談の時間で、担当者に履歴書・職務経歴書をチェックしてもらうことも可能です!
面談が終わると、担当者があなたに合う求人を提案してくれます。
転職を成功させるポイントとして、なるべく早くその求人が自分の希望に合っているか合っていないか伝えてあげるのがポイントです。
まつぱち
担当者によってはスキル不足で全くマッチしない求人を送りつけてくる場合があります。
その場合は、担当者を変更しても大丈夫です。
大手総合型転職エージェントを利用する場合は、担当者の当たりハズレがあるので遠慮せずに担当変更しましょう。
良いなと思う求人があれば、応募してみましょう。
応募時は提出した職務経歴書が使われるので、不安があれば担当者に再度チェックしてもらってください。
書類選考が無事通過すると、企業の一次面接に進みます。
るてぃ
一次面接は企業の人事が出てきて、自社のビジョンに共感しているか、社風に合っているか、スキルはどのくらいかを確認することが多いですね。
まつぱち
転職エージェントの良い点は、選考通過のポイントを事前に教えてくれる点です!
もし担当者から教えてもらっていない場合は、自分から「〇〇日に△△社との一次面接があるので選考通過のポイントを教えていただけますか?」と聞くようにしましょう。
まつぱち
面接対策や模擬面接も無料でやってくれるので、必要あればお願いしましょう。
るてぃ
自分の選考通過のためにエージェントは使い倒した方がいいですね!!
中途面接は1回〜2回で終わる企業も多いです。
内定をもらえたら条件交渉に移りましょう。
まつぱち
入社条件の交渉も専任の担当者がフォローしてくれます。
担当者には素直に希望を言うようにしてくださいね。
条件交渉が終わったら「採用通知書」という入社を証明する書類を企業からもらいます。
ここもあなたの担当者が率先してやってくれるので特に不安に思う必要はありません。
まつぱち
無事に入社したら専任の担当者と連絡を取ることはなくなります。
るてぃ
心機一転、新しい職場で活躍できるよう頑張りましょう!
まつぱち
まずは、前提知識として転職エージェントの仕組みを解説します。
転職エージェントは大きく2つのタイプに分かれます。
まつぱち
それぞれメリットとデメリットがあるので注意してください。
特徴としては、分業タイプは「数うちゃ当たるだろう」と企業への紹介数を重視している傾向が強く、一気通貫タイプは「狙い撃ち」で紹介の質を重視する傾向が強いです。
※パソナキャリアは分業タイプと一気通貫タイプのどちらも採用
るてぃ
確かに、分業タイプの代表であるリクルートエージェントとdodaは紹介数がすごく多いですよね。
まつぱち
一方で、一気通貫タイプは持っている求人の数も、登録している求職者数も少ないデメリットはありますが、その分一人一人丁寧に対応してくれます。
このようにメリット・デメリットがあるはずなんですが・・・
まつぱち
エンエージェントの最大の問題点は両方のデメリットをもらってしまっている点です!!
まつぱち
結論からお伝えすると、エンエージェントは分業タイプ、一気通貫タイプの両方のデメリットを持っているため、中途半端で使いにくいです。
なぜ、こうなってしまったかを考えるとエンエージェントは2013年〜と他社に比べて後発でサービスを始めたのが関係しています。
リクルートエージェント:1977年
dodaエージェント:1997年
マイナビエージェント:2002年
エンエージェント:2013年
エンエージェント、完全に出遅れています。
求人数や転職サポートのノウハウに差が出てしまうのも仕方がないです。
るてぃ
なるほど、これは求人件数に大幅な差が出そうですね。
まつぱち
はい、さらに教育体制も不十分なため、転職エージェントの腕も未熟と言えます。
詳しくは悪い口コミを見ながら、解説していきますね。
まつぱち
エンエージェントの悪い口コミは大きく4点です。
まつぱち
口コミの通り、エンエージェントの求人数は少ない!!!
求人件数No,1のリクルートエージェントの1/16という悲しい結果が出ました。
るてぃ
リクルート以外の他社と比べても結構、差がありますね。
まつぱち
特にエンエージェント の場合は、中小企業の求人が多く、大手企業の求人は少ないですね。
エンエージェント怖い…エン転職だけ見てここはエージェント利用はやめとこって思ってたのに毎日ガンガン電話かかってくるから着拒したらSMSで面談希望日を教えろって送ってきた…
— 紫 (@mrsk_taka)November 1, 2019
まつぱち
エンエージェントの場合、キャリアアドバイザーの質も悪いです。
理由は、エンエージェントの求職者担当(エンエージェントではキャリアサポートという名称で呼ばれます)は未経験での応募がOKだからです。
参照:エンエージェントの求人募集画面
るてぃ
つまり、キャリア相談の経験がない方が、自分が転職相談する際の担当になるかもしれないってことですね。
実際、私も人事をやっていた時エンエージェントをお付き合いが合ったので、担当の方とやり取りをしたことはありますが、担当変更や退職が多く、その度慣れていない新人が来るので大変でした。
るてぃ
引き継ぎもきっちりされない場合もあるから、毎回のように1から企業説明をしていましたね。
まつぱち
転職エージェントの離職率は高いですからね。
るてぃ
さらに困るのは、エンエージェントはなぜか他の会社と違って、600万円以上の求人担当と600万円以下の求人担当が分かれていること。
つまり、私が働いている会社で、
と2つのポジションを募集したとしたら、エンエージェントの担当は何故か2人ついてくるという訳です。
その人たちがそれぞれ、求職者担当(キャリアアドバイザー)と連携していると考えると・・・
るてぃ
社内連携が複雑すぎでミスしないの?と思っちゃいますよね。
まつぱち
担当するキャリアアドバイザーのレベルが低いと、デメリットがたくさんありますからね。
一覧でまとめてみました。
<キャリアアドバイザーのレベルが低いことで起きるデメリット>
まつぱち
もちろんエンエージェントの全ての担当に当てはまるわけではないですが、担当とやり取りしていて、合わないと思ったらすぐ変更の交渉をしてくださいね!遠慮はいらないです。
転職エージェントのサービスは対人のサービスなので、どうしても「この人となんとなく合わないんだよな」という人が担当になってしまう場合もあります。
その時に、「でも担当変更するのは悪いから・・・」と思う必要はありません。
転職は人生の中でも大きな節目となることが多い重要イベントです。
そんな大事なイベントを「変更を伝えるのがを申し訳なくて」という理由で台無しにしてはもったいないです。
もし、言いづらい場合は、「初めての転職で、分からないことも多いので、可能であれば〇〇業界に詳しい人とも話をしてみたい」や、正直に、「担当してくださっている〇〇さんはとても丁寧に対応してくれて感謝しているのですが、キャリアプランを描く上で意見が合わない点があるので違う担当の意見も聞きたい」などと伝えましょう。
メールでのやり取りでも問題ないです。
転職エージェントは、求職者は無料で使えますし、納得いかない場合は退会も出来るので、本来は求職者が有利なサービスです。
実際、転職を有利に進めるには、相性が良い担当者と出会うことが一番の方法といっても過言ではありません。
最初は2~3社色々なエージェントと話して、合う担当者を見つけてみてくださいね。
まつぱち
他にも、エンエージェントはリクルートなどの大手と比べるとどうしても劣ってしまう点があります。
キャリア相談の面談をする場所や、日時はリクルートエージェントの方が選択肢が多いです。
まつぱち
電話面談ももちろん可能ですが、転職を急いでいるなら実際に担当と会った方が良いです!
早く転職をしたいと考えている場合は、エージェントに積極的に支援したいと思わせた方が、スピーディーかつ条件の良い転職がしやすいです。
その時にオススメなのがキャリアアドバイザーとの面接は、電話で済ませるのではなく実際に会って相談をすること。
転職エージェントも人なので、顔が見えて印象が良いなと思う人には必要以上に応援してくれますし、一度も会ったことがなく態度が悪い人には必要最低限の対応で済まそうと考えます。
(ただ、もちろんビジネスなので職歴は見られます。職歴がよく、どの企業も欲しがりそうな人材の方が扱いが良くなってしまうのは前提として知っておいてください。)
交通費や時間が勿体無いなと思うのであれば、一度電話で軽く話して相性の良し悪しを確かめてから出向くと、効率的に時間を使えますよ。
どうしても、面談場所が遠くて出向けない場合は、電話ではなく顔が見えるスカイプやZoomなどの動画チャットでの面談リクエストをしてみるのもアリですね。
るてぃ
毎日使う分、ストレスが溜まる操作方法があると嫌ですよね。
エンエージェントのアプリの場合、評価は星5つの内、1.5というかなりの低評価。
参照:App Store
特にエージェントとのメッセージ機能が使いづらかったり、各ページが重たく遅いのでイライラするという声がありました。
まつぱち
改善に期待したいですね・・・!
まつぱち
エンエージェントに登録すると、無料で精度の高い適性検査を受けることができます。
90問、約15分で選択式の回答を選ぶだけで、あなたの能力や性格特性が分かりやすく分析できるという「3E-p」というテスト。
テスト結果は「性格特性」「創造的思考性」「コミュニケーション力」「エネルギー量」の項目は偏差値で記載され、「職務適性」の項目はは10項目の職務について適性がわかります。
参照:エンエージェントHP
まつぱち
この結果を見た上でキャリア相談にのれば、お互いコミュニケーションが取りやすくなりますね!
ただ、エンエージェントの担当者がこのテストを使いこなした上手なヒヤリングが出来ているかといったら、正直、担当者の腕前によります。
まつぱち
エンエージェントでは抱えている求人を業界別で分けても偏りが少ないので、業界問わず色々な求人を見たいという方にオススメです。
参照:エンエージェントHP
製造業 15%、IT・WEB 14%、サービス 12%、建設・不動産10%・・・
まつぱち
キャリアアドバイザーも下記14の得意分野に分かれています。
るてぃ
業界・職種をしっかり分かっている方に担当してもらえると、心強いですよね!
まつぱち
エンエージェントは大企業の求人は少ないですが、その分中小企業の求人数が多いです。
大企業はリクルートが入り込んでしまっているため、毎年リクルートにお願いする傾向が高いです。
それもあり、エンエージェントは中小企業中心に求人を開拓したのでないかと考えられます。
るてぃ
エンジャパン は転職サイトの「エン転職」に載せている求人は、全て取材した上で書いているなどこだわりのある会社なので、中小企業の中でも優良企業が揃っていると言えますね!
まつぱち
エンエージェントを最大限活用するポイントをまとめてみました。
下記5点は頭に入れて、転職エージェントを味方につける転職活動をしてみてください。
まつぱち
勤務中の方だと大変かもしれませんが、気づいたらすぐ返信することを心がけましょう。
やる気のある求職者と転職エージェント側が認識すると、俄然、転職エージェントも頑張ってサポートしようと思うようになります。
返信を早くするのは最も手っ取り早く、熱意をアピールする手段です。
まつぱち
また、受け身にならずあなたから連絡することで、さらに熱意をアピール出来ます。
「履歴書のチェックお願いできませんか?」
「選考通過のポイントを教えてもらえませんか?」
「面接対策の時間もらえませんか?」
「この面接のフィードバックもらえませんか?」
と、とにかく転職エージェントは上手に活用するべきです。
るてぃ
転職エージェントはあなたよりも情報を持ってますからね!!情報は引き出しまくりましょう。
まつぱち
また、転職エージェントとの面談で嘘をつくのはやめましょう。
エージェント側が信じて企業に連絡したら、その人材紹介会社全体の信用を落とすことにも繋がります。
もちろんあなたはブラックリスト入りで、今後そのエージェントを登録・利用することは出来なくなるでしょう。
まつぱち
再三お伝えしていますが、担当者が合わないと思ったらすぐに担当者を変更しましょう!
合わない担当者と連絡を取り続けるほど不毛な時間はないです。
まずは、同会社で担当変更、それでも合わない場合は違う転職エージェントに切り替えることをオススメします。
まつぱち
エンエージェントは他大手転職エージェントと比べて、求人数が少ないので求人がない場合もあります。
その場合は、リクルートエージェントやdodaなどエンエージェントの10倍以上の求人数を保有している転職エージェントに切り替えましょう。
まつぱち
転職に成功している方は、平均3~4社エージェントを活用しています!
転職エージェントのやり取りはどうしても対人になるので、相性が合う合わないが発生してしまうので何社か保険で登録しておいた方が良いです。
合わない担当と無理にやり取りを続けていても良い結果は出ません。
「一生懸命対応してくれているのに申し訳ないから」と思うより、「上手くエージェントを活用する!」と割り切った方が自分にとって良い転職活動ができている人が多いですよ!
るてぃ
企業はお金を払いますが、求職者は無料で利用できますしね!
リクルートエージェントは株式会社リクルートキャリアが運営する総合転職エージェントです。
とにかく抱えている求人件数が他社エージェントを圧倒しているので、情報収集の意味合いでも登録しておくことをオススメします。
しかし、業界No,1で利用者数も多い分、転職サポートは中小規模のエージェントと比べると手薄になります。デメリットを補う他社エージェントと併用して使うことが、転職を有利に進める上でのポイントにです。
リクルートはゴリゴリの営業会社なので、年収交渉や内定交渉は得意です。上手に活用するとかなり心強いエージェントになります。
手厚いフォローに定評がある総合転職エージェントのパソナキャリア。
2020年 オリコン顧客満足度調査ランキングでは1位を獲得しています。
人材派遣業界最大手の「パソナ」が運営しており、取引企業数も16,000社と多いため求人数も充実。
何より、パソナの社風が「自社の利益よりも社会貢献を重視」しているため、求職者対しても親身なサポートをしてくれます。
人材派遣から始まり40年以上の実績があるため、女性向けの求人も充実しているのが特徴です。
JACリクルートメントは年収600万以上のハイキャリア層にオススメの総合転職エージェントです。
※年収600万以下の場合は紹介がもらえない可能性があります。
外資系・国内企業のグローバルポジションにおいて実績No,1。管理職、エグゼグティブ層の転職でも必ず名前の上がるエージェントです。
求人の質の高さとキャリアアドバイザーの質の高さに定評があるので、キャリアに自信がある層は登録しておくべき転職エージェントでしょう。
一方で、年収で人を見る傾向があり、年収が低い人が登録した場合はドライな対応をされる良くも悪くも対応がハッキリしています。
るてぃ
自分にあった転職エージェントを見つけて、理想の転職を実現することを願っています!
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・毎月の書類選考人数:100人以上
・キャリア相談・面接の数:400以上
・取引していた転職エージェント/転職サイト:120社以上
Twitter:@rutty_JobTier