転職サイトと言った時に一番に頭に浮かぶのが「リクナビNEXT」
転職検討者の約8割が「リクナビNEXT」を使ったことがあるという結果も出ています。
るてぃ
実際、企業の人事が最初に検討するのもパッと頭に浮かのも「リクナビNEXT」です。
毎年継続して使う企業も多く、求人掲載数No,1のリクナビNEXTは転職初心者なら登録必須ですね。
るてぃ
しかし、みんなが登録しているからと、注意点を理解せずに登録するのは危険です。
リクナビNEXTは安易に登録すると、大量のメールが送られてきたり、
GmailがリクナビNEXTで埋まりました。ちょっとメール来すぎではなかろうか。pic.twitter.com/PrfCJ0mVFH
— リチャ@育休復帰 (@papa_ritya)November 21, 2019
登録する時に一手間加えないと、何百社とある転職エージェントに個人情報を流れてしまうので注意してください。
リクナビNEXTに実際に登録した時の画面
るてぃ
また、会員登録数が多いということは、1社あたりの応募人数も多いので、ライバルが多く選考通過率が落ちるとも言えますね。
そこで、今回の記事で人事として主要転職サイト全てに求人掲載経験があり、それぞれのサイトの担当営業マンのぶっちゃけトークも聞いてきた私が、リクナビNEXTの良い評判・悪い評判を徹底解説したいと思います。
※ここで言う主要サイトは「リクナビNEXT」「マイナビ転職」「エン転職」「doda」「type」です。
ちなみに今回も、転職サイトの真実を伝えるために、リクナビNEXT以外の転職サイト情報も入手しデータは徹底比較しています。
転職市場・人材業界の闇は年々ひどくなる一方。
無差別に大量に届くスカウトメールと、転職エージェントの数(現在では2万社以上!!)がそれを象徴していると思います。
るてぃ
転職を検討している人は、転職サイトとエージェントを上手に活用して、自分に合う企業と出会って欲しい。
この記事が少しでもあなたの選択の参考になれば幸いです。
このページの目次
るてぃ
圧倒的1位の立場にいるため、殿様商売が有名なリクルートでしたが・・・
ここ最近はお得なキャンペーンを開始したり、長年そのままで使いづらかったWEB/アプリのリニューアルを実施したり変わってきています。結果、App Storeの口コミは4.3万件、評価は4.1点と高い評価も獲得中。
リクナビNEXTは全世代、幅広い業種の転職に使えるのが特徴です。
リクナビNEXTは会員数1000万人以上、転職検討者の約8割がリクナビNEXTを使ったことがあるので、信頼感はバツグンです。
今も毎月約10万人が新規会員登録しており、まずリクナビNEXTに登録しておけば間違いないと言えるのですが・・・
るてぃ
「みんな登録しているから」だけで登録すると自分が思っていたサービスとは違うかもしれません。
まずは、人事や人材業界の中では常識ですが、意外と分かりにくい前提知識についてお伝えしておきます。
転職サービスには大きく分けると下記3つのサービスがあります。
るてぃ
リクナビNEXTは「転職サイト」に分類されます。
それぞれ、メリット・デメリットがあるので、スムーズに転職を進めるためにはここを理解しておくことが大切です。
表でまとめてみました。
転職サイトで代表的なのは業界最大規模の「リクナビNEXT」
就活時期に使った人も多く知名度抜群の「マイナビ転職」や「エン転職」「type」なども大手転職サイトと呼ばれるサイトです。
・転職エージェントとのやり取りがないので、自分のペースで進められる
・無料で利用できる
・誰でも登録が出来る
現在では約2万社近くもある転職エージェント(紹介会社)
各会社によってカラーが違うので自分にあった会社を選べるかが最大のポイントです。
・専門知識のある転職エージェントと相談しながら転職を進められるので安心
・無料で利用できる
・各転職エージェントが保有している非公開求人を出してくれる可能性がある
・転職エージェントが企業とやり取りをしてくれるので楽、交渉してもらいやすい
るてぃ
自分一人では出会えない求人も提示してもらえるので、本格的に転職活動を開始するなら、転職エージェントをつけることをオススメします。
かなりメジャーな転職手段となったダイレクトリクルーティング(直アプローチ型)サービス。
代表的なサービスはCMでおなじみの「ビズリーチ」です。
最近は「ミイダス 」や「AMBI」など様々なサービスが出てきています。
・企業が直接スカウトしてくれるので、他のサービスに比べて面接通過率が高くなる
・選考要素のないスカウト面談や社員面談など柔軟な対応をしてくれやすい
代表的なリクルート系列の転職サービスを「転職サイト」「転職エージェント」「ダイレクトリクルーティング」に当てはめるとこうなります。
るてぃ
リクナビNEXTとリクルートエージェントは全く違うサービスなので注意してくださいね!!
るてぃ
前述の通り、リクナビNEXTは自分一人で転職活動を進めるサービスなので、転職エージェントが提供しているサポートを受けることができません。
具体的にどんなサービスを受けられないのか例を挙げてみました。
るてぃ
これを全部自分一人でやらなきゃいけないと思うと大変ですよね。。
また、求人件数については、「リクナビNEXT」と「リクルートエージェント」で比較しても数が全然違います。
非公開求人とは、インターネット上で誰でも見れるようにしてしまうと応募が集まりすぎたり、
新規事業の立ち上げメンバーの募集や企業の注力商品の強化のための極秘プロジェクトなど、あまり公にしたくない理由がある案件です。
るてぃ
非公開求人のような自分一人じゃ出会えないレア案件を出してもらうためにも、
本格的に転職活動をするならリクルートエージェントにも合わせて登録をオススメしています。
エージェントと言っても、たくさんの会社があります。
まだ業界や職種が明確に絞れていなかったり、あえて絞りたくない場合は、まずは業界最大規模の求人保有数を持つリクルートエージェントに登録してみると良いです。
ただ、リクルートエージェントは各業界の専門性や裏話を知っている担当が集まっている訳ではないので、専門分野や行きたい業種が決まっている場合は、下記記事を参考にして自分に合った特化型エージェントを見つけてみてください!
るてぃ
まずは悪い口コミから見てみましょう。
私は、実際にリクナビNEXTに登録していたこともあるので、リアルな体験談も混ぜて書いていきますね。
実際に登録した時の画面
@rikunabinext正直言って・・・ろくでもない会社が多いのはリクナビNEXTですね。
— ふる(どうでしょう藩士) (@moonkiba)April 17, 2016
マイナビ転職はほとんど無いですが・・・過去に面接に行って、印象が悪い会社が多いのは圧倒的にリクナビNEXTが多いですし、圧迫面接もリクナビNEXT掲載企業ではあります。
私の勤め人黒歴史②
— SAT@勤め人大家 (@KunimasaS)July 8, 2019
第2新卒、25歳で入社した
年収350万円のサラ金子会社を1年で辞める
一攫千金を夢見てリクナビNEXTで
モデル年収 25歳1,700万円の
投資用不動産販売会社へ転職
成果報酬がなければ月給22万円
朝7時~夜23時まで毎日アポ電500件
(残業代なし)
安易な転職は地獄の片道切符
るてぃ
リクナビNEXTは、お金さえ積めばブラック企業でも求人掲載出来てしまいます。
しかも、リクナビNEXTの求人はお金を多く出せば出すほど、上位に表示させることが出来るので、正直良い会社かなんて関係ありません。
あくまで自分で見極めることが大切です。
ちなみに、リクナビNEXTの特集記事には、業界内では有名なブラック企業に近いと言わる企業3社が平気で掲載されていました。
参照:リクナビNEXTマイページ
また、リクナビNEXTは求人掲載数が多いので、その分、ブラック企業も多くなってしまうと言えます。
るてぃ
ブラック企業はどこの求人サイトにも存在してるので、自分でも見極められるようにしておくと良いです。
久しぶりにリクナビNEXTやマイナビ転職にログインしたけど、求人見てるだけで気が滅入ってくるなぁ...。
— もぅ (@molu_tokyo)October 14, 2019
これは精神にとても悪い。
多くの犠牲者を出す前にGoogleは直ちにこれらのサイトを有害サイトに指定して検索から除外すべきだ。
るてぃ
選択肢が多すぎるのも逆に困りますよね〜
自分でチャレンジしてみて、途方にくれそうだな、、と思ったらすぐにエージェントを活用しましょう。
リクナビNEXTを利用するなら、同じリクルート系列のリクルートエージェントがオススメです。
腕の良いエージェントなら上手にヒヤリングしてこちらの趣向を言語化してくれ、合った求人を探してくれるので非常に便利です。
②一応リクナビNEXTには登録できると思いますが、他の応募するライバルの職歴的に正社員経験が3年以上ある人が多く、少なくとも1~2年の勤務経験がある人ばかりなので、書類選考で落ちやすいです。
— ニートちゃん就職済#就職Shop#DYM就職#ジェイック#ウズキャリ#既卒#中退#高卒#フリーター (@neetchan7)May 11, 2019
るてぃ
会員登録数が多い=ライバルが多いので、職歴の悪い人がリクナビNEXTで勝負すると不利になる場合があります。
1つの求人に2人しか応募がない場合と、1つの求人に50人応募が来てしまった場合では、選考難易度が全く変わってきますよね。
リクナビNEXTに掲載されている知名度の高い会社の求人は、すぐに応募が埋まってしまう場合があるので、注意してください。
リクナビNEXT、登録終わったらすぐに電話きた、こわい(仕事中だから出られなかったよ)
— なつよインフラ女子の日常書籍化執筆中 (@infragirl755)November 3, 2017
試しにリクナビnext登録してみたら速攻で電話かかってきて草
— にんじんP (@carrot_P_games)July 4, 2019
俺はちょこっと求人みたかっただけなんだが
るてぃ
私は当日に2回電話がかかってきました。
その後は、ショートメールや登録メールやらあらゆる手段を使って連絡を取ろうとしてくるリクルートエージェント。
電話は0120-070-585の番号からかかってきます。この番号には注意!!
エージェントに相談するのはいいかなと思ったら「現状忙しくて、時間が取れないので、必要あればこちらからご連絡させていただきます」とメールに返信すれば、一旦引いてくれます。
リクルートエージェントからの返信メール
※リクルートキャリア はリクルートエージェントの運営会社
当面は、面談に関するご案内は差し控えさせていただきますが、一定期間経過後、ご状況確認を兼ねてご案内を差し上げることもございます。面談をご希望の際は、改めてご連絡いただければと存じます。
るてぃ
でも、最後まで「連絡するかもね」のスタンスを崩さないのはさすが営業会社のリクルートですね・・・!
GmailがリクナビNEXTで埋まりました。ちょっとメール来すぎではなかろうか。pic.twitter.com/PrfCJ0mVFH
— リチャ@育休復帰 (@papa_ritya)November 21, 2019
登録したら、エン転職とリクナビNEXTからのメール攻勢が凄いの!めっちゃ転職誘ってくるの!ガードナーとファジーカスと比江島と金丸と川村がチームになってどんどんシュート撃ってくるくらいの勢いでディフェンス追いつかないの!
— yokohamaaaaan (@yokohamaaaaan)March 22, 2018
るてぃ
びっくりしたのは、企業からのオファーよりエージェントからのオファーメールの方が多いこと
参照:リクナビNEXTマイページ
るてぃ
でも、何で他社エージェントからメールが来るの?って思いませんか。
一斉配信っぽいメールも確かにあるんですが、「中途採用担当のご案内」など、私の経歴をきちんと見てスカウトしてくれてる企業もあるんですよ。
私は他社エージェントに個人情報や職務経歴書を教えたわけじゃないのに・・・
るてぃ
実はリクナビは、ヘッドハンティング会社や中小の転職エージェントから多くのお金をもらって、求職者情報の一部を公開しています。
求職者の個人情報を横流ししていると思うとあまりいい気はしないですよね。。
しかも、リクナビに登録している転職エージェントって400社以上はあるので、そのエージェント全てに個人情報を教えているってことになります。
参照:リクナビNEXTマイページ
るてぃ
私も人事をやっていた頃は100社以上の転職エージェントとやりとりがありましたが、それでも知らない転職エージェントがたくさんありました。
参照:リクナビNEXTマイページ
大量に送られてくるスカウトメール。
これ?全部返信しないといけないの?と思うかもしれませんが、よっぽど興味がある案件以外、無視してOKです。
スカウトメールの返信率は0.1~10%程度。つまり、ほとんどの人が無視しているので気にしなくて大丈夫です。
逆にエージェントがオススメしてきた求人案件は上手く活用しましょう!
スカウトメールで興味がある求人をもらったら、リクナビNEXTで探してみて直接応募した方が内定率は高くなります。
なぜならリクナビNEXTなどの転職サイト経由だと、採用手数料が0円だから。
転職エージェント経由で採用が決まると、企業はエージェントに約100万程度払わなければいけません。
つまり、どちらが内定を取りやすいか分かりますよね?
転職エージェント経由で応募すると、企業も見る目が厳しくなるんです。
るてぃ
リクルートIDを持っていない人は最初に登録しないといけません!
転職用のメールアカウントを分けていることも含め、
— じゅんじゅん@フリーランス正社員 (@junx2washinda)February 12, 2019
プライベートでも必要なリクルートIDがスマホ上でバッティングしたり
個人的に使い辛い。
また求人数や質もいいですが、
若手対象求人が、他の御三家より多く、
またダミー機能が常に他社より先行。
(閲覧しただけであなたに興味持ってます!とか)
るてぃ
でも、転職サービスだとポイントがたまるわけでもないし、ユーザーのメリットないのでは?
企業側が個人情報をまとめて見たいだけなんじゃないか、と思っちゃいますよね。
またリクナビNEXTの場合、ユーザー登録時に転職時期や希望勤務地を記入しているのにも関わらず、最初のログイン時に再度聞かれるのが手間で、何かと面倒でした。
リクナビNEXTの希望条件入力画面
るてぃ
入力は1回でまとめて欲しいです。
るてぃ
リクナビNEXTをオススメする理由。
それは圧倒的にNo,1をとっているから。
リクナビNEXTは他大手3社(マイナビ転職・エン転職・type)と比べるとほとんどの項目で1位をとっています。
※dodaはエージェントサービスがセットになってしまうので今回の記事では比較から外しています。
具体的な項目をあげると・・・
るてぃ
データを見ながら確認してみましょう!
データは2021年4月の数字
リクナビの利用者数は950万人を突破し、圧倒的1位です。
転職検討者の約8割がリクナビNEXTに登録したことがあり、一番メジャーなサイトと言えます。
るてぃ
他社サイトと比べて、どの年代も幅広く登録しているのも分かりますね!
求人掲載数もリクナビNEXTが一番です。
リクナビNEXT検索画面もみてみましょう。
エージェント経由でなら応募が出来る求人も上記の数字は入っているので求人数はもっと増えます。
るてぃ
検索画面で見たら4万件以上でした!!!
自己応募できる求人掲載数で言ったら「マイナビでも良いんじゃないかな」と思うかもしれませんが、新着件数という目線で見ると、リクナビは2倍近く件数が変わってきます。
るてぃ
リクナビNEXTは毎週水・金更新、新着案件は5000件以上です!
新着求人は、急募のものもありますし、基本は人事担当の反応も早くなるので狙い目です。
早くに転職を決めたい方は新着求人は要チェックしてみてください。
掲載求人数No,1のリクナビNEXTとNo,2のマイナビ転職の求人数をエリア別で比較してみました。
北海道:僅差でリクナビの勝ち
東北:マイナビの勝ち
関東:圧倒的にリクナビの勝ち
北信越:マイナビの勝ち
東海:リクナビの勝ち
関西:リクナビの勝ち
中国・四国:マイナビの勝ち
九州・沖縄:マイナビの勝ち
海外:マイナビの勝ち
るてぃ
関東の中でも東京23区ではリクナビNEXTの求人数が圧倒的!
るてぃ
東京で勤めたい人はリクナビNEXT一択ですね!!
るてぃ
リクナビNEXTって求人掲載するのすごい高いんです。
企業泣かせのサービスですよね。
ただ、逆に言ってみれば、この掲載料が払えないほど経営が悪化している企業は使わないサービスと言えます。
なので、掲載している企業がすぐに潰れることは恐らくないでしょう。
また、これだけ高い掲載料を出しても人が欲しい企業なので採用には積極的な企業ですね。
るてぃ
あらゆる分野、あらゆる職種で探せるのが強みです!
自分が何がやりたいのか分からない人には、色々な職種の求人が見れるので、良いですよね!
るてぃ
リクナビNEXTには様々なサポートコンテンツが充実しています。
参照:リクナビNEXTマイページ
3分で出来る適職診断や転職後の年収レポート、中でもやってみて欲しいのがグッドポイント診断です。
グッドポイント診断は、無料で自己分析を行えるツールで、自分の強み・弱みを把握するのに役立ちます。
参照:リクナビNEXTマイページ
グッドポイント診断では30分、293問の質問に答えていくので、本格的な診断結果が出てきます。
るてぃ
応募時に診断結果を添付して企業にアピールすることもできるので便利です!
かなり充実した診断ツールなので、これがやりたいために登録する人も多いそうですよ。
るてぃ
さらにリクナビNEXTでは履歴書・職務経歴書の使い回しが可能!
リクナビNEXTではサイト内で履歴書・職務経歴書のテンプレートをダウンロードして使うことが出来ます。
しかも、ダウンロードしても「リクナビNEXT」のロゴマークが入らないので、他の会社の選考時にそのまま出すことも可能です。
書類の書き方例なども豊富なので書き方に迷ってしまうことはないでしょう。
るてぃ
ワード、エクセルどちらでもダウンロードできますよ!
るてぃ
最後にもう一度、リクナビNEXTにオススメな人をおさらいします!
るてぃ
逆にオススメ出来ない人は・・・
るてぃ
オススメ出来ないに当てはまった人はこちらも確認ください!
年齢問わず年収が高い人や学歴・経歴に自信がある人は「ビズリーチ」などのダイレクトリクルーティングサービスへの登録がオススメ。転職初心者含め、転職相談のプロと相談しながら進めたい方はエージェントの利用がオススメです。
転職サイトには載っていない高収入の案件や企業からの直接オファーで理想の転職に近づきやすくなります!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
るてぃ
あなたが転職活動を通して、素敵な企業に出会えることを心から願っています!
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・毎月の書類選考人数:100人以上
・キャリア相談・面接の数:400以上
・取引していた転職エージェント/転職サイト:120社以上
Twitter:@rutty_JobTier