この記事をご覧になっている方の中には、
と思っている方も多いのではないでしょうか。
マリエ
転職サイトは知名度だけで選ぶと危険です!!
自分に合わない転職サイトに登録しても、
と、ただ時間を無駄にすることになります。
そこで・・・
マリエ
主要転職サイト全てに求人掲載経験あり。
人事経験者の私が、年代や業界別で転職に役立つおすすめサイトをお伝えします!
※ここで言う主要サイトは「リクナビNEXT」「マイナビ転職」「エン転職」「doda」「type」です。
私は今まで、転職サイトの担当者含め120社以上の人材業界担当者とやり取りしてきました。
正直、使う転職サイトを間違えると、ブラック企業の求人ばかり掲載していて危険な転職サイトもあります。
転職市場・人材業界の闇は年々ひどくなる一方。
無差別に大量に届くスカウトメールと、転職エージェントの数(現在では2万社以上!!)がそれを象徴していると思います。
マリエ
転職を検討している人は、転職サイトを上手に活用して、自分に合う企業と出会って欲しい。
この記事が少しでもあなたの選択の参考になれば幸いです。
▼転職サイトと転職エージェントの違い
転職サイトとエージェントの違いを解説|内定獲得率UPの使い方は?
▼スカウト型転職サイトの仕組み
転職サイトのスカウトサービスは怪しい?|転職のプロが仕組みを暴露
このページの目次
とにかく早く知りたい方向け。
元人事の編集長がおすすめする転職サイトはコチラ!!
マリエ
まずは年代別のおすすめf転職サイトを紹介します!
全員:リクナビNEXT(転職決定率No,1)
20代向け:エン転職(顧客満足度No,1)、キャリトレ(20代版ビズリーチ)
30代向け:type(アクセス者数No,1)、ビズリーチ(ハイクラス向け)
40代向け:FROM40 (中高年向け)、ビズリーチ(ハイクラス向け)
女性向け:type女の転職(首都圏・正社員求人豊富)
マリエ
続いて業界別のおすすめ転職サイトを紹介します!
IT業界:Green (IT業界で求人件数No,1)、Find Job! (ミクシィ運営の求人サイト)
アパレル業界:Fashion HR(有名ブランド多数掲載)
ベンチャー:WANTEDLY(月間220万人利用)
海外:Working Abroad(毎日更新)
マリエ
最後に絶対に押さえておきたい口コミサイト!
マリエ
詳しい説明はページ下記に書いています。
なぜすぐに説明しないかは、次の章で書く「転職サイトを適当に選ばない方が良い理由」をしっかり読んでもらいたいからです。
転職サイト選びを間違えると、
・いつまでたっても自分に合う求人が見つからない
・内定獲得が遅くなる、最悪は転職先が全く決まらない
のに、
メールボックスはスカウトメールで一杯になり不便
と全くメリットがありません!!!
マリエ
では、早速見てみましょう!
マリエ
転職サイトはどれも同じではなくそれぞれ特色があります。
大手転職サイト5社で比べてもこれだけ差が出ますよ。
下記の表を見るだけで、500万以上の年収をもらいたい人が「マイナビ転職」に登録するメリットはないことが分かりますよね。
※dodaは転職エージェントの求人も込み
他の例も見てみましょう。
マリエ
「type」だけに登録しても、求人数はリクナビNEXTの1/16しかありません。
typeだけで合う求人を見つけられる確率は低いので、内定も獲得しにくいと言えますよね。
マリエ
エン転職は50%以上が20代の登録者です。
この情報は求人を掲載する企業も見ているので、企業は、
など20代に合う求人をエン転職に掲載する場合が多いです。
実際、エン転職は未経験でも始めやすいかつ年収がそれほど高くない「販売・サービス業」の業種の求人が他社と比べると割合が高い傾向にあります。
マリエ
転職サイトのお客様は「求人を掲載してくれる企業」と「転職エージェント」です。
あれ、転職エージェントもお客様なの?と思った方もいるかもしれませんが・・・
マリエ
エージェントも立派なお客様です。
転職エージェントは転職サイトから顧客情報を買っています。
転職サイトに登録をすると「一度面談しませんか?」というスカウトメールがたくさん届くのはこのためです。
大抵、企業よりも転職エージェントから多くメールが届きます。
企業からのみスカウトメール が欲しい場合は、「ミイダス 」「Green」「type」「イーキャリア」「ジョブクル転職」を利用すれば、企業からのみスカウトメールをもらえます。
マリエ
また、ここで注意しないといけないのは、「スカウトメールの受信量」
1週間に50通以上などあまりにも多いと、
ので、
などの弊害が起きます。
なので、こんな特徴がある転職サイトは特に注意してください。
具体的なサイト名で伝えると、「イーキャリア」「ミイダス」の登録は危険です。
イーキャリア とミイダス は、採用担当者が通数制限なしでスカウトメールを送れます。
他社ではスカウトメールは基本オプション料金なので、300通で5万円とか課金が必要な場合が多いです。
それが無料で送れるとなると・・・
マリエ
各企業やエージェントが遠慮なしに何回もスカウトメールを送ってきます。
実際に、イーキャリアやミイダス に登録するとこんな悲劇が起きます。
参照:イーキャリア公式サイト
直近、1ヶ月のメール受信通1026通!!!
これはSPAMメールと言われてしまっても仕方がないのではないでしょうか。
マリエ
だから、安易に転職サイトを決めてはいけないんです。
マリエ
次に転職活動の方法が本当に転職サイトでいいのかも一度確認してみましょう。
首都圏で正社員として勤務を希望しない場合、そもそも転職サイトでは求人が見つからない場合があります。
判断するための3つの質問を用意しました。
非正規社員の方で、次の就職先も非正規社員を希望する場合は、おすすめの転職サイト一覧に載っている求人を見ても正社員募集の求人が多いのであまり参考になりません。
をチェックしてみてください。
また、非正規社員から正社員になりたい場合は、転職サイトを使い自力で就活やるよりも、フリーター・既卒も歓迎している転職エージェントの力を借りた方が効率良く転職出来ます。
企業も冒険はしたくないので、やはりずっと正社員の職歴の人と、一度契約社員や派遣社員の経歴を挟んでいる人だったら、よっぽどスキルが高くない限り、ずっと正社員の職歴の人を選びます。
マリエ
非正規→正社員のステップは普通に戦ったらライバルに勝てません
をチェックしてみてください。
マリエ
首都圏や県庁所在地がある市など人口が多い市以外で就職を検討する場合、そもそも求人数が少なくて行きたい会社が見つからないことがあります。
一番効率的なのは、
してみることです。
リクナビNEXT、マイナビ転職は地域によってどちらの媒体が求人数が多いか変わるので、どちらも見るのが面倒な方はこの表を見て確認してみてください。
何回か転職経験があったり、まだ情報収集の段階で転職エージェントからあれやこれや言われたくない場合は、転職サイトに登録して自分のペースでやるのも良いと思います。
マリエ
ただ、初めての転職や年収UPの転職をしたい場合は、転職エージェントの力を上手に借りて転職活動を行なった方が効率的です。
転職エージェントのアドバイスをもらった方が、確かに安心して面接に臨めます。
ただ転職エージェントを経由すると、入社が決まった時に企業は転職エージェントに紹介手数料を払わないといけないので、当然面接で見る目は厳しくなります。
マリエ
転職サイトと転職エージェントの違いを振り返ってみましょう!
企業と転職検討者の1対1のやりとりになるのが転職サイト。転職サイトの場合は、掲載料金(約25万〜100万)を先払いします。
仮に掲載終了時に応募が0でも掲載料金は戻ってきません。
マリエ
一方で担当エージェントを介して、転職検討者と企業がやりとりするのが転職エージェントです。
こちらは応募をいくらもらっても入社が決まらなければ、費用はかかりません。
ただし、入社が決まった時に年収の約30〜35%の金額(100〜200万程度/人)をエージェントに支払います。
マリエ
特にこのコロナ禍。企業は最小のリスクで採用をしたいと思っています。
と、考えるとすぐに辞めてしまうかもしれない人材に100〜200万程度払うのはかなりのリスク。
つまり、転職エージェント経由で転職しても全く内定をもらえない可能性があるということです。
実際、人事の私が各部門の責任者に最終面接をしてもらう時も、
マリエ
この方は転職エージェント経由なので、入社の場合は30%の手数料払うことになります。
と伝えます。と、責任者は、「そっか、じゃあこの前(転職サイトから応募)の人より厳しく見なくちゃね!」
となるわけです。
マリエ
注意点は、自分で転職サイトから応募していることを元々紹介してくれたエージェントには伝えないようにすること!
エージェントからしたら良い気持ちはしないので、転職エージェントはエージェントで別の企業の面接対策などで上手く活用しながら、
転職サイト経由で応募した企業の選考はこっそり進めた方が良いです!!
マリエ
JobTierライターのきだっちがこの転職方法を実践して1か月で派遣事務からエンジニアにキャリアチェンジしたのでご参考いただければと思います!
マリエ
自分に合う転職サイトを見つけて、上手く活用する重要性が分かりましたでしょうか?
最後にもう一度まとめとして、おすすめの転職サイト一覧とその特徴について振り返ってみましょう。
業界最大手のリクルートが運営する「リクナビNEXT」
転職検討者の約8割が登録したことがあり、今も年々会員数を増やしている利用者数No,1の転職サイトです。
ここ最近はお得なキャンペーンを開始したり、長年そのままで使いづらかったWEB/アプリのリニューアルを実施したり変わってきています。結果、App Storeの口コミは4.3万件、評価は4.1点と高い評価も獲得中。
iphoneアプリが使いやすいのでちょっとした隙間時間にも転職活動が出来るので効率的と評判です。
リクナビNEXTは全世代、幅広い業種の転職に使えるのが特徴です。
運営会社の株式会社エン・ジャパンは2000年に創業。
大規模なプロモーションが成功し、今では登録者数はリクナビに次いで第2位です。
「未経験」「若手歓迎」の募集が多いので、経歴に自信がない20代でも自信を持って応募出来ます。気になる企業には「興味あり」のボタンを押してアピールすることも可能。スカウトメールをもらいやすくなりますよ!
リクナビNEXTに比べると求人の量は少し少ないものの、登録者数も少ないので、1求人あたりの応募が減る分、書類選考は通りやすいメリットがあります。
キャリトレは会員の70%以上が20代の若手向け転職サイトです。
求職者はキャリトレに登録している企業に自分からアプローチをすることで、企業からのプラチナスカウトがもらいやすくなります。
キャリトレでは、大手求人からベンチャー企業まで約1万件の求人が登録されています。
また、毎日来る本日のレコメンド機能に答えていけば、あなたに合った求人を紹介してくれます。
typeは掲載求人数こそ少ないものの500万以上の求人の割合が多い転職サイトです。
他の大手転職サイトと比べて珍しくIT・WEBエンジニアの職種の求人が営業や事務の求人よりも多いのが特徴です。
typeでは企業別の面接情報(質問内容や求める人物像)やスキルアップ本や動画の紹介など幅広く転職ノウハウを発信してくれているので、実は転職サイト業界のアクセス数No,1!!
とは言っても登録者数は少ないので、1求人あたりの応募数も少なく、選考は他の転職サイトよりも通りやすい穴場サイトです。
ビズリーチはハイクラス(高年収層)に特化したヘッドハンティング型の転職サイトです。
求職者はビズリーチに登録すると、企業や転職エージェントからオファーをもらえます。企業から「ぜひ会いたい」というラブレターをもらった上で面接に臨めるので、他の転職サイトと比べて内定率が高くなるのが特徴です。
また多くの転職サイトが無料で使えるのに対し、ビズリーチには有料会員があるのが他社と差別化している点。
企業からも求職者からもシステム利用料をとることで、従来の「お金さえ払えばブラック企業でも上位掲載が出来る」システムをなくし、より質の高い情報を配信出来るようにしたのが画期的だと言えます。
FROM40は国内最大級のミドルシニア向けの転職サイト。
40~50代を対象とした求人のみを扱っているため年齢を理由に不採用になる心配がありません。
求人掲載数も約2万件と多く、600万以上求人の特集も組まれていますが、年収UPの求人を探すならビズリーチの方がおすすめです。医療福祉系の求人が約1.5万件と多くかなり偏りのある転職サイトです。
また、関東・関西圏の求人は多いですが、その他地域の求人数はまだ少ないので注意です。
ビズリーチはハイクラス(高年収層)に特化したヘッドハンティング型の転職サイトです。
求職者はビズリーチに登録すると、企業や転職エージェントからオファーをもらえます。企業から「ぜひ会いたい」というラブレターをもらった上で面接に臨めるので、他の転職サイトと比べて内定率が高くなるのが特徴です。
また多くの転職サイトが無料で使えるのに対し、ビズリーチには有料会員があるのが他社と差別化している点。
企業からも求職者からもシステム利用料をとることで、従来の「お金さえ払えばブラック企業でも上位掲載が出来る」システムをなくし、より質の高い情報を配信出来るようにしたのが画期的だと言えます。
国内最大級の女性向け転職サイト。
女性が長く働けるための条件として「残業の有無」や「産休育休の活用事例」など知りたい検索軸で検索できるのが嬉しい点。
会社内での女性の仕事の進め方など聞きにくいことも求人票に載っているので、ミスマッチを防ぐことが出来ます。
サイト自体もシンプルで使い勝手が良く、会員登録も1分で終わる手軽さが魅力です。
求人の量は少ないですが、数ある転職サイトの中であえて「女の転職type」に掲載料を払って載せているということはそれだけ女性人材が欲しい企業が集まっているということ!
効率よく女性が働きやすい求人を探すならもってこいのサイトです。
マリエ
IT/WEB業界の成長企業から積極的にアプローチしてもらえる転職サイト「Green」
求人件数は約2万件でYahoo!やメルカリといった大手からTeam Labや面白法人カヤックまで多種多様な求人が揃っています。
「ちくしょう。転職だ!」などエッジの効いたCMも面白く、サイトも使いやすいです。
mixiが運営する100% IT/WEB業界に特化した求人を扱っている転職サイト。
7人に1人が応募から1週間以内で内定獲得。年間2000人の内定がFind Job!から出ています。
エンジニア・デザイナー・コーダー・ディレクター・マーケティング職など専門性の高い職種を多く取り扱っているため、業界特化サービスならではのニッチな求人に出会える可能性ありです。
アパレル・ファッション業界の求人に特化した「Fashion HR」
外資系ラグジュアリーブランドから、セレクトショップの求人まで約7000件の求人が揃っています。
販売職だけではなく、デザイナー、事務、商品管理などの職種も掲載されています。
ファッション・アパレル業界で働く上でのお役立ち記事も評判です。
「WANTEDLY」は選考前に企業の担当者に気軽に話が聞けるSNS連動可の転職サイトです。
企業の理念や仕事内容の伝わりやすさを重視しており、入社後のマッチングミスも防ぎやすいのが特徴。
一方で、価値観のマッチングを重視させるあまり年収や福利厚生などの条件は確認できなくなっているので注意です!
現在、約200万人が登録しており、掲載企業数も2万社。そのうち、7割が従業員100名以下のベンチャー企業。
大企業に転職したい!と思っている方にはオススメ出来ないですが、ベンチャー企業で裁量権を持って働きたいという方にはピッタリのサイトです。
マリエ
自分にあった転職サイトを見つけて理想の転職を実現させてくださいね!
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「本格的に転職はまだ早いかな」「情報収集だけしたいかな」という人も届くスカウトメールを見れば無料で自分の市場価値を判断出来ます。自分のペースで情報収集出来るので登録しておいて損はないです。