自分で決める社会を実現する。LCP代表 諏訪 理恵さんに豊かな人生を生きるためのコツを聞いてきた。

記事更新日: 2022/11/15

ライター: 坂本 真梨絵

 

マリエ

こんにちは、JobTier編集長のマリエです。

皆さんは、仕事に対してどのようなイメージを持っていますか?

「辛い」「しんどい」休み明けなどは特にそう感じる方も多いのではないでしょうか。

ライフのようにワークも楽しむ。

実は自分の捉え方次第で、人生の豊かさは変わってきます。

 

マリエ

私もここに気づいてから、ただ忙しさに心を失う毎日から脱却することができました。

自分そして仕事とどう向き合うかってめちゃくちゃ大事・・・!

そこで今回は、私もメンバーとして参画している株式会社LCP 代表の理恵さんにお話を伺い、

  • 豊かな人生を生きるためのコツ
  • LCPの事業を通して実現したい未来

について語っていただきました。

ちなみに理恵さんは、人事歴20年以上。 過去には数々の修羅場を乗り越え、ホットヨガスタジオLAVAなどを展開するベンチャーバンクhールディングスの人事部長として組織拡大に貢献した人事・組織開発のプロフェッショナルです!

マリエ

最後まで読んでいただけると嬉しいです!

今回取材させていただいたのは・・・
株式会社LCP
            代表取締役  諏訪 理恵(すわ りえ )さん
ホットヨガスタジオLAVAなどを統括するベンチャーバンクホールディングス含め日系・外資系企業で約20年、採用・労務・人材育成・人事企画全般を経験。 2019年より、組織アドバイザリーとして独立。IPOを目指す企業や一部上場企業の組織戦略に携わる。自分の在り方と合致したLCPを立ち上げる。
note:https://note.com/lcp_career

LCP代表 理恵さんにインタビュー

 

マリエ

こんにちは、JobTier編集長のマリエです。

 

理恵さん

はーい。よろしくお願いします!

人事のキャリアがスタートした経緯

マリエ

20年以上、人事領域で活躍されている理恵さん!元々、人事をやりたかったのでしょうか?  

 

理恵さん

いえ、実はそんなことはなくて・・・新卒で入った会社でたまたま労務業務を担当したのが最初のきっかけですね。

マリエ

たまたまですか?  

 

理恵さん

はい、私はみんなが就職活動するタイミングでワーホリに行ってたんですよね!それで帰ってきたら、友達はみんな就職活動も終わっていて・・・。

理恵さん:どうしようと思いながら、どんな会社に勤めたいかを考えたとき、「何がしたい」はなかったけど、「英語を使う仕事がしたい」とは強く思ったんですよ。

その視点でたくさんの会社を見たんですが、ピンときた会社は一社。応募したら運よく内定をいただき、結局15年勤めました。外国人を直接雇用して、全国の小中学校に英語の先生として派遣する事業です。

 

マリエ

15年!辞めたいと思ったことはなかったんですか?

 

理恵さん

もちろんありましたよー。でもちょうど良いタイミングで毎回、会長と社長が引き止めるんですよね(笑)

理恵さん私が「労務業務だけはつまらない」と話をした時、会長から「諏訪ちゃんは何がしたいの?」と問われたことがあります。

その時、私は「みんなが働きやすい会社をつくりたい。女性が活躍できる会社にしたい。」と伝えました。

そしたら会長が「採用と教育をやってみたら」と提案してくれて・・・そこから人事としてのキャリアがスタートしましたね!

 

ターニングポイントとなった上司との出会い

マリエ

その後、人事としてのキャリアは順調だったんですか?  

 

理恵さん

いやあ・・・労務の経験がメインでそれ以外の経験がほとんどない中で、人事マネージャーのポジションを任せてもらったので、毎日手探り状態でした。

理恵さん転機は、ファンドによる買収です。ファンドからきたDeNAの立ち上げにも関わった凄まじく仕事のできる上司と仕事ができたことが、私のキャリアのターニングポイントになりました。

億単位のプロジェクトに一緒に携わり、仕事の基礎から叩き込んでいただきましたね。

 

マリエ

誰と働くかって大事ですね。。

 

理恵さん

そうですね。当時は希望退職制度を導入する中で、十何年一緒に働いた方の肩叩きをしなければいけなかったり、途中3.11もあって被災地に派遣していた先生たちの対応をしたり、相当しんどかったです。

理恵さんもう、どうやって息をしていたんだろうってくらい。毎日出社すると涙が出てくる時もありました。

マリエ

相当辛かったのが想像できます。。  

 

理恵さん

でも、ただ一つ「社員の方達が居心地が悪くならないように、社員と会ったら絶対に笑顔で挨拶する」とは、決めていたんですよね。

理恵さん:それに確かにしんどかったんですけど、ファンドに買収されて、最終的にエグジットまで見届けることができて、そんな経験できるなんて中々ないなと。その点ではラッキーだなと思っています。

仕事をしていると、良いことも悪いこともやっぱりある。

今日、すごく嫌なことがあったとしても、今日が嫌な日だと決めるのは自分。良い日だと決めるのも自分。

自分次第で心の豊かさが変わると実感した経験です。

 

強く共感する理念を具現化できる人事で在りたい

マリエ

その後、理恵さんは外資系企業に転職するんですよね?  

 

理恵さん

はい、外資では価値観も文化も違う人たちが集まって組織をつくるという点でとても勉強になりました。ただどうしても受け入れられないことがあって・・・

マリエ

というと・・・?  

 

理恵さん

外資企業のトップって本国から来て、代表をやる期間が決まっていることがほとんどなんですよね。

理恵さん:だから、自分の2〜3年程度の就任期間のことだけしか考えていなかったりするんですよ。人事としてはトップに5年後、10年後の未来を語って欲しいのに。

そのことを手を替え品を替え、トップに伝え続けたんですが、私の力不足もあり伝わりきらず。。そのタイミングでお声がけいただいたのもあって、ベンチャーバンクに転職をしました。

 

マリエ

そうだったんですね。ベンチャーバンクというと・・・ホットヨガLAVAの印象が強いです。

 

理恵さん

そうですね、実はフィットネス以外にもネットカフェ事業とか箱ものビジネスを色々やっているんですよ。

理恵さん:ベンチャーバンクも事業が急拡大するフェーズで入らせてもらって、入社当時700名程度だった組織は、私の退職時には5000名に拡大していました。

 

マリエ

700名から5000名って・・・すごい!

 

理恵さん

その分、修羅場もたくさん経験しましたけどね(笑)

理恵さん:でも、その時に心の支えとなったのは、AppleやYahoo!などの超大手企業からも仕事を受けている方から言っていただいた「諏訪ちゃんみたいな人事は見たことないよ。人事の神様だね」という言葉でした。

私は我流でずっとがむしゃらにやっていたので、そう言っていただき、自分の中の「人事とはどう在るべきか」が一般にも認められた気がして自信になりましたね。

 

マリエ

それは嬉しい言葉ですね・・・!ちなみに理恵さんが思う「人事とはどう在るべきか」もぜひ教えていただけますか?

 

理恵さん

私は、トップが掲げたビジョンを具現化するのが人事の役割だと思っています。

理恵さん:ベンチャーバンクでは、

「好き!を仕事に、人生をワクワク生きよう。 そして、関わる全ての人を幸せにしよう。」

という企業理念を掲げていて、私はこの理念にすごく共感して入社しました。理念を元に研修や勉強会、時には合宿を行い、社員に伝え続けていましたね。

 

自分で決める社会の実現に向けて・・・

マリエ

そんな人事のプロフェッショナルの理恵さんは、なぜLCPを創業したんですか?

 

理恵さん

ベンチャーバンクで伝え続けてきた理念は、私個人としても実現したいことでした。

理恵さん:結局、自分がやりたいことを具現化できるのは自分でしかない。

もっと多くの人や企業に伝えるには、独立して自分で事業を興した方が良いと思って決意しましたね。

マリエ

LCPの理念は「I LOVE ME,  WE  LOVE US(earth)」ですよね。 この言葉に込めた意味も教えていただけますか?

 

理恵さん

この数年、色々な人や組織と関わって、育児とも向き合って、結局は最小単位の自分の状態次第だなと思うんですよね。

理恵さん:自分の状態次第で社会の見え方も関わり方も変わる。自分を愛し、自分の人生をワクワク生きる大人が増えれば、戦争もなくなるし世界も平和になる。子供たちが誇れる社会もきっとつくれるはず。

綺麗事だと言われてしまうかもしれないし、苦しくて、なんで生きているんだろうと思う日もあるけど、個の自分にまずは向き合う。その上で、周りの人と幸せになっていく。LCPは自分の幸せとはを見つめられる事業をつくりたいと思っています。

マリエ

自分の幸せ、深く本質的なテーマですよね。  

 

理恵さん

そうですね・・・!私は自分を幸せにできるのは、自分で考え決めて進むしかないと思っています。

理恵さん:だからこそLCPのミッションも「自分で決める社会の実現」としました。

答えのない時代だからこそ、一人一人が自分の人生を大切に自分で決める。LCPは自分で決めた道を進む人を応援したいと思っています!

マリエ

とても共感します!ちなみにLCPでは具体的にどのような事業を行っているのですか?  

 

理恵さん

LCPは走りながら作っていく会社だなと思っているので、変わる可能性もありますが・・・

理恵さん:現状はベンチャー企業様の採用支援や、個人を対象としたキャリアカウンセリングなど「働く」を軸に事業を展開しています。

実は、私、「ライフワークバランス」という言葉が流行った時に全くピンとこなかったんですよね。なぜライフとワークを分けなきゃいけないんだろうって。 もちろん人事なので推進するんですが、頭ではわかるけど、正直、心ではわからなかった。

 

理恵さん

それはブラック企業のように働かせたいとかそういった意味ではなくて、「ライフとワークは一緒なんだから、ライフのようにワークも楽しめばいいじゃん」って、そう思っていたんです。

理恵さん:でもそう思い出したら、朝電車に乗ってる人って苦しそうだなと。「今日も仕事に行くのか・・・」って顔をしているなと思って。 だからこそ、まずは、1日の1/3以上を占める働く時間を、少しでも楽しいなと思える時間にしたい。

LCPを通じて働く場所をアップデートして、働く人たちもアップデートしていく。

最初の一歩目を「働く」にフォーカスし、私たち自身もバージョンアップしながら、理念の実現に邁進したいと思います。

===

 

マリエ

理恵さん、LCP創業への熱い想いを話していただきありがとうございました!

LCPはまさに理念に共感して集まったメンバーだからこそ、他の会社が出せない価値を発揮できるんじゃないかと私自身感じています。

LCPを通じて働くというスタンダードを変えていきたい。 もっとワクワク生きる大人を増やしていきたい。

マリエ

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