転職活動の内定後の不安|内定ブルーを解消し内定承諾しよう

記事更新日: 2021/09/18

ライター: けんけん

この記事でわかること
  • 転職活動で内定後に不安になる状態とは?
  • 内定後不安になる要因と解消法
  • 内定先が目指すキャリアと違うなら立ち止まろう

けんけん

こんにちは!

20代で3回の転職をして、キャリアを上げてきた経験豊富なJobTierのけんけんです!

3回の転職によりキャリアアップ実現
リモートワーク歴4年 転職経験者 けんけん
職歴は、エンジニア1社目→エンジニア2社目→小売系中小企業→教育系ベンチャー。会社の都合や自分自身のキャリアを実現するため、20代で3回の転職経験あり。
転職について右も左も分からない状況から、転職エージェントのサポートを受けてキャリアアップを実現。20社以上の転職サービスの利用経験を元に、上手な転職サービスの使い方やノウハウをお伝えしていきます。

この記事を読んでいる皆さんの中には

・内定をもらったものの、本当にその会社に転職していいのか不安。
・今の会社を辞めて内定先に転職して後悔しないか?

と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

けんけん

私は何度も転職経験がありますが、内定をもらった後に不安になったこともあります。

転職活動をして、いざ内定をもらうと「その会社に入社して大丈夫なのか?」と不安になる気持ちは多くの人にありがちです。

 

けんけん

このように内定をもらってから悩みや不安が出てくる人も見受けられます。

内定後に転職するのが不安になるのには要因があります。

その要因と解消法をこの記事ではお伝えしていきます。

解消法を試したり、実際に転職先で働き始めれば、不安が消える場合も多いです。

けんけん

まずは解消法を試した上で、内定先の会社が描くキャリアと合っていなければ、立ち止まって考えましょう。

しっかり考えた結果、内定辞退に至ったとしても、自分が思い描くキャリアに合っている会社を見つけた方が、後悔のない人生になるでしょう。

転職活動で内定後に不安を感じる内定ブルーの状態

転職活動をして内定をもらえると、嬉しい思いがある反面、今後を考え不安に感じる人もいると思います。

これを内定ブルーと呼びますが、不安な状態になる人は多いのです。

けんけん

私も内定ブルーは経験がありますし、いざ内定をもらうと転職が現実味を帯びてきます。

そして色々想像してしまい、不安になるのは仕方がないことです。

転職活動開始時は今の仕事が嫌で、転職を意気込むかもしれませんが、会社説明や面接ではいまいち転職の実感が湧いてこないことも多いでしょう。

しかし、内定をもらうと転職が現実味を帯びてくるので、転職先で働くことや今の仕事を辞めることをイメージして、「本当に大丈夫かな?」と考えてしまいがちです。

内定後の不安としては以下のようなものがあります。

<内定後の不安>
・内定先の会社に入って大丈夫かな?
・ブラック企業だったらどうしよう?
・求人情報の条件と違ってたら怖いな・・・
・職場の人たちはどんな人だろう?
・仕事についていけるのかな?
・これまでの経験活かせるだろうか?
・今の仕事の引き継ぎちゃんとできるかな?
・退職を上司に止められたらどうしよう・・・

けんけん

このように漠然とした不安が出てきます。

しかし、これらは起こるかわからない、先のことです。

同じ環境に居続けることに安心感を覚える人も多く、新しい環境に変わることで、ストレスや気持ち悪さが出てくるのは仕方のないことです。

実際にはどうなるかわからないことを恐れ、内定辞退も考えてしまう人がいるかもしれません。

けんけん

不安だからといって、「内定を辞退した方がいいのかな?」

と安易に考えるのはおすすめしません。

不安を感じているのであれば、その不安がどこから来ているのかを考え、解消することが大切です。

転職活動の内定後に不安になる要因

転職活動を始めるときは、「今の仕事は違うから転職しよう」と思い切った気持ちから開始するものの、内定をもらった後に出てきてしまう不安の要因を解説します。

内定後の不安は多くの人が持っているもので、「新しい環境でやっていけるか?」という不安や「内定先に転職して後悔しないか?」などがあります。

転職に不安を感じている人はどの部分に対する不安なのかを考えてみましょう。

けんけん

今回は5つの転職での不安の要因を紹介します。

転職活動の内定後に不安になる原因

  • 新しい人間関係や仕事が不安
  • 社風に馴染めるかが不安
  • 現職の上司に退職交渉できるか不安
  • 「もっといい転職先があるのでは?」と考えてしまう
  • 「今の会社もやっぱりいいかも」と思ってしまう

新しい人間関係や仕事が不安

転職をすると仕事内容や人間関係がイチからスタートになります。

けんけん

転職すると前職で築いた人間関係もなくなり、職場での人間関係もイチから作っていく必要があります。

仕事内容も前職と変わる人がほとんどです。

転職先の人間関係や仕事についていけるのか不安を持っている方も多いです。

人間関係に関して、新しい職場で一緒に働く人は部署の配属が決まり、会うまでわかりません。

人間関係はいい方が働きやすいですが、内定が決まってから、実際に一緒に働き始めるまでの間に不安になるのは仕方がないことだと思います。

けんけん

私も転職するときは、次の職場にどういう人たちがいるのか不安になってました。

仕事内容に関しては前職と全く同じ仕事内容ではないでしょう。

似た業種でも会社が違えば、仕事内容は変わるので、「前職で身につけた知識や経験がどのくらい活かせるのだろうか?」と考えてしまうものです。

仕事内容も働き始めて、体感しないと細かい部分はわからないので、不安になるのは仕方がないことだと思います。

けんけん

私はエンジニアで転職をしてきましたが、毎回仕事内容は違います。

その度にこれまでの仕事とどれくらい違うのかはすごく気になってました。

社風に馴染めるかが不安

会社によって社風が違い、転職によってガラッと社風が変わることもあります。

けんけん

慣れ親しんだ社風に心地よさを感じることありますよね。

しかし、転職すると多かれ少なかれ社風は変わることが多いです。

転職先がどんな社風かは入ってみないとわからないことも多いです。

会社の理念や会社規模によっても社風が大きく変わります。

大手企業であれば、仕事の進め方として承認ルートが長く、決断までに時間がかかることが多いです。

一方でベンチャー企業であれば、ある程度自分に裁量がある状態で仕事を進められる会社もあります。

けんけん

会社規模以外に会社ごとにも社風は違うので、細かい部分は入ってみないとわからないですね。

実際会社に入社してみないと、社風はわからないので、「自分は内定先の社風についていけるのかな?」と想像してしまい不安になってしまうのは仕方がないことです。

現職の上司に退職交渉できるか不安になる

転職活動で内定をもらうと今の会社を退職することになり、上司への報告が必要になります。

上司への退職交渉を不安に感じている人もいるのではないでしょうか?

けんけん

お世話になった職場の人たちに退職交渉するのは、気が重いですよね。

上司から「仕事が回らなくなる。」とか「条件よくするから辞めないでよ。」のようなことを言われ、退職を引き止められるのではないかと考えてしまうこともあります。

また「退職を伝えてから、気まずくなってしまわないか」という不安もありがちです。

実際には転職が決まっているが、退職交渉に不安に感じる人は多いです。

 

 

退職交渉の不安は多くの人が感じています。

できるだけ円満な退職交渉をしたいと思う人も多いでしょう。

けんけん

円満退職の秘訣は別記事で紹介しているので、参考にしてみてください。

「もっといい転職先があるのでは?」と考えてしまう

やっとの思いで獲得した内定であっても、色々な会社を調べているうちにいい会社を見つけてしまうこともあります。

そして「他にもいい会社あるんじゃないか?」と考えてしまうことも多いでしょう。

けんけん

隣の芝は青いというやつで、他の会社が魅力的に感じることもありますね。

内定をもらう前より、内定獲得後に他の会社に目移りするのはよくあることです。

転職活動中の会社の説明を聞いたり面接を受ける段階では、その会社で働く明確なイメージができていないかもしれません。

しかし内定をもらい、その会社で働く自分をイメージし出す人も多いでしょう。

そんな中で

・内定をもらった会社が第一希望ではない
・調べていくうちによくない情報を目にする

けんけん

こういう場合は内定承諾を悩んでしまいがちです。

特に悪い情報を目にしてしまうと、なお不安になりますよね。

悪い情報を目にした時に、「内定先の会社よりももっといい会社があるんじゃないか?」と考えてしまうのはありがちなことです。

「今の会社もやっぱりいいかも」と思ってしまう

いざ内定先が決まると、その会社の社風や人間関係がわからず、不安になります。

そして転職活動を始める決意までしたはずなのに、「今の会社もやっぱりいいかも」と感じてしまう人もいるかと思います。

けんけん

不安からは逃げ出したくなるんですよね。

転職で不安を抱えていると、「逃げ」で今の会社もいいかもしれないと思う時もあります。

今の会社も悪くないと思っても、その気持ちに素直に従わないことです。

一度転職を決意までさせた今の職場環境や仕事内容であれば、たとえ今の会社に残っても、またいずれ転職しようと思うでしょう。

先の見えない不安があるのであれば、不安を解消する行動をしましょう。

不安を解消することで、転職先への内定承諾をするかどうかの決断もしやすくなります。

転職活動の内定後に出る不安の解消法

転職先の会社で働くことをイメージすると、不安になることも多いと思いますが、その不安を解消するのが大切です。

内定後に出てくる不安をどのように解消していけば良いか解説します。

内定後の不安は働き始めると解消されることも多いですが、改めて転職の軸を思い返したり、転職先が軸とマッチしているかを考えることなど合計で7つの解消法があります。

不安を解消することで、入社日にポジティブな気持ちで転職先の会社に行きましょう。

けんけん

内定後に出る不安の解消法を6つ紹介します。

内定後の不安の解消方法

  • 転職の理由を改めて思い返す
  • 内定先の会社をしっかり調べる
  • 新しい環境を楽しむ
  • 転職エージェントに相談してみる
  • 内定者面談を活用する
  • 出勤し始めれば不安はなくなる
  • 内定先で役立つスキルの習得や準備をする

転職の理由を改めて思い返す

内定後の不安解消のために転職をしようと思った理由を思い返してみましょう。

けんけん

転職の理由を思い出すことで、転職の軸をもう一度固めることが大切です。

少なからず、今の仕事に対しての不満や他の仕事に対しての憧れなどがあったのではないでしょうか?

本当に今の会社に転職していいかわからないのであれば、転職の理由や軸をもう一度思い返してみましょう。

転職活動で大変な思いをしたり、目の前の不安があると最初の気持ちを忘れてしまうこともあります。

けんけん

転職の理由を思い返すことで、次のような不安が出てきても対処できます。

・内定先にそのまま転職していいかわからない

・やっぱり今の会社がよく思えてきた

といった不安に対し、自分が内定承諾するか、辞退するかの道標にもなりえます。

転職をしたいと思った理由と照らし合わせ慎重に判断しましょう。

内定先の会社をしっかり調べる

内定先の情報がいろいろな口コミサイトやSNSで探せることもあるので、しっかりと情報収集しましょう。

けんけん

大切なのは業界や内定先の会社のいい情報に着目することです。

口コミサイトやSNSでは悪い情報もあり、いい情報よりも目に止まるのはありがちなことです。

しかし悪い情報は一部の悪く思った人たちが書いており、みんなが同じように思うわけではありません。

悪い情報だけを取り入れるのではなく、いい情報も取り入れましょう。

いい情報を取り入れ納得できれば、内定先の会社に入ることに対する不安も軽減されるでしょう。

新しい環境を楽しむ

転職をすれば、自ずと環境の変化が起こります。

けんけん

転職での環境の変化をどうとらえるかが大切です。

仕事や勤務地、人間関係が変わり、新しい環境に適応するのは多くの人にストレスがかかり、不安が出てきます。

一方で環境の変化には新鮮な部分も多いです。

転職の理由に今の仕事や人間関係に嫌な部分があったのであれば、その嫌な環境から解放されることを喜びましょう。

けんけん

新しい環境での仕事を楽しむ気持ちを持ちましょう。

転職エージェントに相談してみる

もし転職活動で利用しているのであれば、転職エージェントへの相談も考えてみましょう。

けんけん

他の解消法を試しても不安が消えないのであれば、1人で悩まず、第三者に相談するのがおすすめです。

相談は不安をアウトプットする場としても使うことができますし、転職エージェントであれば、不安を解消できる答えを持っているかもしれません。

例えば以下のような不安がある場合の相談です。

・内定先の悪い口コミが気になってしょうがない・・・
・他にいい会社があるのではないか?

転職エージェントが相談者に合う会社がある場合は、他の会社を紹介してくれるかもしれません。

悪い口コミが明らかに個人の見解である場合は、安心するように説得してくれる可能性もあります。

けんけん

しかし、転職エージェントへの相談も1つだけ注意してください。

転職エージェントは企業と提携しており、休職者を転職させることで企業から報酬が入ってくる仕組みがあります。

また転職エージェント自体もノルマがあり、無理矢理転職を決めさせようとしてくる場合は注意が必要です。

転職エージェントの言葉を鵜呑みにはせず、うまく活用しましょう。

内定者面談を活用する

内定者面談は内定者が企業の人事や社員と面談をする場です。

けんけん

不安の解消のために、内定者面談を有効に活用してみてください。

内定者面談は全ての会社が実施しているわけではありませんが、実施ているのであれば利用するのがおすすめです。

仕事内容や社風に不安を感じている場合、内定者面談で会社の人に不安に感じていることを具体的に質問することで解消される可能性があります。

「不安が面談で解決できるの?」という考えをもつ人もいるかもしれませんが、実際に内定者面談で不安が解決できている人も多いです。

 

内定者面談で今の不安が解消できる可能性は大いにあるので、面談をうまく活用しましょう。

出勤し始めれば不安はなくなる

内定後から転職先で仕事を始めるまでは悩んでいても、仕事をし始めたら不安がなくなることも多いです。

けんけん

シンプルですが、内定承諾をして出勤し始めれば、不安が消えるときもありますよ。

内定をもらっても内定先の会社のことはわからず、先が見えないことを色々想像してしまい不安になります。

しかし仕事をし始めることで、仕事内容・人間関係・社風などがわかってきて、不安がなくなることも多いです。

転職の軸からずれていない会社からの内定であれば、仕事が始まるのを待つのも選択肢としてあります。

転職先で役立つスキルの習得や準備をする

内定先で活躍したい人は特に、今からスキルの習得・勉強をしておくことをおすすめします。

けんけん

前もって、次の会社でのスキル習得のために勉強すると、プラスになることが多いです。

内定をもらえたということは少なからず、内定先の会社から期待されている。

しかし

・その期待に応えられるのか?
・転職して活躍できるかな?

と不安に思っているのであれば、少しでも早く活躍できるように、転職先で役立つスキルを身につけるための勉強をしましょう。

転職先で活躍できるか不安になるのは、相応の知識やスキル・経験がないかもしれないなどの思い込みが理由である場合も多いです。

けんけん

転職先で必要なスキル習得や資格があるのであれば、それらの勉強を始めておきましょう。

早い段階から勉強を始めておくことで、身につく知識も増え、少しでも不安解消できると思います。

けんけん

7つの内定後の不安解消法を解説しましたが、特に大切なポイントをまとめました。

内定後の不安の要因にもよりますが、特に解消に有効なポイントは試していきましょう。

目指すキャリアと合っていないと感じたら

転職活動の内定後に出てくる漠然とした不安の要因やその解消法を実践することで、解決する場合が多いでしょう。

しかし解消法を試す中で、「内定先は私が目指すキャリアには近づけない」と改めて認識できる場合もあります。

けんけん

目指すキャリアと合っていないなら、無理に内定承諾せずに、一旦立ち止まることも考えましょう。

内定承諾し、働き始めたら少なくとも1年〜数年働くことになると思います。

自分の目指すキャリアと合っていない場所で働き、数年後にまた転職となってしまうと、違う場所で働き続ける数年がもったいないです。

自分のキャリアをしっかり思い描いていて、転職に理想のキャリアにつながる軸があれば、内定をもらったとしても妥協しないことをおすすめします。

妥協した内定受諾による後悔をしないようにしましょう。

まとめ

転職活動において、内定が出るまでが不安なのはもちろんですが、内定が出ると、退職時や転職後など先のことを考えて不安になりがちです。

不安になる要因は人によって様々ですが、転職後の人間関係や仕事への不安を感じている人は多いと思います。

けんけん

転職する前に不安は解消しておきましょう。

不安の解消法は合計で7つ紹介しましたが、転職の理由を思い返し、転職の軸に合っているか合っていないかを考えることは特に大切だと思います。

不安になったとしても、転職後に後悔しないような行動をしましょう。

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