この記事を読んでいる人の中には
・大企業はつまらない、このまま働き続けてていいの?
・自分は本当に大企業に向いているのかな?
と感じている人もいるのではないでしょうか?
きだっち
大企業は待遇とか収入とかすごく良いイメージがありますが、実際のところどうなのでしょう?
まつぱち
待遇とか福利厚生は圧倒的に良いのですが、仕事がつまらないと感じる20代の人はよく見かけます。
きだっち
大企業の仕事はつまらないんですか?
まつぱち
つまらないと感じている人は多いと思います。
そしてそのような人が「つまらないと感じる原因」は共通している部分もあります。
きだっち
大企業をつまらないと感じている人の共通の原因?
すごく気になります。
まつぱち
今回は大企業をつまらないと感じる理由や大企業に合わない人はどうするべきかを解説していきます。
大企業をつまらないと感じてしまう原因や大企業が向いていない人の特徴に当てはまるかどうかを考えてみましょう。
そして大企業が向いていないのであれば、どうすれば良いかもお伝えしまうので、是非参考にしてください。
このページの目次
大企業がつまらないと感じている人には、多くの人にある程度共通した原因があり、その原因が何かを解説します。
大企業であるからこその仕事の特徴や組織的な風潮など、自分では変えることが難しいような原因です。
もし大企業に勤めていて、つまらないと思っているのであれば、当てはまるものがあるかを意識してみてください。
まつぱち
大企業がつまらないと感じる原因は次の4つです。
大企業がつまらないと感じる原因
大企業の業務形態として、
・誰でも同じ仕事ができるように、マニュアル化されている
・ルーチンワークや調整業務も多くある
といった特徴があります。
まつぱち
大企業は組織としても整っており、マニュアル化されている仕事が多いです。
マニュアル化によって、毎日のルーチンワークになっていることもあります。
きだっち
それは仕事がやりやすそうですね。
すごく整ってる環境!
まつぱち
環境は整っていますが、「誰でもできる仕事だ」と感じている人も多いです。
誰でもスムーズに業務ができるようにマニュアル化された仕事も多く
・会社として効率を上げるため
・新しく入ってきた社員が早く取り組むことができるように
・人事異動で人が入れ替わっても困らないように
など業務をマニュアル化することによって便利になっている部分もあります。
まつぱち
業務が単純作業やルーチンワークになってしまうことが大企業がつまらないと感じる原因の1つです。
大企業は年功序列の文化が強く、転職などで人の入れ替わりの頻度も少ない傾向があり、多くの人が入社してから定年退職まで働きます。
そして昔から残っている上級職の社員の権利が強いです。
まつぱち
上級職の権利が強いと、新入社員や20代の若い人たちの新鮮な意見が通りにくいです。
きだっち
若い人の意見が通りにくいのは、やっぱり大企業の特徴なんですね。
まつぱち
よく聞くのは
上司は若い人に「いろいろ意見出して!」と言うのですが、その若い人の意見が通るかは別の話とのことです。
若い人に意見を求め、案が出てきたとしても、上の人たちが理屈をつけて、却下になってしまう。
もしくは出した意見に対して、「それだったら〇〇の方がいいんじゃない?」など上の人たちが思う方向に、コトが進んでしまうといったように、なかなか意見が通らないのが実情です。
自分の裁量を持って仕事をすることを望んでいる人は、意見が通りにくいため、大企業の仕事がつまらないと感じてしまいがちです。
大企業では会社として取り組むプロジェクトは大きいのですが、仕事が担当部署や個人単位では細分化されてしまいます。
1人の担当する業務の範囲はかなり狭まり、プロジェクトの中の一部の地味な仕事をする人もいます。
まつぱち
仕事が細分化されて、やりがいのない地味な仕事を担当することも多いのが大企業です。
きだっち
プロジェクトが大きくて、やりがいがありそうでしたが、実際のところは地味な仕事をする人もいるんですね。
まつぱち
会社の歯車とよく聞きますが、大企業の細分化された仕事に取り組むことははまさに歯車に近いです。
地味な仕事ほどこのように感じると思います。
大企業の細分化された仕事では、色々な人の仕事が積み重なって1つのプロジェクトを進めることができます。
1人の仕事が会社の歯車のように感じるとはいえ、その1人が担当する仕事はプロジェクトを成し遂げるためには大切になってきます。
しかし、業務が細分化されているために、プロジェクト全体が見えづらく、やりがいのないつまらない仕事だと感じてしまいがちです。
大企業では年功序列で役職が上がっていきますが、より早く役職が上がるためには成果を出すよりも上司に気に入られることがポイントになる現実があります。
まつぱち
大企業では上司から評価されることが最も早く出世することにつながるのが現実です。
成果を出したら出世できるものではないのです。
きだっち
成果主義とは程遠いですね。
上司の評価が大事というのはなんか残念です・・・。
まつぱち
残念ですよね。
大企業には成果が評価されづらい文化があります。
大企業では成果を出したとしても、給料アップや出世にはつながりません。
上司にいかに気に入られるか・評価されるかを考えて仕事をして、評価された人がより早く、出世します。
出した成果が評価されて、早く出世したいと思う人にとってはつまらないと感じがちです。
大企業といえば就職活動でも人気が高いですが、働き始めると大企業をつまらないと感じる人は多いです。そして人気だからこその大企業に勤めるメリットがある一方で、デメリットも存在します。
この章では大企業に勤めるメリットとデメリットを紹介していきます。
大企業に勤めるデメリットとして、以下のことが挙げられます。
まつぱち
大企業では年功序列の文化が今でも強く残っている会社も多く、キャリアアップするのにも時間がかかります。
キャリアがなかなか上がらず管理職になるのも35歳を過ぎてからの会社も多く、マネジメントスキル等どの会社でも必要なスキルが身に付くのも遅いです。
若いうちはその会社や部署で必要な専門スキルを磨くことが多く、市場価値が上がりづらい傾向があります。
良いイメージが多い大企業であっても、働き始めると向上心がある人にとってはデメリットが多いです。
一方で大企業に勤めるメリットは以下が挙げられます。
まつぱち
大企業は就職活動で人気があります。
その理由としては、「給料・待遇が良いこと」と「ブランド力があるために認知度が高いこと」が理由ではないでしょうか?
福利厚生はしっかりしており、ボーナスも良いので、就職活動をしている学生の目にも留まりやすいです。
また信用力が高いことによって、クレジットカードが作りやすく、ローンが組みやすいことも特徴として挙げられます。
マニュアル化していて、細分化された狭い範囲の業務を行うことが苦痛ではない人にとっては、待遇の良い大企業はメリットも多いです。
大企業にはメリットとデメリットがそれぞれあることから、大企業が向いている人もいれば、向いていない人ももちろんいます。
この章ではどのような人が大企業に勤めることに向いていないのかを紹介していきます。
まつぱち
大企業に向いていない人の特徴は次の4つです。
大企業が向いてない人
成果主義が好きな人は年功序列の文化が強い大企業には向いていません。
まつぱち
大企業では年功序列の文化が強いです。
頑張って出した成果が評価され、キャリアアップしていきたい人には大企業が向いていないです。
きだっち
成果主義と年功序列は正反対ですね。
バリバリ成果を出したい人は大企業で埋もれてしまいそうです。
まつぱち
そうですよね。
成果を出しても評価ないと、モチベーションが下がることも考えられるので、注意が必要です。
大企業では成果がキャリアアップに直結しません。
一般社員が大きな成果を出しても、上司がさらに上の役員に報告することもあり、その場合、役員から見ると上司の結果として捉えてしまいがちです。
つまり一般社員は評価されないどころか、上司が評価される可能性もあります。
まつぱち
しかし、これは大企業の組織形態上、しかたがないです。
自分が成果を出して評価されたい人は大企業に向いていません。
仕事を通してスキルアップしたいと考えている人は大企業は向いていません。
まつぱち
大企業ではマニュアル化された仕事や細分化された業務に取り組みます。
そのため、その会社での専門的なスキル知識はついても、他の会社や業界でも使えるスキルは身につきづらいです。
きだっち
マニュアル化されてると仕事はやりやすい反面、他の会社では活用できなさそうです。
まつぱち
そうなんです。
キャリアアップのためにスキルを身につけたいと思っていても、スキルがつかないのが現実です。
大企業の仕事はどのように進めれば良いかが大抵の場合マニュアル化されています。
マニュアル化された仕事は裁量で行う部分も少なく、誰でもできるような仕事なので、スキルアップしづらいです。
また大企業では細分化された仕事のため、大きなプロジェクトに関わっていたとしても、全体が見えにくいです。
まつぱち
全体が見えにくい上に、取り組む仕事もずっと変わらないこともありがちです。
仕事に取り組んでいても自分でスキルアップや成長が感じづらいため、成長意欲・向上心が高い人は大企業が向いてないです。
幅広く裁量のある仕事に取り組みたい人にとっては大企業で裁量のある仕事はあまりないので、向いていません。
まつぱち
大企業では1つ1つの仕事に色々な部署の人が関わってきたり、承認が必要な場合もあるんです。
上司がOKしなくて提案が通らないことも多いです。
きだっち
承認が多くて、仕事がなかなか進まないパターンですね。
まつぱち
そうなんです。
ベンチャー企業のように提案が通りやすい大企業は少ないのではないでしょうか?
ベンチャー企業やスタートアップ企業の会社員はある程度自分の裁量で動くことも可能です。
自由度が高いためにベンチャー企業の社員が楽しそうに仕事をしていると感じる人も多いと思います。
ベンチャー企業の社員のように楽しく、裁量を持って働きたい人には大企業は向いていません。
大企業では年功序列の文化が残っているため、上下関係がしっかりしていますが、上下関係が面倒に感じる人には向いていません。
まつぱち
ベンチャー企業とかに比べて、大企業は上下関係もしっかりしている気がします。
年功序列の影響も大きいのではないかと思います。
きだっち
確かに年功序列だと、年下は年上の先輩や上司に従う文化がありそうです。
まつぱち
出世を考えるにしても、上司に評価されるために上下関係を無視して文句も言えませんよね。
ルールがしっかりしていて、年功序列の文化が残っている大企業では、上下関係もしっかりしています。
上下関係を気にせず、自分の意見も言いたいタイプの人や上下関係を面倒に感じる人は大企業は向いてないです。
まつぱち
大企業に向いてない人を簡潔にまとめます。
大企業がつまらないと感じている人や、自分が大企業に合わないと感じていたら、勇気をもって一歩踏み出し、キャリアの見直しを検討してみましょう。
転職を考えるもしくはキャリア設計をしたうえで最良の選択肢を考えるなど、やり方は様々ですが、それぞれ解説していきます。
大企業がつまらない人がキャリアを見直す場合の選択肢の1つが転職することです。
自分だけで転職活動をすると、転職活動をするのも大変なので、転職エージェントを使うことをおすすめします。
まつぱち
転職エージェントを使うと以下のことをサポートしてもらえます。
転職エージェントでの主なサポート
・職務経歴書・履歴書の添削
・求人の紹介
・面接対策
・内定後の条件交渉
転職エージェントでは転職の準備の段階から内定後の条件交渉までサポートをしてもらうことができます。
登録したからといって、エージェント経由で転職しないといけないわけでもないです。
サポートなしで転職活動を行うと、職務経歴書や面接対策などが難しいので、転職エージェントをうまく活用し、転職を成功させましょう。
まつぱち
転職エージェントの上手な活用の仕方は下記記事で解説しています。
大企業がつまらないと感じていても、自分が歩みたいキャリアがわからず悩んでいる人は転職に踏み出す前にキャリア設計をしましょう。
まつぱち
キャリア設計をするなら、転職エージェントよりもキャリアコーチングサービスがおすすめです。
前提としてキャリアコーチングと転職エージェントには次のような違いがあります。
キャリアコーチング
→相談者が料金を支払ってサービスを受ける
転職エージェント
→転職エージェントが、求職者が転職した場合に転職先の企業から報酬が支払われる
転職エージェントは無料で利用できますが、求職者を企業に転職させることで、エージェントに報酬が発生するため、転職させることが目的になってしまいがちです。
一方でキャリアコーチングは利用者はお金がかかりますが、転職先の紹介がないため、キャリアコーチも忖度なくフラットに向き合ってくれます。
キャリアコーチングを使いキャリア設計し、結果的に転職が自分に合っている可能性もあります。
まつぱち
キャリアコーチングでは転職エージェントと違い、キャリア設計をしっかりサポートしてもらえますよ。
大企業が向いていないと感じてはいても、やりたいことがわからないのであれば、キャリアコーチングを利用してみましょう。
まつぱち
キャリアコーチングサービスのおすすめは以下の記事で紹介しています。
大企業がつまらないと感じる理由や大企業が向いていない人の特徴を紹介しました。
ブランド力や待遇がしっかりしているメリットがある大企業ですが、楽しく仕事をしたいと思っている人には物足りなくなる傾向があります。
大企業に向いていない人はキャリアを見直して、自分が理想をするキャリアを歩んでいくことがおすすめです。
まつぱち
この記事の内容をまとめます。