面接でキャリアプランを聞く理由とは?内定率UPに繋がる作成法も紹介

記事更新日: 2022/05/21

ライター: まつぱち

本日の記事でわかること
  • キャリアプランを聞かれる意図

  • 内定率UPにつながるキャリアプラン作成法

まつぱち

皆様こんにちは、まつぱちです。いつもおしえてまつぱち先生のコーナーにご質問ありがとうございます!

本日のプレゼンター
転職市場を知り尽くしたプロ まつぱち
現役転職エージェント(最年少現場責任者)
  • 東証一部上場グループ人事部出身
  • 累計キャリア相談者数6,000名以上
  • 相談者の利用満足度90%超え12ヶ月連続達成
  • 累計25回、社内月間売上トップ受賞
まつぱち先生として外部対談やTwitterでの匿名転職相談も好評
Twitter:@matsu_JobTier

きだっち

皆様こんにちは、きだっちです!本日もまつぱちさんのアシスタントを努めさせていただきます。

本日のアシスタント
アラサーOL きだっち
JobTierで学んだ知識を活かし、アシスタント歴9か月目にしてコロナ禍での転職活動成功!
派遣社員(事務職)から未経験エンジニアへのキャリアチェンジを実現させました!
Twitter:@kidachi_JobTier

きだっち

早速ですがまつぱち先生!本日は読者様から下記のような質問が寄せられております。

Q:面接でキャリアプランを聞く理由ってなんですか?

まつぱち

なるほど面白い質問ですね~。では早速質問にお答えさせていただきましょう!

 

面接でキャリアプランを聞かれる理由

きだっち

まつぱちさん、どうして面接でキャリアプランなんか聞かれるんですが?

急に聞かれてもすぐに返答に困っちゃいます。

まつぱち

ご結論から申し上げますと、キャリアプランに関する質問は下記の意図がございます。

質問の意図
  • 仕事への向上心・価値観の確認

  • 会社の方針と求職者のキャリアプランが一致しているかどうか

  • 行きあたりばったりな思考性ではないか

きだっち

なるほど!質問にこんな意図があったんですね。

まつぱち

それでは一つずつ詳しく解説させていただきますね。

 

仕事への向上心・価値観の確認

まつぱち

キャリアプランの質問、1つ目の目的は仕事への向上心・価値観の確認です。

明確なキャリアプランを持った方は、「将来の◯◯のために頑張ろう」「この仕事は△△の経験につながるだろう」と、日々の何気ない業務にも、自身のキャリアを結びつけて捉える価値観と向上心を持っているという評価を受けるのです。

反対にキャリアプランが無い方は、ストレスの大きな仕事などが続いてしまうと仕事に対するモチベーションが下がってしまったり、離職につながってしまう傾向もあると企業側は考えております。

きだっち

なるほど!

たしかにお仕事って何のためにやっているのか分からなくなるときがありますもんね。その人に強いキャリアプランがあればそんな時でも最後までしっかりやり切れる、そうゆうことですね!

まつぱち

その通り!人は目的が見えない仕事ほどストレスや不安が貯まリ、パフォーマンスが下がってしまいますからね。

”キャリアプラン”という自分なりの目的を持って仕事をしている方はそうゆう意味では本当に強いんですよ。

 

会社の方針と求職者のキャリアプランが一致しているかどうか

まつぱち

キャリアプランの質問、2つ目の目的は会社の方針と求職者のキャリアプランが一致しているかどうかの確認です

会社は”お客様第一”、”社会課題の解決”といったような経営方針をそれぞれ持たれております。これに対して求職者側のキャリアプランが一致していれば、お互いウィンウィンな関係を持つことが出来るのです。

しかし一方で、会社の方針とキャリアプランが異なれば、せっかく入社しても目的の経験や実績が詰めないばかりか、既存メンバーとの不一致などといった問題につながり、仕事をしづらくなってしまいます。

きだっち

会社は同じ目的を持った人の集まり、いくら素晴らしいキャリアプランでも、目的がずれてしまえば良くない結果になってしまうということですね。

まつぱち

極端な例で言えば、大統領になりたい人が会社に属していても、目的には遠回りとなってしまいます。

キャリアプランと会社の方針の不一致はそうした問題を起こさないためにも、必ず双方で擦り合わせを行いましょう。

 

行きあたりばったりな思考性ではないかどうか

まつぱち

キャリアプランの質問、3つ目の目的は行きあたりばったりな思考性ではないかの確認です

キャリアプランの質問では、仕事への取り組み方についても見られていることを意識しましょう。新卒であろうとベテランであろうと、良い仕事をするためには目の前の仕事に対して目的と具体的な進め方をしっかりと意識しますよね。

キャリアプランを持たずに面接に臨むことは、”会社にも求職者にとっても重要な課題なのに、そこに準備がない。仕事を任せるのが不安である”という評価を受けてしまう可能性がございます。

きだっち

なるほど!

実際に求職者の仕事ぶりを確認することは難しい、しかし行動の原点となるその方の思考性が確認できれば大凡の予想は付きますもんね!

まつぱち

その通り!その人の行動は全てその方の思考性から来ているものです。

行きあたりばったりな一面が見られる方は、当然普段の仕事にもその傾向が出てしまうリスクが高いですから、面接でも低評価を受けてしまうのです。

 

プロ直伝のキャリアプラン作成法

きだっち

いよいよお待ちかね!

まつぱち先生、キャリアプランを作成する際にはどう行った点に意識すれば良いのでしょうか?

まつぱち

キャリアプランの内容は千差万別ですが、今回は”内定を取る”という前提のもとで解説をさせていただきますね。

作成時のポイント
  • 過去の経験から、会社に入職後はまず何から取り組み貢献するのか

  • 過去の経験はその取り組みと不一致ではないか

  • 入社数年後には、仕事の幅、スキルをどれだけ増やすのか、理由も明確にする

  • 仕事の幅、スキルを増やすために自身で何に取り組む・またはすでに取り組んでいるのか

  • 伸ばしたい仕事の幅・スキルは会社にとっても必要なものか、独りよがりになっていないか

きだっち

なるほど、たしかにどれも非常に大切ですね。

でもまつぱちさん?これら全てを満たそうと思うと、若干自分を会社に寄せるというか本意ではない文章になってしまうんですが…

まつぱち

そうですね。なので内定を取るという前提であると先程お伝えをさせていただきました。

はっきりと申し上げて、100点満点のキャリアプランを作成するのなら嘘やハッタリは必要になります。

きだっち

め、面接で嘘なんてついてしまって、あとから問題になりませんか?

まつぱち

ご安心ください!キャリアプランはあくまでプラン!プランは途中変更が発生するものですし、本意を伝えて不採用なら元も子もありませんよね。この点は嘘やハッタリだって言うだけなら何の問題もありません。

 

ただし!!過去の実績や自身の経歴の詐称は絶対にいけません。変えられない過去の事実ですし、採用担当はその過去の実績やキャリアに期待して内定を出すケースも多いです。ここが嘘だとバレてしまうと、最悪の場合解雇対象となってしまう事例もあるので要注意です。

きだっち

なるほど、キャリアプランはあくまでプランか!少し考え方が広がりました!

 

本日のまとめ

きだっち

それでは!本日のまとめとさせていただきます。

本日のまとめ
  • キャリアプランの質問は3つの意図がある

  • 質問の意図を理解することで面接も優位に展開ができる

  • キャリアプランはあくまでプラン、面接では嘘ハッタリも時には必要

  • ただし、過去の実績や経歴などの詐称は大問題になるので真実をつたえること

まつぱち

さすがきだっちさん。本日の内容がよくまとまっていると思いますよ。

皆様も是非これらをご参考になさって頂けますと幸いです!

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