きだっち
初めての転職活動で色々と不安…。ワークポートって実際どうなんだろう?
人生の分岐点である転職時期。転職サービスは慎重に選びたいところですよね。
この記事では、転職エージェントで数ある転職エージェントの中でも有名な「ワークポート」について解説していきます。
このページの目次
きだっち
ワークポートって名前はよく聞きますが、一旦どんな転職エージェントなんですか?
けんけん
人材業界では老舗で、IT・Web業界やゲーム業界に強いことで有名ですね。数ある転職エージェントの中でも国内トップクラスのエージェントサービスなのは間違いないでしょう。
ワークポートは、人材紹介業で17年の実績がある老舗の転職エージェントで、累計の利用者は50万人にも上ります。
IT・Web・ゲーム業界に強いと評判のワークポートは、IT・Web系においてリクルートエージェントやdodaエージェントに次ぐ国内屈指の求人数を誇ります。
2003年〜2013年はIT特化の転職エージェントだったが、2014年以降は総合型の人材紹介会社として方向転換
出典:ワークポート 公式HP
元々IT・Web業界のみを扱う特化型エージェントでしたが、ゲーム業界やその他の業種も扱うようになり、今では全職種取り扱う総合型の転職エージェントになりました。
そのため、プログラマー、Webディレクターやマーケター、ゲーム系のプランナーやエンジニア職での求人はもちろん、技術職以外での求人の取り扱いも豊富なのが特徴です。
対応の柔軟性・品質についても受賞歴があり、過去には58歳の難易度が高めの転職を成功させた事例があります。
出典:ワークポート 公式HP
多業種を扱う総合型の転職エージェントであるワークポートですが、IT・Webに特化した転職エージェントと比較してみましょう。
後に詳しく解説しますが、ワークポートを他社と比較すると求人数と対応スピードが秀でています。
IT・Web業界においては老舗エージェントということもあり、有名企業や人気企業との間に強い関係値を持っています。もちろん中小企業の求人も豊富にあります。他のIT系のエージェントと比較すると、未経験者歓迎案件が多いのが特徴的です。求人数が多いがゆえのことですが、若手や第二新卒にとって心強いエージェントと言えるでしょう。
また対応スピードには定評があり、担当の転職コンシェルジュが積極的にサポートしてくれるのが特徴です。
また大手の総合型エージェントと比較しても、対応スピードが秀でています。
パソナキャリアやマイナビエージェントが求職者に寄り添った丁寧な対応が印象的ですが、ワークポートは担当者の積極性や柔軟性が特徴的な転職エージェントです。
きだっち
なるほど〜。リクナビエージェントやマイナビエージェントも有名だと思いますが、IT・Web系に強い以外だと具体的にどんな違いがあるのでしょう?
けんけん
対応スピードが他の転職エージェントより比較的早いですね。僕も以前使ったときは、初回面談後すぐに要望に沿った求人案件を送ってくれて、しかもかなり頻繁に連絡をくれました。他にもワークポートの良い点はたくさんありますよ。
ワークポートを使うメリットは次のとおりです。
出典:ワークポート 公式HP
プラットフォームビジネスを展開する楽天や、SEGAやCAPCOMといった筐体ゲーム関連、DeNAやサイバーエージェントなどのソーシャルゲームなどの人気企業案件を豊富に扱っています。
きだっち
ワークポートには有名企業の案件がなぜ多いのですか?
けんけん
創業から17年ということもあり、色々なIT企業との強いパイプが確立されているので、IT界隈の有名企業案件・人気のメガベンチャー企業の求人を多数取り扱っているというわけです。
その他にも、東京都内のタクシーに乗ると必ず広告が流れるb-dashを作っているフロムスクラッチ、名刺交換でCMも打ち出しているSansan、会計簿アプリや会計ソフトで躍進中のマネーフォワードなど、右肩上がりの有名ベンチャー企業の求人掲載が多数あります。(2020年7月調べ)
他社の場合では選考も取り次いでもらえなかったところ、ワークポートでは取り次いでもらえたということも。
担当者によってではありますが、様々なIT企業との強いパイプと関係性があるからこそ、求職者の要望に柔軟に対応してくれます。
ワークポートからさっそく書類通過の連絡が!
— ゆうや@5月からフロント開発職へ (@yuya07sid)December 12, 2018
選考スピードが早い!
金曜日に面接対策して、来週面接行ってきます!
ワークポートについて追記しておくと、スピード感があってどんどん案件紹介してくれるイメージ。求人も多いから使ってるエンジニアさんは結構多いですね。 —みんなの転職 (@minnatensyoku)January 26, 2020
量が多すぎると感じがちですが、求人を出し惜しみされるよりはマシかもしれませんね。
※転職エージェントによっては、優良な求職者にだけ優良求人を送る等のフィルタリングをしている場合があります
きだっち
登録が簡単ってどういうことなんだろ?
けんけん
例えばビズリーチに登録しようとすると、現在の年収や今までの経歴・業務内容に至るまで細かく入力する必要があるんですよね。
ほとんどの転職エージェントでは、スカウトや案件紹介のメッセージを送るために、初回登録で細かい情報の入力を求めます。
ワークポートは入力項目が少ないので、他の転職エージェントに比べて初回登録が圧倒的に楽です。
けんけん
同じくIT・Web業界に強いレバテックキャリアの場合、現役のITエンジニアやデザイナー向けの転職エージェントなんです。そのため、IT業界未経験の方には不向きなのです。IT業界未経験向きなのはワークポートですね。
きだっち
なるほどですね。IT業界未経験はどの転職エージェントがおすすめですか?
ワークポートはIT転職を目指す未経験者や第二新卒に強いということも特徴の一つです。
通常、未経験での転職は難しい場合がほとんどですが、業界未経験でもどうすれば異業種転職ができるかをまとめた特設サイトがあります。ワークポートのページとはちょっと見た目の印象が違うのですが、職種別に「どんな採用ニーズがあるか」「どんな仕事なのか」がまとまってます。未経験からの転職の相談にはうってつけです。
zawaさん、遅くなってすみません
— えつこ元大手営業エンジニア (@eccho731)May 12, 2020
私は無料プログラミングスクール“ミンスク"が
ついていた“ワークポート"を使って就職しました
テックエキスパートとかに比べると
認知度はまだまだ低いかもですが、お勧めです
もしかすると最近できたばかりなのかもです
また、業界未経験でも「みんスク」という完全無料のスクールに通い技術を習得することで、キャリアチェンジを果たせる環境がワークポートにはあります。
出典:みんスク
出典:みんスク
対象者は「未経験からエンジニアを目指す20代」。
みんスクには3つのコースがあります。
学ぶ技術によって描けるキャリアが違いますので、転職エージェントに相談した上でコース選択をするのが賢明でしょう。
きだっち
未経験でも大丈夫なんですか?
けんけん
一般的にフリーター・第二新卒などの若手層であれば、未経験転職が成功しやすいです。
けんけん
実は、企業独自の色に染まっていない未経験エンジニアを欲しがっている企業は多いんです。
労働集約型の仕事から抜け出して、もしITエンジニアとして人生を切り開きたいのならば、活用の余地があるでしょう。
企業によってはポテンシャル採用をしたい場合もあるので、未経験転職は積極的に転職コンシェルジュに相談すると良いでしょう。
今度はデメリットを見ていきましょう。
ワークポートのデメリットは次のようになります。
なんかたいしたこと言えんことに気づいた。
— ひな (@HiNA_bellis)March 26, 2018
話聞いたことあるのは
・Rキャリア→数受けろ
・ワークポート→質△だけど対応◎
・リアライブ →マッチング重視
とか。
サイトだと
・エン転職>マイナビ>R
・キャリアトレック(スカウト多い)
・AMBI(エンのサービス、マッチング重視)
こんな感じ。
けんけん
ワークポートは初回面談日に10〜20件、そのあと1日に数十件もの求人を紹介してきます。
きだっち
だとすると、本当にその求人がマッチしているのか気になりますよね。
けんけん
そのとおりです。自分にあっていない案件が送られてくることも多少あります。とはいえ、たくさん紹介された求人の中にマッチしたものもちゃんとあります。
転職エージェントは求職者に内定が出て入社が決まると報酬が発生するビジネスモデルです。そのため、たくさんの求人情報を求職者に送って転職成功の確率を上げようとしています。
ただ最悪なのは、求人情報を全然送ってもらえないことです。
ワークポートは求人を大量に送ってくる代わりに、どんな求人情報も出し惜しみをせずに送ってくれるので、メリットとも捉えられるかも知れません。
ワークポートは転職決定人数1位の受賞歴が何度もありますが、結果的にたくさんの求人案件を送ってくれることが転職成功に起因しているのだと思います。
もしかしたら対応がそっけなく、ドライに感じることがあるかもしれません。
背景としてたくさんの求職者のサポートやフォローをしていることと、業務フローが流れ作業のように機械的なことや分業化していることが挙げられます。
けんけん
実際に僕が使ったとき、日程調整だけのあっさりした対応でした。通常、初回の日程調整の時点で転職の状況などヒアリングを受けるのですが、ワークポートはそこらへんのやり取りがコンパクトなようです。
とはいえ、やり取りに対してどう感じるかは担当者によってかなり印象が変わってくるのも事実です。
今日、ワークポートの面談に行ってきました
— はなStayHome (@hanaan877)July 16, 2019
面談当日なのに、希望にあった企業を何十社も紹介してくれてビックリ!
噂どおり?事務的な感じでしたが、個人的には相性良さげです。
これから当分は課題2:転職活動8で動いていく予定。#はなの転職活動
ワークポートの面談行ってきたけどめっちゃ良かったな。色々話聞いて貰えたし自分がこれからどうなって行きたいのかしっかりヒアリングして貰えた!逆にパソナは電話で済まされたし事務的だったし微妙だった
— オイサバ (@oisabaaa)May 11, 2019
まぁ結局誰が担当になるかが重要なんだろうね〜
きだっち
本当だ。人によっては対応が良いと感じているんですね。
きだっち
結局ワークポートは登録したほうがいいの?
けんけん
IT・Web業界を考えているならば、必ず登録しておいたほうがいいでしょう。
IT・Web・ゲーム業界はもちろん、その他の業種も広く扱う総合型の転職エージェントなので、登録だけでもしておくべきでしょう。
けんけん
転職活動をする際は、複数の転職エージェントが登録するのがオススメです。
主な理由は、
複数のエージェントに登録をオススメする理由は、転職活動ではいくら自分の立ち位置に合った転職エージェントを選んだとしても、担当してくれるキャリアアドバイザーとの相性が悪ければ、転職に失敗する確率が高くなってしまうからです。
けんけん
複数のエージェントに登録することで、相性の良い担当者と当たる確率を増やすという訳です!
きだっち
なるほどですね。どんな人がワークポートがオススメなんだろう?
けんけん
これまでの内容をまとめるとこんな人にオススメです。
けんけん
転職に成功している方は、平均3~4社エージェントを活用しています!
転職エージェントのやり取りはどうしても対人になるので、相性が合う合わないが発生してしまうので何社か保険で登録しておいた方が良いです。
合わない担当と無理にやり取りを続けていても良い結果は出ません。
「一生懸命対応してくれているのに申し訳ないから」と思うより、「上手くエージェントを活用する!」と割り切った方が自分にとって良い転職活動ができている人が多いですよ!
求職者は無料で利用できますので、複数の転職エージェントを併用することにデメリットはありません。
リクルートエージェントは株式会社リクルートキャリアが運営する総合転職エージェントです。
とにかく抱えている求人件数が他社エージェントを圧倒しているので、情報収集の意味合いでも登録しておくことをオススメします。
しかし、業界No,1で利用者数も多い分、転職サポートは中小規模のエージェントと比べると手薄になります。デメリットを補う他社エージェントと併用して使うことが、転職を有利に進める上でのポイントにです。
リクルートはゴリゴリの営業会社なので、年収交渉や内定交渉は得意です。上手に活用するとかなり心強いエージェントになります。
手厚いフォローに定評がある総合転職エージェントのパソナキャリア。
2020年 オリコン顧客満足度調査ランキングでは1位を獲得しています。
人材派遣業界最大手の「パソナ」が運営しており、取引企業数も16,000社と多いため求人数も充実。
何より、パソナの社風が「自社の利益よりも社会貢献を重視」しているため、求職者対しても親身なサポートをしてくれます。
人材派遣から始まり40年以上の実績があるため、女性向けの求人も充実しているのが特徴です。
JACリクルートメントは年収600万以上のハイキャリア層にオススメの総合転職エージェントです。
※年収600万以下の場合は紹介がもらえない可能性があります。
外資系・国内企業のグローバルポジションにおいて実績No,1。管理職、エグゼグティブ層の転職でも必ず名前の上がるエージェントです。
求人の質の高さとキャリアアドバイザーの質の高さに定評があるので、キャリアに自信がある層は登録しておくべき転職エージェントでしょう。
一方で、年収で人を見る傾向があり、年収が低い人が登録した場合はドライな対応をされる良くも悪くも対応がハッキリしています。
IT・Web業界への転職にオススメのIT特化型転職エージェントです。
キャリアアドバイザーの質が高くミスマッチが非常に起こりにくいことで有名です。そのためIT・Web業界において高い実績を誇ります。
特にIT業界の中でもエンジニアの職種に特化しているので、エンジニアの転職活動を考えている方は登録しておくべき転職エージェントでしょう。
一方で、エンジニア以外の職種での求人案件は少ないのがデメリットです。
IT・Web・ゲーム業界への転職にオススメのIT特化型転職エージェントです。
特にゲーム業界に強く、スマホゲームのプランナーやエンジニアの求人が他社エージェントと比較して多いのが最大の特徴です。また、他社よりも2倍のスピードで対応するサポート体制にも定評があります。
きだっち
早速ワークポートとそれ以外にも登録して、転職活動を進めてみます!
けんけん
ぜひ自分に合った転職の方法を見つけて、納得のいく転職をしてくださいね!
派遣社員(事務職)から未経験エンジニアへのキャリアチェンジを実現させました!
Twitter:@kidachi_JobTier