【完全版】転職エージェントに騙されないための使い方マニュアル

記事更新日: 2022/08/23

ライター: 坂本 真梨絵

この記事を書いた人

坂本 真梨絵JobTier編集長

慶應義塾大学卒、ベンチャー企業で人事を4年経験。120社以上の転職サービス担当者と接点を持ち、400名以上のキャリア相談を担当。現在はLinkedInを活用したソーシャルリクルーティングを推進しています。

この記事の結論
    • 悪い転職エージェントは求職者(=転職希望者)を「売れる商品かどうか」の視点でしか見ない。転職エージェント=人身売買屋と言われてしまうのはそれが理由。

    • 転職エージェントからサポートしがいがない=転職出来なさそうor人としてヤバいと思われたら手薄な転職サポートしかしてもらえない
  • この前提を理解して、あなた自身が積極的に転職エージェントを活用すると理想の転職を実現しやすくなる

 

転職エージェントもビジネスです。

転職エージェントの商材は「求職者(=転職希望者)」なので、悪い転職エージェントにあたると、あなたは商品としか見なされません。

マリエ

転職エージェントのビジネスモデルを把握すると分かりやすいです。

彼らは自分が担当している求職者を担当している企業とマッチングして、100万単位の高い紹介手数料をもらう商売です。

悲しいことに人材紹介事業=人身売買業と言われてしまうこともあるのはこれが理由ですね。

マリエ

ただし、だからと言って転職エージェントを活用するなという話ではありません。

JobTierの結論としては、転職活動を成功させたいなら、転職エージェントを味方につけるのが一番だと考えています!

なぜなら転職エージェントは、あなたが入社を希望する会社の裏情報をたくさん持っているから!

例えば・・・

  • 募集背景の本当の理由
  • 実際の社内の雰囲気
  • どんな人物を求めているかの詳細
  • 企業ごとの合格不合格者の傾向
  • 面接のフィードバック

など、一般の人では知れない情報をたくさん持っています。

マリエ

しかし、転職エージェントも人なので「誰を熱心にサポートしたいか」は選びます。

特に大手の転職エージェントは一人で100人近くの求職者を担当しているので、優先順位が低くなると業務連絡レベルのうっすい対応しかしてもらえません。

マリエ

他にも、今の転職エージェントは未経験者や新卒も多く「転職エージェント=転職サポートのプロ」とは言い難い課題もあります。

▼転職エージェントの腕のピンキリ具合はこの記事に書いています。

マリエ

誰に当たるかは正直、運次第!
ひどい場合は、悪い転職エージェントが担当になり、ブラック企業に入社を促される可能性もありますよね。

なので、この前提を踏まえて考えると・・・

あなたが転職を効率的に進めるためには・・・「自分が相性が良いと思う転職エージェントを味方につけ、情報を根こそぎできるかぎり引き出す」

この意識が重要です。

マリエ

転職エージェントは・・・賢く使いましょう!

この記事を読んでいるあなたには、転職エージェントに使われるのではなく、使う側になって欲しいです。

転職エージェントを最大限活用するための10か条

マリエ

最初に、転職エージェントを味方につけるための10個のポイントをお伝えします。

転職エージェントとやり取りする際はこのポイントを意識しながらやり取りをしてみましょう。

全て実践すれば、きっと今までとは全く違う対応をしてくれますよ。

マリエ

押さえておくべきポイントがあります。

それは・・・結局、転職エージェントのモチベーションは「早くお金になるか」に左右されるということ!

マリエ

もちろん、本当に困っている転職が決まりにくい求職者を助けるボランティア精神に溢れるエージェントさんもいらっしゃいます。

ただ、そのような方は、売上を上げられず会社からの評価は低い場合が多いです。

なので、この10か条を実施する時は、どんな転職エージェントを味方につけるべきか見極めるのが大切です。

 

正直、転職エージェントに登録をして、良いエージェントに当たるか悪いエージェントに当たるかは運次第なので、

  • 仕事があまりにも出来ない
  • 自分の売上のことしか考えていない

ようなヤバイ転職エージェントが担当になってしまったら、速攻で担当変更をして相性の良い転職エージェントを見つけることをオススメします。

マリエ

ヤバイ転職エージェントを放置しておくと、知らぬ間にブラック企業にすすめられることもあります。

ヤバイと思った転職エージェントとは関わらないことが一番です!

基本姿勢は「熱意・緊急性・特別性」をアピール

マリエ

また、基本姿勢としてはこの3つを強く意識しましょう。

マリエ

何度もお伝えしますが、なぜこの3つなのかは「転職エージェントが動く理由は結局、お金」だからです!

マリエ

もう少し詳しく解説します。

転職エージェントのビジネスモデルを解説

マリエ

「転職エージェント」は成功報酬型のビジネスモデルなので、入社が決まらないとお金(売上)が入ってきません!!

転職エージェントとは:

転職を考えている求職者と採用活動をしている企業の間に立って、転職成功を支援するサービス。

企業は転職エージェント経由で採用が決まると、1人あたり年収の約30%〜35%を紹介料としてエージェントに支払う。
求職者は無料で利用できるサービスが多い。

 

▼転職サイトと転職エージェントの違いが分からない方はこの記事を読んでください

マリエ

そしてビジネスなので、キャリアアドバイザー(営業マン)には売上ノルマが課せられています。

先程お伝えしたように、転職エージェントは自分が担当している求職者が自分が持っている求人の企業に入社をしないと売上が入ってこない仕組みなので・・・

マリエ

転職エージェントとしては、「早く入社が決まりそうな相手」とやりとりしたい訳です!!!

もう一度、転職エージェントを味方につけるためのポイントを思い出してみましょう。

「熱意:この会社に絶対に入りたい」

「緊急性:今すぐに転職したい」

「特別感:ここしか転職エージェントは使っていません」

これらのワード、お気づきの方も多いかもしれないですが、転職活動に意欲があり、早く入社したいことを伝えるのには分かりやすいワードなんです。

マリエ

正直こんなことを言われたら、転職エージェントとしては「今月の売上候補に入るかも・・・」と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。

「ここしか転職エージェントは使っていない」との言葉も、人間心理をよく掴んだワードです。

それなら頑張ろう!転職成功してもらおう!と転職エージェント側も必死になるため、手厚いサポートが期待できます。

【ステップ別】転職エージェント利用時の流れと外せないポイント

マリエ

転職エージェントを利用した際は、このような流れになるのが一般的です。

ちなみに転職エージェントを利用する場合、企業とのやり取りは転職エージェントを通して行うのが業界のルールです。

つまり、求職者が直接企業と連絡を取るのはNGなので注意しましょう!

(もちろん当日の面接の遅刻連絡など緊急の場合は、直接連絡してください)

マリエ

では、それぞれのステップで転職エージェントを味方につけ、情報を引き出すためのポイントをお伝えします。

最初の印象で決まる:登録時のポイント

今すぐ転職希望にチェックを入れる

マリエ

まずはHPより転職エージェントの登録をしましょう。
その際、忘れてはいけないことは「今すぐ転職希望」にチェックをつけることです!!

下記は、リクルートエージェントの登録フォームですが、どの転職エージェントでも「転職希望時期」について入力する箇所があります。

ここは多少盛ってでも「すぐにでも」にチェックを入れた方が良いです。

マリエ

転職エージェントは、すぐに売上になる相手かを見ます。

「すぐにでも」をチェックすることで熱意・緊急性をアピールしましょう。


参照:リクルートエージェント登録ページ

また、最初のエントリーの時点で、転職希望条件やプロフィールの詳細を求められる場合があります。

経歴を良く見せたくなる気持ちはわかりますが嘘は書かずに、正直な経歴を書きましょう!

マリエ

嘘の経歴で内定をもらっても、入社書類や経歴の詐称は企業側で罰則・処分対象になっている場合が多いです。

バレた時点で内定取り消しまたは解雇処分になるリスクがあるので絶対にやめましょう。

 

複数の転職エージェントにエントリーする

 

マリエ

また転職エージェントの場合、対人のサービスなので、サポート可能な人数が決まっています。

残酷な事実ですが、転職エージェントはエントリーが入った中で、早く入社が決まりそうな人から面談を組みます。

つまり、同じ28歳でも

  • 1社経験・年収450万円・正社員
  • 6社経験・年収300万円・契約社員

を比較するなら、前者が優先的に面談を組まれます。

マリエ

経歴が悪いと面談すら組んでもらえないのが転職エージェントです!

特に、コロナ禍で求職者の人数が急増してるので、面談してもらえるかの基準もかなり厳しくなっています。

この基準は、転職エージェントの在籍人数と腕によって、変わってきます。

なので、「dodaで面談を断られてしまっても、リクルートエージェントだと面談してもらえた」なんてケースはよくあることです。

マリエ

1社で諦めずに、登録出来なかった場合は何社か申請を出すと良いですよ!

登録時に抑えておくべきポイント
  • 登録時の「転職希望条件」は「今すぐ転職」にチェック

  • 職歴によっては転職エージェントとの面談を断られてしまう場合がある

  • 面談をしてもらえるかどうかの基準は、その時の世の中の状況や転職エージェント側の受け入れ態勢次第。
    1社で諦めず、何社か登録してみるべき

マリエ

無事、登録が通れば転職エージェントから日程調整の電話やメールがきます!

 

即レスを心がけると、転職エージェントの対応が変わる

マリエ

転職エージェントとやり取りする際は、「即レス」絶対!!です。

転職エージェントは何人もの求職者とやり取りしているので、日をまたいだらやり取りを忘れてしまったり、記憶が混じったりしてしまう場合があります。

  • メールはその日のうちに返す
  • 着信があったら休憩時間を見つけて折り返す

やり取りしてくれる転職エージェントを放置しないように気を付けましょう。

マリエ

すぐに日程調整出来る人は「仕事が出来る人だな」と転職エージェントに思ってもらえます。

即レスで返信が返ってくるのであれば、「早く転職先を決めたい」という熱意や緊急性も伝わってきます。

優先的にサポートする価値がある人と思わせることが大事です。

マリエ

とは言っても、自動送信のように1日何十通も送られてくるスカウトメールを1通1通返信しなくて大丈夫です。

そのような転職エージェントの場合は、「どんなスカウトメールをもらえると嬉しいのか」メールの返信で構わないので、あなたの希望を伝えてあげましょう。

伝えて直らないのであれば、その転職エージェントの腕が悪いので担当者を変えるか、別の転職エージェントを利用した方が良いです。

 

サポートしたい人と思わせよう:面談時のポイント

履歴書と職務経歴書は面談前に必ず送る

この一手間が出来るか出来ないかで、転職エージェントの反応が全く変わってきます!!!

マリエ

履歴書・職務経歴書がないと正直、面談の準備もできないですし、何よりやる気ないんだなと思われてしまいます。

事前に送れば、面談の質が100倍近く変わってくると言っても良いくらいです。

もちろんこれらの書類は転職エージェントが添削してくれるので、最初から完璧な書類を出そうとしなくて大丈夫です。

 

マリエ

良い経歴書作りをサポートするのは転職エージェントの役目なので心配しなくてOK!

いつどこで何の仕事をしていたかが、ざっくり分かるだけでもありがたいので、面談をスムーズにすすめるためにも簡単な経歴書は転職エージェントに提出しましょう。

 

もし、自分でしっかり職務経歴書を作ってみたいという方は下記の記事を参考にしてみてください。

また履歴書・職務経歴書の他にも転職エージェントによっては、別途「面談前のアンケート」の記入を求められることがあります。

内容としては、

  • 転職理由
  • 今回の転職で重視していること
  • 現在の選考状況について

など簡単に答えられるアンケートです。

マリエ

アンケートも忘れずに記入しましょう!

あなたの熱意が判断されるポイントです!!

面談前事前準備のポイント
  • 履歴書と職務経歴書は面談前に必ず転職エージェントに送る

  • 面談前のアンケートもしっかり答える

 

面談当日:社会人としてのマナーは守りましょう

マリエ

いよいよ転職エージェントとの面談日。転職エージェントが味方になってくれるかはこの日にかかってます!

最近はコロナの影響で対面ではなく、電話面談、オンライン面談で対応する転職エージェントも多いです。

オンラインの場合は、そこまで気にしなくても大丈夫ですが清潔感のある格好を心がけましょう。

マリエ

心配な方はオフィスカジュアルで臨めば失敗はないです。

しっかり確認しておきたい方は、この記事にまとまっているので読んでみてください▼

マリエ

また、遅刻は絶対NGです!!!オンライン面談だからって油断しないでくださいね!

 

面談当日:親近感や人間味を感じさせよう

前提として、大手の転職エージェントは、1人につき50名〜100名近くの求職者を相手にしているとお伝えしました。

当たり前ですが50名を同じ温度感で対応出来ないので、見ている50名の中でも転職エージェントは「早くお金になりそうな」順で優先順位をつけています。

マリエ

自分の優先順位を上げてもらうコツ。
それは・・・「熱意」「緊急性」「特別感」にプラスしてあなたへの親近感や人間味を感じさせること!

転職エージェントも人なので、そりゃあ頼ってもらえたら嬉しいし、共通点があれば一気に距離が近くなるものです。

オススメは、面談時にプライベートの話をすることです!

地元の話でも、趣味の話でも、家族の話でも、何でも構わないです。

担当アドバイザーとの共通点を探して、話が盛り上がるポイントを抑えましょう。

マリエ

共有点があれば、担当アドバイザーもあなたに親近感が湧くし、ふとした時にも思い出してもらいやすいです。

他にも他社転職エージェントの愚痴を少し混ぜて話すと、「ですよね〜じゃあ弊社で決めよう!」との意識になってもらいやすいですね。

 

面談当日:希望の条件は話せるようにしておこう

マリエ

また、希望の求人をスムーズにもらうために、自分の希望条件はある程度まとめておきましょう。

最低限、下記の項目を抑えておけば転職エージェントも求人を選びやすいので、これだけは整理しておきましょう。

  • 希望勤務地
  • 最低希望年収
  • 興味がある業界や職種
  • 自分が絶対にやりたくない業界や職種

マリエ

この程度なら、仕事が忙しくてゆっくり考える暇がない!という人でも整理できるかと思います。

 

面談当日:現実とかけ離れた希望条件を伝えると、見放されます

マリエ

その際に、今の自分とかけ離れた希望条件を提示するのは、転職エージェントに呆れられるのでやめましょう!!!

例えば・・・

  • 現職で年収400万円の人が、最低年収600万円は欲しいと言ったり、
  • 今まで全く経験がないのに、マネージャーポジションをやりたいと話す

などですね。

マリエ

大事なことなので何度も言いますが、転職エージェントの仕事は、「担当している求職者を企業に入社させて、売上を上げること!!」

現実とかけ離れた条件言われると「何も分かってないな〜」と面倒くさい奴認定されてしまいます。

「素直」「謙虚」な姿勢は忘れないようにしましょう。

マリエ

一点注意しないといけないのは、転職エージェントの腕は様々なので、転職エージェントの言うことを全て鵜呑みにする必要はないことです。

あくまで、「自分が転職エージェントを利用する・活用する」意識でどうやったら相手が気持ちよく情報を喋ってくれるかを考えましょう。

面談当日のポイント
    • 遅刻NG!清潔感のある格好でサポートしたくなる人を目指そう

    • 自分の希望条件はある程度まとめてから面談に臨もう

    • 面談時に現実とかけ離れた希望条件を言わない

    • 自分が転職エージェントを利用する意識でどうやったら相手が気持ちよく情報を喋ってくれるか考えよう
      ー素直さ・謙虚さは大事!
参考:大手転職エージェントと中小転職エージェントは全く違う
どの転職エージェントに相談するかは見極めよう
 

向としては、大手転職エージェント(リクルートエージェントなど)は「数うちゃ当たる」で大量の求人を送りつけることで、マッチングさせ、中小転職エージェントは「質重視」で丁寧にヒヤリングして、厳選した求人の中からマッチングさせる企業が多いです。

なので、大手転職エージェントは1回しか面談してもらえませんが、中小転職エージェントは2〜3回ヒヤリングの場が設定されることもあります。


大手転職エージェントを利用するにしても、中小転職エージェントを利用するにしても、どちらもメリット・デメリットはあります。

 

オススメは大手転職エージェント1社、中小転職エージェントを2~3社利用することです。

詳しくはこの記事にまとめているので読んでみてください。

>大手と中小どう違う?|中小転職エージェントの攻略法と選び方を伝授

 

欲しい情報を送ってもらおう:求人紹介のポイント

ヒヤリングが終わると、転職エージェント があなたのスキルや希望にあった求人を紹介してくれます。

ここでも、

  • 大手転職エージェントは質より数重視
  • 中小転職エージェントは数より質重視

の傾向が顕著に顕われます。

マリエ

職種にもよりますが、リクルートエージェントやdodaなどは最初の提案で20〜30社程度。
中小エージェントは5〜6社程度が多いですね。

ヒヤリング能力がない担当だと、全く希望と違う求人を紹介されるケースもあります。

その際は、具体的に指摘することをオススメします。

 

紹介してもらった求人メールは返信をしよう

マリエ

転職エージェントから送られてきた求人メールの中で、気になる求人はすぐに返信しましょうね!

人気の求人はすぐに定員が締め切られてしまいます。

ちなみによくある質問として、「求人紹介のメールに全て返信する必要はある?」との声があるのですが、紹介された求人に一件ずつ返信する必要はないです。

 

もし送られてくる求人の方向性が違ってきてしまった場合には、

  • 管理部門の中でも、事務職ではなく、採用や育成メインで出来る求人はありますか?
  • 少数精鋭の会社が合っていると思うので、規模感が小さい会社のみ送っていただけますか?

など、具体的に指摘をすると担当アドバイザーが動きやすくなり、良い求人票を送ってくる可能性が高まります。

 

合わない担当者の場合はすぐに変更依頼をしよう

マリエ

また詳しくは、下記記事を読んでいただきたいのですが、転職エージェントが自分の数字目標を達成するために、合わないと分かっている求人も送りつけてくる場合があります。

マリエ

希望を伝えて直らない場合は、すぐに担当変更するのがオススメです。

直接担当に電話やメールをしなくても、専用のフォームから担当変更の申し出ができるエージェントは多いです。

ただし、担当引き継ぎの時に悪い噂を流されるとあなたにとってマイナスでしかないので、変更の際はなるべく良い印象のままで引き継いでしてもらえるように気をつけましょう。

 

マリエ

下記のような文章を担当者に送ると印象良く変更してもらいやすいですよ!

いつも大変お世話になっております。
転職の支援をお願いしております〇〇でございます。

現在担当をしてくださっている〇〇様はいつも丁寧にサポートしてもらい大変感謝しております。
しかし、私自身が初めての転職であり、もう少し幅広く業界の情報が欲しいというのが正直な感想です。

特に〇〇業界や〇〇業界に興味を持っているため、その業界に詳しい専任の方と一度面談させていただくことは可能でしょうか?
ご無理なお願いを言ってしまいすみませんが、ご検討よろしくお願いいたします。

ご返信お待ちしております。

求人紹介のポイント
  • 紹介してもらった求人には必ずフィードバックして、マッチする求人を送ってもらえるようにする

  • 相性の悪い担当アドバイザーの場合は、ダラダラやり取りせずすぐに担当変更の依頼をする

 

徹底的に活用しよう:面接サポート時のポイント

「いいな」と思う求人があった場合は、転職エージェント経由で応募しましょう。

マリエ

前提として、転職エージェントはあなたより、その求人の情報を持っていることが多いです。

  • 職場の雰囲気
  • 一次面接の面接官
  • 選考通過のポイント
  • 筆記試験や課題はあるか

などは受け身の姿勢で転職エージェントからの対応を待つのではなく、自分から積極的に情報を取りにいきましょう。

再度お伝えしますが業界のルールとして、求職者は転職エージェント経由で応募した求人の企業と直接やり取りが出来ないので注意してください。

マリエ

企業と直接やり取りすると担当アドバイザーからキレられます。

理由は、転職エージェントのビジネスモデルを思い出してもらえたら分かるのですが、企業とあなたが直接やり取りをして入社してしまったら、転職エージェント側に紹介手数料が入らなくなってしまうからです。

マリエ

担当アドバイザーからの信頼を失うのでやめましょうね!!!

経歴書の添削・面接対策は依頼しよう

ポイントは、あなたから「職務経歴書を見てもらえますか?」と言わない限り、担当アドバイザーからわざわざ言ってくれない場合もあるということです。

マリエ

ただでさえ、忙しいのに面接対策とかやってられないと言うのが転職エージェントの本音です。

意外と遠慮する人が多いのですが、職務経歴書の添削や模擬面接も言えば転職エージェントはやってくれます。

転職エージェントを利用する人の特権なので、存分に活用しましょう!!

 

面接のフィードバックは必ずもらおう

マリエ

同様に企業との面接のフィードバックも必ず聞き出すようにしましょう。

面接が終わったら、担当アドバイザーにもすぐに連絡を入れて所感を伝えるのがポイントです。

すぐに連絡を入れて、企業からのフィードバックが欲しいと伝えることで、

  • 失敗した場合でもすぐに企業にフォローを入れてくれる
  • 面接結果が早く欲しいと企業を急かしてくれる
  • 志望度が高いと担当アドバイザーがブッシュしてくれる

などメリットしかありません。

マリエ

特に大手の転職エージェントの場合、キャリアアドバイザーや企業担当一人あたりがみる求職者の数が多いのでフィードバッグが薄くなりがちです。

人事も転職エージェントから聞かれなければ、用意された定型フォーマットに従って、一言NG理由を書くだけ。

記載理由も「スキル不足」「社風に合わない」などと簡単な理由なので、この内容が仮にそのまま転職エージェントから求職者にフィードバックされたとしても、求職者は次の面接に活かしようがありません。

しかし、あなたが自分から、「面談のフィードバッグをもう少し詳しく欲しい」とエージェントに伝えれば、転職エージェントもやる気のある転職希望者だと思うので、企業側に問い合わせてくれます。

 

マリエ

次の面接で失敗を活かすためにも必ず確認しておいた方が良いですよ!

 

最終面接前には必ず転職エージェントに時間をもらおう

マリエ

また、最終面接前は必ず転職エージェントに「模擬面接」の時間をもらいましょう。

場合によっては専任の担当を連れてきてくれるので、より深い企業の情報を得ることが出来ます。

最終面接は特に「情報を持っているか」「持っていないか」が鍵となるので、転職エージェントを活用してみてください。

面接サポートのポイント
  • 転職エージェントはあなたが知らない企業の内部情報を持っているので、上手く情報を引き出すことが大事

  • 職務経歴書の添削、模擬面接はあなたがお願いすれば、転職エージェントは対応してくれる

  • 面接のフィードバックは転職エージェントから必ず聞き出して、次の面接に活かす

  • 最終面接を受ける前に転職エージェントに模擬面接の時間をもらう

 

最後まで気を抜かないで:条件交渉のポイント

無事、希望の企業から内定をいただけたら、転職エージェントを通して条件交渉に入ります。

  • お金
  • 時間
  • 職務内容

は揉める要素になりやすいので、入社前にしっかり確認しておきましょう。

 

条件面談(=オファー面談)を活用しよう

マリエ

企業によっては、条件のすり合わせをする「条件面談(=オファー面談)」の場を設定してくれる会社もあります。

エージェント経由で、条件すり合わせや雇用条件の確認の場を設定してもらえないか聞いてみましょう。

内定が既に出ている場合は、何を聞いてもOKです。

根掘り葉掘り自分が判断する上で重要な情報は、遠慮せず聞いてみてください。

 

書面で条件を提示してもらおう

マリエ

 

また、企業によっては書面で条件を提示してくれない会社もあります。

言った言わないで揉める原因になるので、必ず「採用通知書」または「雇用契約書」は入社前にもらうようにしましょう。

通常は、転職エージェントがもらってくれるので特段心配はないですが、忘れている場合はあなたから催促してください。

マリエ

受け取った際も、受け取ったことに安心をせず、書類の内容にしっかり目を通すことをオススメします。

企業によっては年収ベースの表記しかされていないこともあります。

  • 月給はいくらなのか、給与の内訳はどうなっているか
  • 賞与はどのタイミングでいくらなのか
  • 社保はどのタイミングで入るのか

後々で困らないためにも、書面にしっかり残しておきましょう。

マリエ

ちなみに、何回伝えても、採用通知書を出さない企業はブラック企業の可能性が高いので注意してくださいね!

 

転職エージェンとの言うことは鵜呑みにしないようにしよう

マリエ

また、企業との条件交渉の段階までくると担当アドバイザーの本性も現れやすいです笑

  • 無理やり内定承諾を迫ってきたり・・・
  • 検討先の企業を悪く言ったり・・・

こんな転職エージェントは危険です!!!

マリエ

転職エージェントに流されず、最終判断は自分が納得して出すようにしましょうね!

条件交渉のポイント
  • 転職エージェントに頼んで条件面談(オファー面談)を設定してもらう

  • 条件(年収や勤務時間など)は必ず書面でもらう

  • 担当アドバイザーの言葉に流されず、最終判断を自分で決める

転職エージェントの活用法まとめ

マリエ

本当は教えたくないマル秘の転職エージェント活用法、使い方のイメージはつきましたでしょうか?

最後に、転職エージェントを味方につけてより良い転職を実現させるための10か条を振り返ってみましょう。

マリエ

賢く転職するには必須の考え方!何度でも見直したいと思います。

JobTierオススメの転職エージェント

マリエ

JobTierでは今まで120社以上の転職サービスを実際に調査してきました。

実際に、私たちも利用したことがある転職エージェントの中で、オススメ出来る転職エージェントを紹介します。

ただ、転職エージェントはどうしても担当者との相性の問題があるので、相性が合わなければすぐに担当者変更をお願いするまたは利用する転職エージェントを変えましょう。

短期での転職に成功している方は最低2社は登録しているので、まずは気になるエージェント2社に登録してみましょう!

全員にオススメ:パソナキャリア、識学キャリア、for Startups

運営会社
パソナ株式会社
対応地域
全国
求人数
約5万件
【全員必須】パソナキャリアに登録する   〉

手厚いフォローに定評があるパソナキャリア。
パソナの社風が「自社の利益よりも社会貢献を重視」していることもあり、求職者に対しても親身なサポートをしてくれる担当者が多いです。

パソナは担当者とLINEでもやり取りできるので、気軽に相談できるのがポイントです。
※パソナは現在、希望面談者が多いので職歴によっては転職相談を断られるケースもあります。登録出来なかった場合は、面談基準が緩いリクルートエージェントの登録をオススメします。

運営会社
株式会社識学
対応地域
オンラインor東京
求人数
約300件
【簡単1分】識学キャリアに登録する  〉

紹介する企業は全て成果主義である「識学キャリア」。
識学のコンサルタントを導入している企業の中から厳選した求人を紹介するため、組織の内情をしっかり把握しており、他エージェントと比較してエージェントの介在価値が高いことが強みです。
サービスとしてはまだ新しいため認知度や利用者は少なめですが、独自の分析力で求職者の希望に沿った求人を紹介してくれます。

運営会社
フォースタートアップス株式会社
対応地域
全国
求人数
約1万件
【簡単1分】for Startupsに登録する   〉

最近良く聞くようになったfor Startups(フォースタートアップス)
何人か知り合いがいますが、優秀で仕事好きな人が多い印象です。


名前の通りでベンチャー・スタートアップの求人が多く、イケてるベンチャー企業を紹介してくれます。

 

マリエ

また、自分の経歴に自信がない人または自信がある人は次の転職エージェントもチェックしてみてください。

20代でキャリアに自信がない人向け:第二新卒エージェントneo、ウズキャリ

運営会社
株式会社ネオキャリア
対応地域
関東、関西
求人数
約1万件
【簡単1分】第二新卒エージェントneoに登録する  〉

第二新卒・フリーター・既卒でキャリアに自信がない人向けの転職エージェント。
担当者は全員が第二新卒でネオキャリアに入社しているので、親身に相談にのってくれます。

第二新卒エージェントneoも担当者とLINEでもやり取りできるので、気軽に相談できるのがポイントです。
※今は営業職と販売職の求人紹介がメインだそうです。
運営会社
株式会社UZUZ
対応地域
首都圏・名古屋・大阪・福岡
求人数
非公開
【簡単1分】ウズキャリに登録する   〉
第二新卒・フリーター・既卒でキャリアに自信がない人におすすめの転職エージェント。
1人あたり平均10時間以上の手厚いサポートがあるので、何から始めたら良いのか分からない方にはピッタリのエージェントです。
 
ウズキャリはIT業界に強いので、IT業界やエンジニアに転職したい人にオススメ。
求人件数は少ないので、他社エージェントとの併用は必須です。

 

キャリアに自信がある人向け:ビズリーチ

運営会社
株式会社ビズリーチ
対応地域
全国
求人数
約10万件
【簡単1分】ビズリーチに登録する 〉

年収450万円以上の方は登録必須のビズリーチ。求職者はビズリーチに登録すると、企業や転職エージェントからオファーをもらえます。企業から「ぜひ会いたい」というラブレターをもらった上で面接に臨めるので、他の転職サイトと比べて内定率が高くなるのが特徴です。

色々な転職エージェントからもスカウトが来るので、相性の良い転職エージェントを見つけるのに活用してみてください。

 

マリエ

業界に特化したエージェントもあるので、IT業界に興味がある方はチェックしておきましょう!

IT・Web・ゲーム業界を目指す方向け:マイナビクリエイター

運営会社
株式会社マイナビワークス
対応地域
全国
求人の量
約5千件
【簡単1分】マイナビクリエイターに登録する  〉

IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
大手企業からベンチャー企業まで意外と幅広く扱っており、対応も丁寧でした。

マイナビクリエイターもLINEでやり取り出来るので気軽に相談出来ます。

 

 

マリエ

転職活動をしようか悩んでいる方、中立的な立場でキャリア相談にのってもらいたい方にオススメなのはポジウィルキャリアです。

やりたいことが見つからず悩んでいる方向け:ポジウィルキャリア 

運営会社
株式会社ポジウィル
対応地域
全国
【簡単1分】無料相談を受けてみる 〉

ポジウィルキャリアはお金を払ってマンツーマンで転職成功に導いてくれるコーチングサービスです。
転職エージェントや転職サイトでは対応してくれない「自分がどう生きたいか」「だから、どんな仕事をやるのか」を丁寧にヒヤリングしながら導いてくれる新しいサービスです。

ポジウィルキャリアは無料相談の評判もとても良いです。

私自身もサービスを受けたことがあり、何人かの友達にも紹介したことがありますが、「感激した」「受けて良かった」と全員から高評価をもらえたサービスです。

マリエ

転職エージェントを上手に活用して、理想の転職を実現させてくださいね!!

転職エージェント一覧

Webスクール一覧

ページトップへ