経産省によると、2030年にはIT人材が約45万人も不足すると予測されています。
その中でもエンジニアの需要はますます増加傾向にあると言えるでしょう。
いざ転職サイトを使おうと思うと、色々なサイトが合って困惑する方も多いでしょう。
けんけん
実は、転職サービスは日本国内で1万件以上存在します。
転職サイトにはそれぞれ強みや特徴があるので、自分の目指す転職に合った転職サイトを選ぶべきです。
この記事では、「こんな人にオススメ!」という観点で転職サイトの特徴を解説していきます。
このページの目次
株式会社アトラエが運営するGreenは、ビジネスマッチングアプリyenta(イェンタ)なども手掛けるテック企業です。
エンジニアの求人が1.8万件以上(全求人の65%以上)なので選び放題。
Greenは大手、中小、ベンチャー企業の求人がまんべんなく揃っているので、誰でも使いやすいのが特徴です。
求人検索もしやすくサイトのユーザビリティも非常に高いです。
IT業界でも広く知られているので、とりあえず使っておくべき求人サイトです。
「転職 = 恋人選び」と比喩し、もっと転職はカジュアルにするべきというコンセプトのGreen(グリーン)。
IT業界は技術の進歩やトレンドが著しく変化し、一人ひとりのキャリアもまた変わりがち。その分、転職も気軽にしやすい業界です。
けんけん
すぐに転職する気持ちがなくても、情報収集に登録をしてくことをオススメします!
ワークポートは、人材紹介業で17年の実績がある老舗の転職エージェントで、累計の利用者は50万人にも上ります。
IT・Web・ゲーム業界に強いと評判のワークポートは、IT・Web系においてリクルートエージェントやdodaエージェントに次ぐ国内屈指の求人数を誇ります。
元々IT・Web業界のみを扱う特化型エージェントでしたが、ゲーム業界やその他の業種も扱うようになり、今では全職種取り扱う総合型の転職エージェントになりました。
そのため、プログラマー、Webディレクターやマーケター、ゲーム系のプランナーやエンジニア職での求人はもちろん、技術職以外での求人の取り扱いも豊富なのが特徴です。
求人の量や圧倒的な対応スピードに定評があります。
IT業界に特化した転職エージェントの中で、運営実績が最も豊富なのがワークポート。
創業から17年ということもあり、色々なIT企業との強いパイプが確立されています。
IT界隈の有名企業案件・人気のメガベンチャー企業の求人を多数取り扱っています。
最も求人数が多く、第二新卒や未経験者歓迎の求人も多数あります。
zawaさん、遅くなってすみません
— えつこ元大手営業エンジニア (@eccho731)May 12, 2020
私は無料プログラミングスクール“ミンスク"が
ついていた“ワークポート"を使って就職しました
テックエキスパートとかに比べると
認知度はまだまだ低いかもですが、お勧めです
もしかすると最近できたばかりなのかもです
また、業界未経験でもみんスクという完全無料のスクールに通い技術を習得することで、キャリアチェンジを果たせる環境がワークポートにはあります。
けんけん
老舗の安心感、エージェントサービス以外の展開もしていて、IT業界のキャリアのスぺシャリストです。
IT・Web業界への転職にオススメのIT特化型転職エージェントです。
キャリアアドバイザーの質が高くミスマッチが非常に起こりにくいことで有名です。
そのためIT・Web業界において高い実績を誇ります。
特にIT業界の中でもエンジニアの職種に特化しているので、エンジニアの転職活動を考えている方は登録しておくべき転職エージェントでしょう。
一方で、エンジニア以外の職種での求人案件は少ないのがデメリットです。
IT業界出身のアドバイザーが多数在籍しているため、最新の技術やトレンドを抑えています。
そのため企業側の採用ニーズにも詳しく、求職者とのミスマッチが少ないことや、求職者の要望に沿った提案に定評があります。
案件数自体は大手総合エージェントに比べると少ないですが、IT特化のため質が充実、ハイキャリアの案件も多いです。
また、15年以上の運営ノウハウと実績があるため、IT界隈の有名企業案件・人気のメガベンチャー企業の求人を多数取り扱っています。
なおレバテックキャリアは「一気通貫タイプ」と言って、キャリアアドバイザーと企業窓口の担当が分かれていません。
それが求職者と企業のミスマッチを極限まで減らせる理由です。
マイナビが運営する人材サービス「マイナビエージェント」
20代に信頼されている転職エージェントNo,1を謳っており、大手企業の中では唯一、年代を絞ってプロモーションをかけている企業でもあります。
他企業に比べるとサービスを開始したのが遅く、利用者数が比較的少ないため、一人ひとりの求職者への手厚いサポートに定評があるエージェント。
大手SIerやITコンサル系の求人が多く、比較的高い給与水準の求人や安定した会社の求人が多いです。
転職を考えている求職者はこのような悩みを抱えていることでしょう。
マイナビITでは、IT業界ならではの痛みや悩みを知っているキャリアアドバイザーがいるので、求職者の立場に立って最適な転職先を考えてくれます。
また、応募書類の添削をはじめ、採用されやすい受け答えについて具体的にアドバイスしてくれます。
けんけん
転職初心者やコミュニケーションが苦手なエンジニアにとって、とても頼もしいエージェントです。
IT・Web・ゲーム業界への転職にオススメのIT特化型転職エージェントです。
提案可能求人件数48件、年収up比率75%など、IT・Web・ゲーム業界において高い実績を誇ります。
求人の質の高さとキャリアアドバイザーの業界理解に定評があるので、IT業界への転職を考えている方は登録しておくべき転職エージェントでしょう。
一方で、IT系以外の職種での求人案件はほぼありません。
Geekly(ギークリー)は求人数、対応品質ともにバランスが取れた転職エージェントです。
他の転職エージェントに比べて、ゲーム業界に強いため、ゲーム系のエンジニアやプランナーは思考停止でGeeklyを使うことをオススメします。
大手から中小・ベンチャー企業まで求人の層が厚く、ハイキャリア人材の求人も比較的豊富です。
一般的に内定が出るまで平均2ヶ月ですが、内定まで平均1ヶ月といったスピード感に定評があります。
Tech Stars Agent(テックスターズエージェント)は、2020年6月に東京証券取引所マザーズ市場へ上場したBranding Engineerが運営しているエンジニア特化型の転職エージェントです。
キャリアアドバイザー全員がエンジニア経験者かIT業界の精通者なのが最大の特徴で、求職者に合わせたサポート品質に定評があります。
同社ではフリーランス向けの独立支援・案件紹介サービス「Midworks(ミッドワークス)」、エンジニア養成スクールの「tech boost」など、エンジニアのキャリア開発を一貫してサポートする体制が整っています。
「キャリアアドバイザーが業界知識がなくて頼りにならない」なんてことが起こる可能性が低いので、大手総合エージェントを選ぶよりTech Stars Agentを選ぶと安心です。
けんけん
アドバイザーの専門性の高さは本当にオススメです!!
エンジニアでもあった女性起業家の仲暁子さんを作ったWantedly(ウォンテッドリー)。
実は転職サイトではなく「ビジネスSNS」という位置づけで、「はたらく」を面白く、運命のチームや仕事に出会うためのサービスです。
求人を出している企業側は「仲間集め」を目的にしているので、正社員で募集している場合もあれば、業務委託やインターンなどで募集している場合があります。そのため、カジュアルに仕事選びや人脈の構築ができます。
「話を聞きに行きたい」というボタンを押せば、企業側からメッセージが届き、カジュアル面談(面接ではない)に進みます。
「ベンチャー企業やスタートアップ企業へ転職したい」
もしそう思ったなら、絶対に登録すべきなのがKeyPlayers(キープレイヤーズ)。スタートアップ企業の求人に特化していて、伸びしろしかない企業の求人ばかりです。
スタートアップに絞っているぶん求人の量は少ないですが、裁量が大きくやりがいのある仕事をしたいエンジニアに登録をおすすめします。
人事労務アプリで人気のSmartHR、動画配信サブスクリプションのU-NEXTなど、これからの将来が楽しみな企業ばかりです。
これまで紹介したサービスの中で最もエンジニアのキャリアチェンジに特化しているのがforkwell jobs(フォークウェルジョブス)。
エンジニアに特化しているので、「リモート可」「アジャイル開発」など、条件にこだわった検索の使い勝手が非常に良いのが特徴です。
開発手法や働き方に細かい希望がある人は是非使うべき転職サイトです。
LAPRAS(ラプラス)は、京都大学で計算機科学を専攻したCEOとCTOが立ち上げた転職サービスです。
「すべての人にとってミスマッチのない世界」というビジョンの元、最も幸せにキャリアチェンジするためのマッチングシステムが最大の特徴です。
登録時にGithub / Twitter / Qiita などの情報を解析し、求職者のスキルや志向にあった求人情報をレコメンド(提案)してくれる次世代のサービスです。
上記のSNSやブログサービスと連携させれば、自分自身の成長がスコアリングされるため、Github / Twitter / Qiitaを日頃使っている方に向いている転職サービスです。
Qiita Jobs(キータジョブス)は、プログラミングの技術系ブログサイトで有名なQiitaがリリースした転職サービスです。
この2点が最大の特徴で、現場のエンジニアと入社前に関わることで、ミスマッチのない転職を目指しているサービスです。
人事担当と面接するのが一般的ですが、プロダクトのことを一番良く知っている開発者たちと事前に話せるので、開発現場のリアルを聞くことができます。
2019年10月にリリースしたばかりなので、求人数や求人検索のユーザビリティは他社に劣りますが、現場至上主義の人に強くオススメします。
ミイダス はdodaなどを運営しているパーソルキャリアが運営しているスカウト型の転職サイト。
2015年11月のサービスリリース後、6.5万社以上の企業が導入しており、毎月1万人以上 会員数を増やしている注目の転職サービスです。
ミイダスの強みは、経歴・スキルを登録すると、パーソルキャリアが持っている300万人の転職データから自身の市場価値をスマホ1つで診断できるという点。
また、ビズリーチを始めとした多くの転職サイトは転職エージェントと企業の両方からスカウトをもらいますが、ミイダスの場合は企業からのみオファー(スカウト)をもらえるのが特徴です。
※ミイダス ではスカウトのことをオファーと表現しているのでこの記事でもオファーと記載いたします。
ビズリーチはハイクラス(高年収層)に特化したヘッドハンティング型の転職サイトです。
求職者はビズリーチに登録すると、企業や転職エージェントからオファーをもらえます。
企業から「ぜひ会いたい」というラブレターをもらった上で面接に臨めるので、他の転職サイトと比べて内定率が高くなるのが特徴です。
また多くの転職サイトが無料で使えるのに対し、ビズリーチには有料会員があるのが他社と差別化している点。
企業からも求職者からもシステム利用料をとることで、従来の「お金さえ払えばブラック企業でも上位掲載が出来る」システムをなくし、より質の高い情報を配信出来るようにしたのが画期的だと言えます。
リクルートが運営する人材紹介サービス「リクルートエージェント」
リクルートは今も昔も人材業界のゆるぎないNo,1企業です。絶対的No,1の位置にいるため、他社と比べても求人保有数も圧倒的に多いのが特徴です。
求人保有数もキャリアアドバイザーの人数も多いので、どうしても当たりハズレが出てしまうのがデメリットとしてあげられます。
手厚いフォローに定評がある総合転職エージェントのパソナキャリア。
2020年 オリコン顧客満足度調査ランキングでは1位を獲得しています。
人材派遣業界最大手の「パソナ」が運営しており、取引企業数も16,000社と多いため求人数も充実。
何より、パソナの社風が「自社の利益よりも社会貢献を重視」しているため、求職者対しても親身なサポートをしてくれます。
人材派遣から始まり40年以上の実績があるため、女性向けの求人も充実しているのが特徴です。
type転職エージェントは、株式会社キャリアデザインセンターが運営する総合型の転職エージェントです。
創業25年以上の中堅どころの転職エージェントであり、IT・WEB系に強いため、IT・WEB関連の求人では他が扱っていない掘り出し物の求人案件もあります。
また、type転職サイトは有名芸能人のCM起用もあり登録者が増えているため、今後は、合わせてtype転職エージェントにも登録する人が増えてくるでしょう。今後の成長が期待できるエージェントだと言えます。
「LiBz CAREER(リブズキャリア)」は株式会社LiBが2014年に始めた日本初のハイキャリア女性向け会員制転職サービスです。
会員数は現在13万人を超え、結婚・出産・育児と仕事との両立に悩む2,30代女性から支持を得ています。
求人数は約2,000件と少ないのがネックですが、ママ社員の活躍は今後も世の中で求められているので、成長が期待できるサービスです。
けんけん
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