名前は知っているけれど、実際どんなサービスで、何が違うのかが分からないという方も多いのではないでしょうか?
きだっち
はい、ちょうど今どちらに登録しようか迷っていたところでした!!
るてぃ
なるほど・・・
きだっちさんなら「キャリトレ」の登録がオススメですよ。
きだっち
え、なんでそんなにすぐに判断出来るんですか?
今回は、人事としてビズリーチ運用歴2年以上、転職検討者としてもビズリーチとキャリトレを実際に利用したことのある私が、
をお伝えしていきたいと思います。
きだっち
るてぃさん、よろしくお願いします!
このページの目次
るてぃ
ビズリーチとキャリトレ、どちらも一度見たら耳に残るキャッチーなCMですよね。
CMの内容は賛否両論ですが、同じ女優さんが出ていることもあり、運営会社は一緒だと知っている人も多いかと思います。
※ビズリーチは新しいテイストのCMに変わりましたね!!
ビズリーチはハイクラス(高年収層)に特化したヘッドハンティング型の転職サイトです。
求職者はビズリーチに登録すると、企業や転職エージェントからオファーをもらえます。企業から「ぜひ会いたい」というラブレターをもらった上で面接に臨めるので、他の転職サイトと比べて内定率が高くなるのが特徴です。
また多くの転職サイトが無料で使えるのに対し、ビズリーチには有料会員があるのが他社と差別化している点。
企業からも求職者からもシステム利用料をとることで、従来の「お金さえ払えばブラック企業でも上位掲載が出来る」システムをなくし、より質の高い情報を配信出来るようにしたのが画期的だと言えます。
キャリトレは株式会社ビズリーチが運営する20代向けのスカウト型転職サイトです。
登録者の73%が20代のため、求人も若手募集の求人が多いです。
キャリトレが売りにしているのは5分から始められる転職活動。
AIが自動でその人に合った求人をオススメしてくれて、求人の「興味あり」「興味なし」を回答するほど、AIが学習してオススメの精度が上がるという機能です。
るてぃ
ビズリーチとキャリトレの違いは明確です。
表でまとめてみました。
るてぃ
まず、ビズリーチとキャリトレではコンセプトが違います。
同じ会社が運営しているので、もちろん同じコンセプトのサービスは作りません。
コンセプトはそれぞれ、
であり、明確に違います。
きだっち
キャリトレはポテンシャル重視のニュアンスが強く、ビズリーチはスキル・実績を重視しているのが分かりますね!
るてぃ
ビズリーチとキャリトレではターゲットにしている年代も違います。
ポテンシャル重視とスキル・実績重視のコンセプトからも分かるように、
がターゲットです。
るてぃ
どちらも一番のターゲットはハイクラス層ですね。
きだっち
では、年収が低いと登録できないのですか?
るてぃ
キャリトレに審査はないですが、ビズリーチには審査があるので登録できないこともあります。
職種はもちろん整合性がとれているどうかをみられているので注意してください。
【悲報】
— 一寸木幸平(Kouhei Masugi) (@ko_masu)February 22, 2019
ビズリーチ登録審査を見送られました(笑)フリーランスイラストレーターは門前払いのようです(T-T)
湧永会長〜…pic.twitter.com/BUgMx1jJGc
わいのビズリーチの審査、永遠に通らないなこれはpic.twitter.com/VU6XKg1TzN
— 酢こんぶ (@konbusun2)May 22, 2019
また、私はビズリーチもキャリトレもユーザーとして使ったことがありますが、正直ビズリーチの方がスカウトが多かったです。
一概に20代だから「キャリトレ」と決めつけない方が良いかもしれません。
るてぃ
むしろ20代で自信のある実績を持っているなら「ビズリーチ」と「キャリトレ」両方登録しても良いくらいです!
きだっち
登録自体は無料ですもんね!
るてぃ
どちらも登録自体は無料ですが、ビズリーチは全機能を使うとなると課金が必要なので注意してください。
ビズリーチとキャリトレは費用面でも違いがあります。
るてぃ
ちなみにビズリーチで課金をしないスタンダードプランのまま利用すると、このようにストレスフルな画面がたくさん出てきます。
スカウトメールを受信しても、内容がほぼわからない結果になり、
参照:ビズリーチ マイページ
クリックすると「課金しませんか?」の画面に誘導されます。
参照:ビズリーチ マイページ
きだっち
うーん、やっぱり良い転職をしたいなら、課金は必須なのでしょうか?
るてぃ
いやそんなこともないですよ!
ビズリーチはキャンペーンを利用するなど賢く使えば、無料会員のままでも十分内定獲得出来ます。
るてぃ
無料会員のままで内定を獲得する方法はコチラの記事を参考にしてみてくださいね!
るてぃ
ビズリーチとキャリトレではオススメの利用方法も変わってきます。
るてぃ
キャリトレの場合は、AIによるレコメンド機能が売りなので長期の利用がオススメです。
AIによるマッチングは便利ですが、ある程度のサンプル数が集まらないと、あなたにあったオススメ求人が正確に提示されません。
なので、今日明日ですぐ条件にマッチした求人が提示されるようにはならないです。
きだっち
なるほど、それで長期利用がオススメなんですね。
キャリトレの場合は「通勤時間・ランチタイム・寝る前」などちょっとした時間でも転職活動が出来るので、継続的にも続けやすそうです。
るてぃ
キャリトレはアプリも使いやすいのがメリットです!
画像参照:キャリトレ マイページ
気になった企業にはワンタッチで自分から企業にアピール出来ます。
勤めながら次の会社の情報収集をしたい・気になる企業とコンタクトを取りたい方に合っていますね!
るてぃ
一方で、ビズリーチは無料で全機能活用したいとなると、時間が勝負になってきます。
キャンペーンを上手に活用して、無料会員のまま全ての機能を使えるのは最大で2〜3ヶ月まで。
そのキャンペーンの内容もヘッドハンター(転職エージェント)5人と面談するのが条件になっていたり、がっつり転職活動を行う人向けの内容です。
きだっち
ビズリーチを使い始める時期には注意が必要ですね。
るてぃ
ベストは転職活動に本腰を入れようと決めたタイミングです!
ビズリーチを活用して一気に勝負をかけるのがオススメですよ。
ただ、ビズリーチも少しストレスがかかりますが、情報収集目的でも活用は可能です。
ビズリーチは無料会員の場合、通常スカウトの内容は見れませんが、プラチナスカウトをもらえれば、本文の閲覧が出来ます。
るてぃ
もらったプラチナスカウトには目を通して、自分の市場価値を確認しておく意識は大切ですね。
るてぃ
ビズリーチとキャリトレは共に求人件数は10万件程度ですが、登録しているエージェントの数は差があります。
るてぃ
コンセプトの違いも影響しています。
キャリトレはあくまで自分でアクションを起こすことを重視しており、ビズリーチは転職エージェント(ヘッドハンター)からのスカウトを重視しています。
るてぃ
なので、ビズリーチは転職エージェントの質にもこだわりがあるんですよ。
ビズリーチでは転職エージェントの担当者がランク付けされており、一目でランクが分かるようになっています。
参照:ビズリーチ マイページ
S・A・B・C・Dランクに分かれており、最上級のSランクの転職エージェントはたった3%しかいません。
きだっち
どうせなら腕の良い転職エージェントに相談したい!
この機能はすごく便利ですね。
るてぃ
違いが分かったところで、ビズリーチまたはキャリトレを登録する際の注意点もお伝えしておきます。
どちらも無料で登録できるので、もちろんどちらか選ぶのではなく、両方登録してみるのもありです。
一覧でまとめてみたので、ご参考になれば幸いです。
ビズリーチ利用時の注意点
きだっち
ビズリーチの場合スカウト機能がメインなので、経歴が悪いとスカウトをもらえず寂しい結果になることもあるってことですね。
るてぃ
はい、なので本格的に利用する時でも構わないので、Web経歴書は真剣に記入するのがポイントです。
特に、下記に当てはまる方だと、経歴をしっかり書いても条件検索のフィルタをかけられた時に落ちてしまい、企業の目にすら止まらない可能性があるのは理解しておいてください。
るてぃ
私はビズリーチで実際にスカウトメールを打っていますが、かなり細かく条件検索は出来ます。
なので嘘はNGですが、Web経歴書の見せ方を工夫するのは大事です。
例えば、実際に私もスカウトを送る際にやっているのですが、経歴が良い人を探す際、フリーワードで「No,1」「社長賞」「MVP」「1位」などと単語を入れて検索することがあります。
きだっち
つまり、Web経歴書にその単語を意識的に入れるか入れないかでも、企業の目にとまりやすくなるかどうかが変わるということですね!!
るてぃ
そうです!ビズリーチでスカウトメールをもらうコツはこちらに書いたので参考にしてみてください。
るてぃ
続いてキャリトレを利用する際の注意点をお伝えします。
キャリトレ利用時の注意点
るてぃ
キャリトレの場合、20代のハイクラス層がメインターゲットなので、20代以外の登録はオススメしません。
そもそも転職サイトは、転職市場で最も需要がある「20代・ハイクラス層」をターゲットにしている会社が多いです。
なぜなら、そのほうが企業や転職エージェントが欲しい人材なので売上が上がりやすいから。
るてぃ
とは言っても、キャリトレの場合は年収300〜400万程度の求人も多く、ハイクラス層以外にも十分使えるサイトだと言えます。
きだっち
ハイクラス層と謳っているものの、全ての20代に利用価値があるということでしょうか?
るてぃ
そうですね!
ただ明らかに経歴が悪い(現在フリーター・ブランク歴が1年以上あるなど)場合は、専門の転職エージェントに相談した方が内定獲得率が上がります。
転職サイト・転職エージェントマップで確認しても、
キャリアに自信があり・求人の量が多い「キャリトレ」は、キャリアに自信がなくサポート重視の人向けの転職サービスとは対極にあります。
るてぃ
自分にあった転職サービスを見つけることが、理想の転職を実現するために大事なことですね。
るてぃ
転職活動は情報収集から始めるのが最初の一歩。
あなたにあった転職サービスに出会えることを願っています!!
ベンチャー企業の人事→独立
・毎月の書類選考人数:100人以上
・キャリア相談・面接の数:400以上
・取引のある転職エージェント/転職サイト:120社以上
本当にためになる情報を伝えて、求職者も企業も幸せにならないミスマッチの就職を1つでもなくすことが目標です。