まつぱち
皆様こんにちは、まつぱちです。いつもおしえてまつぱち先生のコーナーにご質問ありがとうございます!
きだっち
皆様こんにちは、きだっちです!本日もまつぱちさんのアシスタントを努めさせていただきます。
きだっち
早速ですがまつぱち先生!本日は読者様から下記のような質問が寄せられております。
Q:都内の平凡な営業マンです。来年でいよいよ30歳を迎えるので、ここで一つ圧倒的な実績を出したいと思っています。何かアドバイスをお願いします。
まつぱち
圧倒的な成果、営業マンなら誰しも憧れますよね。私は普段から業界で圧倒的な成果を出す方々とお付き合いがありますが、彼らには共通点が多く存在します。
それは彼らがサイコパスであるということ。もちろん「サイコパスになりなさい」というわけではなく、圧倒的な成果を上げる彼らの良いとこだけを吸収するつもりで見ていただけますと幸いです。
まつぱち
私の周囲にいる圧倒的な成果を上げる営業マンは、ある種サイコパス的な性質がございます。しかし一歩下がって彼らを観察してみれば、サイコパスにならずとも圧倒的に成果を出すヒントを獲得することが可能です。
サイコパス営業マンの特徴
きだっち
サイコパス営業マン…ちょっと詳細が気になりますね!私も圧倒的な成果を仕事で出したいです!
まつぱち
もとからサイコパス的な性格をしている彼らからすればなんてことの無い行為かもしれませんが、私達一般的な営業マンは圧倒的に成果を出すための意識を普段にとりいれなくてはいけません。
これから紹介する3点、しっかりと吸収するつもりで御覧ください。
まつぱち
サイコパス営業マンは、「お金があれば医者を目指したのに」「顔が良ければもっと女性に積極的になれたのに」といったような普通の方が行動しない言い訳によく使う「たられば」で自身の行動を一切制御しません。
営業マンの仕事はストレスが掛かるものが多く、通常の感性では「たられば」で行動を制御したくなってしまうのが当然です。
きだっち
あ~、凄くわかります。特に新規顧客開拓は私も苦手で「100件電話をして1件アポイントが取れなかったら…」なんて言い訳をしてついつい行動を制限しちゃうんですよね。
まつぱち
きだっちさんのように普通の感性を持ち合わせている方の場合、言い訳のその先に「時間を無駄にしちゃうんじゃないか」「もっと他の業務を優先すべきなんじゃないか」という思いが隠れているんですよね。
きだっち
そう!もうおっしゃる通りです!
まつぱち
その感覚はズバリ間違ってはいないのですが、サイコパス営業マンであればこう考えるのです!
例:「100件電話をして1件もアポイントが取れなかったら・・・」
→「次の100件で3件取ろう」
きだっち
なんかこわっ!ブラック企業じゃないですか。これを毎日セルフでやってるなんて異常ですよ。
まつぱち
おっしゃる通り。でも圧倒的に成果を出すって、普通の人と同じ感覚で仕事をしていてはいつまで立っても出来ません。
もちろん彼らのやり方を真似れば絶対に成功するというわけではありませんが、成功率は圧倒的に高まることは確かです。
事実、100件の電話で1つもアポイントが取れなかった場合、別の見方をすれば100件分の非有効客が確認できたことになりますので、普段から1/100の確率でアポが取れているのであれば、次の100件はかなり確率が高くなったと捉えることが出来ますよね。
きだっち
それなら確かに納得感はありますが、聞こえの良い理由付けって感じですね。
まつぱち
グッジョブ!素晴らしい気付きですね。
我々一般的な営業マンはサイコパスにならずとも、こうして聞こえの良い理由付けをすることで、圧倒的な成果をだす営業マンに1歩近づくことが出来ます。
ただこのご時世、会社からこうした行為の強制はかなりしづらくなっている背景もあり、自分自身で意識して行動していかなければなりません。
きだっち
聞こえの良い理由付か~。
繰り返してたらいつか本当にサイコパスになっちゃいそう。ま、それはそれで成果が上がるしいっか!
まつぱち
サイコパス営業マンの特徴2つ目は、人との対立を恐れないことです。
営業という仕事の中で、特に対立が起こりやすいのは競合他社とのバッティングです。そうした状況下において、圧倒的に成果を上げるサイコパス営業マンは徹底抗戦を行います。
時にクライアントの不安を煽るような情報提供、競合他社の内部調査など徹底的に調べ上げて競合他社とクライアントの関係性を壊すことに躊躇がありません。
きだっち
う~、絶対に敵に回したくない相手ですが、社内にいればこれほど力強い存在もいませんね。
まつぱち
ただ彼らの競合他社調査と、クライアントとの関係崩しの技は使いようによっては非常に高い効果を発揮します。
とくに自分のクライアントが新規の競合他社と契約を結ぼうとしているタイミングなどは、すでに契約を結んでいるこちらが圧倒的に有利です。
クライアントへのアドバイザーとして情報提供を行う事ができるので、ライバルを潰しにかかりつつ、クライアントからの信頼を得るというまさに一石二鳥の技法なのです。
きだっち
なんだか知っているような口ぶりですが、まつぱちも実は経験があったり?
まつぱち
もちろん、私が転職エージェントだった頃は競合他社との潰し合いなんて日常茶飯事でしたからね。私もこの記事を書いていて自分がサイコパス営業の側面があることに驚いてますよ。
きだっち
(自分悪いアピールはちょっとキモいけど言ってることには納得)
まつぱち
サイコパス営業の特徴3つ目は目的に必要のないものは捨てまくることです。
圧倒的に成果をだした営業マンとは?という問いに対して、「最も売上をあげた営業マン」というシンプルな解がございます。
そのために社内政治や面倒なクライアント、人間関係、睡眠時間、食事時間など、サイコパス営業マンは最も売上を上げる目的の為に、必要のないものは徹底的に捨てまくるのです。
きだっち
私、これはちょっと共感できるかも!
私のいる会社も本当に目的の為に必要のない仕事に溢れているんですよね。でも私は社内での居心地が悪くなっちゃうのが怖くて中々出来ないな~。
まつぱち
確かに。会社とは人の集りである以上、人間関係を粗末に扱うのはよろしくないですよね。
しかし圧倒的に成果を上げた社員であればどうでしょう?周囲は「付き合いの悪いやつ」なんて評価をするでしょうか?
きだっち
それで言うと、飲み会にも行かず仕事に専念するなんて凄いやる気のあるやつだな、って応援したくなりますね。でもそれは成果をあげた方の結果論ですよね?
まつぱち
確かにそのとおりですが、そんな周囲の評価すらも成果を出すために無駄!徹底的に捨てて捨てて、成果が上がるまで無駄を捨て続けるのです。
このとき注意しなくては行けないのは、”絶対に途中で止めないこと”。成果主義に走り人間関係をおろそかにして、なおかつ成果を出せなかった場合めちゃくちゃ居心地が悪い環境を自分で作ってしまうことになりますから。
きだっち
なるほど!じゃあ私は徹底的に捨てると言うより、程よく捨てて程よく成果を取りに行くスタイルでいきます!これなら居心地が悪くなる心配もありませんもんね。
まつぱち
ずる賢いが間違っちゃいない!!
きだっち
ちょっと着地点はずれちゃいましたが、今日の本題であるサイコパス営業マンの良いところを盗むということは達成できた気がします!
ぜひ皆さんもサイコパス営業マンを食い物にするつもりで本日の記事を見返してみてくださいね!