うつ病の伝え方┃エージェントから多くの求人を紹介してもらうためには?

記事更新日: 2021/01/14

ライター: まつぱち

この記事に書いてあること
  • エージェントからの紹介求人が増える精神的な病歴の伝え方
  • なぜ、精神的な病歴の伝え方が重要なのか

まつぱち

精神的な病歴をお持ちで転職活動の苦戦してる方、紹介できる求人が少ないんですよね。

きだっち

うつ病って知った途端に冷たい態度を取られるんですか…ひどい。

まつぱち

エージェントへの病歴の伝え方一つで対応も一気に変わることがあります!

きだっち

精神的な病歴をエージェントへ伝える時のポイントがあるんですね。

 

ぜひ、教えてください!!

紹介求人数を増やす病歴の伝え方

エージェント登録の段階では伝えない

まつぱち

エージェントの登録フォームに記載すると面談してもらえない可能性が高いです!

精神的な病歴のある方は、エージェントでは紹介できる求人が少ないです。

紹介できる求人が少ないと判断された場合は、エージェントサービスを利用することができません。

きだっち

転職エージェントって誰もが使えるサービスじゃないんですか。

まつぱち

特に大手エージェントでは、面談すらしてもらえないこともあります。

 

まずは面談をしてもらい、精神的な病歴があることは面談の中でアドバイザーに直接伝えましょう。

 

アドバイザーとの面談で伝えるポイント

ただ、精神的な病歴があると伝えると紹介できる求人が少ないと言われます。

しかし、病気の状況によっては紹介できる求人もあるので、状況を上手く伝えましょう。

 

現在、休職してるか

まつぱち

現在、精神的な病歴で休職中の場合は紹介できる求人が一気に減ってしまいます。

復職のタイミングで新たな就業先として受け入れると、早期退職になるリスクがあります。

しかし、復職されて病状も落ち着いている方であれば採用してくれる企業も増えます。

復職されている方は、現在の病状をしっかり伝えましょう。

きだっち

採用する企業の立場に立って考えることが重要なんですね。

 

復職の許可書が出ているか

まつぱち

休職中の方でも、主治医の診断書や産業医の意見書があれば、応募できる求人は増えます。

主治医の診断書は、病状や日常生活の安定性を証明するものです。

産業医の意見書は、復職に当たり業務ができるかを示すものです。

専門家からの許可書があれば、精神的な病気で休職していても採用してくれる企業が増えます。

きだっち

復職の許可が出ていることは、しっかりと伝えましょう!

 

服薬しているか

まつぱち

服薬によって病状が安定しているのか、薬の副作用はないか、企業も気にする点です。

薬を服用していると、薬を止めたら病状が悪化するのではないかと懸念されます。

服用しておらず、病状も安定していれば、きちんと伝えましょう。

きだっち

薬を服用していても、副作用がなくて業務に支障がないという点はアピールしたいですね!

 

定期的な通院が必要か

まつぱち

定期的な通院が必要か、必要であればその頻度も伝えましょう。

通院もしていなければ、応募できる求人はかなり増えます。

通院している方でも、応募段階から頻度が分かれば受け入れることができるか判断がつくので、採用の可能性は広がります。

逆に、急に病状が悪化して、いつ会社を休むか分からないという状態では紹介できる求人は少ないです。

きだっち

病状をしっかり伝えれば、エージェントも登録者の方を企業に推薦しやすくなるんですね!

 

なぜ、病歴の伝え方で紹介求人が増えるのか

まつぱち

求人票には記載されていない裏要件が存在します!!

求人票の裏要件があるから

企業がエージェントに求人を依頼する際、求人票に記載されている「必須要件」「歓迎要件」以外に「裏要件」が存在します。

エージェントは、登録者に転職のサポートをすると同時に、企業により合った登録者を紹介するサービスです。

企業が採用したい人材がどんな人か、どのような人であれば企業に紹介してもいいか、紹介先の企業にヒアリングを行います。

まつぱち

精神的な病歴がある方を企業に推薦する際に、先でお伝えしたポイントで企業に確認をしています。

病歴の裏要件のポイント
  • 病歴による休職歴があっても復職していれば応募可能か
  • 休職中でも復職の診断書が出ていれば応募可能か
  • 服薬してても病状が安定していれば応募可能か
  • 通院していても頻度が分かれば応募可能か

企業によっては、精神的な病歴があっても復職して問題なく就業している方なら紹介しください。という企業もあります。

休職中の方であっても、診断書があれば紹介してください。という企業もあります。

細かい点では、通院は月1回程度、現在は病状も安定していて服薬もなければ、紹介してください。と言われることも。

きだっち

エージェントだけが知る求人の裏要件で応募できるか、できないかが決まっているんですね!

まつぱち

その通り!

 

裏要件に沿って精神的な病歴を伝えることで、応募できる求人(紹介してもらえる求人)は増えます。

 

まとめ

この記事のまとめ
  • 求人票の裏要件に合った病歴の伝え方で紹介求人数は増える
  • 「休職中」「診断書」「服薬」「通院」がポイント

まつぱち

他にも伝えることができるポジティブな病状はしっかりと伝えましょう。

きだっち

薬の副作用がないこと、通院の頻度が分かれば、エージェントも企業に推薦しやすいですよね。

 

病状が安定していると分かれば、採用の検討をしてくれる企業も増えるんですね。

まつぱち

精神的な病気はいつ、誰が患うか分かりません。

 

転職の際に不利にならないように、伝え方を学んでください。

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