「飲食業界格下説を払拭したい!」接客のプロに飲食業界の魅力を語ってもらった

記事更新日: 2021/01/13

ライター: るてぃ

この記事を書いた人
業界の闇を晒す元人事 るてぃ
トップセールス→ベンチャー人事→独立
毎月の書類選考人数:100人以上
キャリア相談・面接の数:400以上
取引していた転職エージェント/転職サイト:120社以上
本当にためになる情報を伝えて、求職者も企業も幸せにならないミスマッチの就職を1つでもなくすことが目標です。
Twitter:@rutty_JobTier

 

 

るてぃ

皆さん、こんにちは。
JobTier編集長、元人事のるてぃです。

コロナ禍で大打撃を受けている飲食業界。

生活がガラッと変わってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

るてぃ

そんな中、「飲食業界を盛り上げたい!」という熱い思いを掲げてチャレンジしている男性に出会いました。

ゆうほさん
大学卒業後、技術職を経て、飲食業界へ。飲食店の店長をやりながら、並行して副業で30万以上稼ぐ(副業歴10年)
現在は飲食店で培った接客スキルを活かして、フリーの接客コンサルタントや、唐揚げFC店舗の立ち上げ、働き方にフォーカスしたサイト「VitaNavi」の運営など幅広く活動している。

 

ゆうほ

飲食業界はどこに行っても「キツイ・安い・休めない」とディスられます。

飲食業界が格下に見られるのを払拭したい!!!

 

 

るてぃ

今回は、飲食業界や接客の魅力について、ゆうほさんに語っていただきたいと思います。

長時間労働は当たり前?飲食業界の実態

 

 

るてぃ

ゆうほさんは10年以上、飲食業界で勤めていらっしゃいますが、元々この業界に興味があったんですか?

 

ゆうほ

いえ、新卒で入った会社を辞めた後は、派遣で契約が切れる度に違う仕事をしていました。

最後の会社がたまたま飲食店だったんですよね!

 

 

るてぃ

なるほど、最初はどんな印象だったんですか?

 

ゆうほ

接客はコンビニのバイトしかやったことがなかったので、最初は嫌でしたよ。

でも、やってみたら、エンドユーザーと直のやり取りが出来るのがすごく楽しかったんです。
そこで自分はこんなに接客が好きなんだ!と実感しました。

 

 

るてぃ

そこから10年以上、接客を極められているんですね!

正直、飲食店は働きやすいイメージがないのですが・・・実際どうでした?

 

ゆうほ

そうですね・・・。
商業施設内の飲食店で店長をやっていた頃は、朝6:30から22:30まで働いていたので、労働時間は長いですね。

 

 

るてぃ

え、16時間労働!?

 

ゆうほ

特に店長だと、アルバイトの子たちが欠勤する時は代理で出る必要があるので、25連勤したこともあります。

 

 

るてぃ

労働基準法ガン無視ですね(汗)

 

ゆうほ

それでも私はマシな方ですよ(笑)
手取りで40万くらいはもらえてましたから。

他の飲食店の店長に話を聞くと「そんなにもらってるの!?」とびっくりされます。 
僕ほどもらっていた人は話した人の中ではいなかったですね。

 

 

るてぃ

残業しても給与が上がらない会社も多いですもんね。
やはり過酷な労働環境・・・。

 

ゆうほ

まあ私はスタッフのプライベートを充実させてあげたかったので、スタッフから「出れません」と言われたら全部代わりに出てあげてたせいもありますね。

結果、すごい慕われてましたよ(笑)

 

 

るてぃ

なんて良い店長・・・!

でも、自分の身体は大事にしてくださいね(涙)

接客の概念を変えた当時の店長からの言葉

 

ゆうほ

私が接客にのめり込むようになったのは、当時の店長が教えてくれたこの言葉がきっかけでした。

「ホールは舞台だ。主演はお客さん、助演は料理、演出は店員、監督が店長。1つの舞台でお客さんが喜んでくれるのを演出しよう!

同じお客様でも一回一回ドラマが違う。毎回ドラマがあると思って、その時その時でお客さんを喜ばせてあげなさい

 

ゆうほ

この言葉にすごく感動したんですよね!

 

 

るてぃ

こんな価値観が共有されているお店に行ってみたいです・・・!!

 

ゆうほ

やっぱりね、飲食店はすごくやりがいがありますよ。

エンドユーザーとダイレクトにやり取りできるので。

前職は160年続くお店だったのもあり、

「おばあちゃんのおばあちゃんの代からあなたのお店の常連なのよ」とか

「あなたのお店でプロポーズされてから、通い続けているのよ」とか

嬉しい声をたくさんいただいていました。

 

ゆうほ

いや、もう普通に嬉しいですよね。

 

 

るてぃ

これはやりがいに繋がりますね・・・!

 

ゆうほ

これこそ飲食とか接客の魅力の一つかなと。

みんな嫌がっていてもやめられないのはここにあると思います。

あのお客さんが来てくれるとか、あの時喜んでもらえたのが忘れられないとか。

 

中には、やる気なくマニュアル通りの「いらっしゃいませ〜」と言う人もいるかもしれないけど、飲食やってると一回一回のドラマがあると思って欲しいですね。

飲食業界のイメージを払拭したい!新たな挑戦は?

 

 

るてぃ

そんなゆうほさんは今、チャレンジしていることがあるんですよね?

 

ゆうほ

はい、飲食業界格下説を払拭して、飲食業界を盛り上げるのが目標です!

飲食ってやっぱり「きつい・やすい・休めない」印象が強いので、どこに行ってもディスられる。

収入とかも少ないんでしょ?休めないんでしょ?って。

現状は、確かにそんなお店が多いのですが、この構造を変えたいと思っています。

 

ゆうほ

具体的には今、唐揚げ屋のフランチャイズ店舗経営に関わっています。

元々やっていた唐揚げ屋の社長と一緒に始めたんですが、今めちゃくちゃ楽しいです。

彼とは「飲食業界を変えたい」って想いが一致していて、最初に会った時から面白いくらい話が合いました。

 

ゆうほ

「飲食業界でも稼がせてあげたい」

これ夢じゃなく、現実化出来るよねって話を彼とは何度もしています。

実際、唐揚げ屋なら、揚げるのと簡単なレジ作業がメインでオペレーションも簡単。

商品自体が良いので、収益も確保出来る。

アルバイトに任せれば店長でも時間が取れる。

 

ゆうほ

先日、2号店を出店したんですが、コロナ禍でも大盛況でした!!

 

 

るてぃ

それはすごい!!!

 

ゆうほ

未経験でも絶対に出来るように仕組み化して、どんどん広めていきたいと考えています。

飲食って泥臭い作業が多いのですが、その先にすごくいいものがあるんだってのをみんなに知ってもらいたい。

今までの自分の経験を活かして、飲食業界を盛り上げていきたいと思います。

まとめ

 

 

るてぃ

ゆうほさん、熱い思いを語っていただきありがとうございました。

コロナ禍で大打撃を受けて暗いニュースも多い飲食業界ですが、盛り上げるべくチャレンジしている人もいます。

 

 

るてぃ

JobTierでは今後も一歩先を行く令和時代の働き方を紹介していきたいと思います。

次回記事も楽しみにしていてください!

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