社内の仕事を振ってもらえず、会社に出社しても何もやることがない社内ニート。
何も仕事をしないで給料がもらえるなんて…一見ラクそうに見えますが、実際は辛いを感じる人が多いです。
こんな楽な仕事辞める必要ないじゃん!って言われるんだけど、たしかに社内ニートで責任もないし、給与も賞与もちゃんともらえる。でもそれ以上に人間が無理だと私は耐えられない。何度もやめない方がいいかなって思うけど社長と合わない、社員3人の会社ではきつい。あと成長ないから転職できなくなる
— 1人日記さん (@lukaluka_pic)April 12, 2022
1秒でも早く今の辛い状況を脱するために、転職をしたいと考える人もいるかもしれません。
まつぱち
でもちょっと待ってください!
社内ニートがいきなり転職しようとすると、確実に失敗しますよ!
まつぱち
現在の転職市場は、社内ニートにとって確実に不利なんです…
だからこそ今の職場でできる限り準備をする必要があります。
そこで今回は、社内ニートの転職について解説していきます。
このページの目次
仕事がなくて辛いし、同僚からの冷たい視線にも耐えられない…
このままこの職場にいても、状況は変わらないのかも…?
そのように考えた結果、転職活動を始める社内ニートもいます。
まつぱち
今すぐ状況打破したい気持ちは分かります。
それでも社内ニートがいきなり転職活動を始めるのは危険です。
社内ニートの転職が危険な理由2選
まつぱち
1つずつ見ていきましょう。
社内ニートは会社に出社しても仕事がない人のことを指します。
仕事がないということは、今の職場での経験や実績がほぼゼロと言っても過言ではありません。
まつぱち
そもそも転職市場では新卒採用とは違い、経験や実績がある人の方が内定をもらいやすいです。
つまり未経験・スキルなしだとなかなか内定をもらえません。
転職活動で必要な職務経歴書にも、今までの職場でどのような業務をしてきたかを具体的に記載する必要があります。
しかし仕事が全くない社内ニートのままだと職務経歴書に書くネタが少ないので、採用者が「お!」と目を引くような内容を書くことができません。
まつぱち
もちろんネットで調べれば職務経歴書のテンプレートや定型文はたくさん出てきます。
でも人事の人たちは「テンプレートのコピー」なんてすぐに分かりますよ。
また転職市場では、同じ業界・職種の経験者の方が内定をもらいやすいです。
まつぱち
例えば営業職に応募した未経験者が、営業経験者に内定を奪われる。
このようなケースを私は何度も見てきました。
どんなに情熱ややる気があったとしても、ライバルに経験者がいたら人事は経験者を採用したくなります。
転職活動では今までの経歴や現在の仕事も結果に影響するので、仕事のない社内ニートは断トツで不利なのです。
もちろん転職市場にも「未経験歓迎」という求人はあるので、未経験・スキルなしでも無事に内定がもらえる可能性もあります。
まつぱち
しかし「内定もらった!ラッキー!」と何も考えずに内定を受けて転職をするのは危険です!
転職先でも、再び社内ニートになる可能性があるからです!
特に「早くこの辛い状況から脱出したい!」と思うあまりに、次の2つを考えずに転職活動を進める社内ニートが多いです。
まつぱち
今の職場で社内ニートになった原因は、周りにもあったのかもしれません。
しかし自分自身には何か問題はありませんでしたか?
このような人たちには、仕事をお願いしたい!とは思わないのではないでしょうか。
まつぱち
また「どこでもいいから転職したい!」と思っていると、転職先で再びミスマッチが起きてしまいます。
社内ニートの中には、現在の仕事が当初思っていたものと違っていたために、やる気を失ってしまった人もいます。
転職先でもミスマッチが起きてしまい「こんなはずじゃなかった…!」とやる気を無くしてしまうと、再び社内ニートになってしまってもおかしくはありません。
まつぱち
だから社内ニートが安易に転職活動を進めると、確実に失敗してしまうのです!
社内ニートが軽い気持ちで転職すると危険なのは分かったけれど、それでも今の辛い状況から早く自由になりたい…
そのように考える人も多いのではないでしょうか。
まつぱち
「この状況をどうにかしたい!」と考える社内ニートの皆さんは、まず今の職場でこの2つをやってください。
社内ニートがやるべきこと2選
まつぱち
実はこれ、何社からも内定をもらえる人が実際にやっていることなんですよ!
つまりこの2つさえやれば、転職活動は成功します!
「自分のことをよく知る」というと、就活でやった「自己分析」を思い出す人も多いのではないでしょうか。
まつぱち
自己分析は、絶対に当てにしてはいけません!
「周りは自分のことを『賢い』って言うけれど、自分はそんなことないと思うけどなぁ…」
このように自分自身を分析しようとするとどうしても思い込みなどが入ってしまい、客観的な分析ができなくなってしまいます。
まつぱち
自己分析の代わりに、次の2つを考えてみてください。
まつぱち
自分の得意なことを活かす職場に身を置くことができれば、転職は成功します!
とはいえ、自分で考えようとしても分からない…そんな人も多いはず。
まつぱち
そんなあなたには、キャリアコーチングがおすすめです!
「このまま今の仕事を続けててもいいのかな?」
「キャリアに対して漠然とした不安がある」
このような不安・悩みにプロのコーチが寄り添い、整理できる。それがキャリアコーチングサービスです。
まつぱち
現状に悩んでいる社内ニートには、もってこいのサービスです!
しかしキャリアコーチングのデメリットは、とにかく料金が高いところ。
料金は会社によってまちまちですが、1コースあたり大体20~30万円もかかります。
まつぱち
自分のキャリアの方向性を決めるだけなら、正直キャリアコーチングの無料体験を受けるだけで十分です。
キャリアコーチングについてもっと知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
【2022年版】キャリアコーチングサービスを徹底比較|おすすめ8社を紹介! - JobTier
仕事がなさすぎて、職務経歴書に書くネタがない…
社内ニートが転職活動を進めると、このような壁にぶち当たります。
まつぱち
今からでも遅くはありません!
職務経歴書に書く"実績"は今からでも作れますよ!
"職場での実績"というと、"新人賞" や "営業成績トップ"など、輝かしい賞を思い浮かべがちですが…
まつぱち
採用側からすれば、他の企業の"新人賞"なんてどうでもいいんです!
まつぱち
それよりも採用側がほしいのは、自分から課題を見つけて解決できる人材です。
…
社内ニートになってしまった原因として、個人の問題から会社の問題まで幅広く挙げられます。
今の職場でやれることはやったけど、それでもダメ…という人は転職を考えてもよいかもしれません。
まつぱち
ただ「自分の現状が辛い…会社辞めたい…」と思って転職をするのは、社内ニートにはリスクが高すぎます。
まずは今の職場を続けながら、転職の準備を進めることがおすすめです。
まつぱち
次の職場で社内ニートをくり返さないためにも、今は踏ん張りどころです。
焦らずゆっくり準備しましょう。