30代はビズリーチに登録するべき?利用しない方が良い人の特徴は?

記事更新日: 2021/01/18

ライター: るてぃ

この記事の結論
  • 年収アップを目指す30代はビズリーチに登録した方が良いが、経歴はシビアに見られるので注意が必要

  • 職歴によってスカウトメールをもらうためのコツが変わる
この記事を書いた人
業界の闇を晒す元人事 るてぃ
トップセールス→ベンチャー人事→独立
ビズリーチ運用歴2年以上、毎日30通プラチナスカウト送信、内定7名

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きだっち

30代の方はビズリーチに登録するべきですか?
私の知り合いで転職を検討している人がいるのですが・・・。

るてぃ

年収アップを目指す30代なら登録しておいて損はないですよ!
ただ30代の場合、経歴によっては違う転職サイトの方が良いかもしれません。

きだっち

そうなんですか?

るてぃ

はい、30代で職歴が悪い人がビズリーチに登録しても、もらえるスカウトメールが少なくなってしまうからです。

そこで今回は、企業の人事としてビズリーチ運用歴が2年以上あり、1ユーザーとしてもビズリーチを利用していた私が、

  • どんな30代にビズリーチはオススメなのか
  • ビズリーチを最大限活用するには何をしたら良いのか

について解説していきたいと思います。

きだっち

るてぃさん、よろしくお願いします!!

ビズリーチは30代のどんな人にオススメ?

年収アップを目指す30代は登録すべきだが、経歴は見られる

るてぃ

直近は20代でビズリーチに登録している人が増えているため、30代の登録者は経歴がシビアに見られる傾向にあります。

きだっち

20代の登録が増えているんですか?意外です!

るてぃ

はい。ビズリーチ側で「即戦力」「年収600万以上の方向けハイスキル転職サイト」と打ち出しているにも関わらず、「20代前半・年収500未満」で登録している人が増えている印象ですね。

※ビズリーチは登録時に年収を記載する欄があるのですが、「年収500万未満」「年収500万円以上」「年収600万円以上」・・・と年収500万を区切りにして登録出来ます。

参照:ビズリーチ公式HP

るてぃ

正直、同程度のスキルで20代と30代なら企業側欲しいのは圧倒的に20代です。

きだっち

まあそうですよね。。だから30代は経歴がシビアに見られてしまうんですね。

るてぃ

とは言っても、ビズリーチに登録するメリットは大きいので、年収アップを目指す30代であれば登録しておいて損はないです!!

ビズリーチで掲載している求人はほとんどが年収400万円以上、かつ全体の1/3が年収1000万円以上の求人です。

なので、年収400万円以上の求人を探している方はビズリーチに登録をしてみると良いでしょう。

るてぃ

ただ・・・やはり30代後半で年収300万円から400万以上を目指すのはビズリーチでは中々に難しい。

理由は先ほどお伝えした通り、20代で500万未満の登録者層が増えているから。

スカウトメールも20代に優先的に送られてしまいます。

なので、年収300万円代から400万円以上のステップアップを狙うなら、30代以上の経歴に自信がない登録者層が多い「type」や「リクナビNEXT」の方が内定をもらいやすいと言えます。

るてぃ

またビズリーチには登録審査があるのであまりにも経歴が悪いと、審査に落ちてしまう可能性もあります。

フリーランスや離職期間が長い方は要注意です。

具体的にどんな人が審査に落ちやすいかはこの記事に書いたので参考にしてみてください。

30代がビズリーチに登録するメリットは?

きだっち

ちなみに年収アップを目指す30代がビズリーチに登録するとどんなメリットがあるんですか?

るてぃ

簡単に言うと、他社と比べて年収が高い求人が多く、質の高い転職エージェントと会える確率が高いのがメリットです

年収アップを目指す30代がビズリーチに登録すると得られるメリット

  • 年収が高い求人が多い
  • 質の高い転職エージェントを見分けやすい

年収が高い求人が多い

るてぃ

ハイクラス向けの転職サイトだと「キャリアカーバー」も挙げられますが、求人数で言うとビズリーチの方が2倍多いです!

きだっち

本当ですねー!この差は大きい!

るてぃ

ただ、年収1000万円以上の求人数で言うとキャリアカーバーの方が多くなるので、年収1000万円以上を希望する方はキャリアカーバーを優先的に登録した方が良いですね!

質の高い転職エージェントを見分けやすい

るてぃ

ビズリーチは登録している転職エージェントの数が4000人と多いのが特徴ですが・・・

ビズリーチの場合はさらにランク分けがされているので、質の高い転職エージェントを見分けやすいのが特徴です。

具体的にはこのように、「S・A・B・C・D」ランクに転職エージェントが分類されています。

<ビズリーチランク別の人数と割合>

このランクは「ヘッドハンタースコア」と呼ばれ、転職支援実績や利用者のアンケートデータなどから、独自基準で算出されたスコアです。

スコアが4以上はSランクのヘッドハンター と呼ばれ、上位3%のスゴ腕ヘッドハンターと認定されています。

参照:ビズリーチマイページ

 

るてぃ

他社ではこのようにランク付けがされていません!!

きだっち

ビズリーチでSランクやAランクのヘッドハンターからスカウトが来たら要チェックですね!!

スカウトが増える!ビズリーチの賢い使い方

きだっち

ちなみにビズリーチを最大限活用方法はありますか??

るてぃ

ありますよ!!ステップに分けて説明しますね。

 

STEP1:市場価値を把握するために使おう

まずは、市場価値を把握するために使うのをオススメします。

ビズリーチの場合、スカウト型の転職サイトなので送られてくるスカウトメールに載っている年収で自分の市場価値が分かります。

るてぃ

職種内容は一緒でも、業界によって年収って結構変わってきたりするんですよね。

今後上場予定のITベンチャー企業の営業職と老舗メーカーで業界全体が縮小傾向にある会社の営業職であれば、同じ営業職でも年収が変わると思いませんか?

1つの会社しか見ていないと「現職でもらっている年収が当たり前」という感覚になりがちですが、それは勿体ないです!!

るてぃ

視野を広げることで「私の年収って実は低い?」「実は意外ともらってるかも!」と初めて比較できるようになります。

また、意外な職種からスカウトメールをもらえるので、新たな発見もあります。

なので、実際に応募するなど転職活動に踏み切らなくても、情報収集の手段としてビズリーチを活用している人も多いんですよ。

きだっち

なるほど。
市場価値を把握するためにビズリーチを活用!覚えておきます。

 

STEP2:手厚いサポートをしてくれる転職エージェントを探すために使おう

ビズリーチに登録すると複数の転職エージェントからスカウトメールが届きます。

正直、転職エージェントの良し悪しは担当者の腕によっても決まるので、腕が良くサポートが手厚い転職エージェントを見つけられるかどうかが転職を成功させるカギになるとも言えます。

るてぃ

前述の通り、ビズリーチは転職エージェントのランク分けがされているので腕の良い転職エージェントは見分けやすいです!

さらに転職を効率よく進めるためには、熱心にあなたの転職をサポートしてくれる転職エージェントと会えるかどうかがポイントになりますね。

サポートが手厚い転職エージェントの見分け方は、こちらの記事にまとめているので参考にしてみてください。

 

STEP3:企業の人事から直接スカウトをもらうために使おう

もう一点ビズリーチに登録するメリットとして、企業の人事から直接スカウトをもらえる点が挙げられます。

企業の人事が「この人と会ってみたい」と思ってスカウトをしているのですから、書類選考通過率や面接通過率が上がるのが特徴です。

るてぃ

しかも、ビズリーチの場合、プラチナスカウトメールを送るのには1通2000円近くの料金がかかるというのがポイント!

企業も適当な気持ちでスカウトを送れません!

一般的な感覚を持っている人事なら、1通2000円もかかるのだから慎重にマッチする人にスカウトメールを送ろうと考えます。

きだっち

確かにそれだけ予算をかけて、求めてる人材を採用出来なかったら上司から怒られますね。

るてぃ

そうなんです。
なので、企業の人事も必死です・・・。

きだっち

ビズリーチを利用した方が良い理由がクリアになってきました!

 

スカウトをもらいやすい職務経歴書の特徴

きだっち

るてぃさん、登録するからには、良いスカウトをもらいたいです!
スカウトをもらうコツはあるんですか?

るてぃ

もちろんありますよ!

基本は、他の転職エージェントに出すのと同じように職務経歴書をしっかり埋めて、経歴をアピールした方が良いのですが・・・

るてぃ

職歴が悪い方は、正直に職務経歴書を埋めるのはオススメしません!!!

ビズリーチの場合、嘘はダメですが正確に職務経歴書を記入しなければいけない決まりはありません。

つまり、実際は転職回数が5回あっても、ビズリーチに登録する職務経歴書上は直近の職歴だけしか書かないのはアリです。

きだっち

その方がスカウトがもらいやすいんですか?

るてぃ

そうです!
企業によっては転職回数が多いとそれだけでスカウトを送る対象外になってしまう場合があるからです。

しかし、直近の職歴しか書いてなければ「判断がつかないから、まずは会ってみようかな」と企業の人事に思ってもらえる可能性があります。

ビズリーチの場合、忙しくて職務経歴書の詳細の記入が出来ていない人も多いからです。

るてぃ

実際、私は判断がつかない方はまずは会ってみてましたよ!

スカウトメールをもらうコツはこちらの記事にもまとめているので参考にしてみてください。

ビズリーチと併用すべき転職エージェントランキング

るてぃ

最後に、30代のあなたがビズリーチと併用して使うべき転職エージェントもお伝えしますね!

1位:パソナキャリア 

運営会社
パソナ株式会社
オススメ年代
20代~40代
対応地域
全国
求人の量
求人の質
まずは公式HPを見る 〉

手厚いフォローに定評がある総合転職エージェントのパソナキャリア。
2020年 オリコン顧客満足度調査ランキングでは1位を獲得しています。

人材派遣業界最大手の「パソナ」が運営しており、取引企業数も16,000社と多いため求人数も充実。
何より、パソナの社風が「自社の利益よりも社会貢献を重視」しているため、求職者対しても親身なサポートをしてくれます。

人材派遣から始まり40年以上の実績があるため、女性向けの求人も充実しているのが特徴です。

2位:JACリクルートメント

運営会社
株式会社ジェイエイシーリクルートメント
オススメ年代
30代以上
対応地域
全国
求人の量
求人の質
まずは公式HPを見る 〉

JACリクルートメントは年収600万以上のハイキャリア層にオススメの総合転職エージェントです。
※年収600万以下の場合は紹介がもらえない可能性があります。

外資系・国内企業のグローバルポジションにおいて実績No,1。管理職、エグゼグティブ層の転職でも必ず名前の上がるエージェントです。
求人の質の高さとキャリアアドバイザーの質の高さに定評があるので、キャリアに自信がある層は登録しておくべき転職エージェントでしょう。

一方で、年収で人を見る傾向があり、年収が低い人が登録した場合はドライな対応をされる良くも悪くも対応がハッキリしています。

3位:リクルートエージェント 

運営会社
株式会社リクルートキャリア
オススメ年代
20代、30代
対応地域
全国
求人の量
求人の質
まずは公式HPを見る 〉

リクルートが運営する人材紹介サービス「リクルートエージェント
リクルートは今も昔も人材業界のゆるぎないNo,1企業です。絶対的No,1の位置にいるため、他社と比べても求人保有数も圧倒的に多いのが特徴です。

色々な求人数を見たい方はまずリクルートエージェントに登録をしましょう。

るてぃ

あなたにとって理想の転職が出来ることを心より願っています!

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