けんけん転職の達人
自分自身のキャリアアップのため、20代で3回の転職経験あり。現在は完全テレワークで理想の働き方を実現。
20社以上の転職サービスの利用経験を元に、上手な転職サービスの使い方やノウハウをお伝えしていきます。
経産省によると、2030年にはIT人材が約45万人も不足すると予測されています。
その中でもエンジニアの需要はますます増加傾向にあり、求人案件も多数存在しています。
人生の分岐点である転職時期。転職エージェントは慎重に選びたいところですよね。
転職エージェントにはそれぞれ強みや特徴があるので、自分に合った転職エージェント選びをすべきです。
この記事では、エンジニアにおすすめの転職エージェントの紹介や、転職エージェントを利用するときの注意点について解説します。
このページの目次
ワークポートは、人材紹介業で17年の実績がある老舗の転職エージェントで、累計の利用者は50万人にも上ります。
IT・Web・ゲーム業界に強いと評判のワークポートは、IT・Web系においてリクルートエージェントやdodaエージェントに次ぐ国内屈指の求人数を誇ります。
元々IT・Web業界のみを扱う特化型エージェントでしたが、ゲーム業界やその他の業種も扱うようになり、今では全職種取り扱う総合型の転職エージェントになりました。
そのため、プログラマー、Webディレクターやマーケター、ゲーム系のプランナーやエンジニア職での求人はもちろん、技術職以外での求人の取り扱いも豊富なのが特徴です。
求人の量や圧倒的な対応スピードに定評があります。
IT業界に特化した転職エージェントの中で、運営実績が最も豊富なのがワークポート。
創業から17年ということもあり、色々なIT企業との強いパイプが確立されているので、IT界隈の有名企業案件・人気のメガベンチャー企業の求人を多数取り扱っています。
最も求人数が多く、第二新卒や未経験者歓迎の求人も多数あります。
社内で分業化が進んでいるため機械的な対応と感じるかもしれませんが、対応スピードに最も定評がある転職エージェントです。
ワークポートはIT転職を目指す未経験者や第二新卒に強いということも特徴の一つです。
zawaさん、遅くなってすみません
— えつこ元大手営業エンジニア (@eccho731)May 12, 2020
私は無料プログラミングスクール“ミンスク"が
ついていた“ワークポート"を使って就職しました
テックエキスパートとかに比べると
認知度はまだまだ低いかもですが、お勧めです
もしかすると最近できたばかりなのかもです
また、業界未経験でもみんスクという完全無料のスクールに通い技術を習得することで、キャリアチェンジを果たせる環境がワークポートにはあります。
IT・Web業界への転職にオススメのIT特化型転職エージェントです。
キャリアアドバイザーの質が高くミスマッチが非常に起こりにくいことで有名です。そのためIT・Web業界において高い実績を誇ります。
特にIT業界の中でもエンジニアの職種に特化しているので、エンジニアの転職活動を考えている方は登録しておくべき転職エージェントでしょう。
一方で、エンジニア以外の職種での求人案件は少ないのがデメリットです。
IT業界出身の転職エージェントが多数在籍しているため、最新の技術やトレンドを抑えています。
そのため企業側の採用ニーズにも詳しく、求職者とのミスマッチが少ないことや、求職者の要望に沿った提案に定評があります。
案件数自体は大手総合エージェントに比べると少ないですが、IT特化のため質が充実、高額の案件も多いです。
求人の質が高いとも言えますが、全体的に「質が低い求人案件が少ない」です。
また、15年以上の運営ノウハウと実績があるため、IT界隈の有名企業案件・人気のベンチャー企業の求人を多数取り扱っています。
なおレバテックキャリアは「一気通貫タイプ」と言って、キャリアアドバイザーと企業窓口の担当が分かれていません。
それが求職者と企業のミスマッチを極限まで減らせる理由です。
マイナビが運営する人材サービス「マイナビエージェント」
20代に信頼されている転職エージェントNo,1を謳っており、大手企業の中では唯一、年代を絞ってプロモーションをかけている企業でもあります。
他企業に比べるとサービスを開始したのが遅く、利用者数が比較的少ないため、一人ひとりの求職者への手厚いサポートに定評があるエージェント。 大手SIerやITコンサル系の求人が多く、比較的高い給与水準の求人や安定した会社の求人が多い。
転職を考えている求職者はこのような悩みを抱えていることでしょう。
マイナビITでは、IT業界ならではの痛みや悩みを知っているキャリアアドバイザーがいるので、求職者の立場に立って最適な転職先を考えてくれます。
また、応募書類の添削をはじめ、採用されやすい受け答えについて具体的にアドバイスしてくれます。
転職初心者やコミュニケーションが苦手なエンジニアにとって、とても頼もしいエージェントです。
IT・Web・ゲーム業界への転職にオススメのIT特化型転職エージェントです。
提案可能求人件数48件、年収up比率75%など、IT・Web・ゲーム業界において高い実績を誇ります。IT業界人からの評判もよく、悪い評判が少ないエージェントの一つです。
求人の質の高さとキャリアアドバイザーの業界理解に定評があるので、IT業界への転職を考えている方は登録しておくべき転職エージェントでしょう。
一方で、IT系以外の職種での求人案件はほぼありません。
Geekly(ギークリー)は求人数、対応品質ともにバランスが取れた転職エージェントです。
他の転職エージェントに比べて、ゲーム業界に強いため、ゲーム系のエンジニアやプランナーは思考停止でGeeklyを使うことをオススメします。
大手から中小・ベンチャー企業まで求人の層が厚く、ハイキャリア人材の求人も比較的豊富です。
一般的に内定が出るまで平均2ヶ月ですが、内定まで平均1ヶ月といったスピード感に定評があります。
転職エージェントは既に職務経歴書のフォーマットが揃っていることが多いです。
例えばギークリーでは、ホームページからレジュメをダウンロードできます。
自分で0から用意しなくても職務経歴書の雛形があれば、サンプルをお手本に書けばいいので、楽して品質の高い書類作りをすることができるでしょう。
けんけん
転職に成功している方は、平均3~4社エージェントを活用しています!
転職エージェントのやり取りはどうしても対人になるので、相性が合う・合わないが発生してしまうので何社か保険で登録しておいた方が良いです。
合わない担当と無理にやり取りを続けていても良い結果は出ません。
「一生懸命対応してくれているのに申し訳ないから」と思うより、「上手くエージェントを活用する!」と割り切った方が自分にとって良い転職活動ができている人が多いです。
求職者は無料で利用できますので、複数の転職エージェントを併用することにデメリットはありません。
恐らく重複応募をする人はそこまで気にせず応募をしているのかと思いますが、自分にとって不利益になるだけなので、どの企業にどこから応募したかはきちんと管理しておきましょう。
けんけん
転職リテラシーが低いとそれだけでかなりマイナス印象を持たれます。
「知らなかった」で笑っては済まされず、企業側はあなたを勧めてきた転職エージェントを疑いますし、転職エージェントとあなたとの信用関係も悪くなります。
結果的に企業のあなたへの信用も落ちて不採用の確率が高くなるので、絶対にやめましょう。
けんけん
転職エージェントの良し悪しは「担当者」で決まります。
いくら評判の良い転職エージェントに登録したとしても、担当してくれた方との相性が悪かったり、仕事が出来ない人だと理想的な転職は出来ません。
なので、複数の転職エージェントに登録することで、相性の良い担当者に当たる確率を増やすことは大切です。
万が一担当者と相性が悪い場合は、担当社の変更を申し出てみましょう。
プログラミング未経験からのエンジニアとして転職したい人は、プログラミングスクールと言う選択肢を視野に入れましょう。
プログラミングスクールでは、基本的に無料で転職支援をしてくれます。
プログラミング未経験者が入りやすい転職先も揃っているため、プログラミング学習から転職までを一気通貫でサポートしてもらえるのが最大のメリットです。
「転職支援」が充実しているプログラミングスクールを厳選して4つご紹介します。
基本的に教室に通ってプログラミング学習を進めていく学習スタイルで、オンライン環境でも可能です。
カリキュラムに沿って学習をしていき、躓いたところをメンターに質問できます。
出典:TECHCAMP HP(主な転職先)
転職先の事例として、上場企業や有名スタートアップへの転職実績があります。
けんけん
実際のところは、SESや受託開発の会社が転職先であることがほとんどなんです。
つまり、いきなりLINEやメルカリのような自社サービス開発の会社に転職するのは難しいです。
自社サービスを運営している会社への転職は、実力がある程度備わった中堅クラスのエンジニアからです。(これはどのプログラミングスクールも一緒)
まずは、
エンジニアが必要な現場に出向して働くSES企業への転職
もしくは、
請負開発をするSIer企業への転職
がエンジニアとしてのファーストキャリアになることがほとんどです。(超一流のポテンシャル人材でしたら別ですが…!)
けんけん
サービスの説明やどんな学習をしたら転職できるかは、無料で聞くことができるので是非気軽に聞いてみましょう。
基本的に教室に通ってプログラミング学習を進めていく学習スタイルで、オンライン環境でも可能です。
カリキュラムに沿って学習をしていき、躓いたところをメンターに質問できます。
経済産業省認定講座となっているため、4ヶ月コースの場合、条件を満たすと最大56万円キャッシュバックされるため、実質26.8万で受講することが可能です。
出典:DMM WEBCAMP HP(主な転職先)
CodeCampは完全オンライン完結型のプログラミングスクールで、比較的他社よりもお手頃な料金設定です。
CodeCampが用意したカリキュラムと教材に沿って学習を進めていき、週に2回(1回につき40分)オンラインで質問することができます。
IT特化の転職エージェントと業務提携をしているため、プログラミング学習を終えたらプロのエージェントによる転職支援サービスを受けることができます。
そのため上記の転職エージェントが保有している求人案件を紹介してもらうことが可能です。
既に紹介したプログラミングスクールとの違いは、オーダーメイドカリキュラムと完全マンツーマン指導を採用している点です。
つまり、自分のやりたいことや学習ペースに合わせて学ぶ内容や教材を柔軟にカスタマイズしてくれるので、エンジニア転職に際して言語指定などの条件がある場合は有効に使えるスクールです。
他社スクールと同様に、専属のキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれます。
また、転職コース受講で転職に成功すると受講料がタダになります。
20代の若手向き転職エージェントがあるので、上記に上げた4社(ワークポート、レバテックキャリア、マイナビIT、ギークリー)と併用すると良いでしょう。
30代の転職では、実績・キャリアが重視されるため、20代のように「ノリで未経験分野にチャレンジしてみよう!」という訳にもいかなくなります。さらにご家族がいる方は、土日祝休みが良い・年収は最低600万以上など条件も厳しくなりますよね。
そんな30代の方は、リクナビエージェント、dodaエージェントなどの大手エージェントを併用するのがオススメです。
「ハタラクティブ」や「ウズキャリ」など、フリーター・既卒・第二新卒特化の転職エージェントを使って、エンジニア求人を見つけるのも手です。
正社員としてのキャリアが少ない分、足元を見られがちな第二新卒やフリーター。絶対に使ってはいけない転職サービスを使うとブラック企業にあたる可能性が高くなるので気をつけましょう。
女性にとって結婚・出産などのライフイベントは、男性よりも働き方に大きく影響を与えます。
そんな女性に特化した転職エージェントを使って、エンジニア求人を探すのも良いでしょう。
女性目線に立ってサポートしてくれるのは心強いですよね。
転職エージェントを複数利用して転職活動を進めることで、相性が悪かったとしてもリスクヘッジになります。
転職エージェントはどこも無料で使えるので、自分に合いそうな転職エージェントを見つけて、転職成功の確率を高めていきましょう。
あなたが理想の企業と出会えて楽しく働けることを応援しています!