記事更新日: 2021/01/12
るてぃ
こんにちは、JobTier編集長・現役人事のるてぃです。
フリーターから正社員を目指すとなると、ハードルが高いのでは？と思う方も多いのではないでしょうか。
もちろん、同年代で正社員勤務がある方と比べてしまえば面接での評価は下がりますが、それでも転職エージェントの力を上手に借りることで「フリーターから正社員」を現実にすることは十分可能です。
まつぱち
ただ、絶対に使ってはいけない転職サービスもあるので注意してくださいね。
まつぱち
絶対に使ってはいけない転職サービスを使うと・・・ブラック企業にあたる可能性がとても高くなります。
るてぃ
私も転職サービスの担当者といつもやりとりをしていますが、確かに怪しい会社も多いですよね。
具体的に教えていただけますか？
まつぱち
結論からお話しすると、いくら身近な存在だからと言ってハローワークを活用するのはやめた方が良いです。
今はフリーターに特化した転職エージェントが複数社存在するので、そこをどう活用するかがカギとなりますね。
るてぃ
なるほど、それはかなり有益な情報・・・！
今回は元転職エージェントのまつぱちに手伝ってもらい、
についてお伝えしていきたいと思います。
るてぃ
この記事があなたの転職に少しでも役立てば幸いです。
このページの目次
まつぱち
前述の通り、フリーターが絶対に使ってはいけない転職サービスの1位は「ハローワーク」です。
しかし、他にもたくさんあります！！！
具体的には・・・
フリーターが絶対に使ってはいけない転職サービス
るてぃ
ほとんどですね笑
まつぱち
そうなんです。なのでフリーターの場合はフリーターに特化したエージェントの活用が必須！
なぜ、これらのサービスを使ってはいけないのか少し解説したいと思います。
まつぱち
国が運営しているから安心と思われがちなハローワーク！
でも注意しないといけないのは「求人の質が低すぎる」という点です。
るてぃ
ハローワークは唯一、企業が掲載料金や手数料を払わずに、人を採用できる手段ですからね。
無料だからこそ、とりあえずハローワークに出したりもします。
まつぱち
さすが、人事のるてぃさん、その通り。
多くの企業が同じことを思うので、ハローワークには求人票が溢れかえっています。
しかし、全ての求人票にきちんと目を通す人手が確保されているわけでもなく・・・求人内容に事実と全く異なる求人が書かれていることもあるんです。
るてぃ
それにハローワークの人たちってその企業に精通している訳ではないですからね。
質問しても社風や条件など分かるわけがないです。
まつぱち
そうなんですよね、それでもハローワークの闇については多くの人が知らないのが実態です。
ハローワークについてはコチラの記事で詳細に書いてあるので、ご参考いただければと思います。
まつぱち
これらは、情報収集のみなら良いですが、転職サイト経由で応募するのはオススメしません。
リクナビNEXTやマイナビ転職などCMをバンバン打っている大手転職サイトの場合、現在正社員で働いている人も多く登録しています。
まつぱち
正直、現職が正社員の人と比較されたら、選考通過は出来ませんよ！
るてぃ
実際、私も大手転職サイトを利用しますが、応募がものすごく来るのでフィルターをかけて機械的に落としてしまっているのが現状です。
そもそも転職サイトと転職エージェントでは利用の手軽さが違います。
何が違うのかというと下記図を参照してもらえれば分かりやすいと思います。
るてぃ
簡単に言えば、自分一人で進められるのが転職サイト、転職のプロに相談しながら進めるのが転職エージェントですね。
なので、24時間利用でき、気楽な気持ちで伝えられる転職サイトの方が利用者が圧倒的に多いのです。
ちなみに私の場合は、応募数が集まりすぎて、フィルターでふるいに落とす際は、
などでフィルターかけることが多いので、フリーターの方はこの時点でWeb履歴書を人事に見られることもなく撃沈する結果が待っています。
まつぱち
あえてライバルが強い場所に行く必要はないです。
大手の知名度だけで選ぶと後悔しますよ！
まつぱち
だからと言ってキャリアに自信がない人向けの転職サイトも過信しすぎない方が良いです。
なぜかというと、バイトルNEXTやはたらいくなどキャリアに自信がない人向けの転職サイトは、求人内容の質が非常に悪い！
るてぃ
これらのサイトって掲載料金が大手転職サイトに比べて安いんですよね。
その分、求人票のフォーマットも緩く、必要なことが記載されていない場合もあります。
例えば、この求人票の違いを見てみてください。
るてぃ
大手転職サイトのtypeがこれだけ詳しく書いているのに対して、はたらいくでは1行のみ！
他にもブラック企業の可能性が高い求人票がゴロゴロ転がっています。
その見分け方についてはコチラの記事で書いたので参考になれば幸いです。
まつぱち
総合型転職エージェントへの登録もオススメしません。
総合型転職エージェントとは、幅広い業界・職種を扱う転職エージェントです。
特化型転職エージェントとはこのような違いがあります。
まつぱち
業界特化型のエージェントは表ではフリーター・既卒・第二新卒特化のエージェントを例に出しましたが、他にもたくさんあります。
例えば・・・
などです。
まつぱち
そしてなぜフリーターの人が総合型エージェントを選ばない方が良いかは、これもライバルが多いからです。
総合型エージェントに代表格はリクルートエージェントやdodaなど知名度が高い転職エージェントです。
となると、先ほどもお伝えしたように現職が正社員のユーザーが多くいるので圧倒的不利です。
まつぱち
2,30代でブランクが1年以内なら問題はないですが、ブランク歴が長いと若くてもエージェントの審査で落ちる可能性もあります。
るてぃ
そもそも登録出来ない結果は悲しいですね。
まつぱち
以上の理由から、フリーターはフリーターに特化したエージェントを利用することが賢い選択だと言えます。
今回は、オススメの転職エージェント4社を紹介します。
「いい就職.com」は新卒・既卒・第二新卒をターゲットとした転職支援サービス。
一見、転職サイトのようですが、自分から企業への直接応募は出来ません。
いい就職.comの自社エージェントを通して企業に応募をする仕組みになっています。
まつぱち
最後に・・・いくら転職エージェントの力を借りたとしても、あなた自信が転職活動にやる気があり積極的にチャレンジをしなければ内定は獲得できません。
転職エージェントはあくまでサポートをする人であり、転職をするのはあなたです。
下記、よくありがちな5点を共有します。
フリーターが転職をする際の注意点
まつぱち
親に言われて渋々転職活動を開始する人もいますが・・・自分の意思で転職活動は開始しましょう。
るてぃ
やる気のない態度や姿勢は面接時の発言でも分かってしまいます。
まつぱち
ビジネス的な話をすると、転職エージェントも入社が決まらないと売上が入らないので、やる気のない人に構っている暇はないのです。
本人が積極的に転職活動に取り組む意思が、フリーターの転職では一番大切なことですね。
るてぃ
人事として気になる、なぜ今フリーターなのかの理由です。
まつぱち
理由は明確であれば問題ありません。
このような理由でもOKです。
まつぱち
しかし、明確な理由がない場合は注意が必要。
反省と共に、これからは前向きに仕事を頑張り、会社に貢献したい旨を伝えると印象が良い答えとなります。
まつぱち
無料で利用できる転職エージェントを利用しない手はありません！
あらゆる点で不安に思うこと、どうしたら良いのか分からないことがたくさん出てくるでしょう。
そんな時は転職エージェントを頼ったもん勝ちです。
まつぱち
頼ることは大切ですが、鵜呑みにしすぎないことも大事です。
担当者によっては売上だけを追っていて、入りやすいブラック企業に誘導してくる可能性も0ではないです。
るてぃ
転職エージェントに依存しすぎず、必ず企業の評判は自分でも調べるようにしましょうね！
まつぱち
人と人とのやり取りになるので、合わない場合もどうしてもあります。
申し訳ないからとそのままやり取りを続ける人がいますが、お互いにとってメリットがないです。
直接伝えなくても、公式サイトに担当者変更やお問い合わせフォームがあるので、そこを活用して早めに変更依頼を出しましょう。
まつぱち
フリーターの転職は手段を間違えると、ブラック企業への入社の確率が高くなってしまうのでかなり注意が必要です。
あなたが理想の企業と出会えて楽しく働けることを応援しています！！
・毎月の書類選考人数：100人以上
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・取引していた転職エージェント/転職サイト：120社以上
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