【キーエンスへ転職】営業職は募集がない⁈最難関の選考通過のコツ

参照：東洋経済オンライン

2019年12月の東洋経済オンラインの記事によると、30歳の推計年収ランキングの第2位にキーエンスはランクインしています。

 

キーエンスに応募するにあたって

 

エージェントは複数登録が必須

キーエンスは毎年約200人の新卒採用を行っており、離職率も1桁と低いです。

中途採用は、年間10人～20人と募集枠が少ないです。

中途採用では、新卒を育てるだけでは補えないスキル即戦力を求めます。

また、地頭の良さ・社風マッチが重視されるので、エージェントに書類の添削や面接対策をお願いしましょう。

 

応募できる求人情報を把握しましょう

営業の中途採用はほとんど行っておらず、公式HPにも転職サイトにもエージェントにも求人はありません。

キーエンスの営業は、新卒入社の社員をみっちり教育した優秀な人が多いため、外部からの採用の必要がないのです。

求人として出されていなくても、キーエンスに潜在的な人材のニーズがある場合があります。

例えば、海外展開に注力しているなら、「海外の企業との強いパイプがある」「海外拠点の立ち上げ経験がある」といった強みが必要とされているかもしれません。

エージェントから「このような方が応募があったのですが、採用のニーズがありますか」とキーエンスに提案してもらいましょう。

キーエンスは学歴の高い新卒を採用しているので、中途採用でも学歴が重視されています。

また、スキル即戦力を求めるため5年以上は経験を積んでいないといけません。

キーエンスは、長く勤めている方、会社への帰属意識の高い方が多いので、転職回数が多い方はお見送りになってしまいます。

 

面接の対策をしましょう

キーエンスは、合理主義的な社風と地頭の良い優秀な社員が特徴なので、中途採用面接においても論理的に物事を考えることができる方を求めています。

自分の主張に対して根拠をもった説明、ロジカルな話しぶりができるように面接対策をしましょう。

また、仕事に対する情熱がない方はお見送りとなります。

ガツガツ働きたい、評価されたい、ガッツリ稼ぎたい、という思いをアピールしましょう。

 

キーエンスってどんな会社？

企業プロフィール・沿革・所在地

参照：公式HP

株式会社キーエンスは1974年、ファクトリーオートメーション（FA）用のセンサのメーカーとして設立されました。

1985年にアメリカへ拠点を設立、現在では世界46か国、220拠点に工場や研究所を置いています。

1990年に東証1部に上場、過去25年の平均成長率は10％、過去10年の海外事業の平均成長率は20％を超えます。

お取引社数は25万社にも及び、自動車、半導体、電子・電気機器、通信、機械、化学、薬品、食品と様々な製品の製造現場に用いられています。

アメリカのフォーブス誌が発表する、「世界で最も革新的な企業TOP100」に8年連続でランクインしています。

これは時価総額と既存事業のキャッシュフローを基に、投資家が「次に大きな革新をもたらす可能性が最も高い」と見る企業を順位付けしたものです。

これまでも、これからも成長する企業として評価されています。

参照：公式　HP

本社・研究所 〒533-8555　大阪市東淀川区東中島1-3-14（地図）

東京の研究所 〒135-0091 東京都港区台場2-3-1トレードピアお台場（地図）

営業所は日本全国にあるので、転勤の可能性や出張も多いです。

海外拠点はシカゴのアメリカ本社をはじめ、ヨーロッパ、アジア、オセアニア、アフリカを全地域に展開しています。

 

事業内容・新しいものを生み出すサービスの強み

参照：公式HP

キーエンスのセンサー技術は、河川の汚れを24時間チェックし、河川への流出を防ぐことに活用されています。

バーコードリーダーによって商品の情報を管理することや、レーザーを用いて精密機器への印字も可能にしました。

今後、IoTや5Gの進化によって製造現場の自動化、スマートデバイスの普及は広がります。

キーエンスの事業も広がりに期待ができます。

キーエンスの発売する新商品の70％が世界初・業界初と言われるものです。

「今までになかったモノ・できなかったコト」という点に注力しています。

 

企業理念・合理主義的な社風

これは、公式採用HPのキーエンスの考え方が示されているページのものです。

「合理主義的な考え方」の証拠として、キーエンスは無駄を省くということを徹底しています。

キーエンスは就活シーズン以外CMを出しません。

社長による講演や本の執筆もありません。

BtoBの企業であるため、無駄なプロモーションを排除するという背景があります。

キーエンスは、「ファブレス経営」という経営方針を取っています。

敢えて自社工場をもたず、国内や海外の協力会社に生産をアウトソースしています。

そうすることで、製品の特性によりマッチした技術、生産ラインを選択できるのです。

 

どんな人が働いているか？

キーエンスは、旧帝大、早慶、MARCHを中心に学歴の高い新卒採用をしています。

2018年度入社は210人、毎年平均で約200人の採用を行っています。

理念浸透がしっかりとされているので、すぐにやめるか、長く勤めるかの2極化が顕著です。

平均勤続年数は12.1年、離職率は1桁です。

 

やはり、激務!?　働く環境と福利厚生

キーエンスの働く環境はかなりハードです。

PCのシャットダウンは21：30であるものの、始業が8：30なので、朝から晩までみっちり働く人がほとんど。

基本的に休日はしっかり休む方針、大型連休も多いですが、部署や事業所によりけりという実態もあるようです。

借り上げ社宅や退職金制度はあるものの、家族手当や住宅補助などはありません。

社員の男女比も約9：1と女性社員が少なく、育休産休も取りやすい環境ではありません。

 

最高レベルの年収・給与の仕組み

2020年の9月18日更新のYAHOO!JAPANファイナンスによると、キーエンスの平均年収は1,839万円です。

東洋経済調べによると、全国版年収が高いランキングでは第2位でした。

20代で1,000万円やマネージャークラスになると2,000万円～3,000万円も珍しくありません。

年収の内訳は、実力に応じた評価で基本給と業績に応じた賞与になります。

しかし、賞与は会社の業績に応じて年に4回支給されるため、賞与の割合が大きいです。。

ハードワークではあるが、それに値する年収額となるため社員の満足度は高いです。

 

おすすめエージェント

リクルートエージェント

 

doda

 

JACリクルートメント

 

Geekly

 

キーエンス以外を受けるなら

転職活動において、複数の企業を応募することは基本です。

第1志望の企業で必ずしもご縁がもらえるとは限りません。

複数の企業を比較検討することで、納得感のある決断ができます。

 

まとめ