記事更新日: 2021/03/18
るてぃ
業界最大手のリクルートエージェントの転職支援サービス、なぜ無料で受けられるのか気になりませんか？
きだっち
気になります。
実はあとで請求が来るんじゃないかと実はビクビクしてます。
るてぃ
請求は・・・来ないので安心してください！笑
企業側が多額の紹介手数料を払っているので、求職者は完全無料のサービスですよ。
きだっち
良かった！！！
でも企業側の負担がかなり大きくないですか？
るてぃ
いやもうそれはその通りなんですが・・・それでも企業は良い人材が欲しいのです！！
そこで、今回は、リクルートエージェントとも長く取引がある現役人事の私が、
について解説したいと思います。
このページの目次
るてぃ
理由は簡単！
リクルートエージェントは転職エージェントなので、企業側が多額の紹介手数料を支払っているからです！！
きだっち
良かった！ボランティアじゃないんですね！！
るてぃ
求職者にとっては良いですが、企業にとっては地獄です。
リクルートエージェントを利用して入社が決まると、入社した方の年収の35%を支払わなければいけません。
きだっち
さ、さんじゅうごぱーせんと！？
高いですね。
るてぃ
そう高い！！！
つまり企業は・・・
リクルートエージェントに翌月までに支払わなければいけないんです。
るてぃ
これが「成功報酬型」のビジネスモデルですね！！
きだっち
なんだか聞き慣れない言葉が出てきました。
もう少し詳しい説明お願いします！
るてぃ
成功報酬＝成果報酬や完全報酬とも呼ばれます。
簡単に言ってしまえば、サービスの目標が達成した時に払われる報酬ですね。
転職の場合だと「入社」がゴールになるので入社した場合のみ報酬が発生します。
どれだけ応募数が多くても入社につながらないとエージェントには1円も入らないのが成功報酬の怖い点です。
るてぃ
なので、エージェントは求職者全員に平等に接しているわけではありません。
この辺りは、「転職エージェントを利用する際の注意点」の章で詳しく話しますが、エージェントは早く売上になる人＝入社が決まりそうな優秀な人を進んで支援する傾向にあります。
きだっち
人材業界が闇深いと言われる所以ですね。。
きだっち
ちなみに企業はなんで1人何百万円とかかるのに、リクルートエージェントを使うんですか？
るてぃ
それにはこんな理由があります！
るてぃ
企業が一番嫌なのはお金は出ていくのに、全く良い人を採用できないことです。
人材業界の会社の中には、
場合もあります。
ただ、この場合、入社前に先出しでお金を出すのに蓋をあけたら何の成果も出ないのは企業にとっても採用担当にとっても最悪の結果です。
きだっち
だからこそ、入社が決まるまでお金がかからない転職エージェントのサービスを選ぶ企業は多いです！
特にリクルートエージェントの場合は「数うちゃ当たる戦法」でどんどん紹介を出してくるので、採用基準がそこまで高くない場合は早くに良い人に出会えるのがポイントです。
るてぃ
応募時のやり取りや書類選考って案外時間がかかるんですよね。
それを転職エージェント側が代わりにやってくれるのは、採用担当にとってすごく有難いです。
特に中小企業の人事は、採用から経理、労務、広報など色々な職種を兼任していたりします。
るてぃ
とてもじゃないけど、全く条件に合わない人の相手まで出来ない・・・。
リクルートエージェントの場合は、1担当＋2人くらいアシスタントの方がいてやり取りもスムーズに出来るのがポイント高いです。
るてぃ
大企業の中には、昔からリクルートと付き合いがあるからリクルートを使っていると言う会社もあります。
きだっち
確かに素人目でもリクルートを使っとけば安心感はありますね。
るてぃ
だからこそ、リクルートエージェントには求人が集まる！！！
リクルートエージェントしか持ってない非公開の求人も多いですよ！！
きだっち
無料で使えて、企業からの信頼も厚く保有求人数が多い！
リクルートエージェント最高じゃないですか！
るてぃ
きだっちさん利用時の注意点もちゃんと理解しといた方が良いですよ。
リクルートに限らずですがエージェントを利用する際は、エージェントに「あなたを優先的にサポートしたい」と思わせられるかが鍵です。
と言うのも、エージェントは先ほどお伝えした通り、お金になりそうな人から優先的に支援します。
お金になりそうな人はどんな人かと言ったら、
など、自分ではどうにもならないこともありますが、
など、自分発信で変えられるものもあります。
るてぃ
エントリーの時に書くアンケート の転職意欲は、エージェントのサポートを優先的に受けたい方ならテすぐに転職を考えている」にチェックを入れましょう。
きだっち
分かりやすい転職アピールって大事ですね・・・！
るてぃ
またリクルートなどの大手には、求職者が殺到するため、全員がエージェントのキャリア面談を受けられないという事実は知っておきましょう。
キャリアカウンセラー1人が担当できるキャパは決まっているため、それ以上の求職者がいて転職意欲があっても見きれなくなってしまうからです。
きだっち
足切りで選ばれてるんですね！？怖っ・・・！
るてぃ
だからこそ、経歴が悪い人はリクルートエージェントに登録すらできない場合もあります。
こんな方は要注意です。
大手エージェントで面談を断られる人の特徴
るてぃ
色々と書きましたが、求職者は無料なので、深く考えすぎず利用してみるのをオススメします。
業界最大手のリクルートエージェントは本文内でもお伝えした通り「数うちゃ当たる」戦法で動いている会社です。
自分にあった求人をたくさん紹介してくれる会社だと思ってください。
ただし、サポートの質は期待しすぎない方が良いです。
るてぃ
経歴に不安がある方も転職市場の状況によっては、キャリア面談を受けられる可能性もあるので、ダメ元で申し込んでみるのもありですよ！！
・毎月の書類選考人数：100人以上
・キャリア相談・面接の数：400以上
・取引していた転職エージェント/転職サイト：120社以上
本当にためになる情報を伝えて、求職者も企業も幸せにならないミスマッチの就職を1つでもなくすことが目標です。
Twitter：@rutty_JobTier