体験談|リクルートエージェントの面談を受けてみた。場所や服装は?

記事更新日: 2021/04/02

ライター: るてぃ

この記事の結論
  • リクルートエージェントの面談は申し込み時のハードルが低いので、最初のエージェントとして使うのがオススメ
  • リクルートエージェントで丁寧なサポートは期待してはダメ。基本放置される。

  • リクルートエージェントは数うちゃ当たるで大量の求人を紹介してもらえる。
この記事を書いた人
業界の闇を晒す元人事 るてぃ
トップセールス→ベンチャー人事→独立
毎月の書類選考人数:100人以上
キャリア相談・面接の数:400以上
取引していた転職エージェント/転職サイト:120社以上

本当にためになる情報を伝えて、求職者も企業も幸せにならないミスマッチの就職を1つでもなくすことが目標です。
Twitter:@rutty_JobTier

るてぃ

業界最大手の転職エージェント「リクルートエージェント」

転職を検討するならすぐに思いつく会社ですが、

  • 実際、サービスって良いの?
  • 担当者は親切?面談を受けて意味がある?

と気になることも多いですよね。

るてぃ

ということで、実際に、リクルートエージェントの面談を受けてみました!!!


リクルートエージェントのサービスを受けて分かったことがあります。

るてぃ

それは・・・リクルートエージェントで丁寧な対応は期待しちゃダメということ!!

リクルートエージェントは「数うちゃ当たる」の考え方なので、面談直後には大量の求人やメールが送られてきます。

私の場合は、面談後の1時間で18件メールが来て、その後も毎日10件以上のオススメ求人がただ送られてきました(笑)

るてぃ

そして、電話やメールでの丁寧のフォローはないです!!


そこで、今回は・・・

  • リクルートエージェントの面談を受けてみてどうだったのか
  • 正直、リクルートエージェントに登録して意味があるのか

実際に体験してみて分かった情報をお伝え出来たらと思います。

面談までのステップを解説

るてぃ

まず、リクルートエージェント担当者と面談に至るまでのステップをお伝えします。

■エージェント登録後の基本の流れ■

  • リクルートエージェントの公式HPから登録をする
  • 面談の日程を調整する
  • マイページを開設する
  • 可能であれば履歴書・職務経歴書を用意する
  • 面談をする
  • 良い求人があれば応募する

リクルートエージェントの場合は、コロナの影響もあり現在は電話面談のみ。

来社となると移動時間もかかりますが、電話で気軽で話せるなら良いですよね。

るてぃ

動画面談も選べるともっと良いと思いましたが・・・

Twitterでも呟いたら結構反応がありました笑

るてぃ

大手でもマイナビエージェントは動画面談か電話面談か選べたので、顔見て話したい人はマイナビの方が良いかもしれません。

登録はめちゃくちゃ簡単

るてぃ

リクルートエージェントの登録はめちゃくちゃ簡単で2分で終わります。

他のエージェントだと登録時に職歴登録を記述で求められたりするのですが、リクルートエージェントはそれがない!!

選択式で20個の簡単な質問に答えていけば登録できます。

るてぃ

希望勤務地や職種などアンケートに近いですね。

進んでいくとリクナビ NEXTの同時登録を求められるので、必要ない方はチェックを入れないようにしましょう。

るてぃ

スマホでもストレスなく登録できてびっくりしました笑

面談希望日の調整はあとでOK

るてぃ

登録が完了するとこんなメールが送られてきます。

「マイページの開設お願い」と「面談日程希望日を教えて」という内容です。

マイページの開設

るてぃ

リクルートエージェントでは「Personal Desktop」という専用のシステムを使って、求人検索や職務経歴書の登録をすることが出来ます。

リクルートエージェントの求人件数は30万件以上。

二番目に多いdodaと比べても2.5倍と圧倒的に多いので、利用した方が良いのは間違い無いのですが・・・

るてぃ

正直、システムは使いにくいです!!!

これは取引先のリクルート担当者から聞いたのですが、ずっとトップにいたので、サービスの使いやすさの改善などは力を入れてこなかったそうです。

るてぃ

ちなみにアプリもあるので、こちらも活用しながら、上手に使っていきましょう。

しかし、アプリもアプリ内で全てが完結出来る訳ではなく、一部機能はウェブ上のみしか行えないなど外部サイトと行ったり来たりすることになるので不便です。

るてぃ

後からアプリを作った場合のあるあるですね。

ここは多少の不便を諦めて使うしかなさそうです。

 

面談希望日の調整

登録後のメールで面談希望日の回答のお願いのURLが来るので、そこで日程調整が可能です。

リクルートエージェントの場合、面談可能時間は10時スタートから最終は20時スタート。

るてぃ

仕事終わりでも対応してもらえるのは有り難いですね!!

また、登録日当日でも空きがあればすぐに面談対応してもらえるのが良い点です。

履歴書・職務経歴書は準備できるとベスト

るてぃ

履歴書・職務経歴書の提出は必須ではないですが、準備できるとベストです。

リクルートエージェントの場合は、Personal Desktopから記入することが出来ます。

るてぃ

職務経歴書エディタというスマホから職務経歴書が作れる機能もついていますよ!

パソコンを持っていない人も多くなったので、この機能は嬉しいですね。

電話面談って実際にどう?

るてぃ

今回私は、平日仕事終わりの18:30〜面談を予約しました。

<るてぃ 登録時の内容>

  • 20代女子
  • 職歴:営業→人事
  • 年収:500万未満

転職の方向性としては、社風が合わないのでもっと裁量権がある会社で人事をやりたい。
また副業でWebライターをやっているので、Webマーケターやライターにチャレンジしたい。

るてぃ

今回担当してくれるエージェントの方はこんな方でした。

エージェント

今日はよろしくお願いします。

<エージェントの情報>

  • 40代 リクルート歴10年以上のベテラン
  • 管理・企画・営業・エンジニアと幅広い業界へのサポート経験あり
  • テキストを入力してください。

るてぃ

ベテランの人がついてくれるなんてラッキー!!

と思って、今回面談に臨んだのですが・・・

結論、私が事前に提示した情報が少なかったことやヒヤリングが下手だったこともあり、あまり良い情報を得ることが出来なかったというのが正直な感想です。

面談の流れをチェック

るてぃ

リクルートエージェントの面談は45分程度。流れはこんな感じで進みます。

  • 挨拶・自己紹介
  • ヒヤリング(10分程度)
  • 今の転職市場の傾向について話す(25分程度)
  • 提案(10分程度)

私は今回、職務経歴の簡単なレジュメは書いたのですが、かっちりとした履歴書・職務経歴書は出しませんでした。

るてぃ

ので、エージェントの人はちょっと不満そうでした(笑)

ポイント
  • 親身なサポートを受けるためには、履歴書・職務経歴書の事前提出必須
    ※提出なしでも相談にのってもらえる


電話面談を始まってすぐは、

  • なんで転職を考え始めたんですか
  • 次の職場はどんな職場が理想ですか
  • 行きたい業界はありますか

など、転職に関するヒヤリングを受けました。(10分程度)

るてぃ

印象としては機械的に一問一答で答えていく感じです。

その後は、なぜか聞いてもないエージェントの方が現在の転職市場について語り始めてしまいました。。

るてぃ

結論としては、未経験業界の転職は難しいからやめましょうねという話だったんですが、とにかく話が長い!!!

エージェント

有効求人倍率は直近1.1倍(リーマンショック時は0.47倍)
最悪な状態までは行っていない。1.0倍を超えているからまだ売り手市場。

という話から始まり・・・

  • 4月以降のご活動者において、転職を実現されているのは約10%〜15%程度
  • 事務職の採用は特にシビア
  • メーカーや小売、BtoC業界の採用は落ち込んでいる
  • 一方で、堅調なのは、IT、Web業界
  • 全体的に言えるのは、「中長期的見通しがある企業のみが、今採用活動をしている」

と延々と話し続けていました。

るてぃ

しかも、この話してくれた情報、実は事前に頂いていたメールに全部書いてあった内容です。

電話面談で声だけで説明されるので全く頭に入ってこないのもキツかったですね。

一方的に話されるのでとても長く感じる25分間でした。

るてぃ

担当者が変われば、ヒヤリングや面談の構成も違うと信じたい。

エージェントの方が、一通り話終わった後は、求人を紹介されました。

エージェント

メールで送りますね!!

と言われた結果、面談後1時間で届いたメールの件数は18通!!!

そのうち、当日に紹介された求人は8件。

るてぃ

その後も、毎日オススメ求人は10件以上届きます!!

紹介された求人は経験職種であり希望職種の「人事」の求人を送ってくれました。

まずは幅広く求人をチェックしたい方にはオススメ出来ると言えますが、情報量が多すぎると嫌な方には合わないエージェントです。

ポイント
  • 転職初期でまずは幅広く求人を紹介して欲しい人はリクルートエージェントを使うべき
  • メールは大量にくるのでフォルダ分け必須

良い求人があれば積極的に応募を

るてぃ

その後は良い求人があれば自分で応募する流れになります。

リクルートエージェントの担当者から直接、急かされることはありませんでした。

ただ、メールでは下記のような「早く応募しましょう!」の趣旨のメールが送られてきます。

■応募数は大事!

求人の募集要件を満たしている求人に応募されている中で、 現在の書類通過率は5〜7%(10%を確実に切っています)。

つまり面接機会1件を獲得するために、15件〜20件応募している計算です。
即戦力という見方から、募集要件通りのジャッジ+2〜3個ジャッジ材料が増えている印象です。

るてぃ

他にも枠はすぐ埋まってしまうなど、まあまあに急かされる内容のメールはくるので注意してください。

また、リクルートエージェントの担当者は面談後のサポートも薄いです。

私が送ったメールで「引き続きよろしくお願いします」と送ってのですが、

エージェント

都度、適宜対応します!

との返信がかえってきました。

るてぃ

(忙しいので)積極的にあなたの対応はしませんよ!ともとれる返信ですよね。

実際、リクルートエージェントの担当者は一人で50~100人の転職希望者をサポートしています。

あなた自身が、忙しいエージェントの人に「ぜひサポートしたい!」と思わせられなければ、丁寧な対応は臨めないと言えるでしょう。

ポイント
  • リクルートエージェントの担当者は一人50〜100人近くの転職希望者をサポートしている
  • なので、一人一人に丁寧な対応はしてもらえない

まとめ

るてぃ

リクルートエージェントを体験してみて分かったことをまとめます。

ポイント
  • リクルートエージェントの申し込みは2分で終わる
  • リクルートエージェントは履歴書・職務経歴書なしでも面談をしてもらえる
  • ただ親身なサポートを受けるためにも、履歴書・職務経歴書を事前提出が必須
  • 丁寧な対応は期待できない
  • オススメ求人は大量に送られる

るてぃ

上手にエージェントを活用して、転職に役立ててくださいね!

あなたの転職がうまくいくことを心より願っています。

 

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