きだっち
まつぱち先生、内定をいただきました!!
ただ、1週間で内定を承諾するかの返事をしなくてはいけないんですが、まだ面接に行ってない他の企業の選考もあって…
まつぱち
内定承諾の回答期限のお悩みですね!
回答期限は延長できます!なぜなら、エージェントが期限を設定していることがあるからです。
最終面接が合格になると内定となります。
企業から内定をもらうとその内定を受ける(その企業に入社する)かどうかの返事をしなくてはいけません。
しかし、「他の選考中の企業の結果を見てから判断したい…」「漠然とした不安がある…」という方もいるでしょう。
その場合、内定の返事を待って欲しい、回答期限(承諾期限)を延長して欲しい、と企業にお願いをしなくてはいけません。
エージェント経由で選考をしている場合、この内定の承諾の返事はエージェントを通して行います。
エージェント経由での内定後の流れ
エージェント経由の選考において、企業とのやり取りは全てエージェント経由で行われます。
また、内定承諾には「いつまでに返事をください。」という回答期限が設定されます。
まつぱち
この回答期限は、延長することができる場合が多いです!
しかし、エージェントは候補者に内定を承諾するように、迫ってくる場合があります!!
まつぱち
エージェントが内定承諾の回答期限を迫ってくる理由を解説します!
内定承諾の回答期限の延長方法を知って、納得感のある転職先の決断をしましょう。
このページの目次
きだっち
内定承諾の回答期限って企業が決めているのではないんですか?
まつぱち
あなたが内定を承諾するようにエージェントが回答期限を決めていることが多いんです!
エージェントのビジネスモデル上、紹介した候補者が内定を承諾すると企業から紹介手数料がもらえます。
エージェントの仕事内容の中でも、候補者に内定の承諾させることは重要な仕事なのです。
企業としても、内定を出した候補者に内定承諾してもらいたいのは当然のこと。
候補者が内定を承諾しやすいタイミングで回答期限を設定する必要があります。
その際、転職活動の状況をよく理解しているエージェントに回答期限の設定を任せるのです。
エージェントのゴールは「候補者に内定が出ること」「候補者が内定を承諾すること」です。
まずは、候補者に内定が出るように、応募書類の添削や面接対策など熱心に選考のサポートをしてくれます。
しかし、候補者が内定となると、エージェントの目的は内定を承諾させることになります。
候補者が承諾するように、他の企業の選考が終わる前に早く回答期限を設定したり、承諾するようにしつこく迫ってきます。
きだっち
そんな…エージェントは私の転職活動を最後まで親身にサポートしてくれると思ってた…。
まつぱち
転職業界の知識がないと、エージェントの思うままになってしまいます!
内定承諾の回答期限を延長する方法を伝授します!
まつぱち
王道パターンと裏技パターンを紹介します!
まつぱち
王道パターンは、状況を伝え、期限内に回答ができないと伝えることです。
この際のポイントは、
→〇日面接があり、◎日に結果が分かる
→◎日の×時まで待ってください。
→他社の選考が落ちたら内定承諾します。
→他社の条件が○○万円以下であれば受諾します。
を明確に伝え、説得力を持たせます。
エージェントにとって一番困ることは、内定辞退されることです。
内定を辞退されたら、紹介手数料は入らず、売り上げはゼロ。
まつぱち
「回答期限を延ばして、待つしかない…」と思わせることができたら勝ちです。
まつぱち
こちらは裏技!条件面談を上手く使いましょう!
まつぱち
条件面談を活用しての回答期限の延長方法は、以下の記事をご覧ください!
まつぱち
回答期限の延長ができない場合もあるので、注意してください。
企業によっては、「入社意欲の高い方のみ迎え入れたい」というスタンスの企業もあります。
「他の企業を比較して迷っている」「他の選考が落ちたら御社へ入社する」という中途半端な気持ちの人は採用したくありません。
通常の回答期限の目安は、内定後1週間ほどですが、企業によっては「翌日までに決めてください。」と回答期限が設定されることがあります。
きだっち
そんな、急に言われても決められないかも…
まつぱち
最終面接の前に、いつ内定になるか、内定承諾の回答期限はいつ設定されるか、確認しておきましょう。
まつぱち
あなたの内定辞退を待っているライバルがいる可能性があります。
1名募集のポジションであれば、同時に2名の候補者に内定を出すことはできません。
2名ともが内定を承諾する可能性があるからです。
あなたが内定になった場合、その内定を承諾したら他の選考者はお見送り。
あなたが内定を辞退したら、繰り上げで他の選考者が内定になります。
まつぱち
しかし、他の選考者も複数の企業を選考しています。
企業としては、内定を出す可能性がある他の選考者を待たせることはしたくありません。
あなたの内定辞退を待っている間に、他の選考者が受けている他の企業の選考が進んでしまう可能性があります。
最悪の場合、あなたが内定辞退して、他の選考者も他の企業で内定が出て、それを承諾してまうことも。
まつぱち
企業の中途採用は、二兎追うものは、一兎も得ず。
あなたの回答期限を延長せずに、あなたに内定辞退させて、さっさと他の選考者に内定を出す場合もあります。
内定がでているからと言って自分が優位な立場にあるとは限りません。
他の選考者がいる場合は、回答期限が迫ってくるのです。
まつぱち
あなたへの評価が低ければ、回答期限を延ばしてまでも採用したいと思わないことがあります。
きだっち
か、かなしい…。
まつぱち
「ぎりぎり合格。入社意欲が高いなら採用するよ。」というスタンスですね…。
あなたの評価が低い場合、内定承諾の回答期限の延長方法の王道パターンをした時に、
「すぐに決められないのであれば、ご辞退でいいですよ。」
と企業から言われる可能性が高いです。
今回の内定の評価をエージェントから聞いて、評価が低いようであれば
ようにしましょう。
きだっち
王道Ver.も通用しない時があるんですね…。
まつぱち
企業からのあなたの評価も低い、あなたの入社意欲も低い時は、裏技Ver.の条件面談も設定してもらえないことがあります。
まつぱち
内定承諾は今後の人生を決める重要な判断です。
エージェントのペースにハメられないようにしましょう。
きだっち
他の選考を受けきってから、納得感のある転職活動にしたいですね!
まつぱち
素敵な転職先に出会えることをお祈りしております!
派遣社員(事務職)から未経験エンジニアへのキャリアチェンジを実現させました!
Twitter:@kidachi_JobTier