パソナキャリアに断られた!登録・面談拒否の理由と解決策を公開

記事更新日: 2021/03/18

ライター: るてぃ

この記事の結論
  • コロナ禍の現在、パソナキャリアでキャリア面談をやってもらえる確率は50%

  • パソナキャリアは若手向けの求人が少ないので、第二新卒やフリーターにはオススメ出来ない

  • 転職回数と病歴はキャリア面談をやってもらえるかの判断となる鍵
この記事を書いた人
業界の闇を晒す元人事 るてぃ
トップセールス→ベンチャー人事→独立
毎月の書類選考人数:100人以上
キャリア相談・面接の数:400以上
取引していた転職エージェント/転職サイト:120社以上

本当にためになる情報を伝えて、求職者も企業も幸せにならないミスマッチの就職を1つでもなくすことが目標です。
Twitter:@rutty_JobTier

 

るてぃ

パソナキャリアに求人紹介と面談を断られた。

転職相談を日々受けていると、「転職エージェントに登録をしたのに断られた」「紹介できる求人がないと言われた」と相談に来る方がいらっしゃいます。

 

るてぃ

転職エージェントは一体どんな基準で、面談する・しないを決めているんだろう?

と疑問に思ったので、今回は私が人事としていつもやり取りしているパソナキャリアの担当者の方に話を聞いてきました。

山本さん

今日はよろしくお願いします。

パソナキャリア
企業担当 山本さん

新卒入社4年目。キャリアアドバイザーも経験あり。
パソナキャリアの登録や面談をする・しないの判断基準に関する社内事情をぶっちゃけてもらいました。

 

るてぃ

早速ですが、パソナキャリアでは面談をお断りしている割合ってどのくらいなんですか?

山本さん

今は、コロナの影響で登録者数が急増して、アドバイザーの人数が足りないのもあり、登録者全体の50%程度しか面談の対応が出来ていないですね・・・

るてぃ

50%!?少なすぎる!!!
面談を対応してもらえる人はどんな基準で選ばれんですか?

山本さん

私たちもビジネスなので・・・
早く転職先が決まりそうな人を優先的に対応していますね。

るてぃ

うーん、そうですよね。
面談をお断りしている方の特徴と、どうしたら面談対応してもらえるかについても詳しく聞かせてもらえたらと思います!

転職エージェントに関する前提知識

るてぃ

前提として・・パソナキャリアは転職エージェントです。

転職エージェントに登録するとあなた専属の担当アドバイザーがつき、あなたにあった求人を紹介してくれます。

しかし、アドバイザーの人数も限られているので、登録者数が多いと専属の担当アドバイザーがつく人とお断りしないといけない人と分かれてしまうのです。

山本さん

その判断基準となるのが「早く転職先が決まりそうな人かどうか」です。

転職エージェントのビジネスモデルを振り返ってみましょう。

転職エージェントは企業と成功報酬と呼ばれる契約を結んでいる会社が多いです。

転職エージェントのビジネスモデル




企業は転職エージェント経由で採用が決まると、1人あたり年収の約30%〜35%を紹介料としてエージェントに支払う。
求職者は無料で利用できるサービスが多い。

山本さん

つまり、どんなに手厚くサポートをしたとしても、入社が決まらなければ1円も入ってこない厳しい世界なんです。

パソナキャリアの場合も、自分が担当している企業求人内で入社する人が多いほど、売上は増え、アドバイザーがもらえる賞与も増えます。

山本さん

だからこそ、入社が早く決まりそうな人から優先的に対応してしまいます。。

逆に言えば、アドバイザーからこの登録者は「転職先が見つからないだろう」と思われたら面談自体断られてしまうんですよね。

面談をお断りされやすい人の特徴5選と対応策

るてぃ

では、「面談をお断りされやすい人」の特徴ってあるんでしょうか?

山本さん

ありますよ!パソナキャリアの場合、下記に当てはまる方は、面談を断られる可能性が高いです。

山本さん

もちろん、求人倍率など転職市場の動きによっても変わりますけどね。

目安として知っておくと無駄な登録を防ぐことが出来るのではないでしょうか。

現職が契約社員・派遣社員

山本さん

このご時世、契約社員・派遣社員の方が正社員へ転職するのは難関ですね。

パソナキャリアが持っている求人も正社員の求人が多いです。

時代に合っていないですが、契約社員・派遣社員でスキルがある方よりも、正社員ブランドを持っている人の方が優遇されてしまいます。

るてぃ

現職が契約社員・派遣社員の方は転職エージェントを利用せず、直接応募の方が良いですね。

直接応募で選考通過率を上げるノウハウは現在、執筆中ですので楽しみに待っていてください。

 

社会人経験が1年未満

るてぃ

これはちょっと意外ですね。若手人材は転職しやすいイメージですが・・・

山本さん

パソナキャリアは、若手向けの求人が少ないんですよね・・・。

なので、既卒・第二新卒・フリーターの方は、パソナキャリアよりも違う転職エージェントを活用した方が良いです。

るてぃ

既卒・第二新卒・フリーターの方にオススメの転職エージェントは「第二新卒エージェントneo」または「いい就職ドットコム」ですね!!

 

病歴がある

山本さん

登録前に病歴があることが分かると、面談をしてもらえないです!!!

病歴とは、最近よくある「うつ病」や「適応障害」も含みます。

るてぃ

うーん。すでに回復している方はどうしたらいいんですか?

山本さん

抜け道としては、登録時は言わずに、面談時に相談することですね!!

るてぃ

なるほど、それは希望が持てます!!!

転職エージェントに病歴を相談する際の相談の仕方は、この記事でも詳しくまとまっているので試してみてください。

 

離職期間が長い

るてぃ

これは・・・企業の人事も気にしますからね・・・。

山本さん

パソナキャリアの場合は、特に登録時に職務経歴書をアップロードする必要があるのですぐにバレるんですよね。

るてぃ

なるほど、それでは登録時に経歴の入力がない転職エージェントを狙った方が良いですね。

JobTierで調べた結果、登録時に職務経歴書の提出がない転職エージェントは、

  • リクルートエージェント
  • type転職エージェント

でした。

これらのエージェントは登録審査が緩く、面談を行ってもらいやすいと言えます。

るてぃ

または、経歴内容を曖昧に入力してもスカウトがもらえる「ビズリーチ」に登録するのもオススメですよ。

 

転職回数が多い

るてぃ

転職回数の多さも離職期間の長さと同様に、企業人事が気にする点ですね。

山本さん

20代で3~4社程度なら問題ないんですけどね。

40代で10社とか言われるとさすがに、お断りしています。

るてぃ

なるほど。不安な場合は登録審査が緩い「リクルートエージェント」や「typeエージェント」「ビズリーチ」にも登録しておいた方が良いですね。

ダメ元でも一度エントリーしてみることが大切

転職エージェントは再登録が可能

山本さん

面談をお断りされやすい人の特徴を書きましたが、条件に当てはまっていたとしても、まずは登録してみることをオススメします。

市場感やキャリアアドバイザーの手の空き具合によっては、審査が通って面談を受けられる可能性がありますし、登録もせずに諦めるのは勿体無いです。

山本さん

それに転職エージェントは再登録が可能ですからね!

一度、面談を断られても、時間が経って市場間や自分のキャリアが変わったら面談を受け入れてもらえたというケースもあります。

るてぃ

パソナキャリアは登録も面談も無料で出来るので、ダメと決めつける前に行動してみましょう。

 

年齢が原因で面談をお断りされる場合は少ない

るてぃ

ちなみに、転職サイトなどでは年齢を一つの登録をお断りする基準としているみたいですが、パソナキャリアだとどうなのですか?

山本さん

パソナキャリアの場合は、年齢は気にしなくて大丈夫ですよ!

現在はハイキャリア層の転職に力を入れているので、50代の方でもスキルが伴っていればガッツリ面談しています。

年齢ではなくスキルで判断しているのが特徴ですね。

まとめ

るてぃ

山本さん、今日はありがとうございました。

最後に、今日の記事のまとめを書いておきます。

この記事の結論
  • コロナ禍の現在、パソナキャリアでキャリア面談をやってもらえる確率は50%

  • パソナキャリアは若手向けの求人が少ないので、第二新卒やフリーターにはオススメ出来ない
    →第二新卒・フリーター・既卒転職は「第二新卒エージェントneo」または「いい就職ドットコム」がオススメ

  • 病歴を登録前に伝えるのはNG。面談時に相談する

  • パソナキャリアは何度でも登録可能なので、ダメ元でも一度登録してみる

るてぃ

転職エージェントは上手に活用して、あなたの理想の転職を実現させてくださいね!

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