仕事の遅い人の特徴6選│改善する為に「やるべき」3つの事

記事更新日: 2021/01/12

ライター: きだっち

きだっち

仕事ができる人ってなんであんなに仕事が早いんだろう…?

本日のアシスタント
アラサーOL きだっち
JobTierで学んだ知識を活かし、アシスタント歴9か月目にしてコロナ禍での転職活動成功!
派遣社員(事務職)から未経験エンジニアへのキャリアチェンジを実現させました!
Twitter:@kidachi_JobTier

職場の中には「仕事の遅い人」がいる一方で、どんな仕事でも正確に最速でこなせる人もいます。そして、職場内の人間関係も良好に築いているだけでなくお客さんにも慕われている…

そんな人に誰もがなりたいと考えたことがあるはずです。

まつぱち

頭の良い悪いではなく、仕事が遅い人には共通点があるんですよ!

逆に言うとこれさえやらなければ、仕事は早くなります。

本日のプレゼンター
転職市場を知り尽くしたプロ まつぱち
東証一部人事→転職エージェント→独立
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  • 相談者様の声
Twitter:@matsu_JobTier

きだっち

え!そうなんですか?!

それは知りたい!!

まつぱち

結論として、仕事を早くこなしたいならやるべき事は3つです!

【結論】仕事を早くこなす3つのポイント
  • 仕事の前提条件を決める
  • アウトライン(段取り)を作る
  • 上司や同僚に意見をもらう

仕事の遅い人の特徴6選

1.嫌な仕事を後回しにしてしまう

かなりの面倒くさがり屋です
tonさん

仕事・私生活の両方です。全てでは無いんですが、面倒くさい事は期日ギリギリまで手がつきません。上司からは書類の提出が遅いと言われます。 特に苦手なのは、決まった事を(1日の活動記録等、あまりそれ自体作成しても誰も見ない、あまり意味が無いこと)コツコツこなしていく事です。モチベーションが上がらず、期日迄ためてから一気に済ませる感じになってしまいます。

引用:Yahoo!知恵袋

夏休みの宿題のように「早めに手を付けた方がいいのは分かっているんだけどどうしても後回しにしてしまう」というのは誰しも経験がある事ではないでしょうか?

しかし、仕事の場で面倒な仕事を後回しにしてしまうとトラブルの原因になってしまいます。

前提として人間はめんどくさがりです。だからこそ意識して改善しなければ何度もその壁にぶつかってしまうことでしょう。

また、後まわしにしてしまうことで、上司にフィードバックをもらう時間も後回しになってしまいます。

結果として「期日ギリギリに質もそこそこのもの」を提出することになってしまったり、「仕事が遅い人」というイメージがついてしまうのは避けられません。

 

2.仕事を断れない

効率的に仕事を進める方法を教えて下さい。
2019年3月の投稿

効率的に仕事を進める方法を教えて下さい。 仕事量が多く、効率的に進めないと仕事が回りません。 情シス部門でシステム開発をメインにその他も何でもやる感じです。 1人で2〜2.5人分くらいの仕事をかかえています。 重要な仕事はある程度キッチリやってますが、小さい仕事はもうやっつけ仕事で精度も低くなっています。 根本解決は人を増やす事ですが、当面増える予定はありません。 会社じゃなくても出来る仕事は、もう家に持ち帰ってやってます。

引用:Yahoo!知恵袋

「仕事の量が多く定時で上がれない」「仕事が遅いのか終わらない」などの悩みがある人は、責任感が強い場合があり自分でも気づかないうちにストレスになってしまっている事でしょう。

もちろんある程度の効率化は必要ですが、1人でこなす仕事の量には限界があります。

この例のように「終わらなければ家でも仕事をする」というのは、普通ではありません。しかし自分に与えられた仕事だと感じると、1人で頑張ってしまう頑張り屋さんなんですね。

ですが、そのせいで「私は仕事が遅い」と感じているのはもっと問題です。いい意味で自分の能力とキャパに向き合い、様子を見て限界を超えた仕事は他の人に振りましょう。決して「逃げ」はなく、そうした方が仕事の質も上がります。

 

3.完璧主義である

考えすぎて行動にうつせません
2020年4月の投稿

今まで働きはじめたばかりは慎重になりすぎで仕事が遅い&失敗ばかりで恥をかくことが多かったです(周囲から「完璧主義じゃなくて適度に力抜いていいよ」と言われるくらい慎重で自信がなく、出来るようになるまで時間がかかるタイプだと思っています。 失敗した分出来ることは最初よりは増えたと思います) 28歳の女がアルバイトでまた恥をかくのかと思うと、情けない自分が辛くて一歩踏み出すことが出来ません。

引用:Yahoo!知恵袋

自分の中でこだわりがあり、細かいことが気になるのは悪いことではありません。

しかし、ここで気を付けたいのは「優先順位を間違っていないか?」という事です。

優先順位を上手くつけられないと、時間をかけるべきではない事に時間を使ってしまい、結果的に仕事が遅くなってしまいます。例えば、「会議で使用する資料を作成するときに、デザインや色味にこだわりすぎて内容が薄くて分かりづらいものになってしまった」などといった事です。

優先すべきはあなたのこだわりではなく、上司やお客様の求めているものを提供することです。

 

4.1人で悩みすぎてしまう

 

人にどう思われるか極端に気にしたり、他人の意見に流されやすい人は特に「こんなことを聞いたら迷惑なんじゃないか?」と考えすぎて相談することを辞めてしまいます。

1人で考えてわからない事は、10分考えても1時間考えてもわからないものです。

考えている時間がもったいないので、仕事で分からないことがあったり悩んだことがあれば上司や同僚に相談しましょう。そうした方が、自分の中で選択肢が増えますし、仕事も早く終わります。

 

5.計画なくやり始める

仕事の要領が悪く悩んでいます。
2020年6月の投稿

4月に入社して2ヵ月になりますが、未だその日に終わらせるべき業務が片付かず、滅多に定時で上がることができません。先輩の手を借りながら仕事をして残業もして、自分ってプラス要素がないどころか、今頃出来ている前提で仕事スケジュールが組まれていると思うとマイナスでしかないような気がします。 早く慣れるしかないとは思っているのですが、毎日仕事に行くのが憂鬱です。どんなモチベーションで仕事へ行けば良いのでしょう。

引用:Yahoo!知恵袋

目の前にふってきたタスクをただこなすだけでは、仕事は早く終わりません。

いくつかあるタスクの緊急度・重要度を考えてスケジュールを組み、計画的に進める事が必要です。期日とゴールを決め、逆算して計画を立ててから進めていくことが理想です。

 

6.そもそもまだ慣れていない

仕事が遅いです。
2019年7月の投稿

1か月勤務しても要領悪く行動も遅いため、他者の目から見ても明らかに遅いと思います。 自分は頭が悪く要領よくこなすのが苦手です。自分のルーティーンから抜け出せない感じです。 どうしたら初めての仕事でも正確にそれなりに速くこなすことが出来ますか?

引用:Yahoo!知恵袋

仕事を始めたばかりなのに、仕事に慣れた周りと比べて「自分は仕事が遅い」と悩むのは意味のないことです。

慣れるまである程度、時間がかかってしまう事はしょうがないことですが1度言われたことは必ず覚えるように心がけましょう。そのためにメモを取っておくことは必須ですし、わからない事を上司にたくさん質問しやすいのは新人の特権です。

仕事のスピードを意識するよりもまず、この段階では行っている仕事の本質を理解する努力をしてみましょう!

 

仕事の遅い人が「やるべき」3つの事

1.仕事の前提条件を決める

まつぱち

仕事の遅い人の6つの特徴にあてはまる人はまず「その仕事の前提条件」を決めるといいですよ!

きだっち

えっと、具体的にどういう事ですか?

まつぱち

じゃあ、営業に使うパンフレット作りを上司に頼まれたとしましょう。

仕事が遅い人は、「パンフレット作り」というタスクに対してまず取り掛かります。

一見、仕事が早い様に感じるでしょう。しかし、自分の考えで進めていくうちに、なにか壁にぶつかるとGoogleで検索したりして、結局方向性が間違っていたことに気づく。そうすると、作ったものも最初からやり直しだったりして時間がかかってしまいます。

さらには、出来上がっていざ上司にみせたら大半の内容を指摘されてしまったり…

きだっち

確かにそうなると結果的に「仕事が遅い」って事になってしまいますね・・・

まつぱち

そう!そうなんです。

だから仕事に取り掛かる前に「前提条件」を明確に決めるべきなんですよ。

前提条件を決めるポイントは5W1Hで具体的に決める事です。

これを与えられた仕事をこなす前に決めておくと、優先順位を誤るリスクを減らすことが出来ます。

引用:アーティス

前提条件「パンフレット作りの例」

  • When(いつ):いつ読むのか
  • Where(どこで):どこで読むのか
  • Who(だれが):どんな人が読むのか
  • What(なにを):何を伝えたいのか
  • Why(なぜ):なぜ作るのか
  • How(どうやって):どうやってやるのか

きだっち

確かにここまで決めておければ、自分目線になっちゃうことはなさそう!

 

2.アウトライン(段取り)を決める

まつぱち

仕事の段取りを決めるだけで仕事は3倍以上速くなります。

きだっち

え!

そんなに変わるものですか?!

(考えたことなかった・・・)

時間をかけて資料を作ったり、調べものをしたりしたあとに「あれ?そもそもこれってやるべきだったんだっけ?」と思いなおしたり、上司に指摘されたことを直す⇒また指摘されるを永遠と繰り返していると仕事は当然に遅くなります。

また、タスクにすぐ取り掛かる人は一見仕事が早いように思えますが、膨大なやり直し作業が生まれてしまいます。

当たり前ですが、やり直しを少なくすることが仕事が早い人になる事の1番の近道です。

まつぱち

これ、わかっているようで本当の意味で理解している人は少ないんですよ。

そして、やり直しを少なくする手段として有効なのは先にアウトライン(段取り)を作る事です。

これをなぜ大半の人が作らないかというと、ぎりぎりになってその場で対処すればなんとなると思いこんでいるからです。

例えば、営業資料の作成を依頼されたらギリギリでも徹夜でやればなんとかなると思っている人が多いんですが、これは正直なんとかならないし、クオリティも下がります。

なのに、もし失敗しても「すみません」と一言いえば許されるようなノリでやっている人が大半なんです。

きだっち

ほ、ほう。

(心当たりが有りすぎる…)

まつぱち

だから仕事が来た時点でどのような段取りで進めていくかを徹底的につめるべきなんです。

 

アウトライン(段取り)は、大きくわけて3つに分類されます。

アウトライン(段取り)を作る

①ゴール

②現状の課題

③解決策

ゴールの決め方で、仕事の質は9割が決まります。

パンフレット作りを例にすると、ゴールを決めずに「資料を作る」という目的だけで進めてしまうと、内容が途中でぶれてしまう恐れがあります。ゴールを決める時は、本当に得たい成果について考える必要があります。

ここでのパンフレット作りでのゴールは「お客さんから信頼される資料にすることで成約率が増える事」です。

しかしこれだけではまだ曖昧です。ゴールは曖昧な言葉で定義してはいけません。もっと具体的にするには『信頼される資料⇒情報が正しく最新・サービスの価値がわかりやすい』など定義づける事まで行ってください。

きだっち

ゴールを明確に、ですか。

まつぱち

そこまでできたら、あとは箇条書きでアウトライン(段取り)を書き出だすだけだよ!

アウトライン(段取り)を作る

  • 前提条件を決めてアウトラインを作る
  • 上司や同僚にフィードバックをもらう
  • 情報を集める
  • 作り出だす
  • 上司や同僚にフィードバックをもらう
  • 使ってみて改善意見を求める
  • 修正・改善
  • 完成

さらに「仕事が遅くならない」ためのポイントは、このすべてに期日を決めることです。

もし、予定よりおしてしまうことがあればその都度スケジュール調整・アウトラインの期日見直しを行いましょう。

まつぱち

仕事のスタートは周りからアウトラインの合意をもらうことです!

仕事はアウトライン(段取り)が命ですからね!

きだっち

社会人3年目にしいて恥ずかしながら知りませんでした・・・。

ここで知れてよかったです!

 

3.上司や同僚に意見をもらう

まつぱち

最低限、これさえやればうまくいくんです!

さっきの例で、段取りの中にたくさんのフィードバックをもらっていることに気づきましたか?

仕事をするうえで忘れてはいけない事は、とにかく人から意見をもらうことを重視するべきという事です。

人から意見を貰えば、自分の思考のズレや間違いに気づくことができますし、自分では思いいつかないようなアイディアを貰えることがあるので、自分の中の選択肢を増やすことが可能です。

まつぱち

なのでやらない理由がないのにやらない人が多すぎる!!

きだっち

うっ…。

私も迷惑じゃないかなとか、考えちゃって…。

まつぱち

特に、悪い意味で人に優しすぎる人・気を使いすぎる人は「人に聞いたら迷惑かな?」って思ってやめてしまいがちなんだよね。

このような人の特徴は、上司に「進み具合大丈夫?」と聞かれたとしても、自分の中で明確な質問が作れていないときは「もうちょっとやってみます」などといって、意見をもらうことを辞めてしまう事です。

まつぱち

これ絶対だめです!まずはマインドセットを変えましょう!

今後は、自分の周りの人の意見はフル活用するというマインドで仕事をしましょう。

きだっち

でも「自分で考えろ!」っていう上司っていません?

まつぱち

そういう場合は聞き方が良くない場合が多いね。

これは単なる伝え方の問題で、自分の意見を伝えずに答えだけ求めようとする人は他人に仕事をさせているような印象を与えるのでよくないです。

間違っていても全然いいので、自分の考えを伝えたうえで「~さんはどう思いますか?」というような聞き方をすればい嫌な思いをする人はほとんどいません。

自分の仕事だという姿勢を見せましょう。

 

まつぱち

あとは日ごろから周りにギブしてる?

きだっち

ギブですか?

まつぱち

人間って結局は感情で意思決定しているから、相手の力を借りるときに相手にとってはメリットがなかったとしても感情が動けば力を貸してくれるはずなんだよね。

きだっち

じゃあ日ごろの態度とか、関わり方も気を付けるべきってことですか?

まつぱち

そうだね。

相手も人間だから日頃からギブされていれば返したくなるもんだよ。

何かいいことをされると人間は何か恩返ししたくなるものです。

だから日ごろからのギブが大切なんですね。

しかし、ここでのギブとはお金をかけて何かプレゼントするという意味ではありません。

例えば、積極的に話しかけるとか身だしなみを褒めるとか、挨拶1つをとってもそうです。

まつぱち

その他には、話を真剣に聞くとか、言われたアドバイスを確実に実行するとか。

こんなことを日ごろからやっていいれば仕事のちょっとしたアドバイスぐらいいしてくれるはずだよ。

きだっち

なるほど!

しっくりきました!

意見をもらう2つのポイント
  • 自分の意見を伝えてからアドバイスをもらう
  • 日頃から上司や同僚にギブする(与える)意識を持つ

 

まつぱち

ただ、日頃から高圧的な態度をとる上司とかやばい人に関してはどうしようもないけどね!

それはもう仕事が早い遅いの問題じゃないから。

きだっち

そうですね!

それは逃げるしかなさそう…

まつぱち

結局、僕が一番伝えたいのは「仕事が遅い」と悩む人は人に意見をもらうスキルを磨きましょう!ってことだね。

人に意見をもらえるスキルというのは、人に与えることが出来る人になるといいうことと同じです。

人を自分の為だけに利用しようなんて考えていたら、他人の力は借りられません。常にどうしたら相手の役に立てるか考えることが大切です。

また、何でも自分1人の力で出来ると思ってはいけません。誰でも苦手な事はあるものです。

その事実を認めて、自分のできることで周りの人にギブする事。それが仕事が出来る人になる第一歩です。

きだっち

たくさんの学びがありました!

早速明日から意識・実践してみます!

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