るてぃ
面接中に合格のサインを知れたら・・・って思ったことはありませんか?
この記事をご覧になっている方の中には、
という方も多いのではないでしょうか?
きだっち
はい、私もそれはすごく気になります!!
この記事では、実際、初めての転職で悩んでいるきだっちさんにアシスタントとして解説のお手伝いをしてもらいながら、
400名以上のカウンセリング・面接を実施してきた現役人事の私が、面接中に分かる合格・不合格のサインをお伝えしたいと思います。
きだっち
そんな・・・魔法みたいなことあるんですか?
るてぃ
100%とは言えないですが、高い確率で当てはまりますよ!
面接中に面接官から出される合格・不合格のサインが分かれば、
あなたの転職活動にもかなり有利になります。
るてぃ
ご参考になれば嬉しいです!
このページの目次
るてぃ
では、さっそく面接中に分かる合格のサインについてお伝えします。
私の実体験や周りの人事と話して分かったサインは7つ。
るてぃ
1つずつみていきましょう!!
るてぃ
これは99.9%確実ですね。
その後、採用担当者が上司に相談した際によっぽど強くNGが出ない限り、予定通り組まれた日程で面接が実施されるでしょう。
きだっち
そんな面接中に選考日程組まれるなんてあるんですか??
るてぃ
面接中というより、面接時間の最後にと言ったほうがイメージしやすいでしょうか?
大企業は少ないかも知れないですが、ベンチャー企業や中小企業ならよくありますよ!
特に今は「優秀な求職者ほど自由に転職先を選べる時代」なので、人事も優秀な人材の確保に必死です。
一度持ち帰って上司に判断を仰いで・・・だと遅いので、その場で合格と次の面接日程の確定までしてしまいます。
るてぃ
日時まで決まったら確実ですが、このような発言も面接合格の可能性はかなり高いですね。
るてぃ
このような発言で止めるのは、採用担当者が「私はOKだと思うけど、念のため上司に相談してから連絡しよう」と思っている場合が多いです。
当日中または翌日までには連絡が来るケースが多いので、不安がらずに電話を待ちましょう。
るてぃ
これも面接合格の可能性が高いですね!
採用担当者や面接官の立場に立って考えてみると分かりやすいです。
転職市場は年々、何社からもオファーが来る優秀な求職者と何社面接しても落ちてしまう求職者との差が激しくなっているのが現状です。
るてぃ
なので、一概に企業側が求職者より立場が上とは言えないんですよね。
以前はパワーバランスで考えても、企業が上で「判断する立場」、求職者は下で「判断を待つ立場」でしたが、今は違います。
きだっち
確かに、今は優秀な人にはスカウトメールもたくさん来ますしね。
るてぃ
そうです。優秀でマッチしそうな人材には、企業側から猛アピールしないと他社にとられちゃうんですよね。
実際に、内定辞退した方に話を聞いても「他社の方が必要としてくれて熱烈にオファーを頂けたので、〇〇社にしました」など、いかに自分が必要とされているかを1つの判断基準とする方も多いです。
るてぃ
だからこそ、面接中に企業側から自社をアピールすることが多ければ、面接の合格可能性は高いという訳です!
特にこのような発言が出る場合は合格のサインですね。
るてぃ
また本当に採用に力を入れている会社であれば、デメリットもきちんと話した上で自社の魅力を伝えてくれます。
きだっち
本当に良いことだけしか言わない胡散臭い会社もありますもんね笑
るてぃ
どの企業も良い面もあれば悪い面もあるので、オープンに喋ってくれるかどうかは良い会社かを見極める判断になりますよ!!
るてぃ
色々と質問をしたり、魅力付けをしてると面接時間長くなっちゃうんですよね・・・!
一般的に1回の面接時間は1時間程度の会社が多いですが、1時間で盛り上げて求職者の本音を引き出し、自社の魅力付けまで行うなんて実際ムリです!!!
きだっち
逆に言うと、予定より早く終わった場合は、脈なしですか・・・?
るてぃ
全てが全て当てはまらないですが、その可能性は高いです!
採用担当者は繁忙期だと休憩なしの1時間刻みで7~8人と面談する予定が入っていたりします。
なので、本音で話すと全くマッチしない求職者は10分で切り上げたい!!!
採用担当あるあるですが、繁忙期はお昼に行く暇もなく面接予定がビッシリ・・・早く切り上げたらその時間でおにぎりが食べられます涙
るてぃ
ただ、10分で切り上げるのは流石に悪いので、30分目安で終わりにしますね。
冷たい言い方ですが、人事も採用目標人数やノルマがあるので、マッチしない人材とダラダラと喋るのはビジネスマンとしてセンスがないです。
逆に、自社にマッチする欲しい人材は時間をかけて口説きますし、色々聞きたいので質問も多くなります。
るてぃ
熱く語られたり、根掘り葉掘り質問が多いのはあなたに興味がある証拠です!!
時々、面接官が「単純に仕事ができない話が長い人」で、面接時間が伸びる場合があるので見極めには注意してください。
るてぃ
これも自社の魅力づけを行いたいからですね!
自分の質問に熱意を持って丁寧に答えてくれる面接官の方と、塩対応の面接官であればどちらが良い印象を持つかは明確ですよね?
企業側としても面接官に良い印象を持つ=会社に良い印象を持つことは分かっているので、欲しい求職者の場合は、出来る限り丁寧に質問に対応します。
きだっち
なるほど、質問の返答が薄い場合はあまり脈がないんですね。
るてぃ
時間が押してて、次の面接予定がある場合はまた違うかも知れませんが・・・基本的には欲しい人材ほど求職者の満足度が上がるレベルの回答をすることを心掛けますね!!
るてぃ
面接官も機械的に面接している訳ではありません。
特に面接の後半や面接を締める時の総括として、面接の内容を自然と褒めてくれる場合は合格の可能性が高いと言えるでしょう。
例えば・・・こんな内容で褒めてくれる場合が当てはまります。
きだっち
うーん、でも結構褒めてくれる面接官って多くないですか?
るてぃ
きだっちさん、鋭いですね!
実は途中途中で褒める面接官は、注意した方がいいんですよ!
褒められて悪い気持ちになる人はいないので、上手な面接官であるほど、自然に求職者の良いところを褒めながら距離を縮め、短い時間で本音を引き出せます。
つまり、アイスブレイクの一種として「褒める」ことを意識的にやっている訳です。
きだっち
確かに、話しやすくて、ついつい余計なことを喋っちゃった記憶もあるような・・・笑
るてぃ
それは人事の戦略にハマってますよ・・・!
逆に不合格を出すのに総括で褒め殺しにするのは、人事としては避けますね。
きだっち
それされたら、「受かったかも!!!」って期待させちゃいますもんね。
「期待させられて、不合格」と「なんとなくそんな気がしてたけどやっぱり不合格」どちらが企業のマイナスイメージが強くなるかと言うと、前者です。
特にBtoCの会社は、求職者=お客様になるので、マイナスイメージがつくことは徹底的に避ける傾向があります。
きだっち
それを聞いて、昔、就活で某大手おもちゃメーカーのインターン受けて不合格の紙と一緒にハンカチもついてきて感動すら覚えたことを思い出しました・・・!
るてぃ
面接で不合格を出した方もファンにしてしまうのは、さすがですね!!
るてぃ
面接に色々な人が出てくる場合も合格サインと言えますが、今まで出てきた合格サインと比べると、可能性は低くなります。
面接に色々な人が出てくる場合、あなたに興味を持っているのは間違いないのでネガティブな印象ではありません。
全く興味がなければ、他の社員の貴重な時間を割いてあなたに会ってもらうことはしないです。
るてぃ
ただ、この場合、注意しないといけないのは自分じゃ判断できなかったので違う人に判断してもらいたいと思っているケースも考えられるということです。
面接に色々な人が出てくる場合、
の2パターンあります。
どちらも複数の面接官の意見を聞いた上で、面接結果を決定する場合が多いので、ただ面接に色々な人が出てきたと言うだけでは、合格可能性が高いとは言い難いのです。
るてぃ
これも微妙なラインですが、合格サインの1つとして入れました。
きだっち
え、これは確実かと思ってました・・・!
他社の選考状況は全くマッチしないと思った求職者には聞かないですが、多少の可能性がある人には早い段階で聞く企業が多いです。
るてぃ
なので、合格のサインと言うより、単に質問項目の1つの場合もあるんですよね!
ただ、2次3次と上がっていく中でかなり詳しく他社の選考状況や志望度合いを聞かれた場合は合格可能性が高くなります。
例えばこんな発言が出たときは合格サインです。
るてぃ
この発言が出る際は、企業側は採りたい意向が強く、求職者の本音とどの程度魅力づけをして振り向かせる必要があるかを探っている場合が多いです。
まれに、人事や上長が判断に迷っていて、志望度が高ければ選考を通すというケースもありますが・・・。
ただ基本的には志望度について聞かれた場合は正直に答えた方が、長期的に見て納得のいく結果が得られると思います。
きだっち
ちなみにこのサインが出たら確実に不合格と言えるものはありますか・・・?
るてぃ
確実なのは面接をとにかく早く切り上げようとするですかね!
前述の通り、マッチしない求職者にダラダラと時間を使うのは企業側にとってプラスにならないので、1時間の枠でとっていても早めに面接を終わらせる傾向が強いです。
るてぃ
他にも、面接中にこのような発言があれば不合格の可能性が高いです。
きだっち
なるほど。
期待を持ちながら選考結果を待つ時間ほど長く感じるものはないので、事前に分かっておくと心の準備が出来て良いですね・・・!
るてぃ
ここまで面接の合格・不合格のサインをお伝えしてきましたが、最後にもっと大事なことをお伝えしたいです。
それは、合格・不合格のサインを100%そうだと決めつけないで!ということです。
今回あげた7つの合格サインと4つの不合格のサインはあくまで傾向であり、絶対そうなると言う保証は出来ません。
るてぃ
ただし合格・不合格のサインを認識しておくことで、自分のメンタルを安定させるのには役立ちます。
転職活動中はよっぽど上手くいく人でない限り、精神的にもダメージを受けることが多くなります。
その際、あまり期待を持ちすぎず客観的な目線で見れることは非常に大切です。
るてぃ
また面接は企業とあなたとそれぞれが目指す方向性が合うか、マッチするかを確認しあう場所ということも忘れないで下さい!
どんなに優秀な人でもその企業の社風にマッチしなければ、お互いにとってハッピーな未来は描けないと判断され選考は落されます。
面接の不合格が続くと「人格さえも否定されているんじゃないか」「存在意義がないんじゃないか」と思いつめる人がいますがそんなことはありません。
るてぃ
合わない企業に入ったとしても、お互い辛いだけです!!
なので、あなたを落とした企業とは縁がなかったと割り切ってしまった方が良いですし、
あなたから応募して合格をもらっていても、面接であなた自身が雰囲気が合わないなと思うのであれば、面接辞退・内定辞退をするのも問題ありません。
るてぃ
面接官が出すサインをポジティブに捉えて、転職活動に活かしていただけることを願っています!!
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るてぃ
最後にJobTierからお知らせです!
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るてぃ
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