まつぱち
7月中旬、ヤフー株式会社で副業人材募集を発表。
ますます「優秀な人材は稼げる」世の中になってきていますね。
2020年7月15日にヤフーは他社でも活躍する人材を副業(業務委託)という形で、採用する事を発表しました。
▼実際の記事
【日経特報】ヤフー、戦略立案100人を副業募集 社外人材を活用https://t.co/o0CoobfFfu
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei)July 15, 2020
きだっち
具体的にどういうことですか?
まつぱち
他社で正社員として働いている人を、副業という形で業務委託契約を結ぶという事です。
優秀な人材は正社員をしながら、副業を通じて経験を積めるので「1つの会社にしかいれない人材」とはどんどん差がでます…
実際に、募集している内容を見てみると「戦略アドバイザー」「事業プランアドバイザー」など、現段階でハイキャリア層と言われるような実績のある人材であることは必須でしょう。
きだっち
わたしみたいな経歴に自信が無いタイプは、さすがにこんなレベルの高いことを聞いても他人事に思えます…
まつぱち
きだっちさん!それは甘いですよ!!
今の会社に居続けたとしても、誰かに代わりが利く仕事であれば、いつ給料激減や解雇されてもおかしくないです。正社員だから安心という時代は終わり、時代は激変しています。
転職も同様です。
2020年8月時点ですでに、人を採用したい企業よりも求職者の数が多く、いわゆる「買手市場」になっています。
こうなると、企業は未経験を採用して1から教えるよりも、経験者を採用したいのが本音です。
きだっち
ぜひ詳しく教えてください!
このページの目次
引用:Yahoo!公式
まつぱち
コロナの影響でリモートワークになり「会社外の人ともこんな感じで気軽に繋がることが出来ればイノベーションが起こせそう」と思ったのが、今回の副業人材募集のきっかけだそう。
それがギグパートナーです。
また「仕事自体、社内の人間だけでやるものではないんじゃないか?」と考えるようになったとヤフーの人事は言います。
きだっち
なるほど…!
今後、いろんな企業で副業人材を募集するような流れになったら、それこそ会社内でスキルのない人材はお払い箱?!
まつぱち
その可能性は大いにありますね…
また、すでにヤフー副業募集には7月末時点で4000人の応募がありました。
ありがたいことに、7/15のリリースからこれまで、国内外から約4000名の方からギグパートナーにご応募いただいています。
— ヤフー採用情報/Yahoo! JAPAN (@yahoo_career_jp)July 26, 2020
お一人おひとり、しっかりと選考を進めさせていただいておりますので、結果のご連絡まで少々お時間いただければと思います。https://t.co/RdplkyA7am
まつぱち
リモートワークの推進は、これからの働き方を大幅に変えたということです。
「正社員は溶ける」というのは、正社員として1つの企業に勤め続ける時代が終わったことを表しているCEOの言葉ですね!
きだっち
なんというパワーワード。
まつぱち
ですが、経験して気が付いた方も多いと思いますが、リモートワークによって自由に使える自分の時間が増えています。
新しいスキルを勉強するもよいですし、副業を始める機会にもなりますね。
優秀な人材と副業(業務委託)という関係を結ぶことで、新しい意見を社内に取り居こめるだけではなく、ヤフー社員が刺激を受ける事ができます。
まつぱち
実際に、高校生や80歳以上と年齢は幅広くて、海外20か国以上からも応募があったそうですよ!
きだっち
そうなんですね!!
となると、今や年齢や場所は全く関係ないんですね。
まつぱち
そうです。
ヤフーは社員の副業に肯定的ですが、そうでなければ優秀な人材は他の企業へ移ってしまうでしょう。
そこで今回のように、優秀な人材を副業として契約する事で、社員も「仕事を取られないようにしなきゃ」「私も頑張ろう」という良い刺激を受けることが出来ます。
アフターコロナでは転職が当たり前と言われますから、企業もいかに自社への忠誠心を高められるかが問題になるため「副業人材募集」は解決策の1つというわけです。
きだっち
企業と個人で、いい意味での緊張感を持つというわけですね!
まつぱち
リモートワークでは、自己管理能力は最低限なければ、いくら通勤時間が無くなったとはいえど、仕事の生産性は上がりません。
リモートワーク良いという人たちは、元々が通勤時間長すぎてへとへとになっていたか、マジで集中力高めの人たち。
— おっくん_豊かメディア編集長 (@yutakamedia)July 27, 2020
一般人はある程度見られている意識や同じ環境で仕事している姿見ないと仕事効率落ちると思うんだよな。
部活動だときつい運動できるけど、自分1人だと筋トレ続かないのと似てる。
きだっち
これは聞いていて耳が痛いです…
オフィスでデスクに向かうと「仕事スイッチ」が入った気がして、家よりも集中できるんですよね。人の目もあるし…
まつぱち
そういう方は実際多いですよ!
だからこそ在宅でも熱量高く仕事をこなせる能力がある人は、令和時代でも優秀な人材です。
家で仕事をするのが苦手・1人だと集中して行えない方は、環境をまずは整えてみましょう。
まつぱち
デスクが無く、床に座ってダイニングテーブルで仕事をする方は、安くても小さくてもいいので椅子に座って使えるデスクを買ってみる事をお勧めします。
家ではどうしても集中できないという方は、リモートワーク支援で様々なサービスが行われています。
▼こちらの記事をチェックしてみて下さい。
きだっち
では、私のようにキャリアに自信のない人はどうしたら良いのでしょうか?
まつぱち
まずは指示待ち人間を辞めて、自己主張ができる人材になりましょう!!
学校教育や会社の仕組みの影響もあり、日本人は特に指示が無いと動けない「指示待ち人間」が非常に多いです。
指示待ちをする人は替えがきくので、人件費をコストカットしたい企業では解雇の対象に真っ先になる事でしょう。
実際に、すでに正社員・派遣社員や会社の勤続年数に関係なく給与を支払う「同一労働同一賃金」が大企業では2020年4月から始まっており、中小企業では2021年4月から実施されます。
まつぱち
人件費をコストカットする為、解雇者が多い企業でも採用はストップしていないなんて話もあります。
指示をただこなすだけの人を切り、自己主張できる優秀な人材が欲しいというのが企業の本音です。
きだっち
完全に成果主義な社会になっていく感じがして怖いです…
私も変わっていかないとやばいですね。
まつぱち
わかっていても行動に移せる人は一握りですから、意識して行動することが出来れば、その時点で少数派ですよ!
コロナ渦の中で求められる人の特徴、3つ目は「希少価値のある人」です。
まつぱち
いきなりですが、きだっちさんの時給はいくらですか?
きだっち
え?時給ですか?
うーん、手取り20万程なので単純計算で…
!!
きだっち
約1300円ほど…?
え、ちょっと高いバイトの方が時給が高いかも…
まつぱち
少しショッキングかもしれませんね…
正社員なら福利厚生などでプラスになりますが、ここで言いたいのは「あなたの1時間はどれくらいの価値があるのか」具体的に知ってほしかったんです。
時給換算してみると、事務員さんで1000円ほどの時給の人もいれば、営業マンで3000円ほどの人もいて、更には1時間で5万円を稼ぐコンサルタントの人もいるわけです。
この違いはあなたの仕事がどれくらい「希少価値があるか」「需要がある仕事かどうか」によって差が出ます。
まつぱち
事務員さんは女性の3割が職業にしている程たくさんいるけど、コンサルタントはその人にしかできない仕事だったりするわけですよね。
きだっち
ではその大勢に属しちゃっている私はどうすれば良いんでしょうか?
まつぱち
希少価値を高める方法はいくつかありますが、まずは1つの仕事を極めましょう!
どんな仕事や分野も、1万時間練習すればマスターできると言われています。
営業マンが1日8時間で6年働けば、その仕事は習得したも同然で100人に1人の人材です。
まつぱち
ここからさらにマーケティングなどの新しい分野を習得したとなると、「営業×マーケティング」の掛け算から希少価値が高まり、1万人に1人の人材になれるんです。
きだっち
なるほど!!
新しい事を何個も挑戦するんじゃなくて、1つの分野を極める事がまずは重要ということですね!
まつぱち
このような時代の変化をネガティブに捉えず、積極的に情報を得て動いてみて下さい!
きだっち
自分に合った働き方を見つけて、令和時代を乗り越えましょう!
私ももっと情報収集して転職を成功させるぞー!
まつぱち
JobTierでは転職に役立つ様々な情報をお伝えしているので、ぜひ他の記事も読んで頂ければ幸いです!
Twitter:@matsu_JobTier