面接での転職理由はネガティブでOK!嘘が絶対NGな理由とは?

記事更新日: 2021/01/13

ライター: まつぱち

本日の記事では

 

転職理由って

・ネガティブな理由でも伝えていいの?

・内定に結びつく回答方法は?

・嘘をついちゃいけないの?

このような悩みを解決します。

本日のプレゼンター
転職市場を知り尽くしたプロ まつぱち
東証一部人事→転職エージェント→独立
  • 偏差値35の不登校学生からキャリアを逆転
  • 累計キャリア相談者数6,000名以上
  • 累計25回、社内月間売上トップ受賞
  • 大好評キャリア相談で転職成功者多数
  • 相談者様の声
Twitter:@matsu_JobTier

転職時の面接でほぼ100%聞かれる転職理由。どう答えれば良いのか気になりますよね。

まつぱち

転職理由にはネガティブがつきもの。

しかし本日お伝えする内容を実践すれば何も怖くありません!

本日お伝えする内容

  • ネガティブな転職理由なんて当たり前

  • ネガティブな転職理由も内定に結びつく伝え方

  • 転職理由は嘘をつくべきでない理由

私はこれまで、

  • 仕事で思うように成果を出せなかった人
  • 人間関係にトラブルを起こしてしまった人
  • 仕事のストレスに耐えられずに辞めてしまった人
  • その他ネガティブな理由で仕事をやめた人

どんなネガティブな転職理由でも内定に結びつけてきました。

 

しかし私が転職エージェントとして仕事を始めた頃は

  • なんとか前向きな理由を見つけよう
  • ごまかしてその場を乗り切ろう
  • 嘘でも内定さえ取れれば良いんだ

といったサポートで転職者様を支援しておりましたが、

転職理由で嘘をついたりごまかすといった行為は入社後のミスマッチ原因となるため、絶対におすすめできません。

まつぱち

当時は経験が少なかったとは言え、本当に申し訳ないことをしたと反省しております

 

本日はそんな体験談も踏まえ、解説させていただきます。

どうぞよろしくおねがい致します。

ネガティブな転職理由なんて当たり前

 

転職理由はポジティブな事を伝えたほうが良いよ。

本音を伝えるなんてありえない

と、アドバイスをされる方が多くいらっしゃいます。

ネットでも「転職理由 対策」と検索をすると、似たような情報が多く見受けられます。

 

まつぱち

しかしこれは、大間違いで時代遅れと断言させていただきます!

 

まず、ネガティブな転職理由など極めて普通であることをご理解下さい。

わたしは転職エージェントとして勤務をしていた頃

多い日では一日に20名以上の転職者様のお話を聞いていました。

 

しかし、100人以上相談をのったところで、前向きな転職理由などまず耳にしませんでした

 

リクナビNEXTの調査でも、退職理由の本音では下記のようなデータが得られています。

1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
4位:給与が低かった(12%)
5位:仕事内容が面白くなかった(9%)
6位:社長がワンマンだった(7%)
7位:社風が合わなかった(6%)
7位:会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)
7位:キャリアアップしたかった(6%)
10位:昇進・評価が不満だった(4%)

参照:リクナビNEXT調査より

ご覧の通り、何かしら不満や不安があるのが100%なのです。

 

まつぱち

いいですか、100%ですよ!?

 

つまり、ネガティブな転職理由を無理やりポジティブにしたところで

プロの面接官を欺くことなんてできません!

これについては後章の「転職理由で嘘をつくべきではない理由」で詳しく解説させていただきます。

 

まつぱち

次に、ネガティブな転職理由でも内定に結びつく伝え方について解説します。

 

ネガティブな転職理由でも内定に結びつく伝え方

こちらの章でお伝えしたいポイントは

ネガティブな転職理由だけを伝えないこと

そして

どのように伝えるか

です。

 

まつぱち

なんだ結局ごまかすのか」ではありません!

 

ネガティブな転職理由はそのまま嘘をつかずに伝え、そこに以下の要素をプラスするのです

 

付け足す要素

  1. ネガティブな転職理由への反省
  2. ネガティブな転職理由への学び
  3. 学びを次に活かすという姿勢
  4. そのため御社を選びました、という締めくくり

この順番で伝えるのですが、ちょっと今ひとつイメージしづらいですよね。

以下にわたしが実際に使った事例をお伝えします。

 

①今回の転職理由は、トップ営業としてのプレッシャーから体を壊してしまい、もうこれ以上続けることが厳しいと判断したためです。私の自己管理能力が甘く周囲に迷惑をかけてしまったこと、そして周囲との協調性が欠如していたことが大きな原因だと反省しております。

 

②ただこれをきっかけに、組織人として如何に体調管理を徹底すべきなのか、また周囲と頼り頼られる関係性づくりが結果として幸を成すということを学ばせていただきました。

 

③結果として前職に私の居場所はありません。貴社においても体力面で無理はできないものの、私にはこれまでの経験とこたび学ばせていただいた自己管理と協調性という大きな武器がございます。

 

貴社の製品は数ある競合の中で勝ち抜くうえでの厳しさはあると存じ上げますが、事業の立ち上げ段階において、私のような挫折を経験した者の存在は、これから事業を支える若手にとって良い参考になると考えております。

何卒ご検討いただけますと幸いです。

 

ちなみに上記は半日ほどかけて考えたものです。

要所で難しい表現がありますが大枠は合っていることがわかるでしょうか。

 

自分にはこんなの作れっこない!

そう思う方も少なくないはずです。

まつぱち

しかし!この程度の手間すら掛けられないのであれば、転職活動が上手く行くはずがございません。

 

転職理由は各企業に100%聞かれる質問事項なので、徹底的に頭をひねり何度も改善を行い内定率を上げましょう。

必ずあなたを認めてくれる企業が現れるはずです。

 

まつぱち

それで不合格になったとしても落ち込む必要はありません。

大事なのは内定を取ることではなく、双方の自己開示と納得感です。

 

転職理由で嘘をつくべきではない理由

まつぱち

最後に、わたしがなぜ転職理由で嘘をつくべきでないか解説をさせていただきます。

 

結論から、転職理由で嘘をつくべきではない理由は下記になります。

 

嘘をつくべきでない理由
  1. 採用担当者に見抜かれる可能性大

  2. 入社後も常に不安な状態が続く

  3. 嘘がバレたとき評価が地に落ちてしまう

 

それぞれ詳しく解説させていただきます。

 

採用担当者に見抜かれる可能性大

面接で上手く転職理由をごまかせたと思っても、面接官はそんな事は慣れっこなのです。

無理に良い転職理由を行ったところで、面接官側に不信感を持たれかねません。

 

まつぱち

実際に面接官の本音を見てみましょう。

 

【以下面接官の声】

 

このように、面接官側も嘘に対しては非常に敏感、かつ課題意識を持たれている事がわかります。

 

まつぱち

わたしの経験でも、面接官はたとえ嘘に気がついたとしても面接中に問い詰めないケースが多いです。

 

転職者様への気遣いもあるのでしょう、しかし面接評価は大バツです

 

入社後も常に不安な状態が続く

転職理由だけでなく、面接で嘘をつくことには多大なリスクが伴います。

入社後は面接官だった方との交流機会も増え、嘘がばれないためには常に辻褄が合う状態を保たなければいけません。

 

まつぱち

ただでさえ仕事は大変なのに、すっきりしない気分で働き続けるのは骨が折れますよね。

 

実際にネットでも、面接時の嘘による入社後トラブルについて厳しい意見が確認できました。

 

【以下口コミ】

 

嘘をついても何も感じないという方以外は、全くおすすめが出来ない事がわかりますね。

 

嘘がバレたときに評価が地に落ちる

面接官の中には、嘘や発言内容に深堀りを強く行う方も多くいらっしゃいます。

面接は双方を理解し合う場であるため、そこで嘘がバレるようでは、まず信頼ゼロで不合格です。

 

入社後に嘘が発覚したときも、あなたは組織内に居場所を失うことになるでしょう。

仮に明るみに出なかったとしても、人事評価や社内記録に残されることは間違いありません。

まつぱち

昇進・昇格・昇給、どこにも悪影響が出てますので、絶対に嘘をつくことだけはやめておきましょう。

 

最後に

転職時の面接で聞かれるポイントは他にも多くの質問が投げかけられます。

JobTier内の記事でしっかりと対策を行えば更に転職成功率を高められます。

是非下記の記事も合わせて読んでいただけますと幸いです。

この記事に関連するラベル

転職エージェント一覧

Webスクール一覧

ページトップへ