私は新卒で東証一部上場企業に入社し、1年目から面接官として年に500名以上、多い年には1000名以上の方の面接を行ってきました。
またその後は転職エージェントに転職し、幅広い業界業種の方に対する面接対策サポートを経験してきております。
そこで私の担当した転職者の面接結果はと言いますと、平均的に10名いれば8~9名は2ヶ月以内に内定獲得、調子がいい時は全員内定獲得をした月もあるほどです。
何故こんなにも高い数値を継続的に叩き出す事が出来るのか、理由は私が採用担当目線&転職エージェント目線の2つの視点で超ハードな面接対策を行ったことが背景にあります。
(画像:実際の面接対策風景)
ただ面接対策を一通り終えた後はこのような嬉しいご意見も届いております。
※現在個別での面接対策は受付しておりません。
他にも面接対策トレーニングを受けた人達の声を一部紹介すると
ご覧の通り、厳しいけど役に立ったというご意見が多かったようです。
私が面接対策を負荷をかけている背景には、誰でも簡単に負荷なく出来てしまう面接対策に価値はないと、これまでの仕事の経験を通じて痛いほど味わってきたからです。
不採用になって泣くくらいであれば、多少厳しくてもやりきる価値があるとおもいませんか?
本日はこれまで社内にすら公開してこなかったまつぱち独自のノウハウを徹底解説させていただきます。
まつぱち
繰り返しますが少々ハードな面接対策になると思われます。
くじけずに最後までお付き合い下さいませ。
このページの目次
まずここでは大前提となる面接の考え方についてお話致します。
結論、面接は自分という商品を売り込むための営業活動であると考えて下さい。
「面接はご縁が全てだよ」「面接は気持ちの相性が一番大事だよ」などなど諸説ありますが、現場を知っている人間から言わせれば単なる綺麗事に過ぎないので一切無視して下さい。
理由は、皆さま誰しも、採用が決まり入社をした後は、自身の労働力を会社に提供し、会社から給与という対価をもらうことになります。
この時点では会社と労働者の関係は=(イコール)と捉えることも出来るかも知れませんが、そもそも”あなたを雇う”という判断を雇入(会社)側が下さない限りはこのようではありません。
よって、面接の段階で力関係は圧倒的に”会社>転職者”という事が言えます。そのためにもしっかりとこの後のトレーニングをこなしていきましょう。
面接で自身を売り込む際のポイントですが、難しく考える必要はございません。
売り込み時のポイントは相手に
「この人と一緒に仕事がしたい(=雇い入れたい)」
そう思っていただければいいだけです。
企業が変われど、面接官が変われど、このゴールは一切ゆらぎません。
ただよく間違えてしまいがちな注意点として、
自分が凄いと思うポイントを推しても何の意味もなく、むしろ逆効果です。
他の事例でわかりやすく例えると、”収入が良い”という条件で恋人探しをしている方に対して、「自分は脚が速いです、付き合って下さい」と間違ったアプローチをしてるようなもの。つまり時に迷惑になるのです。
繰り返しますが面接のゴールは「この人と一緒に仕事がしたい」と相手に思わせること。この大前提を常に念頭において面接対策をすすめましょう。
まつぱち
ではここから、面接対策(準備編)について解説をさせていただきます。
「この人と一緒に仕事がしたい(=雇い入れたい)」と面接官側に思って頂く為にはまず、転職者側が自分という商品の詳細を無駄なく誰にでも伝わるように説明が出来る、という状態でなくてはいけません。
なぜなら面接時間は30分~1時間が一般的であり、面接官はそこで得られた情報で合否の判定を行うため事前に準備をしなくては勝率は一気に下がってしまうのです。
ただ誰しもいきなり「自分について説明して」と言われれば難しいのではないでしょうか。
そのためにこの章では準備としてなこととして
この2つの準備をこれから行っていただきます。一つずつ分けて解説をさせていただきましょう。
まず「自分という商品について知る」ですが、これは面接を受けるあなた自身の職歴・経験してきた実務内容・過去の実績・性格などなどの情報について知る、ということを意味します。(※勿論それ以外の要素も含まれます。)
こちらを行う理由は、あなたという商品をきちんと言葉で説明出来るようにするためです。
まつぱち
そんなの簡単じゃない?と思われたでしょうか。
実は自分について言葉できちんと説明ができる人は少ないのです。
しかも転職活動では企業ごとにあなたについて知りたい情報が異なるため
「この企業にはAという情報を」
「あちらの企業にはBという情報を」
といった具合に自分についての情報を沢山知っておかなければいけません。無策で挑むことは自殺行為に等しいのです。
では、具体的にどうすれば自分という商品について知ることができるのか解説をさせていただきます。
自分(商品)を知ることは今後全ての対策に関わってきますので、時間をかけて、絶対に手抜きをせずに取り組んで下さい。
では早速、以下のステップに沿ってすすめてみて下さい。
自分(商品)を知るステップ
以上となります。
人によってはここまででかなりの労力が使われたのではないでしょうか。
ただ、上記の対策は今後全ての面接対策に関わりますので、もし「まだ足りないかも」と思う方は多少やりすぎな程度でも構いませんので何度も取り組んで見ることをおすすめします。
まつぱち
転職活動が長期化すると、徐々に書き出した内容も忘れてしまいがちです。
転職活動が始まっても定期的に見返す癖付けをしておきましょう。
ここからいよいよ、先程”自分(商品)を知るステップ”で作成した資料をもとに、自分という商品を見せる相手(企業)について対策を行いましょう。
見せる相手を知る理由は下記になります。
優秀な営業パーソンは商談相手の調査に全力を尽くします。
逆に成績が良くない営業パーソンほど、商談時のコミュニケーションや場の空気に任せたアプローチを行い大失敗してしまうのです。
調査も先程のステップ同様、念入りに取り組みましょう。
企業調査の方法ですが、以下のステップに沿ってすすめてみて下さい。
相手(企業)を知るステップ
まつぱち
ここまでくれば面接対策の40%は一旦完了です!
企業の調査においては上記のステップだけでも充分ですが、それに加えて下記の調査も出来ると尚良いです。
相手を知るステップ(補足)
私の経験上、企業が出している募集情報は掲載されているサイトによって異なります。
Green、Wantedly、マイナビ転職、en転職などなど、あらゆるサイトをきちんとチェックすればするほど、面接に関する情報も蓄積されていきますのでおすすめです。
面接対策の準備が終わりましたら、実際にそれらを活用したトレーニングを行っていきます。
何をするかと申しますと面接での想定質問100本ノックをこれから行っていただきます。
まつぱち
これまで転職エージェントとして、年間300社以上の面接を日々研究してきました。
そちらの事例をまとめた質問集を大公開させていただきます。
想定質問100本ノックは非常に効果が高いトレーニング方法です。
正直、そこらの表面的な面接対策とはわけが違います!ただし5人中2人はここで脱落してしまうハードなトレーニングとなりますので、しっかりと覚悟を持って取り組んでください。
早速資料とやり方の手順をご紹介させていただきます。
想定質問100本ノックのやり方
まつぱち
ちなみに私がやったとしても、いきなり全て上手く回答することは出来ません。
出来なくて当然!という気持ちでまずは取り組んでみて下さい。
ここで
「企業ごとに対策をしていたら時間が膨大にかかってしまう」
「他サイトでは質問は5個くらいに絞って紹介しているよ」
といった疑問が生じる方もいらっしゃると思われます。
しかし現実、企業からの質問が5つ程度で終えることはまずありません。正直、圧倒的に不足しております。
面接官としての経験から言わせて頂くと、面接は仮に10個の質問があれば全て回答出来るのが当たり前という認識です。そのため面接はたった一つの質問に答えられずに不採用となってしまうことが往々にしてあります。
不採用になればそれだけの時間をまた選考に費やすことになりますので、結局時間は短縮に繋がります。
まつぱち
数の多さに圧倒されず、まずはとにかく始めましょう!
また想定質問100本ノックのメリットは他にも
などなど、トレーニング方法はシンプルでありながら多方面に効果があるのです。
まつぱち
誰でも出来る簡単で楽なノウハウなんて何の価値もありません。
100本ノックにしっかりと取り組んで、ライバルに差をつけましょう!
「まだあるの!?」
そう思った方も中にはいらっしゃるでしょう。
しかしご安心下さい、ここまでしっかりと対策に取り組んでいただいた方にとって、最終仕上げはそれほど難しいものではございません。
早速行ってみましょう!
まつぱち
面接対策の最終仕上げは見せ方トレーニングです!
面接において、あなたの見せ方を意識することはめちゃくちゃ重要です。
これまでの面接対策であなたは
という状態と思われます。
しかしこれではもう一歩足りません。本当に強い営業マンは自分の見せ方にも徹底的にこだわります。
くどく繰り返しますが、面接は自分という商品を売り込むための営業活動なのです。
では最終仕上げにいってみましょう!
見せ方のトレーニング
内容は「なんだ当たり前のことばかりじゃん!」と思われるかも知れません。
しかし油断しないように気をつけましょう。この当たり前のことが、面接では出来なくなるのです。
面接終了まで気を抜かずに、最後まで走りきりましょう!
まつぱち
私の経験上でも、見せ方のトレーニングをせず初めから全てできている方は営業経験者かサイコパスくらいです。
本日ご紹介させて頂く面接対策は以上となります。
是非皆様もご参考になさっていただけますと幸いです!
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