るてぃ
皆さまはじめまして。JobTier編集長、元人事のるてぃと申します。
皆さまは面接対策で以下のようなお悩みを抱えてはおりませんか?
などなど、転職者側からしたら人生の重要なイベントにも関わらず、不明確な点が多すぎますよね。
そこで本日は…
るてぃ
元人事で面接官!の私るてぃが、面接対策を直接ご指導させて頂きます!
皆さまの悩みが一気に解消されることは勿論、要所で面接官の意図と本音を挟みつつ解説をさせて頂きます。
全体像を把握するためにも、本日の流れをまずはご紹介させて頂きます。
るてぃ
1次面接も最終面接もこれ一本で十分に対策ができる内容となっております。
では、早速本題に入らせて頂きましょう!
このページの目次
るてぃ
いきなりですが質問です!
Q:面接対策とは具体的にどのような事を指すのでしょう。
単純な質問ですが、なかなかしっかりと答えられる方は少ないのではないでしょうか。
早速回答をさせて頂くと、面接対策とは自分の持っているコンテンツをいつでも引き出せる状態にしておくこと、といえます。
少々抽象的で分かりづらいと思うので、順番に解説をさせ頂きます。
こちらは、あなたの
などなど、面接で聞かれるであろうあなた自信に関する内容と思って下さい。
転職で言えば、職務経歴書はそれに非常に近いものとなります。まだ職務経歴書の作り方の記事を見ていない方は、こちらの記事をご参照下さい。
にとっても非常に為になる内容ですので、是非ご参照くださいませ。
面接では、あなたの持っているコンテンツを相手(面接官)にしっかりと届けなくてはいけません。
そのため、あなた自身が自分のコンテンツを理解し、いつでも引き出せる状態にしておくことが肝心です。
これがスムーズに出来れば、相手にしっかりと自分自身を理解してもらえることに繋がり、結果的に面接合格となります。
(イメージ図)
よって、面接対策とは
自分のコンテンツを、いつでも引き出せる状態にしておくこと、と言えるのです。
この状態を作り上げることが、面接対策で最も重要となります。
ここで疑問に思うのが
「自分のコンテンツってどこまで用意したら良いの?」そう疑問に思われる方もいらっしゃると思われます。
るてぃ
結論、面接対策で絶対に抑えるべきポイントに関連すべきコンテンツで十分です。先程紹介した職務経歴書はそのうちの1つとして必要なものとなります。
そして抑えるべきポイントに関するコンテンツは、各質問をしっかりと抑えることで明確になります。
そのためにもしっかりと最後まで解説にお付き合い下さいませ。
それでは早速、次章から面接対策で絶対に抑えておくべき質問の解説に移ります。
絶対に抑えておくべき質問は超シンプル。
1次面接も最終面接も関係なく、ほぼ全ての面接対策はたったの5点を把握しておけばOKです!
実際の面接の流れに沿って、紹介させていただきましょう。
抑えるべき質問
るてぃ
この5点を完全攻略すれば面接なんて余裕です。
元採用担当の立場から言わせてみれば、面接官も上記の質問から知りたい情報がほぼ得られるため、それ以外の質問に対する回答は期待していません。
なので、上記の5つの質問を徹底的に攻略していきましょう。
では早速各ポイントについて解説と注意点をご紹介させていただきます。
自己紹介は、約1分程度、自身について簡潔に説明しましょう。
自己紹介に盛り込む内容としては下記ポイントと例文をご参考ください。
イメージを掴んで頂く為に、以下例文をご参考下さい。
回答例:はじめまして、るてぃと申します。本日はどうぞよろしくおねがいします。(軽く一礼)
私は現在〇〇株式会社のコーポレート部に所属しております。
そこで主に人事採用関連、広報、評価制度作成などの業務に当たらせていただいております。
そのため資料作成やデータ管理、対人折衝などを得意としております。
本日はどうぞよろしくおねがいします。(再度軽く一礼)
簡単なようですが、まだお互い出会ったばかりで緊張もありますので、事前にしっかりと練習しておきましょう。
るてぃ
ただここで要注意ポイントの解説です!
自己紹介で第一印象を悪くしないためにも、以下の注意点は絶対に押さえておきましょう。
るてぃ
さらにここで面接官の意図と本音を紹介させていただきます。
私が実際に業務を通じた経験から、面接官は自己紹介を下記のような視点で見ていますよ。
質問の意図と本音
最後の”アタリとハズレの判断”とは、面接官にとって、「やる気を出す相手か否か」という意味です。
理由は、面接官の役割は相手の良し悪しを判断するだけではありません。自社についてしっかりとアピールをし「入社意欲を高める」という重要な役割がございます。
そのため自己紹介程度で躓いてしまう相手に、一日何十人と面接をしている彼らは中々本気になれないというのが本音としてあるのです。
るてぃ
面接官も人間、疲れている時は面接だろうと手を抜く生き物!
職歴と実績の確認は、主に事前に提出をしている職務経歴書からの質疑応答となります。
なのでまだ職務経歴書をきちんと作成していない方は先程ご紹介させて頂いた職務経歴書の作成方法に関する記事を参考になさってくださいね。
回答例:前職の〇〇株式会社では営業職を任されており、そちらでは年間売上120%を達成し社内でも約30名の営業組織において唯一の目標達成者として表彰を受けました。
そこで私が特に工夫した点といえば、徹底した既存クライアントのスケジュール管理です。彼らのスケジュールをいつもきちんと把握しておくことで、業務に無駄な時間が生まれず、クライアントにとっても気持ちの良いタイミングで連絡を行うことが出来ます。
私自身も行動計画が立てやすく、更に新規クライアントの獲得業務などに時間を割くことが出来ますので、成績は安定かつ常に高いパフォーマンスを維持することが出来ました。
ただし職歴・実績は面接官側から「ここはどんな仕事をしてきたの?」「この実績を出すにあたってどんな工夫をしたの?」といった具合に細かく深堀りをされることも多くありますので、臨機応変に構えておく必要がございます。
面接の肝となる重要な部分ですが、基本的には職務経歴書の内容に関した質問が主となるので、書類内容をしっかりと頭に叩き込んでおきましょう。
もし職務経歴書をそれほど詳しく書かずに面接を迎える場合は、自分の口でしっかりと準備をしておきましょう。
るてぃ
ここでも要注意ポイントの解説です!
面接官によってはここだけで半分以上の時間を費やすケースもあるほど重要な部分となります。
まだ職務経歴書を相手に提出していないという方は、もう既にそこから戦いが始まっているという感覚で職務経歴書を仕上げましょう。
るてぃ
またここでも面接官の職歴・実績を確認する際の意図と本音を紹介させていただきます。
質問の意図と本音
このようなポイントの確認のために職歴・実績を深々と確認を行っているのです。言い換えれば、ぶっちゃけ上記3点が確認できれば職歴も実績もどうでも良いのです。
るてぃ
というのも、多くの方が特に実績に関しては多少数字を盛っているので、私達としてはあまりそこばかりを信用することが出来ないのです。
面接官側も面接者を信用していないわけではないのですが、お互いWin-Winな関係づくりの為に念入りに確認をされる部分となります。覚悟して事前準備を行いましょう。
志望動機は多くの転職者の方が困られる部分となります。
しかしポイントさえつかめばこれほど簡単に熱意をアピール出来る質問もございません。
そして抑えるべきポイントはたったの3点!しっかりと把握して自分に落とし込みましょう。
例えば食品会社への志望動機であれば下記のようになります。
良い例:御社を志望した理由は、より多くの方に食を楽しんで頂きたいという理念に深く共感したためです。
背景は、私自身アレルギー体質で、普段から口にするものは非常に気をつけて生活を送っております。
そのため幼少期より御社の出されている○○という商品が私にとっては無くてはならないものでした。
御社はそれ以外にも、ヴィーガン向け、乳幼児向けといった多くの方に食を楽しんでほしいといった思いが各商品に込められていることを恥ずかしながらこの転職活動のタイミングで知りました。
しかし世の中には、まだまだ十分に食に悩みを抱えてらっしゃる方たちが大勢おり課題は山積みです。これからの社会人生、少しでも御社が解決しようとしている社会課題のお役に立てればと思いこのたび応募させていただきました。
一方でよくあるダメな例はこちらです。
例①:御社に入社することで、自分のスキルアップにつながると思いました。
例②:御社はこれからの時代無くてはならないと思ったので、是非そこに加わりたいと思いました。
例③:御社の商品が大好きで応募しました。
これらはいずれも個人的なエピソードが無いため内容が薄く、相手にあなたを雇うメリットが一切伝わっておりません。
るてぃ
せっかくのポイント稼ぎチャンスを逃さないために、注意点を整理しましょう。
るてぃ
同じくここでも面接官側の志望動機を聞くの意図と本音を紹介させていただきます。
意外と驚く内容満載です!
質問の意図と本音
何度も言うように、志望動機は熱意をアピールする絶好の機会です。しかしこの質問を軽視してしまうようでは内定にはいつまで立ってもたどり着きません。
逆に志望動機が非常に良いものであれば他の質問で失敗しても大逆転出来たケースも何度も見てきました。
るてぃ
特に代表や役員面接では熱量の高い志望動機はウケが良いですね。
だからそれ以外の面接官も「この人なら代表役員に気に入られるかも!」となって合格となる可能性が高まります。
過去の転職・退職理由に関する質問は、どちらかといえば注意点のほうが重要となります。
あまりプラスの評価につながる質問ではないですが、一発不採用もあり得るキラークエスチョンです。
しかし準備さえすればそれほど難しいものではございませんので、しっかりと解説内容をおさえましょう。
イメージをしやすいよう、以下例文をご参考下さい。
例文:前職を退職した理由は、担当していたプロジェクトが終了し、新規のプロジェクト内容に私のこれまでの経験が活かせなくなってしまうと判断したためです。
もともとデータ管理のスペシャリストを目指していた私にとって担当していたプロジェクトは大変良い経験となり会社にも感謝しておりますが、新規プロジェクトの内容は営業やコンサルタント的な要素を求められるものでした。
上司にも担当変更を依頼はしたのですが、人手がいないこともあり希望は通りませんでした。そこで今後の自身のキャリアを考えた末、これまでの経験が活かせる職場に就こうと退職を決意した次第でございます。
多少ネガティブとも取れる表現が含まれておりますが、あくまで自身にとっては前向きな退職であるという結論に至っているため問題ございません。
るてぃ
ここで、一発不採用にならないための注意点を解説させて頂きます!
だいぶ強く言いましたが、改めて前職や人の愚痴、批判は絶対に止めて下さい。
面接官は本音を聞き出そうとしてくるかも知れませんが、あくまでも社会人として過去にお世話になった会社や人に対するマイナスな表現は絶対に避けて下さい。
言ったその時はスッキリするかも知れませんが、結果的に何一つプラスにしかなりませんのでご注意を。
るてぃ
ここで転職・退職理由を質問する面接官の意図と本音を紹介させていただきます。
質問の意図と本音
特に中でも早期離職の採用費の無駄遣いは会社にとっても死活問題、絶対に避けたい問題です。
るてぃ
しかも早期離職につながればその責任の一角は面接官が負う場合もあります。
そしてもし早期離職が発生してしまったとき私の場合は恨みとも言える感情が湧いてくるほど、怒り心頭していましたね。
最後は逆質問に関する質問です。
ただこれに関してはほぼテンプレートな質問が存在する楽勝項目でもあります。
ただ面接の最後に印象を悪くしてしまわないよう、しっかりと対策を行いましょう。
以下はそのまま逆質問で使えるテンプレートな質問集となります。
質問①:配属先の部署はどれくらいの人数規模で、今どのような課題をお抱えでしょうか。
質問②:○○様(面接官)は個人的にどのようなやりがい、目標を持たれているのでしょうか。
質問③:私の希望職種では、他にどのような部署との関わり合いや、能力が求められるのでしょうか。
質問④:御社でご活躍されている社員はどのようなご資格やマインドをお持ちでしょうか。簡単に特徴を教えていただきたいです。
質問⑤:先程お話の内容で〇〇というものがございましたが、もう少し具体的に教えていただいてもよろしいでしょうか。
以上、質問のテンプレ集はそのまま皆さまの面接でもご活用下さいませ。
るてぃ
そして、本日最後の注意点はこちら!
勿論こちらとしてはいずれも知りたい事ではありますが、面接の合否が出ていない段階で行うのは得策ではありません。
できればこれらの質問に関しては内定が確定し、内定通知書類を受け取った後にするのが無難でしょう。
るてぃ
最後に逆質問をする面接官の意図と本音を紹介させていただきます!
質問の意図と本音
先程申し上げたように、面接官には合否の判断だけではなく、面接者に自社への興味を持っていただくことも重要な役割としてございます。
そのため面接の最後では全体的な感触を確かめるため、逆質問という手法を使ってそれらを最終チェックしていると言えます。
るてぃ
正直優秀な人材でも逆質問でNGを出せば不採用にしています。
だって最後の最後に気を抜く人って仕事でも詰めが甘くないですか?
これで本日の解説は以上となります。
何度も読み返し、面接攻略にお役立てくださいませ。
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・毎月の書類選考人数:100人以上
・キャリア相談・面接の数:400以上
・取引していた転職エージェント/転職サイト:120社以上
Twitter:@rutty_JobTier