るてぃ
ニュースで話題になっているビズリーチを展開するビジョナル株式会社の上場。
2021年3月17日には東京証券取引所で、マザーズ市場への新規上場(IPO)が承認されました。
上場日は4月22日予定とのことで注目が集まっています。
ビズリーチなど展開のビジョナルがマザーズ上場へ、評価額は1,550億円規模にhttps://t.co/PGj19mkDSmpic.twitter.com/u1thCiKhLO
— BRIDGE(JP) (@thebridge_jp)March 17, 2021
ビズリーチを運営するビジョナルが上場承認。遂に来た。
— バフェット・コード (@buffett_code)March 17, 2021
ひさびさのユニコーン案件ですね。
モルスタ→楽天の南氏が設立。09年にビズリーチをローンチ。
・累計導入1.6万社
・会員123万人
・売上259億円(20.7期)
・営利22億円
想定発行価格4,355円だと想定時価総額は1,561億円(AO含)!pic.twitter.com/OH3py62bzb
るてぃ
ビジョナルはすでに時価総額1,550億円とも言われているので、かなり大規模の上場になると言えます。
そこで今回は、
について、解説していきたいと思います。
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2020年にビズリーチはグループ経営に体制移行しました。
ビズリーチはモルガン・スタンレーを経て、楽天イーグルスの創業にも参画した南壮一郎氏が設立した会社。
創業年の2009年時にはなかった「ハイクラス向け有料会員制のスカウト型転職サイト」の需要を切り開いた会社です。
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ビズリーチは新規の登録者数が毎月5万人、求人掲載件数10万件以上と誰もが一度は聞いたことがある転職サイトですね。
※登録者数の集計期間は直近6か月
ビジョナルにとって2020年は創業10年目のキリの良いタイミングではあったものの、大決断だったと言えるでしょう。
株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:南 壮一郎)は、2020年2月3日を期日(予定)とする株式移転などの組織再編手法を用いたグループ経営体制への移行に向け、準備を開始したことをお知らせいたします。その一環として、グループ経営を支えるホールディングカンパニーの「ビジョナル株式会社」を新設します。株式会社ビズリーチは、ビジョナル株式会社の完全子会社となり、主にHRテック事業やクラウド事業を担います。同時に、新設分割を用いて、株式会社ビズリーチ内の新規事業開発を担う組織であるインキュベーションカンパニーを「ビジョナル・インキュベーション株式会社」として分社化し、ビジョナル株式会社の完全子会社とします。
グループ経営体制へ移行することで、グループ全体として、働き方や産業などビジネスの生産性向上を支えるさまざまな事業を創出し、事業領域を広げていきます。この移行により、各事業への権限委譲やそれぞれの事業に適した組織や制度、リスク管理体制の構築を推進します。なお、本件は、株主総会における承認および会社法上の手続き完了などを条件にしています。
参照:ビズリーチ公式HP
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そして、新体制から約1年経っての上場。
数年前から上場すると言われていましたが、コロナの状況も見ての今のタイミングだったのではないでしょうか。
るてぃ
ビジョナルに体制変更したものの、主力事業は「ビズリーチ」です。
まずビジョナルの前身であるビズリーチ株式会社の沿革をまとめて見ました。
ビズリーチの他にも、
など様々なサービスを立ち上げて運営しています。
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ビジョナルのサービスを詳しく知りたい方はこの記事もご参考ください。
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2020年7月期(第1期)の通期売上高は258億7,900万円、経常利益が22億5,400万円でした。
※有価証券報告書より
ビジョナルのすごい点は4年連続で30〜40%以上の成長を続けており、この10年で売上高は4倍。
従業員数2倍程度なので、一人当たりが稼いでいる金額を効率的に上げています。
参照:ビジョナル有価証券報告書
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ビズリーチと競合他社の時価総額を比較してみました。
リクルートと比べてしまうとリクルートが圧倒的ですが、ビジョナルも上場前の時点で1160億円の時価総額と言われており、JACやパソナの2倍の時価総額をつけています。
るてぃ
棒グラフで見てみると非常に分かりやすいですね。
リクルートが圧倒的でした・・・!
るてぃ
ビジョナルの上場日は4月22日予定!
上場後もビジョナル、ビズリーチの動きからは目が離せないですね!!
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