コロナ禍で分かった「意外と在宅ワークがつらい！」その理由とは？

 

出勤時間が無くなったことで、自分の時間が増えて生産性も上がると予想されていた在宅ワーク。

「出勤が面倒・満員電車に乗りたくない」

「人目を気にせず集中できる」

「無駄な人間関係に気を使わなくて良い」

など、自宅でリラックスしながら仕事が出来る環境に憧れていた方にとって、コロナ禍での在宅ワークは嬉しいものだと始めは感じた方がほとんどでしょう。

「出勤が面倒」だと思っていたのに、ずっと家にいるのもつらい…

実際に公益財団法人「日本生産性本部調査」によると、コロナ禍での在宅ワークは生産性を下げたと回答した人は全体の６割という結果でした。

 

▼６割が在宅ワークで効率が下がったと回答

在宅ワーク「意外とつらい５つの事」

オン・オフの切り替えが難しい

仕事中とはいえ、在宅ワークは家にいるという「プライベート感」「リラックスする環境」のため、職場に比べると全く集中できないという人が多くいました。

また、朝着替えてパソコンに向かっても「在宅」という環境のせいで仕事モードになれず、結局だらだら過ごしてしまう事も。

家なので人目が無いだけでなく、テレビ・携帯（動画や音楽・SNS）やベット・漫画など誘惑が多いので「ちょっと昼寝しよう！」「少し漫画読んじゃおう」なんてことも出来てしまうわけです。

 

どうしても気持が落ち込む

「テレワークうつ」という言葉が出来るほど、在宅ワークで気持ちが落ち込む方は少なくないようです。

 

その理由は運動量の低下にあります。

通勤していたころは職場まで歩き、太陽の光を浴びられていました。

しかし自宅でパソコンに向かい、昼と夜のメリハリがつかない生活をすることで自律神経が乱れてきます。

 

ワークライフバランスが崩れた

「ご飯中でも定時後も連絡してくる上司がいる」

「自己管理できない部下の仕事管理もする」

「普段よりも仕事を長くしている気がする」

という声も。

 

▼業界によっては仕事が増えたという方も…

リモートワークではできる仕事が限られているため、仕事が減った人がいる一方で、「仕事のタイミングによっては作業時間が増える」「在宅になって残業をすることが多くなった」という意見も。

リモートワークだからと言って必ずしも「仕事が楽になった」とは言い切れないようです。

 

家族の存在が気になる

１人暮らしの方であれば、孤独を感じることも多い様です。

そのため家族がいてくれるだけで話し相手もおり、気持ちが楽になる一方で「むしろ家族の存在が気になって仕事がはかどらない」という方も。

「ZOOM会議中家族の生活音がはいる」

「存在が気になってしまって集中できない」

「子供がいるとオンライン会議が難しい」

 

Wi-Fiの環境が良くない

自宅にジェイコムや大手キャリアの置き方Wi-Fiがある場合は、通信環境も落ち着いている事がほとんど。

しかし、ポケットWi-Fiを使用している方は不便なタイミングがあるようです。

 

「通信環境が悪く、声が途切れる」

「自分だけ画面が固まって恥ずかしい」

「円滑な会議が行えず申し訳ない」

「リビングでしかWi-Fiが使えないので不便」

など、Wi-Fiの通信環境によるお悩みも多いよう。

 

在宅ワークは快適？それとも辛い？

在宅ワークを快適に感じている人も

また、会社に出勤して「与えられた仕事をしっかりこなす」ことなど、会社に貢献することに存在価値を見出している方は、孤独を感じやすいようです。

 

いままでは、正社員になり１つの会社に勤め続けるのが当たり前の時代でした。

しかし今後は大きく変わり、今後アフターコロナでは、在宅ワーク・副業など「働き方を選べる」ようになるでしょう。

 

在宅ワークがつらい方へ

家で仕事をするのが苦手・１人だと集中して行えない方は、環境をまずは整えてみましょう。

家ではどうしても集中できないという方は、リモートワーク支援で様々なサービスが行われています。

 

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