ブサイク・何もしないが価値に|令和時代の仕事観はどう変わる?

記事更新日: 2021/01/13

ライター: るてぃ

この記事の結論
  • 令和時代は「ブサイク」「何もしない」が価値となり仕事となる

  • 組織の時代から個人の時代へ。一生懸命働いてお金を稼ぐことが必ずしも幸せにつながらない時代に突入する。
この記事を書いた人
業界の闇を晒す元人事 るてぃ
トップセールス→ベンチャー人事→独立
毎月の書類選考人数:100人以上
キャリア相談・面接の数:400以上
取引していた転職エージェント/転職サイト:120社以上

本当にためになる情報を伝えて、求職者も企業も幸せにならないミスマッチの就職を1つでもなくすことが目標です。
Twitter:@rutty_JobTier

るてぃ

衝撃的なニュースを見つけてしまった。

「レンタルぶさいく」こんなパワーワードってある!?笑

 

きだっち

レンタル彼氏/彼女、おじさん、何もしない人に続いてレンタルぶさいく。

令和時代の仕事はなんだかすごいですね笑

本日のアシスタント
アラサーOL きだっち
JobTierで学んだ知識を活かし、アシスタント歴9か月目にしてコロナ禍での転職活動成功!
派遣社員(事務職)から未経験エンジニアへのキャリアチェンジを実現させました!
Twitter:@kidachi_JobTier

るてぃ

衝撃的なニュースですが、ジャニーズ事務所の逆版のようなことを始めて、ブサイクの需要を証明したいと語るレンタルぶさいく氏はもはやカッコ良いとも言えます!!

今回の記事では、レンタルぶさいく事業を通して、令和時代の仕事観を考えていきたいと思います。

ただ黙って話を聞くことに価値が生まれる時代

るてぃ

彼らの仕事は、交通費+諸経費のみで「話を聞く」「そばにいる」がメインの仕事。

そんなの需要があるの?と思うかもしれませんが、あるんです。

ストレスが多く、雑談が出来る相手が少ない日本だと「ただそばにいる人」は貴重な存在だそうで、毎日のように仕事が入ることも。

きだっち

馴染みのない価値観すぎてイメージがつきません!(笑)
誰がどんな人にサービスを頼んでいるのか気になります。

るてぃ

彼らの事業を紹介していきますね!

 

レンタルぶさいく

るてぃ

最初に先ほどニュース記事で紹介した「レンタルぶさいく」からお話ししましょう!

社交場の引き立て役や、イケメンだと緊張してしまう女性の練習相手などが仕事の例と書いていますが、7月に入った3件の仕事は愚痴聞き相談のような案件だったそう。

今後は、

  • 行きたいお店に一人で入るのが嫌なのでついてきて欲しい
  • ブサイクでも着られる服を作っており、そのモデルをして欲しい
  • レンタルぶさいくの曲を作りたい

など幅広い要望にも答えていくそうです。

きだっち

確かにイケメンには頼みづらいことを気軽に頼めるのはアリかもしれないですが、需要あるんですね・・・!

るてぃ

9月までは当面無償で依頼を受けるそうなので、怖いもの見たさに仕事を頼んでみるのはアリかも・・・!

 

レンタルなんもしない人

るてぃ

こちらはドラマでも話題になった「レンタルなんもしない人」

本当に何もしないのが売りらしいです。

彼への依頼も

  • 結婚式を眺めにきて欲しい
  • 離婚届の提出に同行して欲しい
  • 気の進まない婚活の作業を見守って欲しい

など様々ですが、多いのは人に言いづらい話や、悩みを聞く案件だそうです。

きだっち

うーん、奥様と子供もいるそうで見た目からも害はなさそうな方なのが伝わってくる。

なんとなく需要があるのも分かってきたかもしれないです。

 

ホームレス小谷

るてぃ

最後に紹介するのは、今は500円/月でオンラインサロンをやっている小谷さん。

しかし、その前はキングコング西野氏の家で居候をし、家賃滞納で追い出されホームレスをやっていたそうです。

西野さんのアドバイスでホームレス生活を配信しながら、何で稼ごうかなと考えた時、「50円で何でも屋」を始めたそう。

面白がって仕事を頼んだ人は、50円じゃ悪いからと依頼以上のお返しをしてくれるようになって・・・

いつの間にか日収50円なのに、毎月海外にも行けて、好きな時に大好きなお寿司も食べられ、結婚まで出来ちゃったというある意味スゴイ人。

きだっち

なんかもうハチャメチャですね笑

るてぃ

小谷さんへの依頼も、草刈り・引越しの手伝い・ダンスの練習相手など様々だそうですが、一番多いのは「話し相手になって」という案件だそうですね。

強烈な個人が強くなる時代へ

るてぃ

この三人の例を見ても、組織から個人の時代へ変化していることが分かるのではないでしょうか?

彼らは組織に馴染めなかった部類の人かもしれません。

今まではそのような人たちは日の目を見ることはなく、むしろ除け者にされている風潮でしたが、令和時代は違います。

きだっち

社会に馴染めなかったことが、個性を引き立てる差別化ポイントになっていますよね!

るてぃ

その通り。

また必要以上の経費をもらわない彼らのスタイルは、令和時代の新しい仕事観と言えますよね。

交通費+飲食代など依頼でかかった費用のみしかもらわなければ、どう考えたって、時間帯費用が合いません。

ただ、特に小谷さんの例を見ても分かる通り、「ありがとう」と言われ、高級寿司を食べさせてもらったり、50円で良いはずなのに6万の報酬が支払われたり、結果的には50円以上のお金とお金には変えられない「信頼」を得ているのが彼らのビジネスの特徴です。

きだっち

これって今までの価値観を変えるすごい出来事ですよね。

るてぃ

企業で、働いた時間の分のお金を得て稼ぐことが全てじゃないと気づかせてくれた事例です。

令和時代はこのような多様な働き方がメジャーになっていく時代だと言えそうですね。

るてぃ

引き続き令和時代の新しい仕事観を紹介していけたらと思います!

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