きだっち
社会人になってからまだ3年なのですが、どんな方法で転職すれば良いのでしょう?
まつぱち
第二新卒の求人を中心に応募すると良いでしょう。実は第二新卒が転職をするときの成功の秘訣があるので、わかりやすく解説していきますね。
このページの目次
きだっち
そもそも私って第二新卒なのでしょうか?
まつぱち
入社3年目のきだっちさんは第二新卒にあてはまります。
自分が第二新卒かどうか疑問を持たれる方が多いのではないでしょうか?
通常「第二新卒」は、新卒入社から3年目を指すことが一般的。
しかし求人を出している企業によって「第二新卒」の意味が異なることが多く、明確な基準が存在しているわけではありません。
求人の募集要項に「第二新卒歓迎」などと記載があったら、ざっくり以下の方が募集対象になります。
きだっち
企業が第二新卒を採用する理由ってなんでしょうか?
まつぱち
企業側は、「ポテンシャル人材が欲しい」という思いの元、第二新卒採用を行っています。
ポテンシャル人材とは?
つまり、第二新卒をする企業側のメリットは以下になります。
第二新卒を採用するメリット
一方で第二新卒ならではのデメリットが存在します。
まつぱち
第二新卒は「忍耐力やストレス耐性があるか?」が採用側が一番懸念されます。
入社3年以内という短期間で転職を検討している(もしくは既に退職している)ため、「根気よく仕事を続けられるのか?」という点が心配されます。
※スキル不足は企業側が承知のうえで採用するため、デメリットではありません。
きだっち
どんな人が採用されやすいのでしょうか?
まつぱち
一般的な転職と同じで「やる気がある人」「誠実な人」が採用されやすい傾向があります。
逆に採用されにくい人は次のような特徴を持っています。
清潔感がない格好は、第二新卒に求められている「フレッシュさ」や「活気」と相反してしまいます。
当たり前のことですが、第一印象が良い清潔感のある見た目を意識して選考に臨みましょう。
第二新卒は入社後、先輩社員と働くことが多いです。
失敗も多く、課題を指摘されることや、アドバイスを受けることが多いでしょう。
アドバイスを聞き入れ改善できないと、信頼がどんどん失われてしまいます。
先輩社員の意見を聞き入れ、自己改善をし続ける素直さは、若手が持ち合わせてほしい一番の素養です。
適切な報告・連絡・相談や、相手の立場に立ったコミュニケーションができないと「この人大丈夫かな?」と疑われてしまいます。
コミュニケーションスキルが低い人の特徴
逆にコミュニケーションスキルが高ければ信頼残高が積み上がり、
・新しい仕事を任せてもらえる
・早く管理職に就任できる
などのチャンスが早い時期から巡ってくるでしょう。
教養を知っていることはもちろんのこと、ビジネスでは課題解決力やリスク回避能力がどんな立場でも求められます。
あらゆる課題を最小限のリスクで解決できることは、どんな仕事でも求められます。
第二新卒を採用する企業側の思惑や、どんな人が採用されやすいかわかったところで、第二新卒が転職成功を掴むためのポイントを解説しています。
例えば「人間関係が悪くて退社しました」と聞いて、人事はどう思うでしょうか?決して印象は良くないでしょう。
「うちでも同じ理由で退職するリスクがある」と思われてしまうこと間違いなしです。
退職理由はたとえネガティブな要因だったとしても、なるべくポジティブに伝わるようにしましょう。
・どんなキャリアビジョンなのか?
・なぜ入社したいのか?
・入社したらどんなことをしたいのか?
この3つを論理的に説明できるようにしておきましょう。
自分のキャリアビジョンと会社の向かう先がどう交わっているのかをエモーショナル(感情的)に伝えることが大切です。
福利厚生を志望動機にしないほうが良い理由
コロナ禍や働き方改革により、テレワーク(リモートワーク)やフレックスタイムなどが導入されるようになってきました。
このような制度は求職者にとって魅力的に映るかもしれませんが、福利厚生を志望動機に織り交ぜすぎるのは厳禁です。
休暇や働き方についての話ばかりになると良い印象を持たれないためです。
第二新卒はポテンシャル採用のため、「どんなスキルがあるか?」はそこまで重要ではありません。
それよりも「素直さ」や「課題解決能力」をアピールするために、自己改善したエピソードを積極的に取り入れるようにしましょう。
転職に慣れていない第二新卒の場合、リクナビネクストのような求人サイトを使って一人で転職活動を行うと失敗する可能性が高いです。
そのため、あなたにピッタリの求人情報を紹介してくれる「転職エージェント」を活用するのがオススメ。
転職エージェントを活用すると、
・求人の紹介
・職務経歴書の添削
・面接対策
などのサポートを受けることができます。
マイナビが運営する人材サービス「マイナビエージェント」
20代に信頼されている転職エージェントNo.1を謳っており、第二新卒向けの求人も豊富。
他企業に比べるとサービスを開始したのが遅く、利用者数も少ないため、転職初心者にも丁寧なサポートが期待できるエージェントです。
手厚いフォローに定評がある総合転職エージェントのパソナキャリア。
2020年 オリコン顧客満足度調査ランキングでは1位を獲得しています。
人材派遣業界最大手の「パソナ」が運営しており、取引企業数も16,000社と多いため求人数も充実。
何より、パソナの社風が「自社の利益よりも社会貢献を重視」しているため、求職者対しても親身なサポートをしてくれます。
人材派遣から始まり40年以上の実績があるため、女性向けの求人も充実しているのが特徴です。
2019年に登場した有料のマンツーマンコーチングサービス。
転職サイトや転職エージェントとは違い、自己分析や企業研究をしっかり専属のトレーナーが寄り添ってサポート。
一回受ければ一生涯使える転職ノウハウやライフプランニングスキルが身につくのが特徴。
「別の職種へジョブチェンジしたい」「そもそも自分がどんな働き方が合っているのか分からない」という方におすすめ。
第二新卒・既卒・フリーターなどの「経歴に自信がない」方のための転職エージェント。
大手転職エージェントとの大きな違いは、1人あたりに平均20時間以上のサポートを行い転職をサポートしてくれる事です。
ユーザーの1年間の定着率はなんと94.7%と高く、転職成功までしっかり導いてくれることで定評がある。
第二新卒・既卒・フリーターなどの「経歴に自信がない」方のための転職エージェント。
利用者の3人に2人が正社員経験ゼロから未経験就職を達成している。
全体の求人数は少ないが、未経験者向け求人数に関しては業界トップクラスを誇り、サポート品質も手厚い。
第二新卒は現状を早く変えるために焦りがちです。
自分自身が納得がいく転職が実現できるように、複数の転職エージェントを同時に活用して、キャリアアドバイザーに相談するところから始めましょう!
まつぱち
エージェントサービスの利用の注意点はこちも参考に!
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Twitter:@kidachi_JobTier