記事更新日: 2021/01/12
20代で転職が初めてという方もきっと多いでしょう。
結論から言うと、転職は20代のうちにした方が成功する確率が高いため、20代のうちに転職しておくべきです。
けんけん
この記事では、他の年代よりもなぜ20代で転職する方が良いか？を解説していきます。
昨今、過労によるパワハラ・モラハラが横行して従業員が自殺してしまったりと、まだまだ過酷な労働を強いられている企業が多いのも事実です。
特に飲食業界や広告業界、高いノルマを課せられる営業職などは、ブラック企業とニュースにもなり話題になっています。
「ブラック企業と批判を受けたこと。その後、経営危機といわれるまで経営状況が悪化したことには大いなる反省をしている」
過労自殺があったワタミでは、労働組合が2016年に発足。
社内にはメンタルケアの専門窓口などを設け、働き方改革を進めたり企業努力をしています。
改善の余地がありまだ企業に対して展望があるのであれば、思いとどまる選択肢もアリですが、先を見越して別の会社に転職するのが無難でしょう。
けんけん
ブラック企業でなくても、様々な理由で転職を余儀なくされるケースもあるでしょう。
20代での転職は間違いなく人生のターニングポイントです。
通常、会社員であれば約40年~50年仕事をし続けることになりますので、20代でのキャリア形成が今後40年のキャリア形成に影響することは間違いありません。
けんけん
私も20代で転職を3回しましたが、20代でいかに自分にあった会社で過ごすかが重要だと実感しています。
このページの目次
20代の若手社員であるならば、「将来こうなっていたい」という理想像が必ずあるはずです。
安定した収入も欲しいですし、友人や恋人との楽しい時間を過ごしたいもの。
周りが結婚し始め、焦りを感じる時期でもあります。家庭を持つことにも憧れを感じるからこそ、仕事の基盤固めは早いうちにしておきたいところ。
けんけん
苦労して入社した会社では、毎日厳しい仕事をこなし、なかなか褒められることもありません。
仕事ばかりに振り回されていると、プライベートが疎かになり、様々なやりたいことや「将来こうなりたい」という理想と現実にギャップがあると不安になってくるものです。
他人と自分を比較し、自己嫌悪に陥ったり、焦りと不安は増すばかりです。
個の能力が求められる時代だからこそ、この先何十年を生きていけるように備えたい時期でもあります。
実際に20代の仕事の悩みは以下の通りです。
あなたはいくつあてはまりましたか？
3個以上当てはまった方は黄色信号です。
毎日ルーチンワークだったり、能力以上のことを求められて、仕事がつまらなく感じていませんか？
一人ひとりの仕事が多すぎて、残業続きで定時退社しにくかったり、休みを取りにくい環境では有りませんか？
けんけん
適度な量と適度な責任感があってこそ、自己研鑽をしながら業務に励むことができるのです。
上記のような悩みを持っている20代がとても多くいるのですが、一方で同じ環境にも関わらず充実感を持って働いている人もたくさんいます。
自分にとって何が理想の働き方なのか見えてきたのではないでしょうか。
けんけん
ちなみに実際の20代の転職理由は以下の通りです。
出典：転職理由 doda調べ
つまりやりたい仕事をやるために転職する人や、給与に不満があって転職をする人が大半だと言えます。
わし、今年２９歳になったが周りの中途の人間がみんな２０代の時に入ってきてて、３０代になったらまともに転職できないのではというイメージが強くて不安になる
— えもんかけ (@oka_hoku)August 19, 2015
30代より20代の方が転職しやすいのは間違いないでしょう。
20代は大きな実績がなくても十分に転職可能です。
なぜならやる気や情熱を重視するポテンシャル採用を受けやすいからです。
つまり「育てれば戦力になる」と見込まれれば採用される可能性が高いということです。
仕事をこなしたり教育することで化けると思われれば採用されやすくなるため、「素直さ」や「適応力」が重視されます。
けんけん
今持っているスキルよりも「やる気」「情熱」「素直さ」「適応力」をアピールし、自分に伸びしろがあることを伝えるのがポイントです。
一方で30代、40代には、「即戦力か？」が求められるので、今までの実績を重視される傾向があります。
そのため、実績がなかったりスキルが低いと力不足と判断され、不採用になる可能性が高いでしょう。
一つの会社でずっと仕事を続けていては得られない成長機会がたくさんあります。
違う環境で仕事をする数だけ、使うツールや覚えることが増えていくので、適応するのに苦労はしますが自然とスキルがつきやすくなります。
けんけん
転職すると、関わる人の母数が増えるため、その分人脈も増えますし、新たな価値観や考え方に触れることができます。
また、過去と今を比較し分析することができるので、失敗や成功の経験を活かしやすくなります。
大変かもしれませんが、刺激が多くてシンプルに人生が楽しくなる可能性を秘めています。
よっぽど好条件での企業からの転職でない限り、20代で年収が下がる可能性は低いでしょう。
特に20代中盤〜後半にかけては、基礎的な業務以外にも人やお金を管理するマネジメント業務を任されることが増えてくるでしょう。
そのため、現職よりも年収が高い求人や、役職が保証された求人に応募しやすくなります。
その場合は、今よりもキャリアアップできる求人を狙うのが良いでしょう。
それなりに実績やスキルも求められますが、20代のうちはポテンシャルも加味して判断してもらえるため、積極的に年収upができる求人を狙っていきましょう。
職種や企業規模によっては、勤続年数が少なすぎると人事担当者に不安視されるケースがあります。
けんけん
勤続年数が少なすぎると、人事担当者は「うちでもすぐ退職しちゃうのではないか？」という懸念を抱きます。
企業は、採用したり教育するためにお金と時間をかけているため、長い期間勤続してもらうのがベストなのです。
そのため、勤続年数が少ないにもか関わらず転職する際は、客観的に納得できる転職理由と強い意志が必要です。
新しい環境で働くということは、人間関係を新たに構築しなくてはなりません。
また、自分より若い新卒社員がいると、新人のように可愛がられることもなくなるので、新卒社員が羨ましく感じることがあるかもしれません。
最初の頃は緊張するため、時には疎外感を感じるかも知れませんが、恥ずかしがらずに積極的にランチに同行したり、雑談をするように意識しましょう。
現在の会社に不満がある人にとって、隣の芝は青く見えるものです。
現在の会社の悪いところを口実に、強引に転職活動を進めてしまいたくもなるでしょう。
ですが、考えなしに転職に走るのはリスクになります。
同じ過ちを繰り返し、職を転々としてしまう恐れがあるからです。
人によって考え方や感じ方は違うので一様には言えませんが、自分の行動で現状を改善できそうにないことが多いようでしたら、転職という手段を考えてみると良いでしょう。
けんけん
基理想的な転職理由は、例えば下記になります。
転職理由のGoodパターン（面接での受け答え）
転職の理由は2つあります。1つ目は30歳までに年収〇〇万になりたいと考えているからです。前職では上役と交渉しましたが成果が評価されず、給与アップの見通しが立たなかったため転職を決意いたしました。
そして2つ目はカスタマーサポートとしてのキャリアアップのためです。 これまでは整備された環境下で業務を遂行してきました。
まだ組織や体制が整っていない中で常にチャレンジする環境に身を投じ、0から1を作る経験を通じてカスタマーサポートのスペシャリストになりたいと考えております。
けんけん
転職をいざやろうとしても、なあなあになってしまうことがとても多いものです。
実際のところ、どれもリスク0で転職できるとは限りません。
あなたの求める条件次第ではありますが、職場環境は以前より良くなったがその分収入が下がった、なんてこともありえます。
しかしどれも人事担当者と入念に面接ですり合わせをしたり、社風を事前に口コミサイトで確認しておくことで解決できるので安心してください。
選考を受ける前に、求人ページや会社のHPに載っていないような会社の評判は、口コミサイトでチェックすると良いでしょう。
企業とのミスマッチを未然に防ぐことができます。
悪い口コミばかりにも振り回せれないためにも、企業の口コミ評判サイトとその正しい見方について抑えておきましょう。
もし転職エージェントを活用する場合は、転職エージェントにも信頼してもらうように入念に準備しておくと良いでしょう。
与える印象が良いほど、転職活動が結果的にスムーズに行うことができます。
転職活動を一人で乗り切ろうとしていませんか？
転職をするなら転職エージェントを上手く活用することがおすすめです。
初めて転職する場合、転職に必要な準備物や資料作成など、プロのサポートがあった方が安心です。
求人の紹介はもちろんのこと、何百件もの転職をサポートしてきた転職エージェントだったら、「次のキャリアをどうすればいいか相談にのって欲しい」という要望にも親身になって応えてくれます。
また、人事担当者にしっかり自分の価値をわかってもらうためにも、職務経歴書や自己PR資料の添削などのサポートもフル活用すると良いでしょう。
けんけん
ちなみに、人気企業や上場企業では約60%、ベンチャー企業では約20%の求職者が転職エージェント経由で内定を勝ち取っています。
自分で転職サイトを見ながら転職するよりも効率的に希望の条件で転職できるので、転職エージェントを活用してみるのがオススメです。
20代での転職は間違いなく人生のターニングポイントです。
通常、会社員であれば約40年~50年仕事をし続けることになりますので、20代でのキャリア形成が今後40年のキャリア形成に影響することは間違いありません。
今後40年の人生を左右する20代の時期をいかに色濃く過ごすかを今一度考えてみてください。
年齢が進むにつれて転職はしずらくなってきます。
けんけん
今のうちにスキルを身に着け、自分が将来どんな価値提供をしていきたいのかを意識してキャリアアップを目指してみてくださいね！
