きだっち
「第二新卒」っていつまでの事を言うんでしょうか?
転職を考えたときに転職サイト等でよく見かける「第二新卒歓迎」の文言。
「第二新卒っていつまで?」
「どこまでが第二新卒?」
「私は第二新卒と中途のどっち?」
初めての転職であればなおさら、わからないことも多く不安に感じる方が多いのではないでしょうか?
まつぱち
第二新卒とは、高校・短大や専門・大学を卒業してから新卒で入社してから3年未満のことを指します。
大卒ならだいたい25~26歳までの年齢ですね。
しかし、求人を出している企業によって「第二新卒」の意味が異なることが多く、明確な基準が存在しているわけではありません。
一般的には正社員として働いた経験があり、社会人経験が3年未満を表していることが多いです。一言でいうと「社会人経験が浅い20代」と捉えて良いでしょう。
まつぱち
ここで朗報ですが、第二新卒は企業が欲しい人材です!
なぜなら「活力や成長意欲がある若手を採用したい」という理由が第一にあります。
第二新卒は勤続年数が短いことから会社のカラーに染まっていない場合が多いので、転職回数の多い求職者よりも扱いやすい人材といえます。
まつぱち
ただ、その一方で転職活動は初心者な第二新卒者。
転職サービスの使い方には注意してくださいね!
きだっち
ぜひ詳しく教えてください!
このページの目次
第二新卒の定義は法的に決まっておらず、一般的には社会人経験が3年未満の状態を指します。
4月に入社した方であれば、3年目の3月までは第二新卒として転職活動を進めて問題はありません。
まつぱち
例えば求人の募集要項に「第二新卒歓迎」などと記載があったら、ざっくり以下の方が募集対象になります。
よく使われる「第二新卒」の対象者
つまり、高校・短大や専門・大学を卒業後に正社員として企業に勤めた経験を持つ20代前半の求職者の事を「第二新卒」と呼びます。
まつぱち
卒業後、ニートやフリーター・派遣として働いた経験がある場合は第二新卒ではなく「既卒」と呼ぶためここは注意です。
ただ、企業によっては20代の事を第二新卒と扱う場合もあります。
実際に転職活動を行う場合には、年齢制限や募集条件を事前に確認しておきましょう!
きだっち
企業が第二新卒を採用する理由ってなんでしょうか?
まつぱち
企業側は「ポテンシャル人材が欲しい」という狙いから第二新卒採用を行っています。
ポテンシャル人材とは、若くてまだ実績がないものの、今後大きく成長する事が期待できる人材です。ポテンシャルを感じてもらえないと、この人を採用してもメリットがないなと思われてゲームオーバー。
ここでいうポテンシャルがある人は
など仕事に対して熱量が感じられるかどうかが大きな特徴になります。
つまり、第二新卒をする企業側のメリットは以下の事が言えます。
企業が第二新卒を採用するメリット
きだっち
第二新卒の方は、面接時に「仕事対する熱量」を見せる事ができれば良いという事ですね!
厚生労働省によると大卒の第二新卒の離職率は、なんと30%を超えており「3人に1人は転職している」状態です。
まつぱち
新卒で入った会社であれば「労働環境」「人間関係」等、これがあなたの基準になります。
特に転職理由で多いのは人間関係です。
「第二新卒」に対して「転職理由」を聞いたところ、42.1%で「人間関係・社風が合わない」が最も多く、「ワークライフバランスが悪い」(36.5%)、「そもそもやりたい仕事ではなかった」(33.4%)が続いた。以降、「給料が低い」(31.9%)、「仕事量が多い」(23.2%)という結果だった。
まつぱち
人間関係、社風のミスマッチが上位を占めており「やりたい仕事ではなかった」「仕事量が多くてワークライフバランスが悪い」という理由が多く見られました。
リアルな実状は「ネガティブな理由」で転職をする人が多いようですね。
きだっち
現職の職場環境しか知らないので、辞める事は甘えなのか?社会に出たら当たり前の悩みなのか?分からなくなってしまう事があるので共感です…。
まつぱち
実はネガティブな理由での転職でも全然大丈夫です。
というかネガティブな転職理由なんて当たり前なんです。
転職理由はどんな状況であっても100%ネガティブな事。
まつぱち
いいですか、100%ですよ!!?
つまり、ネガティブな転職理由を無理やりポジティブにしたところでプロの面接官を欺くことなんてできません!
ネガティブな転職理由はそのまま嘘をつかずに伝え、そこに以下の要素をプラスするのです。
まつぱち
転職活動は、内定をもらう事がゴールではありません。
その後の関係は非常に重要なので、面接時に嘘をついてしまうとバレた時に評価が地に落ちてしまいます。
きだっち
転職理由で嘘をつく行為は、入社後のミスマッチ原因になるという事ですね!
▼上手く伝えるコツはこちら
転職に慣れていない第二新卒の場合、リクナビネクストのような求人サイトを使って一人で転職活動を行うと失敗するリスクは高い…
まつぱち
なぜなら、書類作成や自己分析をすべて一人で行わなければいけないからです。
そのため、しっかりと転職のフォローをしてくれる「転職エージェント」を活用するのがオススメです。
転職エージェントを活用すると、
・求人の紹介
・職務経歴書の添削
・面接対策
などのサポートを受けることができます。
今から紹介する第二新卒特化や若手の転職に強い転職エージェントを、3~4社を同時に使うのが転職成功への近道です。
もともと第二新卒だった担当者がしっかりサポートしてくれます。
転職の方向性を決める初回面談は最大2時間。
コロナの流行で大手エージェントが電話面談へ切り替える中、顔を突き合わせてフォローしてくれるのが特徴です。
ウズキャリは18~29歳までのキャリアに自信が無い方の転職支援におすすめの転職エージェントです。
転職をサポートしてくれるエージェントは、「元既卒」「元第二新卒」であり、共感性の高いサポートが特徴。
取り扱う求人は、今後の伸びが期待されるIT系が多い為、IT分野への転職を考えている方には特におすすめの転職エージェントです。
業界最大手のリクルートエージェントは、僕も転職の度に利用しています。
第二新卒に限らず、どんな求職者に対してもサポートしてくれるエージェントなので、登録しておいてまず間違いないでしょう。
リクルートが運営する人材紹介サービス「リクルートエージェント」
リクルートは今も昔も人材業界のゆるぎないNo,1企業です。絶対的No,1の位置にいるため、他社と比べても求人保有数も圧倒的に多いのが特徴です。
求人保有数もキャリアアドバイザーの人数も多いので、どうしても当たりハズレが出てしまうのがデメリットとしてあげられます。
大手転職エージェントの中でも「サポート品質」が高いパソナキャリア。
「人」を重視した運営をしているので、転職の方向性を決める初回面談、選考準備に至るまで常に親身に相談に乗ってくれました。
手厚いフォローに定評がある総合転職エージェントのパソナキャリア。
2020年 オリコン顧客満足度調査ランキングでは1位を獲得しています。
人材派遣業界最大手の「パソナ」が運営しており、取引企業数も16,000社と多いため求人数も充実。
何より、パソナの社風が「自社の利益よりも社会貢献を重視」しているため、求職者対しても親身なサポートをしてくれます。
人材派遣から始まり40年以上の実績があるため、女性向けの求人も充実しているのが特徴です。
ワークポートをおすすめする理由は、IT業界未経験者も対応可能という点です。
今後の需要増が確定しているITエンジニアへのジョブチェンジを検討している人は、活用すると良いでしょう。
ワークポートは、人材紹介業で17年の実績がある老舗の転職エージェントで、累計の利用者は50万人にも上ります。
IT・Web・ゲーム業界に強いと評判のワークポートは、IT・Web系においてリクルートエージェントやdodaエージェントに次ぐ国内屈指の求人数を誇ります。
元々IT・Web業界のみを扱う特化型エージェントでしたが、ゲーム業界やその他の業種も扱うようになり、今では全職種取り扱う総合型の転職エージェントになりました。
そのため、プログラマー、Webディレクターやマーケター、ゲーム系のプランナーやエンジニア職での求人はもちろん、技術職以外での求人の取り扱いも豊富なのが特徴です。
求人の量や圧倒的な対応スピードに定評があります。
ここまで第二新卒におすすめの転職エージェントを紹介してきましたが、転職サイトも同時に使ったほうが良いのでしょうか?
僕の答えはNoです。
厳密には「使わなくても転職できる」というのが正解です。
転職エージェントから紹介される求人があるので、担当者によるサポートがない転職サイトを使わなくても転職はできます。
あくまで「希望の求人探し」という目的で利用するのが効率的でおすすめです。
キャリトレは株式会社ビズリーチが運営する20代向けのスカウト型転職サイトです。
登録者の73%が20代のため、求人も若手募集の求人が多いです。
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業界最大手のリクルートが運営する「リクナビNEXT」
転職検討者の約8割が登録したことがあり、今も年々会員数を増やしている利用者数No,1の転職サイトです。
IT・Web業界特化の転職サイト「Green」
Greenは求人掲載数が1.4万件以上と業界トップクラスの求人掲載数を誇りますが、全体の8割は東京都が勤務地の求人なので注意が必要です。
Greenの場合、実務経験が必須の求人が多いですが、未経験歓迎の求人もあります。
ただ、Greenの独占求人も多いので、使用する際は無料でアプリをダウンロードしてみることをオススメします。
ポジウィルキャリアは有料の次世代型キャリア支援サービスです。
当サイトでは長期的にキャリアについて考え、ワークライフバランスや仕事への充実感を叶えるための方法の一つとして、ポジウィルキャリアを推薦しています。
2019年に登場した有料のマンツーマンコーチングサービス。
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Twitter:@kidachi_JobTier