リクナビネクストのオファー(スカウト)とは?期待しない方が良い?

記事更新日: 2021/02/22

ライター: るてぃ

この記事で分かること
  • リクナビネクストでオファー(スカウト)経由で選考に進むと、内定率がUPする

  • リクナビネクストでオファー(スカウト)をもらうコツ
    ーWEB履歴書の項目を全て埋める(これ埋めないと全くオファーが来ない)
    ー毎日ログインする
    ー「気になる」ボタンを自分から押す
この記事を書いた人
業界の闇を晒す元人事 るてぃ
トップセールス→ベンチャー人事→独立
 毎月の書類選考人数:100人以上
キャリア相談・面接の数:400以上
取引していた転職エージェント/転職サイト:120社以上

本当にためになる情報を伝えて、求職者も企業も幸せにならないミスマッチの就職を1つでもなくすことが目標です。
Twitter:@rutty_JobTier
本日のアシスタント
社会人営業3年目 きだっち
新卒で医療機器メーカーに勤めて3年目。営業成績は常に平凡。頑張っているものの評価につながらず、お給与は入社時のまま。

転職活動を検討しているが、はじめての転職に不安も多く、現在は情報収集を行っている。
座右の銘:取り敢えずやってみる!

きだっち

リクナビネクストから来るオファー、きちんと確認したことがないのですが、あれって意味があるのでしょうか?

 

るてぃ

え、それは勿体ない!!
リクナビネクストは頂いたオファーを活用することで、内定率をグッと上げることが出来ますよ。

きだっち

え、そうなんですか?

るてぃ

リクナビネクストの場合、企業からオファーをもらえます。

採用担当者もお金を払ってオファーを買っているので、そこで誰一人内定を出せないと困るわけです。

そこで、今回はリクナビネクストのオファーに関して

  • 自分の条件に合うオファーが増えるコツ
  • 頂いたオファーの活用法
  • そもそもリクナビネクストのオファーとは?

について解説していきたいと思います。

※ちなみに、オファーとスカウトは同義語です。今回はオファーと統一して表記させていただきます。

 

▼リクナビネクストの口コミ評判についてはこちらの記事を読んでみてください。

リクナビネクストのオファーの特徴

企業と転職エージェント両方からオファーがもらえる

るてぃ

リクナビネクストの場合、企業と転職エージェントの両方からオファーがもらえるのが特徴です。

アプリの場合だと「企業」からのオファーか「転職エージェント」からのオファーか一目で分かります。

ただし、PC版だと一緒の画面内に見えてしまうので見えにくいのがデメリット。

これはリクルートの営業マンが話していたんですが、リクナビはユーザー数・求人数でトップを走り続けているので、ユーザーの使いやすいように仕様やデザインのアップデートを怠っているようです。

るてぃ

実際使ってみると分かるんですが、リクナビネクストってめちゃくちゃ使いにくいです!!!

 

企業からのオファーと転職エージェントからのオファーの違い

企業からのオファーと転職エージェントからのオファーはこのように違います。

企業からのオファー

①年収や年齢など企業が提示する希望条件にマッチした場合に送られるオファー

応募すると書類選考から選考がスタートする場合が多い。

 

②企業の採用担当者があなたが公開しているオファーレジュメを見て良いと思った時に送られるオファー

稀に「面接確約」などの特典があり、書類選考なしで進める場合がある。

 

転職エージェントからのオファー

あなたが公開しているオファーレジュメを見た転職エージェントから届く個別面談のオファー。

返信すると転職エージェントとの面談で、紹介された求人の応募に向けて詳しい説明が受けられます。

また、特にユーザー満足度が高い転職エージェントは社名横に「優秀エージェント」と表記されます。

 

特典付きのオファーがある

るてぃ

他にもリクナビネクストのオファーには、特典付きのものがあるのでチェックしておきましょう。

「面接確約」や「社長面接」など一気に内定に近づける特典もあります。

ただし、私が実際にリクナビネクストを登録してみた感覚としては、2週間でこの特典付きオファーは一通ももらえませんでした。

 

オファーには期限がある

きだっち

あれ、このオファー、締切まであと4日って表示が出ちゃってますが・・・

るてぃ

そうなんです!!リクナビネクスト のオファーには期限があります。

オファーの期限は5日または2週間です。

しかし、それ以前に求人掲載が終了した場合は、オファーの期限も短くなります。

きだっち

気をつけないと、せっかくもらったオファーの有効期限が切れてしまう可能性があるんですね。

オファーをもらえたから内定がもらえる訳ではない

るてぃ

企業の人事としてオファーメールを送っていた立場でお話しすると・・・

オファーメールってとりあえず条件にあったから送っているって場合も多いんですよね!!

なので、オファーが来たから必ずしも内定が約束される訳ではありません。

るてぃ

こんな事例は当たり前ですので、オファーが来たからと言って舞い上がらないようにしましょう。

オファー機能を使うメリット

きだっち

オファーを活用するメリットってそんなにあるんですか?

るてぃ

きだっちさん、大アリです!!
オファーを活用するとこんなメリットがあります。

オファーを活用する際のメリット
  • 内定率が格段に上がる
  • 思いもよらない企業からもオファーがもらえる

 

内定率が格段に上がる

るてぃ

一番はこの理由ですね!!
内定獲得が約束されてはいませんが、自己応募よりオファー経由の方が内定獲得率を上げることは出来ます。

ただし、これは企業からオファーをもらった場合限定です。

リクナビネクストの場合は転職エージェントからもオファーをもらえますが、転職エージェントからのオファーの場合は意味がありません。

るてぃ

企業からオファーをもらうと内定率が上がるのは、説明するまでもないと思いますが・・・

企業がどうやって、オファーを送っているのかの流れを知ると分かりやすいと思います。

企業がオファーメールを送る際の流れ

  • 検索条件を決める
    ※主に年齢、転職回数、希望勤務地、直近のログイン時間、職種など
  • 条件を調整しながら、オファーを送る人数を絞る
  • 絞った対象者にオファーメールを送る

るてぃ

正直、オファーメールの内容はテンプレートで使い回しているものもありますが・・・

「オファーを送る対象者を条件に合う人だけに絞っている」点はどこの会社も変わりません!!!

きだっち

つまり・・・書類選考で落ちる確率が下がるということですね!!

るてぃ

その通り!!

もちろん、登録してあるWEB履歴書の情報が少ないと判断できず、「とりあえずオファーを送っておこう」という場合もありますが、

基本的には採用したい層にアプローチ出来るのがオファーメールの良い点です。

るてぃ

しかも、転職サイトの場合、先払いで掲載料を払っているので、企業の人事担当者も「絶対に採用を決めないと」と必死なんです。

きだっち

確かに、40~50万掲載費用を払っていて、入社する人が0人だと責任を問われそうですね。

るてぃ

なので、採用担当者の心理から考えても、オファーを送った採用条件に合う人から返信は貴重な返信。

知名度のない企業であればあるほど、必死に返信してくれると思います。

(稀に人手が足りなくて、オファーの返信が放置されてしまう場合もありますが・・・)

るてぃ

企業によっては一次面接を免除したり、いきなり役員面接で内定を出す約束をするオファーメールもありますからね。

きだっち

なるほど、オファーメールをちゃんとチェックしないのは勿体ないですね・・・!

 

思いもよらない企業からオファーがもらえる

るてぃ

思いもよらない企業からオファーがもらえるのもメリットですよね!

きだっち

確かに、自己応募だと自分がイメージできる範囲内の企業しか応募できないですもんね。

るてぃ

そうですね、そうすると同じ業界・同じ職種の企業か、またはCM放送していて知名度のある企業しか見つからないデメリットがあります。

きだっち

オファーメールを見ることで、自分が受ける企業の可能性を広げる発想はなかったです。

オファー機能を使うデメリット

るてぃ

一方でオファー機能をONにするとこんなデメリットもあります。

オファー機能を使うデメリット
  • マッチしないオファーも送られてくる
  • 転職エージェントからのオファーが多い
  • 特典のあるオファーは少ない
  • 在籍中の企業がバレる

 

マッチしないオファーも送られてくる

きだっち

実際、全く条件に合わないオファーも送られてくるんですよね。

るてぃ

多くの転職エージェントや企業は自動送信機能を使っていますからね。。

きだっち

自動送信ですか?

るてぃ

そうです!広めに条件設定して抽出した候補者全員に一斉にテンプレメールを送ることです。

担当者は1クリックでオファー送信を終えられるので楽なんですよね。

なので26歳で希望職種が営業の人でも、希望していない人事の求人をもらったりするのは、企業が検索条件を20代で設定して20代の人に一斉にテンプレメールを送っていたりするからです。

るてぃ

自動送信の仕組みはこちらの記事が分かりやすいので読んでみてください。

るてぃ

オファーメールの通知がうざい場合は、「各種設定」から設定を変更することで通知が来なくなるので上手く調整してくださいね。


参照:リクナビネクスト マイページ

とにかくオファー量が多い

るてぃ

私が登録している時はそこまで感じなかったのですが・・・

人によってはリクナビネクストから鬼のようにオファーメールが来ます。

きだっち

無差別に送られても困りますよね・・・。

るてぃ

そうですね・・・。

オファーメールが多すぎる場合は、配信設定をOFFにするのも手です。

 

在職中の企業に転職活動がバレる可能性がある

るてぃ

一手間を加えないと、あなたが勤めている企業の人事に転職活動をしていることがバレる可能性があります。

きだっち

バレるといろいろと厄介なんで困ります!!

何をしたら良いんですか?

るてぃ

「ブロック機能」を使えば、設定した企業があなたの登録しているレジュメを見ることが出来なくなりますよ。

ブロック機能の使い方

  • 「各種設定」→「レジュメ情報」→「レジュメ公開ブロック」から「確認・変更する」を選択する

2.  非公開にしたい企業名を入力する

るてぃ

この設定をしておけば、あなたが勤めている企業があなたのWEB履歴書を見ることは出来ないので安心してください。

オファーメールが来ない人の特徴と対処法

きだっち

実際、みんなオファーってもらえるものなんですか?

るてぃ

基本を抑えれば、誰でももらえますよ!

ポイントは3つです。

オファーをもらうためのポイント
  • WEB履歴書を全て埋める
  • 毎日ログインする
  • 「気になる」ボタンを自分から押す

WEB履歴書を全て埋める

るてぃ

良いオファーをもらうためにも、WEB履歴書は全て埋めましょう。

きちんとしている採用担当者なら履歴書の内容はしっかりと目を通した上でオファーメールを送ってくれます。

なので、採用担当者が見た時に、スカスカの履歴書なのは非常に勿体ないことなのです。

るてぃ

時間がない場合は一旦埋めるでも大丈夫です!
何度でも書き直せるのがWeb履歴書の良い点なので、一気に全部埋めなくても時間がある時に埋めればOKです!

きだっち

そう言ってもらえると安心しました。

 

毎日ログインする

るてぃ

地道ですが毎日ログインするのも大事です!!

採用担当者がオファーメールを送るとき、転職希望者がアクティブなユーザーかどうか、つまり転職意欲が高いかどうかは非常に気になる点です。

るてぃ

転職意欲が高い方は、転職サイトをよくみているので返信スピードも早いですからね!

入社までスムーズに進む可能性が高いです。

きだっち

確かに転職意欲がないのに、転職サイトは開かないですもんね。納得です。

 

「気になる」ボタンを自分から押す

るてぃ

リクナビネクスト の最大のポイントとしては「気になる」ボタンを押してアピール出来る点です。

きだっち

押したら必ず応募しなきゃいけないってことはないですか?

るてぃ

それは、ないので安心してください!

採用担当者としては、自社求人に「気になる」ボタンが押されると、ポップアップの通知が入ります。

なので、一度は目にします。

るてぃ

「気になる」ボタンをくれた方のWEB履歴書から確認しますね!

または「気になる」ボタンを押してくれた方の返信として、採用担当者は「あなたにぜひ応募してもらいたい」という意思表示の意味合いで特典メールを送ることも出来ます。

るてぃ

もちろん、条件が合わなければ「応募歓迎」も「オファーメール」ももらえないと思いますが、自分からアピールすることでオファーをもらえる確率は格段に高まると言えますね!!

きだっち

なるほど、全然活用してなかったです・・・

まとめ

るてぃ

リクナビネクストでは、オファーメールを活用することで転職をかなり有利に進めることが出来ます。

きだっち

活用しないのは勿体ないと本当に思いました。

るてぃ

上手に活用して、あなたの理想の転職を実現させてくださいね!

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