25歳は転職のチャンス｜転職成功のポイントをプロが辛口解説

25歳というと、大卒であれば社会人経験が3年目にはいり、高卒なら7年程度の歳です。

• よく言われる「とりあえず3年」の年になり辞める同期も増えてきた
• 将来、結婚・出産を考えるともう少し働きやすい会社に転職した方が良いのか悩んでいる

この記事を読んでいるあなたも一度は思ったことがあるのではないでしょうか？

もちろん26歳以降もチャレンジは出来ますが、

• 年収が大幅に下がる
• 同じレベルで自分よりも年齢が若い人がいたら選ばれない

可能性が高いので、転職への難易度も高くなります。

25歳で転職を考える人は多い

転職成功者の4割は25〜29歳

24歳以下は10%程度と低く、25~29歳の割合が約4割と多いのが特徴です。

 

その中でも25歳はチャンスが多い年齢

諸説ありますが一般的には、第二新卒として括られる年齢は入社3年目までです。

第二新卒枠だと、採用基準が実績重視ではなく、ポテンシャル重視になります。

• 教育コストをかけたくない！！
• けど、素直で吸収力のある若手が欲しい！！

ブラックな言い方をすると、低コストで扱いやすい人材が欲しいのです。

 

女性の転職も25歳は狙い目

この記事を読んでいらっしゃる方の中にも、

• 20代後半でママになりたい
• 出産後は時短勤務をしながら働きたい

と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか？

実際、今働いている会社では、

• 管理職や営業職でバリバリ働きながら子育てをしている方はいますか？
• 育休や産休の実績がちゃんとありますか？

これまでに実績がない企業は要注意です。

20代後半でママになりたい気持ちが強い方は、自分が働く環境を戦略的に設計していった方が良いです。

現状の仕事に満足しており、環境も設計出来そうであれば、現職にとどまることに越したことはありません。

 

未経験職種の転職を考えるなら25歳がラストチャンス！？

未経験からのエンジニア転職、25歳くらいまでであれば寛容に受け入れてもらえるけど、26-28になるとやや雲行きが怪しくなり、それ以降は何かないと選考にすら入れなかったりする。まずは「未経験」を外すことに全力投球すると良さそう。

— TomoyaShirai@ダイエット頑張ります (@shiraponsu)March 4, 2019

飲食業界からIT業界に転職しようと思ったのは25歳になった直後の夏。

すぐにとも思ったが、人手不足でもありお世話になった社長にご恩返しのつもりで、半年伸ばして忘年会・新年会シーズンを乗り越えて2月にした。

私は未経験者25歳までという当時の募集条件におさまり無事転職。

皆良し、にした。

— 加藤 雄一 @アスペア 代表取締役便利で豊かな生活と社会の発展！ (@kato0616)March 16, 2020

一般的な意見としてはこの意見に納得です。

転職は景気と年齢限界があってですね。
25歳未満は未経験でも大丈夫
25歳以上30歳未満は多少の経験が必要
30歳以上35歳未満は中堅的な役割も考慮される
35歳以上ぐらいでそれそろリミットがくる
40歳以降は特殊スキルや実績アピールが重要

— たか＠自称ブラックリストランカー (@ta_ka159x99)September 25, 2019

特に営業や事務から、エンジニアやデザイナーなどのクリエイティブ職の転職に興味がある方はこのチャンスを逃さないようにしましょう。

年齢が上がるほど、実務経験の条件が増えるので良い求人を探すのが難しくなります。

注意：コロナの影響で採用市場は縮小傾向に

type転職エージェントが出しているレポートでも同様の回答が書いてありました。

 

転職回数が多いと圧倒的不利

企業も求人掲載の広告費や紹介料を払って、あなたを採用する訳なので、すぐ辞める可能性がある方は採用したくありません。

1年以内の短期離職を繰り返している場合は要注意です。

1時間でいいので、時間をとって自分自身を見つめ直してみましょう。

25歳で転職をする際に注意すること

転職先が決まる前に退職しない

厚生労働省の調査によると、20代の約15%が貯金はないと回答しているそうです。

また、実態に近い中央値をみると貯金額は50〜100万円の金額という結果が出ています。

また、金銭的に余裕がなくなり、焦って内定をもらえたブラック疑惑がある会社に入社 →早期で退職する

という悪循環は割とよくある例です。

 

相談する相手を間違えない

一番話しやすい友達や家族には愚痴を少しこぼすには良い相手ですが、相談する相手としては間違っています。

一番良いのは転職エージェントなど転職のプロに相談することです。

最近では、求人を紹介せず、キャリア相談のみ料金をとって行うサービスも出てきています。

参照：そうだんドットミー

 

実績を書く際は相手に伝わるように書く・話す

業界が違ったり、会社の規模感が違うと「その実績がすごいのかどうか」人事に伝わらない場合があります。

• 出来る限り数字を用いて表現する
• 結論から話す
• 相手が理解出来ているか確認しながら話を進める

これらを意識すれば、イメージしやすくなります。

 

何となく嫌だという曖昧な理由では転職しない方が良い

25歳はどこかの企業に転職することは出来ると思います。

しかし、実績がない場合、今よりも良い条件の会社に転職するのは難易度がかなり上がります。

また転職の理由で多い人間関係の悩みですが、人間関係の悩みは正直、運次第であり転職しても変わらない可能性は十分考えられます。

それだけが悩みであり心身を病むレベルでないならば、仕事は仕事と割り切った関係で考えるのも１つの手でしょう。

人に話すだけでグッと気持ちが軽くなる場合もあります。

人間関係だけが理由の転職活動は、後悔する可能性も高いので、もう一度「本当に転職した方が良いのか」考えてみることが大切です。

20代が転職を成功させるコツ

転職の軸をハッキリさせる

特に20代で、社会人歴も浅い方は

• なんとなく楽しそう
• 自分にも出来そう

と感覚だけで判断しがちです。

根本の理由としては、仕事の内容・社風・人間関係・労働条件と様々な要素があげられますが、１つ言えるのは、

このことを強烈に意識した上で、自分の価値観に合う仕事の条件は何か、箇条書きでまずは書き出してみましょう。

方向性が明確に決まると、求人のミスマッチを減らすことが出来ます。

 

次のキャリアは実績がつくまで辞めない心意気で臨む

つまり、25歳で転職を考えるあなたは、次の職場で何がなんでも実績を残さないと、後々のキャリアが不利になります。

未経験でスタートできる特権を使って、エンジニア・プログラマーにチャレンジする人も多いかと思いますが、ここはすぐに諦めずやり切ることが大切になってきます。

 

転職エージェントに頼る

転職エージェントは転職支援のプロです。

最近では第二新卒専門のエージェントも増えており、あなたと同じように20代で転職を経験したキャリアアドバイザーが相談にのってくれる会社も多いです。

もちろん、転職エージェントを利用したからといって、必ずしも企業に応募しないといけない訳ではありません。

相談した上で、転職ではなく今の会社でもう少し頑張ってみようという結論になることもあるでしょう。

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