るてぃ
34歳。35歳が転職限界説がささやかれる中で、35歳目前の年齢です。
このように悩む人も多いのではないでしょうか。
年齢で区切られてしまうこともありますが・・・
るてぃ
転職の本質は、あなたが入社して活躍できるイメージを企業側が持てるかどうかです。
結論からお話しすると、34歳は、35歳になる前に自分のキャリアを真剣に考えた方が良い年齢です。
まつぱち
実績がある方は問題ないですが、プレイヤーとして転職するなら35歳になる前が良いですね。
るてぃ
そこで今回も、現役転職エージェントのまつぱちさんと一緒に、34歳の転職の注意点や成功するためのポイントを解説していきたいと思います。
まつぱち
一緒に、戦略的にキャリアを考えていきましょうね!
このページの目次
るてぃ
いまだに言われる35歳転職限界説。この噂は本当なのでしょうか?
5年後は35歳か
— はなまる (@CFkEdbeqRtNnJzN)July 26, 2020
女性が正社員で転職できる限界と言われている年齢だ〜
よっぽどの特技や実績を持っていないのでしたら転職の限界は回数は3回、年齢は35歳までですよ、折木さん
— 人生に絶望した千反田えるbot (@eru_zetsubo_bot)July 25, 2020
るてぃ
結論からお伝えすると、人事・キャリアアドバイザーの総評としては35歳転職限界説=都市伝説です。
本当に…!
— かみゆき@キャリアコンサルタント (@proud_career)July 19, 2020
35歳転職限界説なんて過去の話なんでしょうね。きちんと仕事に向き合ってきたオトナに優しい世界な気がします。
リモートでもコミュニケーションが取れる個人の工夫、会社の仕組みが急速に進んでますものね。
35歳転職限界説は今もあるのでしょうか?
— 吉田貴|採用×人事 (@YoshidaTakashi)July 10, 2020
転職支援していた時と、人事採用やっている時では感覚が違って、今の感覚は「限界説はない」ですね。もちろん万人ではないですが。お世話になった40代の先輩が未経験ながら人事・採用職で挑戦を始めたので応援します。
まつぱち
しかし、未経験分野への転職は不可能ではないものの難関な道であることは理解してください。
例えば営業からエンジニア、公務員から営業など全く畑違いの職種にチャレンジする場合、いくら前職で実績や信頼をあげていたとしても転職が難航する可能性が高いです。
るてぃ
同じ未経験なら、若手の方が扱いやすいと思うのが企業の本音ですね。
やはり一般的には年齢が若い人の方が、
と判断されます。
るてぃ
そもそも35歳以上で未経験OKの求人って本当に少ない!!!!
それでもこの方のように34歳で未経験分野への転職に成功された方もいます。
34歳未経験でWebディレクターに転職した時の経験談です。
— てつごろう@ブログ毎日更新挑戦中 (@Te256g)July 7, 2020
・持つべき軸
・大変な点とやりがい
・超具体的な勉強法とやるべきこと
・これからのWebディレクターに必要なスキル
全7項目の大作。
これから目指す人のお役に立てれば。https://t.co/xWFqoa5fj1#Webディレクション#Webディレクター
まつぱち
結局は年齢ではなく覚悟の問題。
年齢を理由に自分の可能性を狭めてしまうのは勿体ないですね。
るてぃ
転職サイトに関してお伝えすると年齢でフィルタ検索されるのは事実なので注意してください。
私は実際に10社以上の転職サイトを人事として使っていましたが、年齢で書類選考の足切りはしていました。
なので、どんなに経歴が良くても年齢がオーバーしていたら経歴書を見てもいないです。
もちろんスカウトメールなどは送りません。
るてぃ
その時は、募集は技術職と営業職。区切りは35歳です。
まつぱち
プレイヤーの募集だと34〜35歳を区切りにしている企業も多いですね。
このツイートに書いてあることはかなり的を得ていると思います。
転職市場での価値を高めるのは企業規模によるけどどんなに頑張っても、
— アフロ / 逆転のWEBコンサル (@afro_three)July 22, 2020
プレーヤーなら30〜35歳、マネージャーなら40〜45歳、役員クラスなら50歳ぐらいまでが限界。
そもそも上にいくのが難しいし、しかも上にいくほど転職先も限られる。
転職でキャリアを高めるのって35〜40歳までの夢物語ですよ。https://t.co/MPUi0IWjFa
まつぱち
35歳以降の転職はマネージャーとしての腕前も判断される転職になるということですね!
まつぱち
4月以降、コロナの影響で転職市場が大きく変化しています。
通常、未経験OKの求人が経験者募集の求人を上回るのですが、逆転する結果に。
るてぃ
私が働いている会社も、中途採用は全面ストップ。
再開するとしても経験者募集だけの予定です。
type転職エージェントが出しているレポートでも同様の回答が書いてありました。
また第二新卒や未経験者など、ポテンシャルを重視する中途採用を見合わせる企業が増えています。先行きが不透明な中、育成コストのかかる若手より、即戦力の採用を優先する傾向が強まっているためです。
参照;type転職エージェント 新型コロナで変化する転職活動のポイント
まつぱち
企業もこの人なら活躍できそうと確信できる人じゃないと採用しなくなっています。
勢いで転職活動を始めるのではなく、戦局をみて戦うのは大切ですよ。
るてぃ
逆に言えば、このような状況下でも採用に積極的な企業は、業績が伸びている企業だと言えるでしょう。
まつぱち
IT業界や介護業界は積極募集中ですしね。
るてぃ
34歳の転職で後悔しないために抑えておいた方が良いポイントをお伝えします。
抑えておくべきポイント
るてぃ
衝動的に会社を辞めて、出ていくお金しかないのは危険です!
コロナの影響で「即戦力として働けると判断した方のみしか採用しない」方針が強くなっている今、次の転職先を決めずに退職するのは相当危険です。
るてぃ
やはり家族がいる方より独身の方が「どうにかなるだろう」と思ってしまいがちですね。
面接に落ち続ける→金銭的に余裕がなくなり、焦って内定をもらえたブラック疑惑がある会社に入社 →早期で退職する
という悪循環は割とよくある例です。
るてぃ
嫌だからと言って、すぐ辞めないように!!
コロナの影響で企業も採用を見合わせる企業も増えてます。
まつぱち
転職が決まる前に辞めるデメリットはこの記事にも書いたので参考にしてください。
るてぃ
激務の方は、精神的には麻痺しているかもしれませんが、身体がSOSを出しているかもしれません。
34歳の年齢だと気軽に転職出来ないプレッシャーから長時間労働を我慢していたり、
管理職となると部下の分まで仕事をしなければならず休日出勤も当たり前という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
るてぃ
働けない身体になってしまっては元も子もありません!!!
身体が発しているSOSサインは無視しないようにしましょう。
このような症状が出ている場合は、すぐに病院に行きましょう。鬱のサインです。
まつぱち
お金が全てではないです。
やりがいとワークライフバランスを求めて違う職種に転職をすることも検討してみてください。
まつぱち
良い実績を持っているのに、見せ方や話し方が悪く人事に伝わらないと言う悩みはよく聞きます。
業界が違ったり、会社の規模感が違うと「その実績がすごいのかどうか」人事に伝わらない場合があります。
るてぃ
伝わる喋り方のポイントは3つ
これらを意識すれば、イメージしやすくなります。
まつぱち
模擬面談に対応してくれる転職エージェントも多いので、困ったらエージェントに頼ってみましょう。
その際は、大手エージェントではなく、中小または独立して個人事業主として転職エージェントをやっている方に相談することをオススメします。
まつぱち
大手エージェントは質より数のため、対応が雑なケースも多いんですよね。
詳しくはこの記事をご参考にしてみてください。
まつぱち
年齢関係なく言えることですが「何となく嫌だ」で転職するのはNGです。
33歳の転職の場合、実績がないと、今よりも良い条件の会社に転職するのは難易度がかなり上がります。
まつぱち
明確に嫌な理由が言えないのであれば、今の会社でまずは話せる実績を作ってから転職した方が良い結果になりやすいです。
転職するなら圧倒的に20代がよい。企業もまだ君のボテンシャルに期待して採用するから。30代超えると即戦力採用に変わる。29歳と30歳は1歳違いだけど印象は全然違う。20代の皆さん、今という時間を悔いないように生きてください。30代は自分の価値を高める事に専念すべし。それか副業。#転職活動
— かめリーマン海外駆けるマネージャーは英語が嫌い (@Marceryoma)August 27, 2019
このツイートのように今の会社じゃなくても、副業やリクルートが運営している他社の事業課題の解決にチャレンジ出来る「サンカク」サービスなどを活用するなど実績を作る方法は他にもあります。
るてぃ
最後に35歳を目前にした34歳が転職を成功させるコツをお伝えします。
まつぱち
なぜ、転職をしたいのかがハッキリしないと、早期離職を繰り返す原因にもなってしまいます。
30代で転職に失敗すると、後々大変になります。
仕事を辞める根本の理由としては、仕事の内容・社風・人間関係・労働条件と様々な要素があげられますが、1つ言えるのは、
まつぱち
あなたの希望を全て満たす会社はないということ!!!
るてぃ
全て自分の思い通りにやりたいのであれば、起業するしかないですからね。。
このことを強烈に意識した上で、自分の価値観に合う仕事の条件は何か、箇条書きでまずは書き出してみましょう。
方向性が明確に決まると、求人のミスマッチを減らすことが出来ます。
まつぱち
求められたポジションで、3か月以内に結果を出し、可能性を示せるかを企業は期待しています。
面接対策も、企業分析から始めて適切なアプローチを経て望まないと、ズレた自己PRになりかねません。
ノリで転職が決まる20代とは訳が違うので、頭を使って転職活動を行うことが大切です。
るてぃ
企業にこの人なら即戦力で活躍できそう!と思わせられたら勝ちですね。
まつぱち
その上で、どうすれば良いか分からない時はエージェントに相談しましょう。
転職エージェントは転職支援のプロです。
今まで何百人、何千人という転職者の事例を見てきているので、転職エージェントのアドバイスはあなたのキャリア形成にも活かせることが多いでしょう。
まつぱち
相談しながら進めると、不安も解消できますしミスマッチを減らすことも出来ます!!
もちろん、転職エージェントを利用したからといって、必ずしも企業に応募しないといけない訳ではありません。
相談した上で、転職ではなく今の会社でもう少し頑張ってみようという結論になることもあると思います。
るてぃ
周りに流されず、あなたにとって最適なキャリアを描けることを願っています。
===
るてぃ
最後にJobTierからお知らせです!
■お知らせ■
るてぃ
皆さんの登録お待ちしています!
・毎月の書類選考人数:100人以上
・キャリア相談・面接の数:400以上
・取引していた転職エージェント/転職サイト:120社以上
Twitter:@rutty_JobTier