きだっち
今まで以上に「文章力が必要な時代」になると聞いたんですが、本当にそうでしょうか?
コロナ禍で急激にテレワークが浸透し、直接会話をする機会が減ったと感じている人も多いでしょう。
そんな中で、今まで以上に重要なスキルになるのは、間違いなく「文章力」です。
▼新しい働き方によって求められる力は変わる
断言しよう。
— 松本淳|アースメディア代表|メンター (@Jn_Matsumoto)May 6, 2020
アフターコロナでは、「ライティング能力」がめちゃくちゃ重要になる。
リアルの会議は「人間力」で動かせた。しかしこれからは「文章力」で人を動かすことになる。
人に伝わる文章、人を動かす文章。これは、ツイッターを継続すればかなり鍛えられる。今がんばってる人は、チャンス。
しかし、文章を書く事に苦手意識を持っているビジネスマンは多く、改善する機会が無い事もほとんど。
ある程度伝わる文章であれば、わざわざ指摘しない上司が多い事も原因しているでしょう。
まつぱち
ですが今まで以上に「文章力」が必要な時代になりますし、そもそも文章力が無い人は仕事が出来ません!!
きだっち
そんな一概に言えないんじゃ…
まつぱち
いえ、きだっちさん。
リモートワークが進む現代では「文章力=コミュニケーション能力」です!
きだっち
え?
文章は苦手だけどコミュニケーションが得意な人っていますよね?
まつぱち
今まではコミュニケーションが得意だった人も、今後求められるスキルは大きく変わります。
例えば、今まで雰囲気や愛嬌でごまかしてきた営業マンはオンラインだと通用せず、専門性やシンプルに伝える力が必要になります。これは文章力も同様。
リモートワークでは文章のやりとりや取引先へのメールなど、文字にするコミュニケーションが圧倒的に増えています。
まつぱち
「文章力」を身に付けて令和時代のビジネスマンとしてステップアップしましょう!
きだっち
会社員も副業のブロガーさんも必見ですね!
ぜひ詳しく教えてください!
前提として「文章力」とは、文字で相手に伝えたい事が伝わり「なるほどね」と思わせる事です。
そして「相手が文章を読む=相手の時間を使っている事」を忘れてはいけません。
きだっち
「文章力」は相手の時間を無駄にしないための、思いやりということですね!
学歴が高い人ほど年収が高いのと同じように、市場価値を高めたいなら文章力を高めましょう。
また、会社の仕事は上の立場であるほど、文章で動いてる事が多い現状にあります。
まつぱち
しかし、今後は若手であっても「文章力」が無ければ成長は難しいですし、さらに言うと文章を書くことが出来なければ人を動かす事は難しいでしょう。
きだっち
それって具体的になんでですか?
まつぱち
今後は「文章にして提案する・共有する」機会が増えます。
つまり、直接会う機会が減った今、文章が書けなければ相手に伝わらないので評価もされません。
リモートワークの浸透率は首都圏で5割を超え、成果主義の働き方にシフトしています。
このリモートワークでは「行動量」が全く見えない分、成果を出さなければ評価されなくなるのは間違いありません。
まつぱち
ただ、文章力と頭の良し悪いは関係ないので、文章を書くのが苦手だという人は諦める必要はありません!
きだっち
ほっ…。
ちょっと安心しました。
まつぱち
相手に伝わる文章を書くコツの1つ目として、まず結論を明確に伝えましょう。
前提でお話しした通り「文章力」とは相手に「なるほどね」と思わせる事です。
しかし、話が長かったり何が言いたいのか?何をしてほしいのか?が明確に分からない文章は、結論の前に離脱されやすい傾向にあります。
まつぱち
朝礼の校長先生や感情的なメンヘラ女子のように、話の長い人が嫌われるのと同様です!
文章が長ったらしく「何が言いたいのかわからない」文章にならないように気を付けましょう。
そのためには、結論から先に述べてしまうのがコツです。
まつぱち
これは、いろんな場面で活用する事が出来ます!
社内であれば件名に「【報告】○○の調査結果」というように、相手に行うアクションを明確にする。
ライターであれば結論を最初に持ってくることで、読者の知りたい事を先に伝えることでユーザーニーズが満たされるという訳です。
まつぱち
文章はとにかく簡潔に、シンプルに書きましょう!
文章を書く事に苦手意識がある人ほど、それを隠そうと変に難しい文章を書く人がいます。
例えば、回りくどい表現や、難しい表現をすることで文章が「それっぽく見える」事がある…。
まつぱち
しかし、書き手は満足かもしれませんが、読む側としては読みずらくて「結局何が言いたいのかわからない」文章になってしまいます。
きだっち
確かに…。
無駄な言葉は徹底的に省くべきという事ですね!
シンプルな文章を書くコツ
丁寧な言い回しをするために「ご」や「お」を過剰につけるのもNG!
更に、相手に気を使いすぎて「お忙しいところ申し訳ございませんが」「~させて頂きます」なども、場合によっては不要です。
きだっち
え!
これ私が良く使う言葉です…
まつぱち
気持はわかります!
ただ、この言葉を使う事によって、相手に結論が伝わりにくくなってしまうのは本末転倒です!
自分の申し訳ない気持ちが優先してしまい、かえって忙しい相手の時間を奪うこともあるでしょう。
読者目線で不要な言葉は取り除いて、相手の時間の無駄を無くす文章にすることが理想です。
まつぱち
このような時代の変化をネガティブに捉えず、積極的に情報を得て動いてみて下さい!
きだっち
本当に情報収集は必須ですね!
まつぱちさん、ありがとうございました!
派遣社員(事務職)から未経験エンジニアへのキャリアチェンジを実現させました!
Twitter:@kidachi_JobTier