記事更新日: 2021/01/13
るてぃ
JobTier編集長、現役人事のるてぃです。
令和時代を生き抜くためのキャリア戦略を伝えている「JobTier」
今回も人材業界経験が長いまつぱち先生と現役の大手転職エージェント すずさんをゲストに呼び、コロナ禍でも未経験業界への転職を勝ち抜く方法についてぶっちゃけトークしてきました。
すず
今の時代の転職は・・・正直、ちゃんと考えて転職をしないと後悔します！！！
まつぱち
絶対にやってはいけないのは、業界と職種どちらも変えることですね。
これ、自殺行為なので本当に気を付けてください。
るてぃ
物騒なワードも飛び出してきましたね。
早速、本文に入りましょう！
このページの目次
まつぱち
これ初めて転職する方とか平気でやるんですが、原則、転職で業界も職種も変えるのはNGです。
今まで経験してきたことが活かせないので、その人の価値がなくなっちゃうんですよね。
るてぃ
中途採用において重視されるのは「即戦力として働けるかどうか」ですもんね。
すず
特にコロナの影響で、未経験人材の需要は減っており、転職エージェント側も支援が大変です（涙）
まつぱち
こんな状態で25歳以降の人が未経験業界×未経験職種を選んだなら自殺行為ですよ。
採用はしてもらえるかもしれないですが、年収DOWNは避けられないですね。
まつぱち
なので、未経験業界にチャレンジしたいなら、まずは、同じ職種でチャレンジするのがポイントです。
例えば今、不動産業界の人事をやっているなら、人材業界の人事に転職するとか。
これなら人事のスキルを次の会社にも活かせるので、会社から重宝される可能性が高いです。
すず
現職の実績をアピールするだけで、選考が通る可能性もありますね！
まつぱち
しかし！！！
もしあなたが挑戦したい仕事が、未経験業種×未経験職種なら一歩ずつ仕事を寄せていく必要がありますね。
るてぃ
つまり、いきなりチャレンジせず、ゴールから逆算してキャリアを積んでいく必要があるということですね！
まつぱち
その際に注意しないといけないことは、古い考えの人事担当の中には、3年の実務経験がないとスキルとして認めない風潮がまだ残っている点です。
るてぃ
実際は、その人の努力次第だとは思いますけどね！
確かに一般的にはまだまだそのような考え方の人が多いです。
まつぱち
例をあげた方がわかりやすいですかね。
例えば、あなたが今メーカーの営業をやっていて、今後、人事責任者を目指したいとしましょう。
キャリアステップは下記のように描くと、理想にたどり着きやすいです。
まつぱち
業界によって給与水準が変わるので、年収を重視するのであれば、平均年収が高い業界を選びましょう。
給与水準が高い業界
すず
ちなみにほぼ唯一、未経験で年収アップできる業界がコンサル業界です。
ただし、選考の難易度はかなり難しいですが！！
るてぃ
コンサルは激務のところも多いので、お金の代わりに身体を壊さないように注意ですね。
まつぱち
また、キャリアを重視するなら成長業界を選びましょう。
任せてもらえる仕事の難易度や実績の積みやすさも成長業界から格段に変わってきます。
人生を長期的に見て、転職や、キャリアアップ、人脈形成を考えても成長業界がオススメですよ。
るてぃ
正直、未経験業界へ転職するならもう少し時期は待った方が良いですか？
まつぱち
コロナがいつ落ち着くのか読めないので難しい判断になりますが・・・
ただ、一つ言えるのは景気がいきなり良くはならないということです。
最悪のシナリオを考えてみましょう。
もし来年、オリンピックが中止になったとしたら・・・
諸説ありますが、経済損失は少なく見積もっても4兆円以上。20兆円以上と話す経済アナリストもいます。
るてぃ
これ以上、景気が悪くなったら、どこも人は採用しないですよね。
今でさえ中途採用を再開していない企業が多いのに。
まつぱち
そうなんです。
なので、「未経験業界への転職はいつがオススメか」の僕の答えは「今」です。
すず
私も同意です。
そして、今の時代に自己転職で間違った転職をするのは危険です。
まつぱち
未経験業界への転職を狙うなら、業界ごとに専任のアドバイザーが分かれる大手転職エージェントの活用をオススメします。
すず
担当者によってどうしても当たり外れがあるので、複数社に登録して自分と相性が良い担当者を見つけてくださいね！
リクルートエージェントは株式会社リクルートキャリアが運営する総合転職エージェントです。
とにかく抱えている求人件数が他社エージェントを圧倒しているので、情報収集の意味合いでも登録しておくことをオススメします。
しかし、業界No,1で利用者数も多い分、転職サポートは中小規模のエージェントと比べると手薄になります。デメリットを補う他社エージェントと併用して使うことが、転職を有利に進める上でのポイントにです。
リクルートはゴリゴリの営業会社なので、年収交渉や内定交渉は得意です。上手に活用するとかなり心強いエージェントになります。
手厚いフォローに定評がある総合転職エージェントのパソナキャリア。
2020年 オリコン顧客満足度調査ランキングでは1位を獲得しています。
人材派遣業界最大手の「パソナ」が運営しており、取引企業数も16,000社と多いため求人数も充実。
何より、パソナの社風が「自社の利益よりも社会貢献を重視」しているため、求職者対しても親身なサポートをしてくれます。
人材派遣から始まり40年以上の実績があるため、女性向けの求人も充実しているのが特徴です。
マイナビが運営する人材サービス「マイナビエージェント」
20代に信頼されている転職エージェントNo,1を謳っており、大手企業の中では唯一、年代を絞ってプロモーションをかけている企業でもあります。
他企業に比べるとサービスを開始したのが遅く、利用者数も少ないため、丁寧なサポートが期待できるエージェントです。
るてぃ
まつぱち先生、すずさん本日は業界のリアルでタイムリーな話をありがとうございました。
最後にこの対談で出たポイントをまとめます。
まつぱち
大事なことなので再度言います。
未経験業界×未経験職種の転職は絶対NG！！
困ったら無料の転職相談もTwitterでやっているので相談してください。
るてぃ
JobTierでは今後も業界内のリアルな情報を追求していきたいと思います！
あなたにとってこの情報がお役に立てば幸いです。
・毎月の書類選考人数：100人以上
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