きだっち
まつぱち先生!最近「識学キャリア」という転職エージェントを聞くんですが、知っていますか?
まつぱち
知っていますよ!今までのエージェントとは一線を画す、新しいエージェントです。
きだっち
成果主義の企業を紹介してくれるのが特徴なんですよね!
でもちょっと怪しいという噂も聞きます・・。
まつぱち
確かにそういう噂も聞きますね・・。
ただ、その噂にもちゃんと理由があるんですよ。
きだっち
え!そうなんですか?
まつぱち
ズバリ言うと、識学キャリアは向き不向きがガッツリ分かれるエージェントなんです。
特徴を知り、向き不向きをよく考えてから使うことをおすすめします!
きだっち
そうなんですね・・!詳しく知りたいです!
このページの目次
まつぱち
まず識学キャリアの運営会社から説明していきましょう。
運営しているのは「株式会社識学」です。
きだっち
株式会社識学・・どんな会社でしょう?
まつぱち
株式会社識学は4年で上場した注目の会社なんです。
2015年3月に会社設立され、その4年後の2019年2月に上場を果たしました。
売上や利益も伸びており、成長中の企業であることが分かります。
引用:IR情報 | 識学
きだっち
識学がすごいのは分かりました。事業はどんなことをしている会社なんでしょうか?
まつぱち
主な事業は「識学」という学問を使った企業のコンサルティングです。
識学はいわゆる組織運営理論で、なぜ生産性向上を実現できる組織とそうでない組織があるのか、どうすればどんな組織でも生産性向上を実現できるのかを追求しています。
<識学の考え方>
きだっち
ルールの徹底、期待をさせない・・こういった特徴を見ると、少し機械的で、突き放したマネジメントのようにも見えますね。
まつぱち
今までの日本のマネジメントから見るとそう感じてもしょうがないかなと思います。
ただ識学の目的は「生産性の向上」で、仕事は「自分の責任を果たすこと」なので、目的に向かって不必要なものを削ぎ落としているイメージですね。
きだっち
「仕事は成果を上げることが目的」という前提に従っており、だからこそ「成果主義」の会社になるんですね!
紹介する企業は全て成果主義である「識学キャリア」。
識学のコンサルタントを導入している企業の中から厳選した求人を紹介するため、組織の内情をしっかり把握しているおり、他エージェントと比較してエージェントの介在価値が高いことが強みです。
サービスとしてはまだ新しいため認知度や利用者は少なめですが、独自の分析力で求職者の希望に沿った求人を紹介してくれます。
紹介するのは識学を導入している企業のみなので、識学の考えに共感できない人は合わないエージェントですが、識学の考えに合う人にとっては良質な求人を紹介してくれるエージェントです。
まつぱち
ではここから識学キャリアの特徴をお話ししていきますね!
きだっち
本題ですね!よろしくお願いします!
まつぱち
識学キャリアの特徴として以下が挙げられます。
きだっち
気になる項目がいろいろ!まつぱち先生解説をお願いします!
まつぱち
まず識学キャリアの一番の特徴ですが、識学キャリアで紹介される企業は全て「識学」を導入している企業です。
つまり、識学キャリアから紹介されるのは以下のような特徴を持つ企業です。
きだっち
本当に今までのエージェントとは違うんですね!
まつぱち
その通り!抱える企業数は大手エージェントに劣るものの、「識学を導入している」ことで一種の線引きがされているんです。
まつぱち
識学キャリアでは独自の分析ツールを使い、求職者の思考を可視化してくれます。
きだっち
つまり・・?
まつぱち
より求職者にマッチする企業を紹介してくれる、ということです。
きだっち
なるほど!でも独自の分析ツールってどんなものなんでしょうか?
まつぱち
その分析ツールがどのようなものかは公開されていませんが、分析の質の高さは実際に面談を受けた人が体感しています!
この後その方へのインタビューのときに詳しくお伝えしますね。
まつぱち
識学キャリアはLINEで気軽に相談できるのも魅力です。
きだっち
最近はLINEでの連絡が主流なので、LINEを使えるのは嬉しいですね!
まつぱち
そうですね!転職の相談などを気軽に聞けるのは求職者にとって嬉しいサービスだと思います。
まつぱち
もう一つ識学キャリアの特徴としてあるのは、識学の講座を無料で受講できることです。
きだっち
識学の考え方を知りたい人には嬉しいサービスですね。
きだっち
運営会社もエージェントもしっかりしていそうなのに、どうして怪しいと言われるんでしょう?
まつぱち
それは識学キャリアが怪しいというよりも、識学の考え方自体に疑問を感じる人が一定数いるからです。
まつぱち
そしてなぜ疑問を感じる人がいるのか、それは「識学」の考え方は、合う人と合わない人がハッキリ分かれるからなんです。
先ほども言った通り、識学の考え方はとにかく成果主義で、ルールを徹底することで効率を上げていきます。
成果だけでなく仕事の過程も評価して欲しい人や、自分の好きなやり方で成果を上げていた人は、マネジメント方法に不満を感じやすい環境になってしまうんです。
その結果社員がどんどん辞めてしまう企業も・・。
まつぱち
識学の公式YouTubeでも、「識学を導入して社員が辞めるのはあるある」と話しています。
きだっち
ひぇぇ〜・・本当ですね・・。
まつぱち
経営が疑問に思って識学のコンサルタントに文句を言っても、識学は自分たちの考え方に沿ってコンサルティングをしていので、理論がすごくしっかりしているんですよね。
きだっち
なるほど。だから経営者は納得して進めてしまうので、不満を持った社員からすると「なんで気づかないの?怪しい!」となる訳ですね。
まつぱち
その通り!これが識学が怪しい、宗教では?と言われる理由です。
まつぱち
気になる識学キャリアの評判ですが・・新しいサービスのため、ネット上には口コミが少ないです。
きだっち
そうなんですか?口コミを調べられないのは不安ですね・・。
まつぱち
そこでJobTierでは、実際に識学キャリアに登録してエージェントと面談した人から、よかった点・悪かった点を聞きました!
きだっち
ネットに出ていない情報ということですね!それは気になります・・!
まつぱち
実際に面談した人から聞いた、識学キャリアのよかった点はこちらです。
識学キャリアで実際に面談した人の声で特に多かったのは、「エージェントのヒアリングがとても丁寧だった」という意見です。
ヒアリングを徹底的に行ってくれ、自分自身の転職したい理由、転職先に求めるものを明確に整理できました。
転職するならもっとこうした方がいいと具体的なアドバイスもいただき、他のエージェントと違う印象を受けました。
(20代 男性)
自分が思っていた気持ちを言語化してくれ、転職に対して自分が求めているものがハッキリしたという意見もあり、エージェントの能力を高く評価する声が多かったです。
まつぱち
他にも企業紹介が分かりやすく、丁寧だったという声もありましたよ。
ヒアリングの後に何社か企業を紹介してもらったが、「なぜこの企業が自分に合うと思ったのか」を丁寧に教えてくれました。
企業の内情といった情報も詳しく教えてもらい、さすがコンサルタントとして企業を支援しているだけあるなと感じました。
(30代 女性)
識学キャリアの特徴でもある「独自の分析による企業紹介」の質が高いことが伺えます。
まつぱち
総じて言うと、識学キャリアのエージェントは質が高いことが分かりますね。
まつぱち
続いて識学キャリアの悪かった点です。
悪い声の中で特に注目したいのが、「エージェントのヒアリングがキツかった」というもの。
友人から紹介されて試しに面談をしましたが、私は「エージェントがキツい」と感じました。
元々事務職をしていて実績と呼べるものがないのですが、「実績がないと難しい」とバッサリ切られました。
キャリアに自信がない人間からするとコンプレックスを逆撫でされるような印象を受けます。
(20代 女性)
成果主義の企業を紹介するエージェントのため、前の会社で実績を挙げられていない人、キャリアに自信がない人はエージェントの質問が厳しく感じるようです。
まつぱち
エージェントもサバサバしてズバッと言うタイプが多いようで、「もう使いたくない」とまで言う人もいました。
識学の特徴から見ても分かりますが、合わない人には合わないエージェントのようです。
まつぱち
他にも紹介される企業がベンチャーばかりで、福利厚生が充実していない企業が多いという声もありました。
「成長中の企業を紹介する」と謳っているため、大手企業への転職は期待できないかもしれません。
きだっち
そう聞くとだんだん不安になってきました・・やっぱり使うのは辞めた方がいいでしょうか?
まつぱち
そのようなことはないですよ!お話しした通り、識学キャリアは合う人と合わない人がハッキリしているだけです。
合う人にとっては自分の力をきちんと評価してくれる会社を勧めてくれますよ。
きだっち
そうなんですね・・!
識学キャリアがおすすめな人とそうでない人の特徴を教えて欲しいです!
まつぱち
自分の実力を正当に評価してもらいたい人は識学キャリアがおすすめです!
識学は「仕事は目的を果たすためのもの」という考え方のため、成果主義に対して魅力を感じる人にとっては、いい企業を紹介してくれるエージェントです。
また識学の考え方は”ルールの徹底”が前提にあるため、ルールの意味を理解し受け入れて仕事ができる人の方が向いているでしょう。
まつぱち
また識学には「上司は部下のモチベーションを管理しない」という考えもあります。
これは逆に言うと「自分のペースで仕事をしたい人にも向いている」と言えます。
きだっち
ふむふむ・・。どちらかと言うと、周りに流されずに仕事に取り組めそうな人が向いていそうですね。
まつぱち
逆に言うと、仕事の過程も評価してほしい人や、細かいルールの中で縛られるのは嫌な人には向いていません。
識学の考え方では「仕事は結果が全て」のため、結果は出なかったけどたくさんチャレンジした、頑張った、という部分は重視されません。
そのためそういった過程の部分も評価して欲しい人にとっては、どんなに頑張っても評価がされない息苦しい企業ばかりを紹介されるでしょう。
また、識学はルールを徹底させて効率を上げるマネジメントを行うので、細かいルールが苦手な人にも向きません。
まつぱち
識学を導入している会社に勤めている人の中には、「毎週細かい週報を書かされて、ストレスでしかなかった」と言う人もいました。
きだっち
確かに、苦手な人は苦手そうですね・・。
まつぱち
もし識学キャリアは合わない!と思う人は他のエージェントを使うことをおすすめします。
以下におすすめエージェントを紹介するので、参考にしてくださいね!
リクルートエージェントは株式会社リクルートキャリアが運営する総合転職エージェントです。
とにかく抱えている求人件数が他社エージェントを圧倒しているので、情報収集の意味合いでも登録しておくことをオススメします。
しかし、業界No,1で利用者数も多い分、転職サポートは中小規模のエージェントと比べると手薄になります。デメリットを補う他社エージェントと併用して使うことが、転職を有利に進める上でのポイントにです。
リクルートはゴリゴリの営業会社なので、年収交渉や内定交渉は得意です。上手に活用するとかなり心強いエージェントになります。
手厚いフォローに定評がある総合転職エージェントのパソナキャリア。
2020年 オリコン顧客満足度調査ランキングでは1位を獲得しています。
人材派遣業界最大手の「パソナ」が運営しており、取引企業数も16,000社と多いため求人数も充実。
何より、パソナの社風が「自社の利益よりも社会貢献を重視」しているため、求職者対しても親身なサポートをしてくれます。
人材派遣から始まり40年以上の実績があるため、女性向けの求人も充実しているのが特徴です。
JACリクルートメントは年収600万以上のハイキャリア層にオススメの総合転職エージェントです。
※年収600万以下の場合は紹介がもらえない可能性があります。
外資系・国内企業のグローバルポジションにおいて実績No,1。管理職、エグゼグティブ層の転職でも必ず名前の上がるエージェントです。
求人の質の高さとキャリアアドバイザーの質の高さに定評があるので、キャリアに自信がある層は登録しておくべき転職エージェントでしょう。
一方で、年収で人を見る傾向があり、年収が低い人が登録した場合はドライな対応をされる良くも悪くも対応がハッキリしています。
まつぱち
実際に識学キャリアと面談した人から、どんな流れで進むのかを聞きました!
きだっち
実際にどんな流れで進むのか気になりますね!
まつぱち
今回お話を聞いた方は2回目の面談まで進んだ方なので、申し込みをしてから2回目の面談までの流れを紹介します。
流れは他の転職エージェントとほぼかわりません。
初回の面談はwebか電話、2回目の面談(企業紹介)はwebか電話のほか、メールでの紹介も選択できます。
申し込みをしてから面談日時の調整まで時間が空いても、特に催促はされなかったそうです。
まつぱち
初回面談の日時調整の時、識学の考え方について説明した動画のURLもメールで届いたそうです。
ただ「見ていなくても何も言われなかった」そうなので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
まつぱち
識学キャリアがどんなエージェントか分かりましたか?
きだっち
はい!なぜネガティブな印象がついているのかも納得しました。
まつぱち
あくまで向いていない人にはとことん向いていないだけで、エージェントとしてはとても優秀だと思います。
まつぱち
自分に識学の考え方向いているか分からない人は、ネットやYouTubeなどで調べてみてくださいね。
識学に登録して一回目の面談まで行うと、限定公開されている識学の動画URLも教えてもらえるそうです。
きだっち
一度は面談して、勉強しながら進めるのもありですね!
まつぱち
みなさんの転職が後悔のないものになるよう、願っています!
\識学キャリアが向かない人におすすめの転職エージェント/
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