まつぱち
上記の要件に当てはまり、転職エージェントの利用を考えている方は、この記事必読。
転職エージェントを利用できない可能性が非常に高いです!!
まつぱち
転職エージェントは登録者に担当アドバイザーがついて転職活動を2人3脚でサポートしてくれる「無料」のサービスですが…
転職エージェントに登録したうちの、半分の人しかエージェントサービスを受けられません。
転職エージェントのサービスは誰もが無料で登録できます。
しかし実際に面談をしてもらい、転職エージェントサービスを受けられるのは登録者の約50%です。(これは実際の大手総合型エージェントの数字です。)
エージェントサービスに登録した方の半分が面談対象外、転職エージェントの足切りに合うのです。
では、なぜ足切りに合うのでしょうか。
まつぱち
理由は転職エージェントのビジネスモデルにあります。
転職エージェントがお金をもらっているのは紹介先の企業。
登録者は、企業に売り込むための商品なのです。
まつぱち
私は転職エージェントとして「足切りを行う側」でした。
今回は、「なぜ転職エージェントは登録者の足切りを行うのか」「足切りを行う基準はどこにあるのか」を大暴露します。
万が一、足切りにあって転職エージェントのサービスを利用できない…となった場合の解決策もご用意しております。
まつぱち
転職サービスは闇だらけ…。正しい情報を武器に、転職の成功を目指しましょう!!
このページの目次
なぜ転職エージェントに登録を断られるのか、その理由をお伝えします。
転職エージェントは求職者にとって無料で利用できるサービスで、申し込めば当然受けられると思いますよね。
しかし、実際は誰でも利用できるサービスではないのです!
なぜ転職エージェントを受けられない人がいるのか、その理由はズバリ「売上に繋がらないから」です。
まつぱち
登録者は転職エージェントの商品、本当のお客様は紹介先の企業なのです!
そして、ビジネスなので、、、売れない商品(=登録者)は取り扱いません。
転職エージェントのビジネスモデルをご存知でしょうか。
転職サポートを受ける求職者にとっては無料のサービスですが、求職者を紹介してもらう企業はエージェントに紹介手数料を支払います。
成果報酬型といって、候補者に内定が出て、内定を承諾したら(採用が決定したら)紹介手数料が発生します。
逆に、「何人紹介しても」「何人面接をしても」「何人内定が出ても」内定承諾まで至らなければ、転職エージェントの売り上げにはなりません。
そのため、売り上げにならない登録者には転職支援サービスを提供しないのです。
まつぱち
「紹介できる求人がなさそう…」「この方だったら選考に落ちて内定は出ないだろうな…」とエージェントが判断した場合、転職サービスの利用をお断りされます。
お金をいただくお客様は紹介先の企業、登録者は企業に売り込む商品なのです。
企業が求めない商品、すなわち売れない商品を取り扱いません。
まつぱち
さらに転職エージェントの裏事情、そしてサービスを断られるのはどのような人か解説していきます。
転職エージェントがサポートを断るのは理由があり、そしてサポートを断わられる人には特徴があります。
まつぱち
私は転職エージェントとして、登録者にサポートをするかどうかの判断を行っていました。
「足切り」をする側の人間として、基準を大公開!!
自分が「足切り」の特徴に当てはまっていないかをチェックしてみてください。
まつぱち
年齢が高い方の転職サポートは難しいんです…。
45歳以上の方は、登録時に経歴情報や強みのアピールを記載しないと登録を断られる可能性が高いです。
社会の少子高齢化と同じように、企業でも従業員の年齢は上がっています。
中途採用でも、なるべく若く、今後も長く活躍してくれる方を採用する企業が多いです。
40代後半にもなると、よほど「ベテランのスキルが欲しい」「組織マネジメントを任せる役職者が欲しい」場合でない限り、転職は難しくなります。
したがって、転職のサポートをしても紹介できる求人が少ないため、そもそも登録を断られる可能性が高いのです。
まつぱち
「特段素晴らしい実績やスキルはない」「経験社数が多い」「年齢に応じた役職や年収をもらえていない」などは、足切りの基準となっています。
ご年齢が高い方は書類選考でも苦労することが多いです。
書類選考時の注意点は以下の記事にまとめているので、参考にしてください。
まつぱち
お仕事をころころ変えていませんか?
年齢に対して経験社数(転職回数)が多い方は、エージェントサービスを受けられない可能性が高いです。
実際に大手の総合型エージェントでは以下の基準で判断をしています。
この基準に該当する方は「よほど魅力的な経歴」「仕方ない転職理由」でない限り、エージェントサービスを利用できないでしょう。
入社した後も長く活躍して欲しい企業が多いため、転職回数の多い方は採用してくれません。
書類選考で通過しない(=内定に至らない)求職者のサポートをしても売り上げにならないので、エージェントは登録を断る可能性が高いです。
まつぱち
正社員でない方は登録を断られる可能性が高いです。
フリーターの方、派遣社員の方は要注意です。
一般的に派遣社員の方やアルバイトの方に任せる仕事は、責任の伴わない事務作業や裁量権の少ない業務が多いです。
そのため経験やスキルが低いという評価をされてしまいます。
また、「どうして正社員として働かないんだろう」「うちの会社で正社員と同じだけの仕事を任せても大丈夫かな」と考える企業も多いです。
このような理由から、フリーターの方や派遣社員の方の正社員採用での転職は難しいです。
まつぱち
ここまでの話をまとめると、「46歳、派遣社員で6社を転々としていて、次が7社目になります。」という方は地獄。
転職エージェントサービスの利用はかなり難しいと思ってください。
まつぱち
離職期間のある方も要注意です。目安は離職期間が半年。
面談前の登録の段階で、「どうして離職していたのか」「離職期間は何をしていたのか」を記載しておきましょう。
目安として、離職期間が半年以上ある方はエージェントサービスの利用が難しくなります。
その期間に働いていない正答な理由がない限り、「精神的な病気になっていたんじゃないか」「働かずにフラフラしてしまう人なのではないか」と思われてしまいます。
そのような方は企業も採用してくれないので、転職エージェントがサポートをしても売り上げになりません。
まつぱち
離職期間がある方は選考が進んだ時にも注意が必要です。
職務経歴書や面接での離職期間の伝え方は、こちらの記事を参考にしてください。
まつぱち
精神的な病歴が分かった時点でアウトですね…。
基本的にうつ病・適応障害などは、再発リスクを懸念してエージェント経由では採用をしない企業が多いです。
精神的な病歴のある方は、企業の受け入れ体制がなかったり、転職後も再発して休職してしまうことを懸念されたりします。
そのため、転職エージェントも精神的な病歴が分かったらサポートをしてくれないことが多いです。
まつぱち
ただしここでのポイントは、「企業はエージェント経由で採用をしない」という点です。
転職エージェント経由で採用した場合、企業は紹介手数料を払っているため、すぐに休職や転職をされてしまうと採用コストが無駄になります。
採用コストのかからない直接応募であれば採用される可能性があるので、精神的な病歴をお持ちの方はエージェント経由以外での転職方法も検討してみましょう。
まつぱち
精神的な病歴に関しては、登録時に記載するとエージェントサービスの利用ができない可能性が高いです。
面談の中でアドバイザーに直接伝えるようにしましょう。
その際の使え方の注意事項はこちらの記事を参考にしてください。
エージェントに断られた…自分はもう転職できないのかな…
そう絶望してしまうかもしれませんが、決してそのようなことはありません!
転職エージェンに断られてしまっても、転職する方法は他にあります。
まつぱち
どのような方法を使えばいいのか?
本記事では3つご紹介します!
もし自分が転職エージェントに断られても立ち止まってしまわないよう、各手法を知っておいてくださいね。
まつぱち
転職エージェントは複数登録が必須です!!
リクルートキャリアは登録を断られたが、パソナキャリアではサービスの利用ができた事例もあります。
その時のエージェントの保有求人や求職者の登録数の状況によって、足切り基準は変わります。
なるべく多くのエージェントに登録して、転職のサポートを受けることができるエージェントを探しましょう。
まつぱち
本記事でも、この後オススメ転職エージェントを紹介します!
まつぱち
転職エージェントが利用できない場合は、転職サイト経由での応募をオススメします。
転職エージェントと異なりアドバイザーがつかないため、自分で求人を選んで、直接企業とやり取りしなくてはいけません。
しかし、採用する側の企業はエージェント経由より転職サイト経由で採用した方が採用コストが抑えられます。
そのため採用するハードルが低く、内定が出やすいというメリットもあります。
まつぱち
オススメの転職サイトは、以下の記事を参考にしてみてください。
まつぱち
エージェントを利用できない方に一番オススメな転職方法は、企業の採用ホームページから直接応募することです。
企業からすると採用コストはゼロ円のため、採用のハードルが低く、内定が出やすいです。
しかし、転職サイト経由での応募とは異なり、自分で企業と直接やりとりをする必要があります。
つまり、応募書類の準備や選考スケジュールの調整、面接の練習、年収の交渉まで、自分で行わなくてはいけません。
まつぱち
職務経歴書の作成方法、面接の対策方法は以下の記事を参考にしてください。
転職市場、採用の裏側を知り尽くしたJobTierメンバーの最高傑作です!!
まつぱち
絶対NG!!ハローワークは危険です!!
ハローワークは企業も無料で求人を出せるサービスです。
そのため、以下のような企業の求人が多い傾向にあります。
他にも、ハローワークは求人の質が悪い、相談員の対応が悪いなど、オススメできない理由がたくさんあります。
ハローワークの闇に関しては、以下の記事を参考にしてみてください。
最後に、転職エージェントに断られてしまった方、もしくは断られてしまう特徴に該当した方におすすめな転職エージェントをご紹介します。
本記事で解説した「転職エージェントを断られやすい人の特徴」ごとにオススメのエージェントを紹介しているので、自分に合いそうなエージェントを探して見てくださいね。
まず年齢が高い方にオススメなエージェントを紹介します。
リクルートエージェントはリクルートが運営する総合転職エージェントです。
とにかく抱えている求人件数が他社エージェントを圧倒しているので、40代以上向けの求人を紹介してもらえる確率も上がります。
しかし、業界No,1で利用者数も多い分、転職サポートは中小規模のエージェントと比べると手薄になりやすいデメリットがあることも意識しましょう。
リクルートはゴリゴリの営業会社のため、年収交渉や内定交渉は得意です。上手に活用するとかなり心強いエージェントになります。
転職エージェントは取り扱い求人が20代〜30代向けのものが多く、40代以上になるとハイクラス向けの求人数が多くなります。
そのため、もし自分のキャリアに自信がない方は、求人数が最多のリクルートエージェントに登録しつつ、他手法での転職活動も視野に入れることをオススメします。
まつぱち
他手法とは、転職サイトの活用や企業への直接応募のこと。
エージェントのサポートはありませんが、企業採用のハードルは低くなりますよ。
次に、キャリアに自信がない方にオススメしたいエージェントをご紹介します。
まつぱち
コロナ禍で「転職エージェントの登録の足切りに引っかかる、面談してもらえない」という声も増えてきましたが、リクルートエージェントは登録のハードルが低いので狙い目です。
リクルートエージェントはリクルートが運営する総合転職エージェントです。
とにかく抱えている求人件数が他社エージェントを圧倒しているので、情報収集の意味合いでも登録しておくことをオススメします。
しかし、業界No,1で利用者数も多い分、転職サポートは中小規模のエージェントと比べると手薄になります。デメリットを補う他社エージェントと併用して使うことが、転職を有利に進める上でのポイントにです。
リクルートはゴリゴリの営業会社なので、年収交渉や内定交渉は得意です。上手に活用するとかなり心強いエージェントになります。
まつぱち
「登録を断られる」という話も聞きますが、その求人の多さは魅力。まず登録できるか試してみる価値はあるでしょう。
dodaは、転職サイトとエージェントが一体型になった日本最大級の転職支援サービスです。
1989年に転職情報誌「DODA」を創刊してから、人材派遣、人材紹介、新卒紹介、障害者転職支援と網羅的にサービスを広げており、老舗企業だからこその、求人数や大手企業の求人数の多さには定評があります。
dodaを運営するパーソルグループは経営統合によって、現在リクルートに次いで業界売上2位!
アジアを中心に海外事業も展開しており、国内外で活躍するグローバルな企業と言えます。
まつぱち
求人数が多いリクルートエージェントとDODAの他、サポートに定評があるパソナキャリアを一緒に登録しておくのがオススメです。
手厚いフォローに定評がある総合転職エージェントのパソナキャリア。
2020年 オリコン顧客満足度調査ランキングでは1位を獲得しています。
人材派遣業界最大手の「パソナ」が運営しており、取引企業数も16,000社と多いため求人数も充実。
何より、パソナの社風が「自社の利益よりも社会貢献を重視」しているため、求職者対しても親身なサポートをしてくれます。
人材派遣から始まり40年以上の実績があるため、女性向けの求人も充実しているのが特徴です。
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フリーターの方は社会人歴が浅い人に特化したエージェントを利用するのがオススメです。
まつぱち
第二新卒向けの求人を扱っており、社会人歴が浅目の方への対応が得意なエージェントです。
まつぱち
ウズキャリも社会人歴が浅い人向けのエージェントです。サポートの手厚さも有名ですよ。
まつぱち
正社員の求人にこだわり、ブラック企業を事前に排除するという徹底さを見せているエージェントです。
いい口コミも多く、サポートも手厚いです。
「いい就職.com」は新卒・既卒・第二新卒をターゲットとした転職支援サービスです。
一見、転職サイトのようですが、自分から企業への直接応募は出来ません。
いい就職.comの自社エージェントを通して企業に応募をする仕組みになっています。
まつぱち
かなり赤裸々に転職エージェントの闇を大暴露しました。。。
転職エージェントを利用できない可能性がある方は、複数の転職エージェントの登録と他の転職方法を検討しましょう。
あなたは転職エージェントにとって商品のため、企業に売れる商品だとアピールすることが大切です。
そのことを理解し、あなた自身も転職エージェントを利用する!くらいの意気込みで臨んだ方が、悔いのない転職活動になります。
まつぱち
あなたが望むキャリアを手に入れられることを願っています!