社内ニートや窓際族は羨ましい？辛すぎる現実と末路を元人事が暴露

社内の仕事を振ってもらえず、会社に出社しても何もやることがない社内ニート。

確かに社内ニートや窓際族は仕事がないので、

一見このようにメリットがたくさんありそうですよね。

何も仕事をしなくても、毎月会社から給料やボーナスが振り込まれるのが社内ニートや窓際族。

いつも忙しく働いているアナタから見ると、とても羨ましく思ってしまうのは自然なことかもしれません。

同期が社内ニートすぎて羨ましい。 いつ見てもうたた寝してるし、定時に秒速で帰っていく… 忙しいから余計嫌に見える…

— つなきゃぴ先生 (@_27kp)March 11, 2022

社内ニートほど羨ましいものはない…

— 20卒ポンコツOL (@OL02567721)July 9, 2021

そこで今回は「社内ニートが羨ましい！」と思うアナタに、実際の社内ニートの現実をご紹介します。

社内ニートと窓際族とは？

34歳までの若者で、学校に通ったり働いたりしていない人たちのことを指す「ニート」。

会社で勤務しているものの、出社しても仕事が全くなく、常に暇を持て余している人たちのことを「社内ニート」と呼びます。

社内ニートは何をしているの？

社内ニートはいつも仕事がないので、朝出社してから退勤時間まで、

といったさまざまな方法で時間をつぶしていることが多いです。

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"窓際族"との違いとは？

同じく職場に出社しても仕事がない人たちのことを「窓際族」と呼ぶこともあります。

「窓際族」主にある程度の期間、会社で勤めているものの出世ルートから外れてしまった中年社員のことを指します。

一方「社内ニート」は入社して間もない若者のことを指すことが多いです。

【注意】社内ニートが羨ましい？地獄の日々をご紹介

「出社をしても仕事が全くない！」と聞くと、毎日大量の業務に追われているアナタは「羨ましい！」と思ってしまうかもしれません。

仕事が忙しすぎて、自宅と会社の往復しかしていない…という人なら「羨ましい！」と思ってしまうのは自然なことです。

なぜなら社内ニートになると、このような現実が待っているからです。

ここからは社内ニートの現実を1つずつ見ていきましょう。

"ムカつく…！" 周りから白い目を向けられる

「1日中、仕事がなくて暇」と聞くと、社内でやりたいことを何でもできるじゃん！

しかも大量の業務や納期に追われることもないので、ストレスなく社内で過ごせて羨ましい…！と思ってしまうかもしれません。

経験者として語る。 社内ニートは短期間なら普段は出来ない作業が思う存分出来たりして充実した会社生活になるけど、長期化すると居心地の悪さや給料泥棒の罪悪感、周囲の視線が気になる、いつ退職勧告が来るかの恐怖や不安などで発狂寸前になるぞ…。…

— hamusuke(@tomonasisan)January 21, 2020

アナタの職場にも、いつも仕事がなく暇そうにしている社内ニートや窓際族がいるかもしれません。

よっぽどメンタルが強い人か空気が読めない人ではない限り、周りからの冷たい視線に耐えながら職場にいるのは厳しいです。

また職場によっては上司や同僚がいじめ目的で意図的に仕事を振らなくて、その結果社内ニートになっている…という人もいます。

ムダな時間を過ごして1日が終わってしまう

仕事がないんだから、自分の好きなことは何でもやりたい放題でしょ？

「社内ニートが羨ましい…！」と思ってしまうもう1つの理由として、このようなイメージを持っていることが挙げられます。

しかし社内ニートの現実は、そんなに甘くはありません…

なぜなら「明らかにサボっている！」行動をしていると、真っ先にリストラや自主退職の対象になってしまうからです。

そのためよっぽどメンタルが強い人ではない限り、社内で昼寝やゲームは堂々とできないのです。

鬱になって復職してから、地味に一番しんどかったのが、何もやることがなかったとき 職場で腫れ物みたいになり、誰からも話しかけられず、仕事も振られず、ただ無意味に座っているだけの時間を過ごすのって、本当にしんどかった、、…

— なおにゃん(@naonyan_naonyan)April 28, 2022

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つまり社内ニートにとって、暇つぶしの選択肢はとても限られているのです。

真っ先にリストラの対象になる

コロナ禍になってから、仕事を失った人や希望退職を募る会社が増えましたよね。

このように会社が危機的状況になったとき、社内ニートは真っ先にリストラの対象になりやすいです。

たしかに社内ニートや窓際族だとしても、機械的に毎月会社から給料やボーナスが振り込まれます。

しかし会社側からしてみると、会社の経営がピンチのときは少しでも経費削減を目指したいもの。

そこで、てっとり早く削減できるのが人件費なのです。

それならば今ある仕事を少しでもがんばっていた方が、将来のキャリアにも役立ちます。

まとめ

社内の仕事を振ってもらえず、会社に出社しても何もやることがない社内ニート。

一見ラクそうに見えて羨ましいかもしれませんが、実際には下のような地獄のような日々が待っています。